11月からご無沙汰のカレンド沖縄です。
気がついたら原稿も書かないうちに年を越してもう2月です…。
私事ですが、1月は仕事で寒い内地に3週間程行ってましたが、沖縄に帰って来て沖縄の過ごしやすい環境に改めて感謝です。
この原稿を書いてる今、半袖シャツにイージーパンツという出で立ち。
寒くも何ともありません。
風も南風で日射しもポカポカと、沖縄はもう春めいて来てる気がしますね。
さて、数少ないうちのお店の商品ですが、長い時間をかけてやっと先日出来た商品をご紹介します。
“ヘビロテシャツ”です。
毎日着たい洗いざらしのシャツを作りたくて、シンプルなデザインでありながら、着心地やディテールに拘った1枚です。
アイロンをかけずシワ感が楽しめ、クシャクシャで着てもだらしなく見えないシルエットと生地感に仕上げてあります。
襟を立ててもキザに見えない襟の高さ。
程良くゆったり着れるくらいのサイズ感、肩から背中がふっくら見えるようにギャザーを入れたヨーク部分。
腕まくりしやすい幅のカフス、前丈より長い後ろ丈でおしりをカバー、さりげなく主張してるぷっくりボタンなど。
一見普通に見えても要所要所に細かい拘りを注入したシャツなんです。
生地はオリジナルのローン生地で、織りの段階で打ち込みを多くし、ハリのある生地感にしてあるので、薄手のローン生地にありがちな透け透け感は緩和されています。
洗いざらしという言葉に弱い私…。
無印良品でも洗いざらしシャツなんて商品があると思いますが、洗いざらしって言われただけで即購入です。
洋服を買う際に家で洗えるとか、クリーニングに出さなくていいというのが、私の中で服選びの基準です。
洗いざらしって言葉は、清潔感やら太陽の恵みやら、心地良い風に吹かれて乾いたってイメージですよね?
それを纏うと自分のカラダや気持ちに太陽の恩恵を受けたような、そんな錯覚というか説得力のある言葉だと思います。
でもこのヘビロテシャツは沖縄で縫製し、洗い、ピーカンの太陽の下の心地の良い風を通してお店に並べた、筋金入りの本当に洗いざらしです。
常に羽織りたくなるシャツ。
通年着れるシャツ。
カジュアルだけど品のあるシャツ。
洗いざらしが好きな方、必見です。
ではまた次回。
写真・文・タイトルイラスト 竹本賢一(オールドマーク)
Old Mark(オールドマーク)
沖縄県浦添市牧港1-57-24
TEL:098-917-4521
営業時間:12:00~20:00
定休日:不定休
http://www.oldmark.net/