「戸棚にケーキがあるわよ」
というマンガの一コマに出てくる
おやつに憧れていた小学生時代。
(実際ケーキは冷蔵庫だろ、
というツッコミはおいといて)
それなりのおやつらしいおやつがドンとひとつ。
ケーキやカステラ、大福でもいいんだけど。
きっといいとこの子はそんなおやつを食べてるんだろうなあ、
という幻想を抱きつつ、実際の我が家のおやつは
せんべいやチョコレートやクリームのはさんだクッキーなど
4、5種類のお菓子がそれぞれきょうだい3人分の
プラスチックの透明の平皿に並べられ、
3時の頃合いで銘々がそれを食べるというもの。
「お母さんの買ってくるお菓子はおいしいけど
お父さんの買ってくるお菓子はマズいよね。」
などと時にきょうだいとコッソリ話ながら。
(↑お父さんに失礼。ゴメンね、時効。)
ずっとおやつに使われていたプラスチックの平皿は
小学校の後半になる頃にはすでに透明でなくなり
傷のついたくもったものになってしまっていたけど
切子硝子のような細工がしてあって今思うとそれなりにイケていて
「おやつ」というとその皿を思い出す。
大人になった今でもおやつは毎日に欠かせない必須アイテム。
おまけにケーキにはケーキの似合う、
和菓子には和菓子の似合う、
せんべいにはせんべいの似合う器を合わせるという楽しみ方付き。
おやつにはプラスチックの平皿、
の小学生時代のおやつの時間も好きだったけど
好きなおやつを好きな器で楽める
大人のおやつの時間はまたちょっと特別。
(袋からそのまま鷲づかみ、もちょいちょいあるけど、さ。)
3時、万歳。です。
『おやつの時間』
5組の作家さんがつくる、「おやつ」に似合う器が[そ]に並びます。
個性ある作品たちをどうぞ手にとってお楽しみください。
また、会期中はソベラボと魔法珈琲の特別なおやつを販売いたします。
カップやお皿の他、板皿も作ってくれたモノエさん。
動物やドクロ、コウモリモチーフの器を作ってくれた香月舎さん。
レースやボタンを白い世界にとじこめてくれるdeccoさん。
淡い色彩がお菓子にやさしくなじむ東恩納美架さん。
手になじむフォルムがやさしいカフェオレボウルを作る杉尾信康さん。
レモンタルトをはじめとするおやつを作ってくれたソベラボさん。
マホウボウルやかぼちゃのハニークリームチーズパウンドを作ってくれた魔法珈琲さん。
毎日のおやつの時間をもっと素敵に、おいしく。
ぜひお気軽にお運びください。
期間:9月6日(金)→17日(火)
時間:12:30~19:30
(*期間中の水木はお休みです)
参加作家さん:〈器〉モノエ / 香月舎 / decco / 東恩納美架 / 杉尾信康
〈おやつ〉ソベラボ / 魔法珈琲
写真・文 タナベユウヘイ(雑貨屋[そ]店主) 雑貨屋[そ]sso
住所: 沖縄県宜野湾市大謝名1-24-18
TEL:098-898-4689
OPEN: 12:30-19:30 (CLOSE/Wed & Thu)[臨休あり]
HP:http://sso-design.jp/zakka.html
ブログ:http://sso.ti-da.net