対談メンバーとこどもデータ
リカ：大学生、高校生
スミレ：小学４年生、１年生、乳児
ユメコ：幼児（２歳）
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ユメコ：わたし、スミレちゃんのところ良いなと思ったのが、スミレちゃん、旦那さんのこと名前にさん付けでよんでるさ、それが可愛い。
リカ：え〜可愛い〜
スミレ：結婚前は名字で呼んでたんだけど、結婚したら自分も同じ名字になるさーね。でも最初はなんか恥ずかしくて「えぇ」「ねえねえ」って（笑）でも、どうしようって考えて、名前で。
リカ：さん付けしてるの、偉い。
スミレ：リカさんはなんて呼んでるんですか？
リカ：うち、名前を呼び捨て。私の叔父と叔母が５０超えても名前で呼び合ってて。
スミレ：「お父さん」「お母さん」とかじゃなくて？
リカ：そう。それ見て素敵だな〜って憧れて。
ユメコ：じゃあご主人もリカさんのこと、名前で？
スミレ：リカちゃん♡って？
リカ：ちゃんはつかないけど（笑）
ユメコ：お二人の結婚の決め手ってなんですか？
スミレ：私は・・・結婚したいと思った時に、結婚しようって言われたから（笑）でも今思えば、うちの母が「自分の母親に優しい男性を選びなさいね〜」って言ってたんですよ。マザコンじゃないけど、自分のお母さんに優しい人は奥さんを大切にするからって。「ほら、パパみてごらん、おばあちゃんのこと大事にしてたから私のことも大事にするさぁ〜」って。
リカ：とても素敵なご夫婦！
スミレ：主人も昔はハジけてたんですけど（笑）、それでも言葉の端々にとっても家族を大事にしてるのが表れてて。「母ちゃん」とか「おふくろ」とか、ぞんざいな感じだけど大切にしてるな〜っていうのが伝わる。実際おうちに行った時もお母さんに優しかったので、それが決め手かなぁ〜。お母さんに「うざい」とかって言う人は、家族もった時もそんな風になるよ〜っていうのが、うちの母の理論（笑）今のところは「そうかもな〜」って思う。
ユメコ：うん、当たってる気がする。
リカ：それ、娘に言ってあげよう、私も（笑）
スミレ：「マザコン？！いやー！」って女の子は思うけどね、「そうじゃないんだよ〜」って。
ユメコ：へ〜、良いこと聞いた！私のお友達でお義母さんのことを好きになれない子がいて、でも旦那さんはすごいお母さんのこと大好きで、友達は「納得できない」ってよく言ってるんだけど、そのお母さんに対する優しさは、結局は友達に返って来るってことだよね。
スミレ：今も返って来てるはずよ。
ユメコ：そうだね〜。
スミレ：リカさんは？
リカ：なんだろう・・・本当は結婚する相手じゃないと思ってたから。つき合うなら良いけど、結婚する相手は別だろうって。うちの母に会わせた時も、主人の顔が整いすぎてて、冷たい印象を受けたみたいで。そしたら意外と自分のイメージした人と違ったんですよ。だから人ってつき合ってみないとわからないなって。
ユメコ：わかる！一緒だ。
スミレ：印象が下からスタートしてるから、上向きで・・・
リカ：そうそうそう。ユメコちゃん、同じなんだ？
ユメコ：うん。「整いすぎてる」とかじゃないけど（笑）大学の時に出会ったんですけど、当時、彼の髪の毛の色がすごかったんですよ。
リカ：ああ、沖縄から出てきて、ね（笑）
ユメコ：そうそう、高校卒業して、沖縄を出て、はじけちゃってたみたいで（笑）見る度に髪の色が変わって、銀とか緑とか。
リカ：ええっ！すごい！
ユメコ：すごいど派手な感じ。顔もほら、濃い感じ？「かっこいい」じゃなくて「こい」（笑）あれが内地だと目立つんですよ。私も濃い顔立ちが好きだから好みど真ん中で、「こんなカッコいい人は遊びまくってるんだろうな」って思い込んでて。でも、自分も当時若かったから「遊ばれてもいいや」って感じで。でも初めてのデートのとき、帰りにモノレールに乗ったらすぐおうちに着いちゃって寂しいから、歩いて帰ろうって言って。結構な距離だったから喉が渇いたらしく、途中で彼が自動販売機でジュース買って飲んでたんですね。で、その後うちまで遊びに来たんですけど、気付いたら彼のかばんの中からさっき飲んだジュースの缶が出てきて。「なんで？さっき捨てなかったの？」って訊いたら「自動販売機の横にあったごみ箱はペットボトル専用だったから」って。
リカ：え〜！素敵〜！
ユメコ：若い男の子ってそんなちっちゃなこと気にしないでぽいって捨てそうじゃないですか？だってごみ箱ないのに缶を自販機の横にポイ捨てしていく人もいるくらいだし。まさかゴミまで家に持って帰るような人には見えなかったから。それが決めてで。
リカ：好きになった？
ユメコ：なりました。
スミレ：誠実さにひかれて。
ユメコ：うん。その前につきあってた人が、川にゴミをポイ捨てする人だったわけ。
スミレ・リカ：え〜！！
ユメコ：ありえないさ？それ見たときサーって冷めて。だからその逆パターンで。私理論では環境と子どもに優しい人は誠実。
スミレ：おうちで素敵に育てられてるね〜。
リカ：しつけがね、ちゃんとされて、良いおぼっちゃんって感じがする。格好はすごくても（笑）
一同笑い
リカ：行動に優しさが表れるっていうの、ありますよね。
ユメコ・スミレ：うん、ある〜。
リカ：性格がでるっていうか、一緒に生活してたら。うちの旦那さんもびっくりするようなことするんですよ。弟たちが遊びに来て、その場で寝ちゃったりすると、毛布を持ってきてかけてあげてるんですけど、寒くないように足までもきれいにくるんで。
ユメコ・スミレ：え〜！すごーい！
リカ：旦那さん、おばあちゃん子なんですよ。お義母さんが忙しかったのでおばあちゃんがよく面倒みてたみたいで。おばあちゃんがすごい優しくて、その言動を見てたのかも。主人もすごく気持ちが優しい人で、今でもうちの父とかに対しても優しくて。だから、その辺も大事なのかもなってみんなの話きいてても思いました。この人で良かったなって。
ユメコ：しかもイケメン！
スミレ：イケメン！
ユメコ：いるんだ、こんな人。
スミレ：しかも掃除機もかける。
一同笑い
スミレ：娘さんってパパっ子ですか？
リカ：ううん、全然。ママっ子。
ユメコ：娘さんは今もリカさんに相談とかしてきますか？
リカ：しますね。主人には言わないんですけど私には。
ユメコ：恋愛の話とかも？
リカ：彼氏いないんですけど、そういう方面の話もしますよ。
ユメコ：リカさん、息子さんとも仲良いですよね。
リカ：そうね。うちは結構オープンかも。
スミレ：え〜っ良いな〜。
わたし、高校生の甥っ子見てたら、「あー、あんななるんだなー」って思って。
ユメコ：どんななるの？！
スミレ：そっけない。超〜マザコンだったのに「うるさいっしょっちゅう同じこと言うなっ！」って。高校２年生ね。出かける時も一緒に行かなくなってるし、お母さんと。あんななるんだ寂しい〜！って思ってたけど・・・
ユメコ：リカさん、息子さんとデートしてますよね？
リカ：うん。洋服買いに行きますよ。お金もってないからね、今は（笑）
スミレ：そっか。子どもは財布を握っておけばいいんですね、旦那は胃袋（笑）
リカ：みんな出かけなくなるって言いますよね。うちはそんなにまではないかな。
スミレ：反抗期とかあったんですか？
リカ：うちはこれっていう反抗期はあまり無かった。
スミレ：えー、ずっと仲良しなんだ、いいな〜。
リカ：でも彼は、結構ポーカーフェイスで反抗期やってたんだなって。普通の顔で嘘ついてたことがあって。あ、これが彼の反抗期なんだと思って。暴力とかじゃなくて、こういう反抗期の子なんだって。中学１年生の時、どうなるのか心配で先生に相談したんですよ。お姉ちゃんは反抗期あったし、ハンガーストライキもしたから（笑）だから男の子はどんな感じなんだろうって。そしたら先生が「ちゃんとコミュニケーションとってる親子は、反抗期をスーって抜ける子もいるから。だからそこまで心配しなくて良いよ」って。
スミレ：日頃コミュニケーションとってたら・・・そうなんだ、勉強なる〜！給食と休み時間のことを聞いて。（前回連載分「憧れの女性に訊いてみよう②
旦那様はイケメン☆褒めて褒めて、天まで昇れ〜」参照）お父さんに対しても反抗期なかったんですか？
リカ：お父さんとは、ある。
スミレ：男同士は一回ぶつかるって言いますもんね。
ユメコ：そうなんだ！
リカ：私は仕事に行ってて見てないんですけど、お父さんとはすごい激しいケンカするみたいで。お姉ちゃんが一回泣きながら電話かけてきて。「お父さんとケンカしてる、お母さん、どうしよう〜！」って。「お母さん仕事してるからどうもできないから、そのままにしといて。ケンカさせたら良いさ〜男同士」って言って切ったんですよ。それから１〜２時間してから電話して「どうなった？」って聞いたら「わからん！」「なんで？」「なんかわからんけど２人で出かけて行きよった」
ユメコ：あははは！
スミレ：さっぱりですよね。
リカ：そう。ケンカしても「◯◯行くか？」って主人が言うと、ついて行くんですよ。男の世界ってあるんだなーって。だから良いやって。やりたい時にはさせようって。
スミレ：男って育ててみるとわかる、本当、単純（笑）
一同笑い
リカ：可愛いですよね。
スミレ：お母さんラブだし。
ユメコ：良いな〜。
スミレ：「かつてこんなに男に愛されたことがあっただろうか」ってくらい。数えてみてもいない、ここまでは・・・って（笑）
リカ：ほんとほんと。
ユメコ：「好き好き〜」ってしてくるの？
スミレ：「ママ、可愛い〜」って。
ユメコ：え〜！そんなこと言ってくれるんだ！
スミレ：寝る時も、ベッドから「オレ待てないよ、早くぅ〜、あと５分あと５分っていうけど、いつだわけ〜？」台詞だけ聞いたらなんか激しい（笑）４歳児がいう、みたいな。
ユメコ：今はどんな？
スミレ：今は赤ちゃんがいるから遠慮してるけど、寝たら「抱っこして」とか、「むぎゅーして〜。今日バケツ空っぽ〜」
ユメコ・リカ：可愛い〜！
ユメコ：お顔も可愛いんですよ、お目めくりくりで。
スミレ：はーもー（笑）（歯が抜けて無いこと）
リカ：ああ、今抜け替わる時期だからねぇ。でも、はーもー可愛いですよね。
スミレ：うん！もう生えんで良いよ〜ぐらい（笑）
ユメコ：男の子もやっぱり可愛いな〜、良いな〜！
＜続く＞