» 料理教室「 You.me.x(ユーミックス)」本格イタリアンを、主婦の味方の時短レシピで

 

美しくセッティングされたテーブルに並んだのは、ヘルシーかつ本格的なイタリアン。
トマトの赤、バジルや葉野菜の緑、玉ねぎやパルミジャーノの白。
トリコロールカラーをテーマに作った、夏野菜の恵みいっぱいのテーブルだ。

 

 

 
まずはデザートを仕込む。
オレンジのジュレ。

 

オレンジを横半分にカットし、中をくりぬく。
皮を器にするため、すわりが良くなるように下になる部分を少しカットする。

 

 

果汁を搾るのに使うのは、
キッチンの三角コーナー用の水切り。

 

「これ、すごく便利なのよ。」

 

 

たまねぎを水にさらす時などにも使える
便利アイテム。
「すごい、こんなに搾りやすいんですね!」

 

 

パスタ用のにんにくを剥き、セロリをみじん切りにしていく。

 

 

皮をむいたにんにくを、ハンドミキサーでみじん切り状に。

 

 

オリーブオイルとあえて、「にんにくオイル」を作っておく。

 

「このにんにくオイルは本当に万能。
作り置きしておくと、色々な料理にすぐに使えて便利です。買ったにんにくをしばらく置いておくと
芽が出て使えなくなっちゃったりするでしょう?
でも、買ってすぐ作って冷蔵庫に入れておけばしばらく保存もききますからね。」

 

 

マリネ液に使うパセリを刻む。

 

「パセリをみじん切りにするとき、みなさんどうします?」

 

という先生からの質問に、すかさず

 

「先生〜、どうすれば良いのか、教えてくださぁ〜い!」

 

「は〜い、教えましょうね〜。」

 

レッスンに通い慣れた生徒とのやりとりは漫才のよう。
キッチンには笑いが絶えない。

 

 

パセリの房をちぎる。

 

「茎は使わずにとっておいてね。今日はトマトソースの中に入れちゃいますから。そして、ふわふわしてると刻みにくいので、こうやってぎゅぎゅっと小さくまとめて、『小さくな〜れ〜』って。」

 

「口に出すのが大事なんですよね、先生?『動くんじゃねぇ〜!』でしたっけ?」

 

「そうよ〜、『動くんじゃねぇーよ〜』って(笑)そして、こうやって刻むの。」

 

「わぁ〜、先生上手〜!まるで先生みたい!(笑)」

 

 

パスタに使うプチトマトは4等分に。

 


 

搾ったオレンジ果汁にレモンを搾り入れる。
湯せんにかけてしっかり溶かしたゼラチンも混ぜ入れ、オレンジをくりぬいて作った器に注ぎ、冷蔵庫へ。

 

 

小魚のフリットを作る。

 

「今日はスルルー(=きびなご)を使います。」

 

塩こしょうをして、にんにくオイル、小麦粉、片栗粉を絡め、揚げる。

 

 

170度でからっと。

 

「1匹ずつ入れると時間かかっちゃうから、2〜3匹一緒にこうやって入れてね。」 

 


 

「色々試したんだけど、このホールトマト缶が一番美味しい気がします。値段も安くてお勧めですよ。」 

 

缶詰めの中身をボールにあけ、ホールトマトを手でつぶす。

 

「カットトマトを使うより、ホールトマトをつぶした方が美味しくできますよ。今日は、『チンするトマトソース』を作ります。簡単にできて美味しいの。」

 

 

 

みじん切りしたセロリと玉ねぎにオリーブオイルを2周ほど回し入れ、塩を入れて混ぜる。
電子レンジで3分加熱する・・・予定が、誤って先にトマトソースも混ぜ入れてしまった。

 

「あら、入れちゃったんだ。うん、でも大丈夫よ、とりあえずこのままレンジにかけてみて様子を見てみましょう。」

 

 

手順を間違ったり、何かを失敗しても、先生は絶対に怒らない。なぜならそれは、家庭での料理においても起こりうるアクシデントだから。

 

「決められた手順通りにできなかったとしてもそれは失敗じゃないのよ。その時その時でやり方を変えて、美味しく出来上がれば成功なんだから。」  

 

 

サラダ用にオリーブをスライスする。

 

 

 

3分加熱したソース。

 

「・・・う〜ん。やっぱり玉ねぎがまだ固いわね。もう少し加熱してみましょう。」

 

 

片付けも同時進行で。

 

 

スルルーがこんがりきつね色に揚がり、香ばしい香りが漂う。

 

「良い香り!にんにくオイルが効いてる〜。これだけでも美味しそう!」

 

「どうぞ、みんなこのままでも味見してみてね。」

 

 

エクストラバージンオイルを入れ、パスタ用の茄子を炒め揚げに。

 

「本当は茄子から揚げた方が良かったね。でも大丈夫よ、臨機応変にね。」

 

 

「炒め揚げだと、普通に揚げるより、ヘルシーにできますよ。」

 

 

マリネに使う新玉ねぎも、みじん切りにした後に三角コーナー用水切り袋に入れて流水で洗うと、からみがとれる。 洗った後はよくしぼり、トマト、パセリ、レモン汁をボールに入れ、砂糖、塩・こしょう・酢を加えて味を調える。 

 

「みんな味見してみてね。」

 

 

「ちょっと塩が足りないかな?」

 

「お酢も入れた方がいいかも?」

 

みんなで意見を出し合い、
味を決めていく。

 

「うん、美味しい!これでいきましょう。」

 

 

揚げたスルルーをマリネ液に入れてざっと混ぜ、冷蔵庫に入れて冷やす。

 

 

スライスしたレモンは、食べる前にマリネに飾り付ける。

 

 

パスタ用のチーズは、二種類のモッツァレラチーズを。

 

 

「こうやって、手でちぎった方がパスタソースに絡みやすいですよ。」

 

 

「液体に浸けてあった丸くて白い方がフレッシュタイプでもう一つは熟成させたタイプ。味が全然違うから、みんな味見してみて〜。」

 

「本当だ〜。どっちも同じモッツァレラとは思えない。」

 

 

「本当は、玉ねぎ・セロリにオリーブオイルを混ぜたものだけで3分間チン、それからトマトソースを入れてチン。それで出来上がり。でも、トマトを一緒に入れてチンしたから・・・」

 

 

「やっぱりまだ玉ねぎの煮込みが足りないかな。よし!今日はお鍋で煮込みます。」

 

 

バジル、オレガノ、ローリエを入れ、

 

「玉ねぎにしっかり火を通すために、
煮込みましょうね。」
 
鍋ににんにくオイルをしき、
生のバジルを入れ、トマトソースを入れて煮込む。
 

 
「これはね、メニューには入れてないんだけど、
すっごく美味しいからみなさんに食べてもらいたくて。
有名な津嘉山かぼちゃ、
一つで1000円くらいするの!
沖縄で作ってるのに、なかなかお目にかかれないんですよ~
関東・関西の料亭に行くんですって。」
 

 
塩をふって好きなハーブをちらす。
 

 
にんにくオイルをたっぷりかけて、
その上からさらにオリーブオイルを回しかけ、
オーブンへ。
 
「これであとはオーブンにお任せ。
簡単でしょう?
びっくりするくらい美味しいから、
楽しみにしてて!」  
 

 
煮込んだソースの中に、
さらに刻んだトマトを入れる。
 
「うん!煮込んでさらに美味しくなった!」 
 
アルデンテより少し固めに茹でたパスタを投入。
 

 
「パスタがソースの水分を吸っていくので、
途中で様子を見ながらパスタのゆで汁を足してね。
じゃないとぱさぱさになっちゃうから。」
 
大きく鍋をゆらしながら、ソースとパスタをあえる。
 
「こうしてよく混ぜることで
ソースにとろみがつくの。
みんな、順番にやってみてね。」
 

 
プチトマトと揚げた茄子を入れる。
パスタの固さと味を見て、調える。 
 
盛りつける寸前に
ちぎったモッツァレラチーズを加える。
 
「よし!できあがり。
お皿に盛りつけましょう。」
 

 
「チーズがとろとろ、
美味しそう〜〜!」
 

 
「最後に手首をきゅっとひねると
綺麗に盛りつけられますよ。」
 

 
先生の友人、
陶芸家の金城有美子さんの皿の上では、
料理が一層映える。
 

 
スルルーのフリットのマリネも盛りつける。
 
「このお皿も可愛い〜!
お料理にも合いますね。」
 

 
「フレッシュバジルをちぎって、
サラダに乗せましょう。」
 

 
パルミジャーノレッジャーノは、
惜しみなくたっぷりとふりかけて。
 

 
「さあ、温かいうちに食べましょう!」
 
「美味しそう〜、いただきまーす!」
 


 
「すごい!ソースにコクがある。」
 
「にんにくオイルも効いてるし、
バジルの風味がたまらない〜。」
 
「チーズがとろとろで嬉しい〜!」
 

 
ハーブのサラダは
手づくりドレッシングをかけて。
 
「ドレッシングって自分で作っても
こんなに美味しくできるんだ〜。」
 
「買わなくていいね、今度から作ってみます。」
 

 
「わっ!!
すごい、何これ、めちゃくちゃ美味しい!」
 
「塩こしょうしてハーブとオイルかけて焼いただけなのに、
こんなに美味しいなんてびっくり〜!」
 
「でしょう?
主婦の味方の、時短料理よ。」
 

 
「マリネも美味しい!
私、南蛮漬けが苦手なんだけど、
これは食べられる!」
 
「止まらないね〜、
どんどん食べちゃう。」
 

 
食後はコーヒーで一息。
 

 
「デザートができてますよ。」
 
「わ〜!すごい涼しげで可愛い!
やっぱりオレンジの皮をうつわにすると、
雰囲気でますね。」
 

 
「さっぱりしてるけど、
果汁100%だからこくもありますね。」
 
「簡単だったから、これならおうちでも作れそう!」
 

 
モデルの仕事をしていた徳元先生は、
ご覧の通りの美しさ、スタイルも抜群。
 
学生の頃から料理は好きだったが、
モデルを始めてからは、
仕事上、バランスの良い食事が不可欠であることもあって、
10年前に一念発起して専門学校に入った。
 
「資格が欲しい、という気持ちも強かったですね。」
 
調理師免許を取得したのち、
和食やイタリアンのレストランの厨房に勤めて経験を積み、
その後、料理教室で働いた。
イタリアンの講師を3年間務めた後、
2010年12月に独立。
個人で料理教室を開いた。  
 
「『美の追求』という大きなテーマは変わっていません。
野菜をたくさん食べたいから、
サラダを中心にしたヘルシーな料理を心がけています。
 
女性って集まってわいわいすると楽しいし、
楽しいと輝きますよね。
そういう時間を料理をしながら共有できたら嬉しいです。
自分も輝きながら仕事したいですし。
 
女性は、働きながらだったり、子育てしながらだったりで
皆さん本当にお忙しい。
ですから、できるだけ短い時間でできるような調理方法も提案しています。」
 
ご自身も、育児と仕事を両立させる主婦でもある先生、
レッスン中、生徒に何度も味見をさせていたのはきっと、
教室で習った手順、堪能した味を
家庭でも実践して欲しいから。
 
 
容姿端麗、バリバリ仕事をこなすカッコイイ女性!
という見た目のイメージからはちょっと想像できないほど、
ほんわか優しい雰囲気、
穏やかな物腰、
チャーミングな人柄。
 
「ゆみ先生〜!」
と、生徒たちが慕うのも納得の、
いかにも人好きのする性格。
 
おいしい料理、プロの手際の良さを学びたくなるのは勿論だけれど、
先生のこの笑顔に会いたくて、
リピーターになる生徒はきっと少なくない。
 

写真・文 中井 雅代

  
 
You.me.x
徳元由美子
ブログ:http://youmex.ti-da.net
連絡先:090-6859-3615
※教室の詳細は電話にてお問い合わせください。