yuna

写真・文 田原あゆみ

 

 

人が猫に狂うように、犬は人に狂っているように思える。

 

いつだって撫でられていたいし、いつだって主と共にいたい。それが健やかな犬の本心だ。

 

 

 

 

うちには現在2匹の犬がいる。
ポーランドの国犬の牧羊犬で、Polish Lowland Sheepdog・通称PONと呼ばれる犬種だ。

 

右手の白い方がジャイ子。2006年生まれのおばあちゃん。性格は、謙虚でいじらしく、頑固で食いしん坊。人間にはつぶらな瞳を輝かせて近づき、ごろりところがり腹を見せ、撫でて撫でてと愛嬌を振りまく。が、同種に対してはけっして気を許さず、近づくと硬直した後唸るし吠える。ほぼ100%だ。
賢くて言葉を理解しているようだけれど、神経質で小さな頃から皮膚が弱い。フガフガと唸りながら体を掻くこと多し。家族の誰かが長期で欠けると毛が抜けて湿疹が吹き出すこともあった。

 

左手のちびはアラキ。2019年元旦の直前に生まれためでたい男の子。元旦にちなんでブリーダーがつけた呼び名はカズノコ。雄4匹、雌2匹・計6匹生まれた中の第一子・長男である。ビビリだが、自分は愛されているという強固な自信があるのだろう、明るくめげない愛され上手。そして、小型犬が大好き。大きな犬にはビビり気味でさっと存在を消す。そのくせ小型犬には尻尾をフリフリラブアピール。田原家への来客者に異常な愛情を示すようになったのは、うちに来る人たちが皆いい人だと気づいたからだろう。
網戸の張替えにきた人が、「困るな~」とつぶやくので見ると、アラキが作業中の彼の足の甲の上に顎を乗せて寛いでいた。気を許しすぎである。

 

 

 

PON、彼らは使役犬として人々と暮らし、その仕事を担う相棒として長い歴史を持つ。そのせいだろう、人間臭さのある犬種だ。
主人や家族に強い執着を持ち、どこへ行こうとついてまわる。
視線を感じて振り向くと、いつだってじっと見ている。
羊や家畜などの主人の財産を守るウオッチングドックとして培ってきた性質はDNAに深く根ざしている。現代生活で割り当てられる仕事がなかなかないので、主を見守ることに余念がない。

 

 

庭仕事をしていると室内の窓から、トイレに行くと、真正面に座って顔を見つめる。うざいのでドアを閉めて入れないようにすると、前足でしつこくノックする。
 

 

湯船に浸かっていると、隙間からこちらをじっと見つめている。
アラキの方を見ると、起きていればほぼ100%こちらをじっと見ている。

 

 

 

 

 

写真はアラキでいっぱいだけれど、今日の主役は白い方。うちに来て13年。なかなか主役になれなかった日陰のジャイ子だ。

 

 

 

 

 

得意げに上にのっているちびが幼い日のジャイ子。うちに来た3番目のポンで、写真の大きな方のぽぽがお留守番の時に寂しくないようにパートナーをと、迎えた子だ。

 

京都のブリーダーさんから写真を送ってもらい2匹の子犬の中から選んだ。選んだ理由は、お顔がお花みたいに可愛かったから。なのにどうしてブリーダーさんがこの子のことをジャイ子と呼んでいるのかわからなかった。
私の方では、写真のイメージに合わせて蓮(レン)ちゃんという名前を用意した。

 

ポンの子供はむくむくのころころ。私は丸くてふかふかしているのが大好きなので、期待に胸は膨らんだ。
がしかし、到着後ケージから出てきたその子はちょろ毛で痩身、四肢がひょろ長かった。え?なにこの子?本当にポンなのかしら?確かにお顔はあの写真の子にまちがいないのだけれど・・・。なんでこんなにぽぽが来た時の様子と違うのかしら?同じ犬舎なのに・・。と、正直にいうと内心がっかり。
そこに妹たちの「え!?全然ぽぽと違うね。本当にポンなの?」というドストレートな感想が追い討ちをかけた。やっぱり・・・この子はハズレなのかしら・・・。

 

もちろん気をとりなおして、声をかけそれなりに可愛がってはいたけれど、心の中のこの子のポジションは、私の犬の嫁。無条件に可愛いうちの子のもう一つ向こうにいるような存在感。。

 

 

手の焼ける子だった。言葉を聞いて理解している様子だし、いつも私たち家族の様子を観察し顔色をうかがっているようなところがあった。それなのに家の中でなかなかおトイレが覚えられず、粗相も多かった。わかっているのにわざと粗相しているように感じられた。ブリーダーの所ではしつけ済みということだったからなおさら、なんで?!と思ってしまう。
相当なかまってちゃんで足元に付きまとい、構わないでいると私の大切なものを次々と壊してしまう。

 

当時私のお気に入りだった白い靴を片方づつ2足、サンダルの紐を1足分食べてしまったのにはまいった。合計3足のお気に入りがお蔵入り。これもまた確信犯。私が悲しがるとわかっていてやってしまうのだ。
子犬が気を引きたくてする行為だと分かっていても、こんなことをする犬はほかに知らなかったので、小憎らしくて大声で叱ってしまう。そしてその後、小さく温かいものを攻撃してしまった罪悪感に苛まれてしまう。

 

 

ブリーダーさんがこの子のことをジャイ子と呼んでいた理由が分かってきた。
来て早々に蓮という名前から、ジャイ子という名前に逆戻り。

 

 

 

 

 

ジャイ子の夫、ぽぽの居場所はいつだって私のそば。
デスクで仕事をしている足元にはいつだってぽぽ。

 

ジャイ子が撫でて欲しくて私の側に来ると、ぽぽが全力で止めに来る。ぼくのママに近づくな!そんな剣幕。
だからジャイ子はいつでも物欲しそうで、人恋しくて、隅っこで丸くなって遠くからこちらを見ている。当時を思い出すと喉がきゅっと詰まる。

 

 

そんなみそっかす状態だったジャイ子にはすごく可愛いところがあった。すごく人間が大好きで、海に行って私たち家族全員が波に揺られていると、波が怖いのに勇気をだして飛び込んで一人一人のところに回ってきては顔を舐めてご挨拶。全員の顔を舐めたらいそいそと浜辺に帰って行く。彼女は私たち家族への愛情が深いのだ。
それに、家を留守にした後、私たちが戻ってくると大喜び!顔をくしゃっと歪めて笑うのだ。これほんと!
ポンは笑う犬としても有名だ。

 

なかなかその笑顔は写真で撮ることができなかったのだけど、笑顔に見えるのではなくて顔の筋肉を駆使して口角を上げ、はをむき出しにしてくしゃっと笑う。それに近い映像を探していたら、Youtubeに一つだけ見つけた。

 

https://youtu.be/hz8k7YTwZwI

 

(笑顔は一瞬なのでなかなか撮影出来なかったのでしょう。無理やりっぽいけれど・・・w)

 

ぽぽは無表情なのだけれど、ジャイ子は笑顔を作ってまで迎えてくれる。
なんとも律儀でいじらしいところのある子なのだ。それをわかっていても、どこかやっぱり私の中でこの子はぽぽの嫁。ワンクッション置いた向こうの存在のまま時は過ぎていった。

 

うちに来てもう大分経った頃、海に連れて行った時のこと。
誰もいない離島の海。さあ、今だと2匹を放した。

 

お尻ふりふり嬉しそうに走って行って、藪の中を探検しだした2匹を見守りながら私たちも海を散策。
どこにいるか耳をそばだてていると、音がどんどん離れてゆくことを察知して大きな声で呼び戻した。
ぽぽは嬉しそうに走って戻ってきた。が、ジャイ子は来ない。
いくら呼んでも来ないので、心配になり探しているとしばらくたってから種だらけになって姿を現した。すぐに戻ってこなかったことに軽いショックを受けて、彼女の様子を見ていると私と目が合わないということに気がついた。ぽぽのように私の目を穏やかにじっと見つめることができないのだ。
ジャイ子と私の信頼関係が全く育っていないことに気がついた瞬間だった。

 

 

 

 

かわいいかわいいボール気狂いのぽぽがぽっくりと死んでしまったのは2016年4月1日。
ぽぽは13歳4ヶ月。
後家のジャイ子は10歳半の時だった。

 

ジャイ子は状況が今ひとつ分からないのか、いつものように私を見て~~、撫でてちょうだい~、とアピール。みんながお別れにやってくる度に、愛を求めてごろんと腹をみせていた。

 

 

ぽぽが骨になって帰ってきた後も、寂しくて悲しくて仕方がなくて、きっと伴侶をなくしたジャイ子も辛いだろう。
そう思って振り向くと少し離れたところで寂しげに丸くなっているジャイ子。

 

私の足元までは遠かった。

 

なんだか急にいじらしく可愛く思えて仕方がなかった。
私のそばに行きたいのに、いつもそこにはぽぽがいて近づけない。
たくさん撫でて欲しいのに、なかなか撫でてもらえない。
ぽぽがいない今、その距離はそのまま私たちの心の距離なのだ。

 

夜になると寂しいのだろう、子犬のようにくんくん鳴く彼女をとうとう寝室に入れるようになった。
犬は大好きだけれど、わんこ臭いのが嫌で寝る時は寝室には入れていなかったのだ。
彼女はさっと入ってきて、すみませんねえという様子で部屋の片隅に行ったけれど、朝起きた時には私の枕側で丸くなって寝ていた。
それからずっと寝る時はその場所だ。

 

一人と一匹という暮らしが、少しづつ私たちを親密にしていった。
目を合わせないジャイ子の小さなお顔を両手で優しく包み、「ジャイちゃん」と優しく呼びかけ、おはよう、ただいま、ごはんだよ、と毎回声がけ。
もちろんお目々をじっと見て。そうすることで私の中の彼女に対する愛情も育ち、ぐんっと温かい絆が育ってゆくことを感じた。ぽぽの嫁で、貧弱なポン。みそっかすのかわいそうなジャイちゃんが、「私の犬」へと変化してゆく。
「私の犬」って所有物みたいだけれど、この子には私が命綱。私がこの子の一生に責任を持って面倒を見るのだ。そういう意味で私の犬。

 

あっという間に私の目をじっと見るようになったジャイ子との距離はぐんと縮み、ひと月経つ頃には私の足元に当たり前のように寝転ぶようになっていた。

 

 

 

 

 

あれ?ジャイちゃんの毛がむくむくになってきたね?!

 

久しぶりに会う人たちが驚いたように同じことを言うようになった。
そう、ジャイちゃんのチョロ毛はどんどんふさふさになり、細かった身体には肉がつき丸々としてきた。。

 

ぽぽのお葬式の時にはこんなだったジャイちゃんが、可愛らしいふかふかの姿へ変身していく様を思い出すと、今でも目頭が熱くなる。

 

 


 

 

 

みそっかすだったジャイ子は、2019年の今頃まで超よ花よと可愛がられ彼女の犬生の中のピークを老年にして迎えたのだった。
散歩をしていると、
「わ~ふかふかで可愛いですね~~。なんという犬種ですか?」
「わー綺麗な子~~」
「ゴージャスな毛ですね~~」
以前は決して言われることのなかった言葉をかけられる。

 

だから許してほしいよ、ジャイちゃん。
あなたのその健気な愛情に長いこと応えられていなかったこと。

 

私自信がくたびれて弱った時に、あなたはきっと側にいることを躊躇しなかっただろうけれど、私は長いことあなたたちをお店に置いて側にいてやれなかった。
二匹でいるから大丈夫だと。

 

今ジャイ子は13歳と4ヶ月。見た目は幼く可愛らしいけれど、すっかりおばあちゃん。

 

悲しいことに今年の2月の末から調子を崩し、すっかり弱ってしまった。

 

 

2019年4月頃。まだアラキはチビちゃんで、ジャイ子よりずっと小さい。

 


2020年2月。ぐっと老けちゃったジャイ子婆さんを支えるようなアラキはジャイ子の倍近くになった。

 

 

お留守番の時、ジャイ子が寂しくないように迎えた能天気な4番目のポン、アラキは誰も彼も独り占めしたいお坊ちゃん。
私がジャイ子を撫でていると飛んできて間に入り、ジャイ子をベロベロ舐める。
僕のジャイちゃん!僕のママ!僕のお姉ちゃん!!ベロベロベロ・・・・・。
ジャイ子が弱って寝ていても遊んで、とおねだり。

 

アラキが来るまでの2年間一匹で愛情と関心を独り占めできたことが幸せだったのか、それとも仲間が側にいる方が幸せなことなのか私には分からない。ジャイ子は犬に対して中々心を開かないし、全身で警戒態勢に入るところがあるので小犬を迎えてうまくいくのか当初不安があった。
けれど、迎え入れてみたら母犬から大事に育てられ、兄弟姉妹と仲良し団子状態で育ったアラキは愛情タンク満杯で、どんなにジャイ子に吠えられ威嚇され、疎ましがられてもめげなかった。あっという間に私たち全員の懐に入り込んだアラキをジャイ子はいつの間にか受け入れた。ちなみに、ジャイ子の母犬はジャイ子を育児放棄したらしい。なるほど、人になつき、犬を警戒するベースは生い立ちにあるのだな。

 

 

 

2匹ともに私の寝室で眠り、私が目を覚ました気配を感じるとまずアラキが嬉しそうにやってくる。耳の遠いジャイちゃんはもうしばらくしてからお尻を振りながらベッドサイドへ撫でて~と。

 

ああ、なんていうラブパラダイス。もうわんこのいない生活は考えられない。

 

彼らは全身全霊で主人に愛情を注いでくれる。
猫と違って、一緒に散歩をしたり、何処かへ連れ出したり子供を育てるように手をかけないといけない面はあるけれど、そのお陰で散歩やウオーキングができ引きこもらずに済む。活動的なエネルギーを彼らに補ってもらっている。
その無償の愛に心身ともに支えられて私は生きている。

 

 

こうして書いている間も、可愛いジャイちゃんとの別れの日が近づいているのを感じる。それを思うと切ない気持ちでいっぱいだ。彼女が小さい頃からの数年間してあげられなかったことを悔やむ気持ちは大きい。本当にごめんね・・・って思うことばかり。けれど、きっとジャイ子はただただ私のことが好きだった。

 

わんこたちのように無償の愛を生きられたなら、そこにはきっと妬みもないし恨みも残らないだろう。
もし、そんな感情が残っているように感じる飼い主がいたならきっとそれは飼い主側のしてあげられなかったことを悔やむ罪悪感から来るものだと私は思う。わんこたちはきっとまっすぐ天国へ旅立つだろう。
私はそう願っている。

 

私が戻る3/8日までジャイ子が待っていて入れることを祈りながら。

 

 

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2020年3/5
写真・文  田原あゆみ

 

沖縄生まれコザ育ち。
県外で15年過ごしたのち、2000年より親の営む店舗を継承。
沖縄市比屋根にあるShoka:オーナー
動物と旅が好き。

 

 

 

最後に愛犬とお別れを経験したことのある方におすすめしたいのが以下の絵本。
大型絵本で、絵も美しく優しく。もちろん言葉や内容が素晴らしいのです。
シンシア・ライラント著
「いぬはてんごくで」

 

 

 

https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784033277707

 

 

 

暮らしを楽しむものとこと
Shoka:
http://shoka-wind.com/
沖縄市比屋根6-13-6
098-932-0791(火曜定休)
営業時間 12:30~18:00
 

 

yuna

 

6F催事場で、3/3(火)より「東京浅草展」がスタートいたします。
オリンピックイヤーでもある2020年に、話題の東京グルメやこだわりの工芸など、粋な東京をお楽しみいただける催事となっております。

 

茶屋の築地藪蕎麦、浅草舟和の芋ようかんなどの商品の他にも、「東京浅草 くりこ庵」がハローキティーとコラボしたたい焼きならぬ「キティー焼き」など話題のメニューが揃います。
匠が作るこだわりの工芸品、縁起物も揃います。

 

期間: 2020年3月3日(火)~9(月)
時間: 10:00~20:30(最終日は17:00閉場)
場所: デパートリウボウ 6階催事場
https://ryubo.jp/tokyoasakusa_exhibition/

 

yuna

 

古民家Cafeのお庭にて、ゆったりヨガしませんか?
 定員6名様
 ¥1400(cafeふくじの1ドリンク付き)
開催日:毎月第2・4金曜日 10:30~11:30 ※初回は、3/13(金)

場所:沖縄市 cafe&花屋花いちりん

 

 ヨガ初めて、体力に自信ない、というかたでも大丈夫。
 難しいポーズはありません。
 自然広がる空間で、ゆったり体を動かして深呼吸します。
 ココロとカラダのバランスを整えて、元気な週末を迎えましょう♪

 

 ※事前のご予約、Al’ohanaまでお気軽にメッセージをどうぞ

 

https://lomiyogaalohana.amebaownd.com/

 

yuna

 

“ながく使ったモノは、ながく使ったコトになる”

 

 

この言葉は、昨年の春に受注会を行ったYAMMA産業のブランドコンセプトです。
なんだか素敵なおまじないのようですね。
初めてこのコンセプトを知った時、哲学者の言葉のように美しく心に響きました。

 

 

 

完全受注生産で無駄のないものづくりを続けているヤンマ産業。
そのアパレルブランドであるYAMMMAのお洋服は、伝統的な会津木綿をメインとしたスタイリッシュなデザインが、
年齢問わずさまざまなライフスタイルに馴染み、しかも丈夫。

 

長く愛用できるということは、手に取る人が感じる普遍的なものがそこに存在するからだと思います。
普遍的なものとは、例えば流行りに流されない飽きのこないデザインや、着心地の良さ、そして素材の良さではないでしょうか。

 

 

 

 

 

今回、2度目となるYAMMAの受注会。

 

新作も含めたくさんのサンプルたちがShoka:へ届いています。
その中から、ニューカマーの可愛子ちゃんたちをいくつかご紹介させていただきますね。

 

 

こちらは、会津木綿のバルーン袖シャツ。
いろんな体系の方に似合うゆったりとしたデザインで、品のあるピンク棒縞のストライプが女性らしい一枚です。

 

男前でたくましい肩幅を持つ私ですが、そんな私の肩のラインも柔らかい印象にしてくれるので嬉しい。
シャツのカラーと合わせてsamuloの涼しげなピアスもつけてみました。

 

 

首回りもリラックス感のある開き具合なので、ネックレスとの相性も良さそうですね。
軽やかに一枚でも、ニットやカットソーと重ねてロングシーズン着ていただけます。

 

 

合わせているは、コットン生地のダボダボパンツ。
日常着として履きやすく、色違いで何本も愛用している方も多いようです。

 

 

 

すらっと真っ直ぐな美脚の彼女には、humoresqueのデニムと会津木綿のトレーナーを合わせてカジュアルに着てもらいました。
袖のゴムギャザーがメリハリのあるデザインで、丈の長さは2種類から選べます。

 

 

 

彼女が着用しているのはショート丈。

 

小柄な方にもオススメなサイズ感ですし、身長の高い方にはスタイリッシュな印象を与えてくれます。
ゴムなしの仕様にすることも可能なので、ご自身にあった着こなしが出来そうです。

 

 

 

 

 

 

そしてサンプルが届いた時に歓声が上がったのが、こちらのジャンプスーツ。

 

 

 

 

以前にもVネックや紐で調節するオールインワン系の素敵なアイテムがありましたが、
これまでの雰囲気とは一変、クールで大人っぽい佇まいを感じます。

 

ハリのある会津木綿はスキッとした印象になり、リネン素材なら落ち感も出て柔らかなシルエットになります。
スニーカーや革靴との相性も抜群。ヒールと合わせるとより女性らしさを引き出してくれそうです。

 

 

個人的に大好きなダボ袖ジャケットを羽織ってみました。

 

 

うん、やっぱり合う!
YAMMAのお洋服はどれもコーディネートに取り入れやすく、メインとしてもサブとしても自分らしくたくさん着回しができます。
自分に似合うデザインが必ず見つかりますし、オーダーであれこれ悩むなかで新しい発見も出来て、そんな時間がすごく楽しい。

 

 

 

 

 

沖縄の夏にぴったりなリネン素材のVネックワンピース。
リネンのくったりとした表情と柔らかなシルエットが素敵ですね。

 

 

 

 

 

首元を美しく見せてくれるVネックは、胸元が見えすぎないよう絶妙な開きにデザインされています。
洗いざらしで着られるのも嬉しいですよね。

 

綾織のリネンなので、穏やかな光沢を含んでいて、色味も落ち着いた雰囲気がありますよ。

 

 

 

 

 

 

 

こちらもリネン素材の軽やかなカッターシャツとタックスカート。
シャツは、レギュラーサイズとショート丈の2サイズあり、レギュラーサイズは男性の方にもオススメです。

 

 

 

腰からすとんと落ちるすっきりとしたラインのスカートは、ドレープの動きも美しい一枚です。
リネンの中でも特に涼しく感じる生地なので、暑い季節には頼もしい存在になってくれそうです。

 

丈をうんと長くして、ロングスカートにしても素敵だろうな。

 

 

比屋根の丘に吹き渡る風が、リネンのお洋服をするりと通り抜けていきます。

 

 

今度受注する時はこれにしようと決めていたのに、
新作アイテムの登場と新しい生地の追加で頭が混乱してしまい、私のオーダー用紙は白紙に戻ってしまいました。。。笑

 

受注会は始まったばかり。
私もみなさんと一緒にゆっくり考えることにしよう。

 

 

 

 

 

“ながく使ったモノは、ながく使ったコトになる”

 

 

 

生産から消費までのスピードよりも、最終地点をどこにするのかが大切で、
そこに向かう生産者の思いや労力は決して無駄にはならず、人々の心に触れ喜びに変わります。

 

人がモノを作り、モノがコトを起こす。
そのコトにより私たちの日常もより豊かなものになります。

 

 

はじめに書いたように、ヤンマ産業は完全受注生産制なので、
注文を受けてから機を織り、洋服へと仕立て上げます。
本当に必要な分だけを作るので、買い手もきちんと自分に合うものを吟味してオーダーをします。

 

完成したものを手にした時の喜びは大きいですし、大切に丁寧に着ていきいくものです。
気に入ったものをすぐに購入できることも魅力的ですが、こうして出来上がりを待つ時間も愛おしく特別なものです。

 

 

 

作り手側も買い手側も、またその両者をつなぐ私たち売り手側も、みんなが幸せな気持ちなるヤンマ産業のものづくり。
前回受注出来なかった方、新しく追加で受注をお考えの方、もちろん初めての方も、YAMMA産業の哲学が詰まったお洋服をぜひぜひお手にとってご覧いただきたいです。

 

 

 

YAMMA産業についてもっと詳しく知りたい方は、こちらもぜひご覧いただけると嬉しいです。
オーナー田原が、ナナさんとの出会いからYAMMA産業へ取材へ出かけた時などの内容を記事にしております。

 

 

ワーペンウエフトvolⅠ YAMMAの仕事 『あなたと私とあの人でできること』

 

 

 

 

 

沖縄では早くも春の足音が聞こえ始め、Shoka:の庭には今年もメイフラワーの花が咲き始めました。
風に誘われて、猫の尻尾のようにふわふわと揺れています。

 

世の中は今、重たい空気に包まれ、みなさんも心配が続く日々をお過ごしかと思います。
そんな時こそ思いやりや気配りの心を忘れず、そして自己管理もしっかりと行っていきたいものですね。
できるだけ早く平穏な日常が戻ってくるよう願っています。

 

 

 

写真・文  我謝 菜津子

 

 

 

 

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2月29日(土)~3月8日(日)
YAMMAのお洋服の受注会

 

会津木綿を使って国内の顔の見える工程をへて大事に仕上げたYAMMAの服はヘビーローテーションに耐えうる日常着。
着て洗って、を繰り返すほどに会津木綿は糸がほぐれて密度が上がります。柔らかく肌に馴染む頃には乾くのも早くなって、ますますなくてはならない一着になるはず。
受注制で注文をするので、無駄なものは一切作らずたくさん作ってたくさん捨てる現代のアパレルのあり方とは真逆なスタイル。
時代にあったものつくりをShoka:は応援しています。

 

 

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ヤンマ産業は、デザインは山崎ナナ、縫製は高齢者の方々というスタイルで12年前からモノ作りを始めました。全商品に修繕保証付で安心してお買い物いただけます。
受注会とは、たくさんのサンプルの中から形を選び、生地サンプルからお好きなお色をお選びいただけます。納品までに数カ月お時間をいただきますが、長く着られるお気に入りの一枚をお作りいたします!大事につくったものだから、大事に着ていただきたいという願いゆえ、長く着られる生地(国産会津木綿や国産麻布)やデザインにこだわっています。お気軽にお越しくださいませ。

 

 

 

暮らしを楽しむものとこと
Shoka:
http://shoka-wind.com/
沖縄市比屋根6-13-6
098-932-0791(火曜定休)
営業時間 12:30~18:00

 

yuna

 

2020/3/13(金)-22(日) 12:00-19:00
会期中16・17お休み
cafezakka Lamp
お問合せ098-863-2491

 

2年半ぶりのオスマンさんのキリム展。
久しぶりにイスタンブールから遥々沖縄まで来てもらえる事になりました。
沖縄ではめったに見れないレアなものもたくさんやってきます。草木染め、手織りの職人さんが作り上げたキリム、見つけにいらしてくださいね。

 

yuna

 

癒し部門・マッサージ・占い・ハンドメイド部門・ワークショップ、キッチンフードカーなど、それぞれ専門分野の方々が出店され、月に一度のお披露目の場となります。2月にやんばるの森ビジターセンターさんのオープニングイベントへ参加した時も大盛況でした。ご家族・カップル・お友達同士、どなたでも楽しめるイベントです。
※ 出展者さま随時募集中♪

 

開催日:2020年3月22日(第4日曜日)10時〜17時

場所:道の駅おおぎみ やんばるの森 ビジターセンター

 

https://cocolight1184.ti-da.net/e11457263.html

 

yuna

 

テーマ「フリー」の展示会です
ジャンル、形態関係なくいろいろな作家さんが集まる展示会です。
自由なテーマで作家さんの好きな作品を展示する企画展を予定しております。

 

開催日:2020.3.11-2020.3.17
場所:curiosities okinawa

 

http://curiositiesokinawa.weebly.com/

 

yuna

 

いとおしい種と真鍮を組み合わせて
世界にひとつのピアスを作ってみませんか
ホウオウボク、ワイルーロ、ギンネムやジュズダマ 色も形も大きさもひとつずつ違って愛らしいんです

 

開催日:3/8(日)
①10:00 – 12:00
②13:00 – 15:00
講師 のぶこさん(ティーチ・ワン)
ピアス1組分 ¥3,500
場所:りゅう
(読谷イオンタウン近くです)
読谷村古堅191
098-989-4643

 

http://ameblo.jp/ryuyomitan2014/

 

 

 

yuna

 

こんな時間あってもいいんじゃない?

 

日 時: 2020年2月28日 (金)
     21:00~23:00
     ※毎月第4金曜夜に開催中

参加費: お1人 2,000円

持ち物: スケッチブック(クロッキー帳や無地のノートでもOです)
     ※描く道具はこちらでご用意しております

 

美味しいコーヒーとお菓子をご用意しております
お気軽にご参加ください

 

お問い合わせ・お申し込みはアトリエmサイトページの Contact からどうぞ
https://atelier-m.tumblr.com/

 

 

 

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種って命のはじまり
種の魅力に取りつかれた私たち
それぞれの方向から種の魅力をお伝えします
【ティーチ・ワン】 オブジェ、アクセサリー
【BLUE FOREST】 ミツデザインのTシャツ
【Savonnerie de la lune】 コリアンダー、クミン、お米、カカオなどのせっけん
【あるむんじゅくい】 食べる種、植える種、飾る種
3/6(金),7(土),8(日)
【We are Vegan 】 日替わり種弁当
【自然いぬ。】お豆の焼き菓子
3/8(日)
【ティーチ・ワン】
種と真鍮のアクセサリー作り
①10:00 – ②13:00 –
要予約
¥3,500
3/8(日) 13:30-
【Hula Haumāna O ‘A’ali’i】
古典フラ

 

期間:3/5(木) – 9(月)
09:00 – 18:00
入場無料
場所:りゅう
(読谷イオンタウン近くです)
読谷村古堅191
098-989-4643

 

http://ameblo.jp/ryuyomitan2014/

 

 

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開南せせらぎ通りにmen’s、women’sセレクトショップがオープンした。
場所は開南バス停から那覇高校に向けに50m進むと左手。ダークグレーの外観に大きく「t/wo」(トゥー)と看板が見える。
店舗前にはパーキングスペースがあり周辺では珍しく車でも気軽に立ち寄りやすい。
ショップコンセプトは「HYBRID(ハイブリット)な日常着」。
ほんの一歩ファッションで冒険をしたいという潜在的な心をくすぐる、さりげなくエッジの効いたアイテムが多数。
セレクトしているのはCLANEhttps://clane-design.com)、NEPLA.、Name.http://name.i-a-m.jp)、ROTOL(https://www.rotol.jp)など沖縄初上陸のブランドが殆どになるとのこと。
今後沖縄まで情報の届きづらい若手デザイナーブランドも積極的に取り扱う予定とのこと。
春夏のコレクションが一番揃う今の時期、是非あなただけの特別な一枚を探してみてはいかがでしょうか。

 


沖縄県那覇市樋川1-4-6
098-894-6232
12:00-20:00
木曜定休
HP:https://www.two-okinawa.com
instagram @two.okinawa

 

 

yuna

新型コロナウイルスの拡大防止の為、中止となりました。

 

 

Good Morning は西原の野菜と土に触れ、 心地よい朝をみんなで楽しむイベントです。 今回は野菜の植え付け(小松菜)&収穫体験(トマト&小松菜)を行います。 最後には採れたて野菜でお手軽シャカシャカサラダを楽しみましょう︕
※1 か月後に植え付けした合同収穫会も実施します︕  もちろん収穫した野菜も持ち帰りいただきます。

 

開催日:3月7日(土)
9:00~12:00

集合:西原町役場 正面玄関

<参加費>大人 1000 円/小中学生 500 円(幼児 無料)
※限定親子50名
※参加費には下記が含まれます。 収穫した野菜(トマト、小松菜予定)、さわりんガーデン 1 ヶ月無料 シャカシャカサラダ、マイクロバス移動費(畑への移動)

 

<持ち物> ●汚れてもいい服装・靴 ●タオル ●水筒

 

<申込みフォーム>
https://forms.gle/zNYYYaBRqwuTZwzR6
フォームが使えない方はメールにて、 お名前・参加人数をお知らせ下さい。

 

<問合せ> 西原町 産業観光課
098-945-4540(担当:玉那覇・長嶺) / info@nishihara-trip.jp
主催︓西原町観光まちづくり協議会

 

【 西原シェア農園・さわりんガーデンビレッジ 】
https://nishihara-trip.jp/sawarin-gardenvillage

 

yuna

 

「フォトスタイリング」とは撮りたいもの(紹介したいもの、売りたいもの)の魅力をいかに引き出して伝えるかに重点を置いたスタイリング手法のこと(フォトスタイリング100のルールより)

 

ホームページやインスタなど、インターネットによる情報発信が主流になりつつある今、一瞬で目に入り情報が伝わる「写真」による発信力の効果は絶大!

 

「素敵なブツ撮りにトライしたい!」
「WEBショップの商品や作品の写真撮影クオリティを上げたい!」
「SNSやブログの写真をおしゃれに魅力的に撮りたい!」

 

体験レッスンはもちろんスマホ参加OK
簡単ですぐできるコツばかりなので初心者さんでも安心

 

ちょっとしたコツ、たった90分で写真は見違えるように変わります。
あなたを、サロンを、商品を、写真で魅力的に表現するコツを持って帰ってください!

 

開催日:3月2日10:30-12:00
場所:コアワーキングスペース「It’s me」
沖縄県那覇市久茂地3-9-1 2F ゆいレール「県庁前駅」徒歩2分 
ドリンク付き 5000円

 

沖縄の講座後も、zoomを使ってインスタや写真についてアドバイス可能、
また、定期的に沖縄での開催しております!!

 

インスタグラム https://www.instagram.com/chisa_nitta/
ホームページ  https://nittachisa.com
申し込みはこちら  https://tsuku2.jp/events/eventsDetail.php?ecd=11036993500152

 

yuna

 

子供たちの可愛いフラ、女性の美しいフラ、力強い男性フラ。カイルアフラスタジオの魅力が全て詰まった素敵なステージご用意しております。
ロビーではハワイアン雑貨やカフェなどの出店もございます!
ハワイアンな時間をご一緒に私たちと過ごしませんか?ご来場お待ちしております

 

開催日:3/21(土)
13:00開場、14:00開演
場所:沖縄市民会館(大ホール)