Day1
ボーダーカットソー/ビームスボーイ
サロペット/アンキャシェット
時計/チープカシオ
ポーチ/アーティスト池原楓人くんのオリジナルグッズ(ダダがモデル)
サンダル/ビルケン
Day2
ベスト/ビームスボーイ
Tシャツ/MHL
デニム/グラミチ
バッグ&ワッペン/池原楓人くんオリジナルグッズ
サンダル/テバ
Day3
バスクシャツ/オーチバル
デニム/グラミチ
リュック/マリメッコ
サンダル/ビルケン
Day4
帽子/ラウンドハウス
Tシャツ/「テオヤンセン展覧会 in 沖縄」の沖縄限定グッズ
サルペット/ナプロン
バッグ/サック
サンダル/テバ
Day5
帽子/無印良品
ボーダーワンピース/マリメッコ
パンツ/無印良品
時計/チープカシオ
サンダル/ビルケン
Day6
ブラウス/フォークアンドスプーン
デニム/グラミチ
レザーポーチ/アンキャシェット
時計/チープカシオ
サンダル/ビルケン
「またボーダー着てるね、ってよく言われます」
アパレル店長をしていたことがある令子さんは、自他共に認めるボーダーマニア。一年を通してボーダーを着ることが多いという。
「30歳を過ぎてから、ボーダーと無地を好んで着るようになりました。ボーダーって、素材や色の組み合わせ、ピッチによって印象が大きく変わるところが魅力なんです。カジュアル感があるし、着ると気持ちが明るくなります」
そう言われると、気になるのが令子さんが持っているボーダーの枚数。
「お気に入りを長く着るので服自体そんなに買わないんですけど、ボーダーは特別! 半袖Tシャツ4枚、長袖Tシャツ7枚、七分袖のワンピ4枚持っています。七分袖のワンピはマリメッコのシリーズなんですが、好きすぎて全色そろえちゃいました(笑)。形とサイズ感が自分にぴったりな気がするし、ポケットの位置も、レギンスやパンツと合わせやすい丈の長さも全部最高なんです」
ここ最近、服を買わない生活が続いていたそうだが、パルコにある「アーバン リサーチ ドアーズ」で好きなブランドのボーダーがセールになっていたのを見て、購入欲が再燃。
「フランスのオーシバルのバスクシャツが仲間入りしました。ボーダーと言えばこのブランド! って言う人も多いブランドなんです。家族からは『また(ボーダー)?』って言われたけど、他とどう違うか、何が良いかを切々と語って説得しました。粘り勝ちですね(笑)」
素材とつくりが良いシンプルな服、デザインにちょっと遊びのある服が好きだという令子さん。その上で、買うときに気をつけているのが、サイズ感と動きやすさだ。
「ネットで買うにしても、その前に必ず試着します。私、肩幅狭いし、身長もそんなにないから、サイズを確かめないと着られている感が出ちゃうことが多いんです。動きやすい格好をするようになったのは、ダダがうちにきてから。イングリッシュ・コッカー・スパニエルっていう犬種で、今4歳の男の子です。とにかく走るのが大好きで、テバのサンダルはダダとのお散歩用に購入しました。軽くてすごく歩きやすいし走りやすいし、海でもガンガン履いています。昔からデザインが変わらないところも好きだな」
令子さんはシンプルなコーデに、時計やバッグなどの小物を合わせ、ボーイッシュ感やかわいさをさりげなく出している。
自由におしゃれを楽しんでいるように見えたが「好きなものだけ着てるし、似合うものもわかってきたけど、まだまだ迷子」と言うから意外だった。
「あまり冒険できないタイプなんです。でも最近、色の冒険をしてみようって思っています。白とかグレーとかネイビーとか落ち着いた色のアイテムしか持ってないので、自分では選ばないような明るい色の服を着てみたい。決めるまでに時間がかかりそうですけどね」
好きな服、納得のいく服ををコツコツ集め、大事に着続ける令子さんのスタイルは、一本きちんと筋が通っているように感じられた。
新しい色を、自分らしく着こなした彼女に会うのが楽しみだ。
テキスト・写真/徳嶺綾子(編集部)