ジャケット:具志川ジャスコ/インナー:ZARA
パンツ:INTERPLANET
バッグ:Ralph Lauren/ブーツ:Nine West
ネックレス:プラザハウス
ブレスレット:プラザハウス
Day2
パンツ、インナー:ZARA
ジャケット:Emporio Armani
パンプス:Nine West
Day3
ブラウス:ZARA/パンツ:美浜ジャスコ
蝶のネックレス:プラザハウス
サンダル:Nine West
Day4
ジャケット:BENETTON/デニム:Ralph Lauren
ネックレス:プラザハウス
バッグ:お母さんからもらったもの
サンダル:Nine West
Day5
ワンピース:See By Chloe(あしびなー)
ネックレス:T シャツについてきた付属品
靴:Chloe
大人になったら、ある程度上質のアイテムを選ばなければいけない気がしていた。
しかしみち代さんのアイテム詳細を見ればわかるように、
アルマーニやラルフローレンといったハイブランドはむしろ少なめ。
ZARAやINTERPLANET、さらにはジャスコと身近なショップ名が並ぶ。
なのにこの素敵さ、統一感。
「大切にしているのはサイズ感かもしれません。
ブランドにこだわって、ということはないですね」
からだは細身、足も甲が薄く小さめで、ぴったりサイズのアイテムを見つけるのが難しい。
「靴を Nine West で買うことが多いのは、デザインだけでなくサイズが合うものが多いからなんです」
自分のことをよく知っているのだ。
読谷で手づくりの石けんを販売しているみち代さん、
本土で会社員をしていたころは、それこそブランド服を沢山買っていたと言う。
「コンサバ系の格好が好きで、当時は今よりずっと服にお金を使っていましたね」
そのとき買ったアイテムは、いまだ健在。
「ラルフローレンのバッグは沖縄にきたときに湿気でカビだらけに(笑)!
でも、丁寧に拭いて復活させました。
スカーフは20年前から使ってるし、バッグも昔母がくれたもの」
物持ちもいいらしい。
服の好みには少しだけ変化があった。
「昔はもっとシンプルだったり暗い色味の服が多かったんです。
明るい色を着るようになったのは沖縄に来てから。
テイストもカジュアル寄りになりました。
開放的な雰囲気に感化されたのかもしれませんね」
安いから、という理由だけでは買わない。
でも自分に似合うなら、素敵なら、安さは気にならない。
どの店でいくらで買ったかなんて、愛用歴には一切関係しない。
ブランド名もタグも値段も、なんのガイドにもならない。
唯一のガイド、それは自分。
自分という軸さえ揺らがなければ、コーデにも生き方にも迷いは生じない。
みち代さんの営むお店は、当ウェブマガジンにて近日ご紹介予定。
美しい人のつくる石けんは、やはり美しい。ご期待ください。
写真・文 中井 雅代