着物:浴衣(購入店不明・彼女が縫い直してくれたもの)
帯:知人からの貰いもの
履物:与那国織の下駄。与那国で購入。
Day2
着物:琉球上布
信玄袋:母からの贈り物
帯:博多織
Day3
着物:伊予絣
帯:博多織
履物:浅草で購入
Day4
着物:知人のお店で購入
帯→博多織
履物→大阪で購入
Day5
着物:藍染の絞りの浴衣
帯:昔から家にあるもの
履物:平和通りの呉服屋さんで購入
「アイテム数ですか?
洋服よりも着物のほうが断然多いですね。」
沖縄県立芸術大学で組踊を学びながら、「国立劇場おきなわ」での舞台もこなす金城さん。(関連記事:金城真次「組踊」肩肘張らず、純粋に楽しめる沖縄エンターテインメント)
普段は洋服で過ごすことが多いが、稽古へは着物で向かう。
「窮屈ってことはないですね。
着やすさでいうと着物も洋服も変わらない。
浴衣や絣など生地を選べば、夏でもめっちゃ涼しく着られますよ。」
とおっしゃるように、着替えにかかる時間はものの数分。
そしてその姿の涼しげなこと。
「履物はどれを合わせようかな?」
「手ぬぐいと扇子、どっちにしよう?」
なんて、コーデに迷うのも楽しそう。
帯の結び方もさまざま。
「男性は腰の真ん中ではなく、右か左に少しずらして結ぶことが多いんです。」
そんなワンポイントがなんとも粋!
撮影中、その涼やかなたたずまい、自然な着こなしは注目の的。
「何の撮影ですか?」
と声をかけられることも。
「普段着として着物を着てる女性は時々いるけれど、
男性は少ないからかな。」
古着などを選べば格安で購入でき、
流行にふりまわされず、
体格の変化にも対応できるので長く着られる着物。
なにより、着物男子はかっこ良さ3割増し!
まずは、次のお祭りに浴衣でのぞんでみてはどうだろう。
着物男子がもっと増える事を願って。
写真・文 中井 雅代