ワンピース:Gymboree(ジンボリー)
Day2
ワンピース:3can4on (サンカンシオン)
サンダル:ampersand(アンパサンド)
Day3
Tシャツ:メインプレイス
パンツ:GLOBAL WORK(グローバルワーク)
Day4
ワンピースともに:GLOBAL WORK
Day5
Tシャツ、パンツともに:CHEROKEE(西松屋)
Day6
ワンピース:ラマヤナ
Tシャツ、パンツともに:GLOBAL WORK
ふたり以上の子どもがいたら、やっぱりあこがれる「おそろい」コーデ。
「おそろい服しか買わないわけじゃなく、基本的にはDay6のコーデみたいにそれぞれに購入することが多いよ。
でも可愛いデザインで二人のサイズがそろってるの見つけちゃうと、ついおそろいで買いたくなるよね」
と、8歳、5歳の姉妹のお母さん。
洋服選びのこだわりは
「自然素材であること。たいがい綿だね。
チクチクしたりすると可愛くても絶対着ないから、素材は必ずチェック。
あとは、子どもたちにちゃんと着るか確認してから買うこと。
だから洋服を買う時は大抵いっしょにおでかけ。
せっかく買ったのに着てもらえないと悲しいもんね。
それに毎日何を着るか、選ぶのは子どもたちだし」
価格条件は「汚しても悔いのない値段」であること。
「おそろい服なら一人3000円以下でないと買わない。
だから、汚れることを気にせずにいつでも自由に遊ばせてるよ」
子どもたちにとっての好きな服の傾向は
スカート。そして着やすいアイテム。
はやりのキラキラ系やちょいギャルテイストの洋服も大好きだと言う。
「学校に着て行く服は自由に選ばせてるけど、お出かけのときはやっぱりかわいくコーデしたいから、
『ふたりでおそろいにすれば〜? かわいいさぁ〜』
としかして(おだてて)その気にさせる(笑)。
実際おそろい着用でおでかけすると、知らない人にも『可愛いね〜』って声をかけられたりするから、本人たちも嬉しいみたい。
子どものキラキラ欲を満足させるために、肌着はラインストーン入りやキャラ物を買ったりしてるよ(笑)」
しかし、2〜3歳のころは自分が好きな服を着ると譲らないことも多かったと言う。
それでも、親の好みを無理強いすることはしなかった。
「一意見として私が良いと思う服を一応勧めてはみるけど、子どもは聞かんときは聞かんからね〜。毎日長靴デーとかあったよ(笑)みんなそういう時期はあるんじゃないかな? 特に女の子は」
時が経ち、徐々にTPOに合わせられるようになった。
「『今日行くところにはこの服が似合うと思うよ〜』と言うと、すんなり受け入れることが多くなったよ。
お出かけなのにカジュアルすぎる服を選んできたら
『それは明日学校に着けていったら良いんじゃない?』
って言えば大丈夫。
ふたりとも基本は自分でコーディネートするけど、長女なんてたまに
『これとこれは似合うと思う?』
って私に意見を求めてくることも。
一緒に服を買いに行くのも好きだし、二人ともすっかり女子になって楽しい!」
子どもだってひとりの人間。
自分が素敵だと思った服やコーデを
「変」「おかしい」
と否定されて、悲しいきもちにならないわけがない。
かといってすべてを肯定するのではなく
「これも素敵だけど、お母さんはこっちの方が好きかな」
「今日は公園で遊ぶから、もう少し動きやすい服がいいかもね」
と、意見は述べつつも個を大切に。
実際、ある程度TPOが守れてさえいれば、コーデに間違いなんてない。
おしゃれ心の芽を摘み取らぬよう、小さなファッショニスタたちに寄り添って。
そうすればきっと、ママみたいにステキなおしゃれ大好き女子になる。
写真・文 中井 雅代