「自然の甘みで体リセット☆タードゥシウムのピーナッツ和え」


 
マクロビオティックのお菓子はメープルシロップやてんさい糖などで甘みをつけているので、ミネラルを削り取った白い砂糖よりも安心ではあるけれど、穀類や芋類、ドライフルーツなど自然の甘みの方が断然いい。
なーんて頭ではわかっていても、メープルや黒糖の濃厚な香り、刺激的な味はやめられませんね。
 
でも、たまには意識的に砂糖的なものを入れないお菓子を手作りするといいと思います。
特に春は排毒の季節なので、砂糖を極力摂らず、体のお掃除ができる食べ物、たとえば味噌や海藻、旬のほろ苦い野草などで冬の間に溜めてしまった毒を出すと夏が過ごしやすくなります。
 
ちょうど今、おいしいサツマイモが出ていますよね。
浮島ガーデンで入荷している「やんばる七色畑ねっとわーく」のタードゥシウムは、特別甘いサツマイモです。
田植えをした後、田んぼの水を抜き、畑の状態にしたところに芋を植えるから「タードゥシウム=田倒し芋」。このやり方だと虫が入らないので農薬をかけずに済むんだそうです。
昔の人の知恵にあふれた栽培法を復活させたのが、大宜味村・大久保川の近くでお米や田芋などを作っている後藤功資さんと典子さん。
 

 
ふたりが作るタードゥシウムの甘くておいしいこと。冬の楽しみのひとつになっています。
 
すでに後藤さんのタードゥシウムは完売してしまいましたが、うれしいことに同じ「やんばる七色畑ねっとわーく」の松田さんが今年からタードゥシウムの栽培をスタート!
浮島ガーデンにも大きな大きなお芋さんをたくさん分けてくれました。
 

タードゥシウムの植わってる姿です
 
タードゥシウムは掘りだしてから1カ月以上寝かせると、甘みがぐっと増すんです。
陽に当てるときっともっと甘くなるんだろうなぁと、ベランダにお芋を置いて、何作ろうかとあれこれ想像するのも楽しくて、待っている間に食べる喜びも増してゆく。ほんとに幸せな気分にしてくれるお芋さんです。
 
自然の恵みと知恵を活かして作られたタードゥシウム。
農薬を使う普通のお芋さんよりエネルギー的にも栄養的にも高いはず~。
そして何と言っても、とっても甘くておいしい!
 
松田さんのタードゥシウム、浮島ガーデンでも販売していますので、レシピを参考に、体リセットおやつを作ってみて下さいね☆
 
「タードゥシウムのピーナッツ和え」

<材料>
サツマイモ  適量
ピーナッツ  適量
ゴマ油 適量
ゴマペースト 適量
塩 少々
 
<作り方>
1) サツマイモを1%の塩をまぶして蒸す。(100gなら1gの塩)
 

 

 

 

 

 
2) すり鉢で細かく砕いたピーナッツをフライパンで軽く炒る。
 

 
3) ゴマ油、ゴマペースト、塩少々をボールに混ぜ合わせ、蒸したサツマイモとピーナッツを入れ、絡めれば出来上がり~☆
(甘みが足りない時はほんの少々の塩を加えて、甘みを引き出して下さい。干しブドウを入れてもいいですね)
 

 

 

 

 

Text by 中曽根直子(浮島ガーデン フードデザイン)




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