沖縄の方言で「モー」は野原または毛、
「ウイ」は瓜を指すそうで、正式には赤毛瓜。
キュウリの一種で15世紀以前に
中国から伝わったのではないかとされており
琉球王朝時代の宮廷料理の食材だったそうです。
はじめてもらった時は名前もわからないこのずっしり重たい野菜を
どうしたものかと、とりあえず冬瓜のようにおつゆにしてみたら
とてもおいしくて今では大好きな野菜のひとつ。
といってもいろいろと工夫することなく
ひたすらおつゆで食べ続けていましたが、
こんなにたくさんもらったので、
ちょっとがんばって新メニューに
(切って混ぜただけでしたが・・・)
チャレンジしてみました。
とうぶんはモーウィ祭りになりそうです。
ごくごくポピュラーなモーウィの薄切りとシーチキンを和えたもの。
晩ごはんの残りもの
モーウィと豚肉のおつゆ
モーウィ、オクラ、トマトともずくの酢の物にシークヮーサーをかけたもの。
お客さんにいただいた鯵のひらき。(これ絶品でした!)
ついでに最近ハマっている麻婆なす。
とちょっと早めの夕ご飯となりました。
野菜としては「サメハダ」であまり美しくないなどと紹介されていますが
よーく見ると自然がつくりだした黄金色のモーウィの模様は
日本画のようにも見えてきてけっこう素敵です。
なんといってもサラダとしても煮物としても
炒め物としてもおいしい万能野菜なんですよね。
ほったらかしでごろごろと収穫出来るというたくましいモーウィ。
台風の多い沖縄では、強風に負けない大事な夏野菜というのがよくわかります。
沖縄で暮らすようになり、旬の野菜やフルーツを
ご近所さんやお客さん、知り合いにちょこちょこいただくようになり、
ほとんどの食材をスーパーで買う生活をしていたころにくらべて
食べものとの距離が縮まったような気がします。
豊作のときはあっちこっちから山のよう(夫婦ふたりの胃袋には)
にいただくことがあっても台風が重なるとぴたりとなくなり、
季節関係なくなんでも揃うスーパーがどこか無味乾燥なもののように思えてきます。
ありがたい存在だけど、ちょっと不便なくらいでいいのかも。
手から手へとやってきた野菜たち
なんとなく作った人の顔が浮かぶのはうれしくてたのしい。
たくさんいただいたモーウィ、次は味噌炒めにしてみようかな。
モーウィ祭りはつづきます。
モーウィをつくってくれた人たちと。
文・写真 葉棚達也・由真
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HADANAの植物便り。
着生シダの1種のコウモリラン(ビカクシダ)。
大好きな植物のひとつで、いつも販売してしまうのが寂しいくらい
で出し惜しみしてしまいますが、なぜか不人気(笑)。
ほかには吊るしたり、小さいものはテーブルに。
とてもインテリアと相性のよいコウモリランです。
朝の光が入り風通しが良く植物に環境の良いHADANA家のトイレ。
植物園の温室のようになってきました。。。
HADANAの植物取り扱い店、 MIX life-styleにて
そんなコウモリランも暑かった夏を乗り越え
いきいきと成長しております。
インドアグリーンがHADANAの倉庫に届きました。
準備ができ次第、MIX life-styleへ入荷します!
入荷情報はまたblogなどでお知らせしますね。
HADANAの植物取り扱い店
MIX life-style
ミックスライフスタイル
沖縄県宜野湾市新城2-39-8
098-896-1993
営業時間11:00~20:30(無休)