沖縄は、未だ夏の気配が残っています。
蝉時雨、青い空、青い海。
きっと、いろんな土地ではもう秋の匂いが其処彼処にあるのでしょうね。
本とじっくり向き合ってみたり、音楽と一緒に過ごしてみたり、どこまでも歩くことが気持ちよかったり、秋は集中力が高まる素晴らしい季節。
もうすぐ旧暦のお盆の時期がやってきます。
エイサーの音が響き渡った後には、沖縄にも秋がやってくると云われています。
沖縄の秋ももうすぐそこに。
秋冬のお洋服が、少しずつShoka:にも届きはじめました。
humoresque(ユーモレスク)の定番になりつつあるギャザーブラウス。
春夏は柔らかなとろみのシルク素材で、秋冬ではオールシーズン着れるコットン素材。
素材よって、同じ形なのにこんなにも印象が違うのです。
雪のような真っ白と、柔らかな淡いグレー。
少しはりのあるコットンは、洗う度に柔らかくなって更に体に馴染んでゆきます。
身長や骨格を飛び越えて、女性のために存在する一枚です。
コットンの織りで表現された繊細なストライプのブラウス。
施されたたくさんの釦が、後ろ姿の美しさを際立たせてくれて、身につける時の一手間も愛おしくなります。
ブラウスの印象は、ボトムスで表情が変わって着ていてとっても楽しいのです。
いつも着ているお洋服と、どんな風に合わせましょうか。
実はこのシックなブラウス、デニムやスニーカーにも合うんですよ!
そして、こちらのキュロットパンツ。
リネン100%、スーツ生地のようなパリッとした印象と柔らかな女性らしさが一緒に居ます。
そして、懐かしい気持ちも。
クラシカルな装いには、いつか着てみたいと願っていた質感が存在します。
「形と素材に向かうのは
人の過ごす心持ちと
そこから生まれる仕草。
その想像に素材や形を合わせていく。
着ていただく人にその思いが届き
仕草が生まれ、
心地よさに繋がってくれたらと願う。
そんな思いを込めて、
服に向かっています。」
新しいシーズンに向けて書かれたデザイナー渡辺由夏さんの言葉。
お出かけ前のリラックスしている時、後ろ姿の美しさに思いを馳せ、街でガラスに映る自分の仕草を意識するようなフォルム、きっとユーモレスクのお洋服を纏って過ごす時間にはきっと彼女の言葉が脳裏をよぎります。
女性らしいお洋服は、マニッシュなお洋服を着慣れていると気恥ずかしくなってしまうことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実はわたしもそうだったんですよ。
女性らしいお洋服に袖を通す自分に慣れてきたときに、自分に合った着方が発見できたときに、その気持ちは遥か遠いものになっていました。
袖を通したときの心の動きや仕草で生まれるライン。
これは、身につける人だけが感じることのできる特別な喜び。
そして、今日は女性らしくて素敵だねってニコニコする喜びは、隣にいる誰かやすれ違う誰か、これから出会う誰かの特別なもの。
お洋服の存在感は、着ている人そのものに変わります。
そしてそしてARTS&SCIENCEから、素敵な鞄も届いています。
鞄にはそれぞれに物語があって、この美しい鞄を開けると、儚い世界が広がっているような気がするのです。
エッジの効いたアンテロープの素材。
使う度にどんな色に変わっていくのだろうと、まだ見ぬ変化が楽しみで仕方ありません。
こちらはcamel tanの鞄。
色や素材が変わると、印象が変わりぐっと上品な印象に。
特別な一日に、ぜひ持ちたい鞄です。
ショルダーをつけると、カジュアルな印象にも。
ひとつのものにいろんな道があって、それぞれの行き先でその道が変わる。
そんな楽しみがぎゅっとつまっています。
みなさんは、この鞄とどんな道を歩くのでしょうか。
鞄を眺めながら、手にとってみながら、一緒にお話しできると嬉しいです。
鞄のほかにも、素敵な革小物がたくさん届いています。
そして、これから秋冬のお洋服がぞくぞくと届く予定で、わたしたちもとても楽しみにしています。
日常にときめきを。
秋冬のお洋服に生まれる独特な温かみは、甘美な印象がふくまれています。
貴方にぴったりの女性らしいお洋服を探してみませんか?
ぜひ、比屋根の丘の上へ遊びにいらしてくださいね。
写真・文 桑田さやか
暮らしを楽しむものとこと
Shoka:
http://shoka-wind.com
沖縄市比屋根6-13-6
098-932-0791(火曜定休)
営業時間 12:30~18:00