「初夏のお出かけ」雨に負けない私の愉しみ

写真・文 金城 由桂

 

  
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雨、雨、ふれふれ、もっとふれ 私のいいひと連れてこい
ついつい歌ってしまいたくなるほど、雨の多いここ最近。沖縄はとうとう梅雨入りしてしまったようです。

 

 

 

Shoka: で開催されたmon Sakata展 vol.4もたくさんの方に来て頂き、大盛況のうちに終わりました。

 

2年越しの mon Sakata は今年も楽しい服がたくさんで「あれもこれも欲しい!悩ましい~!」とみんなを困らせてしまうのでした。
でもその顔はどこか嬉しそう。

 

そう。たくさんの「かわいい」や「心地いい」から選べるというのはこの上ない幸せ。
vol.4ともなると、8年前から企画展に通ってくださる方もいます。

 

 

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初日には mon Sakata 坂田敏子さんご本人も沖縄に来てお話し会をしてくださいました。
軽やかな雰囲気が魅力の mon Sakata の服は、いつも自然体で肩の力が抜けた坂田敏子さんの魅力そのものなのです。

 

4月は恵みの雨がたっぷり。
坂田さんは通称「晴れ女」で、ずっと雨の続く4月中旬、坂田さんが来沖されるその日にカラっとに久しぶりに晴れたのです。そして東京に戻られた次の日からまたお天気は崩れたのです。

 

沖縄はしっとり湿気に包まれて、このまま梅雨入りしてしまいそうです。
きっとこの記事が載る頃にはも梅雨に入っている事でしょう。
雨の日におうちでゴロゴロ。それも楽しいですね。

 

雨、雨、ふれふれ、もっとふれ 私のいいひと連れてこい~

 

雨模様の空を見上げながら、私は比屋根で思わず歌ってしまいます。

 

 

そんな合間の、晴れのサイン。
晴れたら、よし!撮影だ!

 

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mon Sakata が終わったからといって、楽しいイベントが終わったわけではありませんよ。
Shoka: で次に控えている企画展は5月中旬からの「初夏のお出かけ展」。

 

毎回人気のヨーガンレールのゴートメッシュと、様々なブランドの夏のお出かけ着を準備します。

 

ゴートメッシュとは山羊革をリボン状にしたもののことで、それを編んで作られたバッグや靴、財布、小物ケース、アクセサリーを久しぶりに集めました。

 

職人さんが手で編み上げた山羊革の小物は、使い込むほどに柔らかに育ち、色艶が増してくるのです。
以前の記事はこちらから

 

 

「暮らしの中の旅日記」 母のバッグたちと、バッグと靴展始まりますの巻き

 

世代を超えて残るもの
 手編みのゴートメッシュと、大切に作られた服

 

 

 

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扉の写真の彼女がもっていた赤いバッグもゴートメッシュ。ちょっとしたお出かけに持ちたい小ぶりなバッグです。
熟れたチェリーのような色。これもきっと使っているうちに艶が増していくんなだろうなぁ。。。

 

今回モデルをお願いしたのは、学生時代からの友人。

 

「持ち手がかわいい!」「ふたの中はどうなっているの?」と興味津々です。

 

 

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mina perhonen のリネンのブラウスもよく似合っています。
mina perhonen からも春夏の楽しい洋服がたくさん届いていますよ。

 

 

 

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マチがあってたくさん入るこんなバッグも。
コンビネーションが綺麗なバッグを持って、少し背筋を伸ばして、遠くへ出かけよう。
のみものと読みかけの本とタオル。まだまだ隙間はあるな。
休める木蔭が見つかったら本でも読もう。

 

 

 

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籠を編むように立体的に編んだバッグは、春夏のおしゃれにぴったり。
素材は革でも、カゴバッグのような軽やかさがあります。
サラッと持てる大人のバッグ。

 

 

コーラルを思わせるオレンジいろに惹きつけられます。
生命力がみなぎっていて、元気をくれる。
そしてなんだかお腹も空いてくる。

 

 

 

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チャックが付いたボストンタイプのものもあり、開くと内ポケットもしっかり。
余計なアジャスターや金具が無く、バッグ本体と持ち手が繋がる部分も、職人さんの秀逸なる技です。

 

 

 

 

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数年前の自分は紺色や青ばかり着ていた。
けど最近は、鮮やかな色に心が動きます。
新しい色を取り込んでいく事は、どんどん新しい自分に出逢っていくようで嬉しい反面少し照れくさくもあります。

 

合わせたワンピースは、ヨーガンレールより届いたジグザクキルトのコットン素材ワンピース。
全体に細いミシンのたたきで模様が入っていてとても綺麗。

 

 

 

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最近ターバンをしていると、周りの友人にすぐカレー下さい。とかナマステと挨拶をされるので、カレー色のような辛色のようなバッグとコーディネートをまとめてみました。

 

室内と太陽の光のもとではまた色の印象が変わるもの。
渋く感じたり、ポップに感じたり、それぞれに表情があり、その表情の奥行きを感じることがまた楽しいですね。

 

 

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20年以上も愛され続けているヨーガンレールのゴートメッシュは、定番の形がありながらも新しいデザインが出て毎年楽しめるのも魅力のひとつ。
天然素材の持ち味を生かしたものづくりを続けるヨーガンレールならではですね。

 

ここで紹介できたのはほんの少しだけ。
イベントに合わせて揃える予定ですので、イベント日程の詳細が決まりましたらご案内しますのでどうぞお楽しみにお待ちください。

 

 

ゴートメッシュの罠は、実際使い込んでいるものの方が良く見えてしまうので、ついつい誰かの持っているソレが欲しくなるのです。

 

今年出会ったものが、自分とゴートメッシュさんの物語の始まり。
ぜひお気に入りの一点を探しに来てくださいね。
Shoka:では2年振りの開催です。お楽しみに。

 

 

長く大切にしたいものがShoka: に行けばきっと出逢えるはず。

 

 

 

 

 

 

 

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今回、モデルをしてくれた友人は始めは緊張気味でしたが、着心地の良さにだんだん笑みがこぼれてきたのでした。
「最近かわいい服を着ることを忘れてた~!」とmina perhonen やヨーガンレールの着心地にハッとさせられたようです。

 

 

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人の手を見るのが好きな私。
こんなかわいい手で友人は、沖縄市でピアノ教室を開業しています。
「まだ自分の教室は駆け出しだから・・・」と恥ずかしそうに話す彼女ですが、仕事に志の高い彼女は尊敬出来て信頼の置ける友人のひとり。
好きな事を仕事にして突き進んでいる人は周りにまで力を分けてくれますね。

 

 

 

 

まるで水の膜をかぶって歩くような、沖縄の梅雨。
肌に潤いを与えてくれる~と楽しく受けとめて、雨に負けずに初夏のお出かけを楽しみましょう。

 

 

楽しい1日を!

 

 

 

ゴードメッシュとShoka:のお出かけ展

 

 

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母がもう何年も使っているゴードメッシュのバッグ。
クタクタになった方が味わいが出る。

 

今はこの形はもうないけれど、きっと自分にぴったりの一つがあるはず。
風をはらむスカートや、ワンピース。
軽快なパンツに、夏の陽射しに鮮やかな色。

 

夏を楽しむための服や雑貨が初夏へやってきます。

 

 

2016年 5月13日(金)~29日(日)

 

 

 

 

 

 

 

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暮らしを楽しむものとこと
Shoka:

 

http://shoka-wind.com

 

沖縄市比屋根6-13-6
098-932-0791(火曜定休)
営業時間 12:30~19:00