おかげさまで雑貨屋[そ]は今月9月で5周年を迎えます。
(実際に[そ]が産声をあげたのは9月19日です。はい、メモ。)
もう5年かー、と
まだ5年かー、が
入り交じるこの5年ですが、
今日もこうしてのれんを出して
店を開けることができるのも
本当にみなみなさまのおかげでございます。
心より感謝いたしております。
この5周年のアニバーサリー企画として、
本日5日より雑貨屋[そ]では『休日の朝ごはん』と題した
パンとスープとコーヒーに似合う器をならべた
企画展を開催しております。
ウチの実家の朝食は毎朝パン食でした。
中学、高校の頃にいっときだけコメ期間があったかな。
パンは当時実家の近所にあった甘くてやわらかい
「ハイジ」というパン屋の食パンがメインでした。
そしてたまに、今は全国チェーンみたいになってしまったんだけど
当時は横浜だけにあった「ポンパドール」のフランスパンなのですが
これがまた、焼きたてとか母が買ってきちゃって、
家に持ち帰った後もそのパンの匂いと共に まだあたたかい熱がじんわり紙袋を伝って
まずはその匂いにガマンできない母が翌朝のために買ったはずのフランスパンを
夜のうちにひとちぎり口に運ぶということになり、
それにつられた家族が順番にひとちぎり口に運んで
「で、明日の朝のパンはどうなるの。」
っていうことになるのが
常だったよね。
休日はっていうといつもよりゆっくりとできるというのもあってか
母、たまに父、特製のホットドックやフレンチトースト、サンドイッチが
朝の食卓に並んだりしていました。
われわれコドモは父の淹れたコーヒーに牛乳を注いだ「コーヒー牛乳」で、
父と母は2杯、3杯とのんびりブラックをすするといったカンジだったでしょうか。
そんな記憶と共に企画した企画展です。(前置きが長い。)
せわしい平日は難しくても、たまの休日に
お気に入りの器にお気に入りのパンをのせて、
スープとコーヒーを注いでいただくのんびりとした朝食。
のどかでいいなあ。
っていう、
ただそれだけで企画した
展示会なんですけど。
笑。
休日の朝ごはん
-パンとスープとコーヒーに似合う器展-
7組の作家さんがつくる、「休日の朝ごはん」に似合う器が[そ]に並びます。
また、魔法珈琲のコーヒー豆(こちらは6日土曜日から販売)と
沖縄の参加作家さんが選んだ好きなパン屋さん4店のパンも
日にちを変えて[そ]に並びます。
(※4店舗それぞれのパン販売日は下記でご確認ください。)
動物やドクロモチーフの器を作ってくれた香月舎さん。
白い世界でテーブルを品よく飾ってくれるdeccoさん。
ペインティング作品のような彩りが映える杉尾信康さん。
白×黒のモノトーンの動物たちが印象的な坂井千尋さん。
クルマが付いたカップなどかわいく表現された沖縄初の作家さん、小堤晶子さん。
温かい木肌のくるみの木のトレーやカッティングボードをつくる小沢賢一さん。
いつもラインの美しい木の器をつくる北海道の高橋工芸さん。
コーヒートートやクラッチバッグ、またポストカードはしかく舎。
休日の朝ごはんの時間をよりおいしく、楽しく。
個性ある作品たちをどうぞ手にとっておたのしみください
期間:9月5日(金)→16日(火)
時間:12:30~19:30
(*期間中の水木はお休みです)
〈参加作家さん〉
器・陶器、磁器:香月舎 / decco / 杉尾信康 / 坂井千尋 / 小堤晶子
器・木工:小沢賢一 / 高橋工芸
小物:しかく舎 コーヒー豆:魔法珈琲(販売9/6(土)~)
パン:八重岳ベーカリー[しかく舎のおすすめ](販売9/5(金)〜)
ガリヴァントベーカリー[魔法珈琲のおすすめ](販売9/7(日)〜)
水円[香月舎のおすすめ](販売9/12(金)~)
マルヨシ堂[deccoのおすすめ](販売9/12(金)〜)
*パンはイートインはできません。お持ち帰りになります。
写真・文 タナベユウヘイ(雑貨屋[そ]店主)
雑貨屋[そ]sso
住所: 沖縄県宜野湾市大謝名1-24-18
TEL:098-898-4689
OPEN: 12:30-19:30 (CLOSE/Wed & Thu)[臨休あり]
HP:http://sso-design.jp/zakka.html
ブログ:http://sso.ti-da.net