2015 7月



沖縄の日用品として古くから愛用されてきたやちむんの器。
ぼってりとしたカタチが多い中、井口工房の器はスッと真っ直ぐに引かれた線のように潔く、シンプルです。
薄めで軽く、扱いやすい。お皿、マカイ、コップなど、普段の生活に使いやすく合わせやすいグレーの生地とコバルトブルーの柄。
今回は、そば猪口やカラカラ、冷たい麺に合いそうな丸深皿など、新作も揃います。楽しみにご来店ください。

日時:2015年7月9日(木)~8月18日(火) 11:30 – 19:30 ※水曜日定休
お問い合わせ:D&DEPARTMENT OKINAWA by OKINAWA STANDARD(098-894-2112)
場所:D&DEPARTMENT OKINAWA by OKINAWA STANDARD

イベントページ
http://www.d-department.com/event/event.shtml?id=4441766213160008

D&DEPARTMENT OKINAWA by OKINAWA STANDARD
http://www.d-department.com/jp/shop/okinawa

井口工房
http://iguchikoubou.sakura.ne.jp/

2015 7月


カズオ・イシグロ著 早川書房 ¥1,900(税別)/OMAR BOOKS    

 

前作『わたしを離さないで』から待ちわびた人も多いだろう。イギリスの作家カズオ・イシグロさんの10年ぶりの新作長編『忘れられた巨人』を今回はご紹介します。これまでの作品とは違って、彼の初めてのジャンル、ファンタジーだということで刊行と同時に話題となったこの作品。

 

ストーリーは、アーサー王伝説(中世の騎士道物語。円卓の騎士など英雄の冒険とロマンスなど小説や映画のモチーフとして使われることも多い。モンティ・パイソンによるパロディなんてのも。)を下敷きに、老夫婦が不在の息子を探すために謎の霧に覆われた世界を旅する、というもの。旅の最中の竜退治や巨人との遭遇など、今までカズオ・イシグロの作品に親しんできた読者はきっと驚かされるだろう。

 

老いた身体を互いを支え合うようにして歩き続ける夫婦。二人の頭の中は霧に覆われ、また彼らを取り巻く世界全体もぼんやりと霞んでいる。
失われた記憶が時折戻ったかと思うとすぐに今度は新たな別の記憶が立ち上がり、それらは本当にあったことなのかそれすらも定かではない。
記憶の不確かさ。イシグロ作品に常にある記憶と忘却がここでも丹念に描かれる。会話の中には意味はもう無く、そこにお互いがいるのかどうか、ただそれだけを確認しているようでもある。夫婦や親子の絆について読む人は自身を重ね合わせたり、そこに今の時代が抱える問題も映し出されていることにも気付く。

 

また著者自身がこの作品についてのインタビューで「場所の持つ記憶というものについても考えてみたかった」と語ってらした。今私たちが自分の足で立っているこの場所にも、遠い過去の痕跡が残っている。
見過ごしてしまっているものは何だろうか。人は忘れる生きもの。
そしてまた繰り返す。だからこそ、特に今生きている私たちはそういったものに思いをめぐらしてみることが必要だと言いたかったのではないかと思う。

 

記憶と忘却、対話、信頼、許し、老い、孤独。人は分かり合えないからこそ分かり合おうとする。たとえそこに終わりがないとしても。
タイトルの「忘れられた巨人」の意味するところは?読者もまた霧の中をさまよいながら、それぞれの場所へ辿り着くはず。読み応えのある長編小説。
おすすめの一冊です。

OMAR BOOKS 川端明美




OMAR BOOKS(オマーブックス)
北中城村島袋309 1F tel.098-933-2585
open:14:00~20:00/close:月
駐車場有り
blog:http://omar.exblog.jp

 

 

2015 7月

 

千葉県在住の絵描き「keao」と県内在住の服飾作家『 j i i 』とのコラボ企画
ひとつひとつ手作りで仕上げる『 j i i 』の服と「keao」が描く” Girls ” 達の表情がどのように混じり合うかどのような色が生まれるのか
それぞれの視点で感じていただきたい 小さな小さな作品展です。

 

開催日と時間/ 7/7(火)~7/31(金)
場所/cafe monoca
住所 北中城村安谷屋971 #1701  tel 098-935-4117

 

cafe monoca/http://monoca.ti-da.net
『 j i i 』/http://jii.ti-da.net
keao/http://keao-blog.tumblr.com

 

2015 7月

 

やみつき!薬膳ラー油&アロマの虫除けスプレー
夏にぴったり★ハーブ料理&アロマセラピーのワークショップ

 

ハーブの魅力を存分に味わえる、アロマ×ハーブ料理のダブル体験が好評です!隔月ごとに変わるテーマで、8月は薬膳ラー油&アロマの虫除けスプレーの組合せ。
食欲が低下しがちなこの時期に、ハーブを使った〝食べる“薬膳ラー油で食欲増進!自分で作る、ナチュラルなアロマの虫除けスプレーはこの時期に嬉しいアイテムです。
体験の後は、軽食をいただきながら、ゆんたく(おしゃべり)を楽しみましょう♪
「ハーブスクール&リラクゼーションルーム Mar~まぁる~」主宰の宮崎かず美さんとハーブあふれるお庭のイリールームとのコラボ企画で、爽やかなハーブの魅力を味わってみませんか?

 

参加費:2,500円(軽食込み、アロマ虫除けスプレーはお持ち帰り)
日時:8月6日(木)10:00~11:30(予定)
内容: ハーブの薬膳ラー油&アロマの虫除けスプレー作り体験
*アロマ虫除けスプレーのお持ち帰り
*薬膳ラー油の試食(軽食)付
*ハーブのお話と資料&薬膳ラー油のレシピ付
定員:10名(先着順です)※7/30(木)まで受付(先着順のため、定員に達しだい締め切り)
申込み:090-2994-3951(宮崎かず美)または090-4715-3001(イリールーム)
場所:沖縄県南城市知念 参加が確定された方に詳しい場所をお知らせします
※ハーブをご用意するため、講習日の1週間以内にキャンセルされた場合には、材料費・資料代等として
1,000円をお申し受け致します。くれぐれも日程をご確認の上、欠席のご連絡はお早めにお願いします

 

プロフィール
宮崎かず美・・・2001年、沖縄に移住し、ハーブに関わる。南城市の大手薬草会社ではハーブ教室を開催。2008年、自身のサロン「ハーブスクール&リラクゼーションルーム Mar~まぁる~」をオープン、ハーブやアロマ教室のほかルーシーダットン(タイ式ヨガ)講師としても活動中。ジャパンハーブソサエティー認定中級インストラクター、日本ルーシーダットン普及連盟沖縄支部長
http://yuruyurunatural.ti-da.net/

 

イリールーム・・・横浜で30年、4歳~高校生までの「子ども造形デザインハウス」を主宰した。教室の子どもたちに南城市の環境を体験させたいとB&Bの「イリールーム」をオープンし、不定期でハーブをとり入れた造形教室やハーブアイテムを提供。3年の間、土地をならしてから台風にもめげず、広い庭でハーブや沖縄の花を育て続ける。4年前から宮崎かず美さんとコラボ企画を展開中
http://iriroom.com/

 

主催:宮崎かず美×イリールーム
協力:南城市地域雇用創造協議会 ハート&ハーブ 
http://newnanjojob.ti-da.net/e7694157.html
※写真はイメージです

 

2015 7月

 

南城市産の有機肥料無農薬栽培された野菜や野草を約30種使っておいしい野菜の酵素液を作ります。
今回は酵素液作りが初回の受講の方でもお申し込みいただけます。酵素のお話から実際に漬けるところまで。
できあがりまでに2週間程度かかります。その間のフォローは電話やメールなどでいたしますので、初心者の方でも安心してご参加くださいね。
今回も白糖だけでなくブラウンシュガーも使う予定です。
詳細はブログやFacebookをご覧ください。

 

開催日:7月8日(水) 13時〜
場所:ビン food cafe ‘eju’
南城市玉城當山124 COCOCOのおにわ

 

http://binfood.ti-da.net/e7671395.html
http://www.facebook.com/cafe.eju