2015 7月

 

はじめに。
琉球創世の神・アマミキヨとは・・・
アマミキヨは琉球開びゃく神話に登場する神。久高島に降り立ち、現在の南城市玉城にあるヤハラヅカサにその一歩を記したと言われています。琉球の島々に七つの御嶽(ウタキ:祈りの場所)をつくったとされ、世界遺産・斎場御嶽(セーファウタキ)もそのひとつ。
神話の上で、沖縄の人々の祖、生命の源と言えます。

 

 

神話の城跡、知念グスク・・・
アマミキヨが創った七つの御嶽のひとつ、知念森(ちねんムイ)。今回のヨガ会場は、その森にたたずむ古城・知念城跡です。アマミキヨの時代から脈々と受け継がれる生命について想起し、心静かに感謝の心を醸成する場所と言えます。ヨガの前に、城跡内のショートツアー(30 分程度) もご用意。土地に対する理解を得ることで、より深い気づきや癒しが得られることでしょう。

 

日 時:2015 年7 月25 日(土)午前8 時集合 ~ 10 時解散
場 所:知念城跡内 
定 員:15 名(定員に達し次第締め切らせて頂きます)
講 師:玉城 類(ヨガさびら)
参加費:2,000 円(ヨガマットレンタルの場合は別途300 円)
当日会場にてお支払い下さい。

 

〈注意事項〉
※野外につき、雨天時中止と致します。
※会場にはトイレがございません。
※火気の使用、城跡内の城壁に登るなどの行為はご遠慮下さい。
※各自、虫さされ対策をお願い致します。

 

参加ご希望の方は下記までお名前・お電話番号をお知らせください。
南城市ウェルネス事業事務局 株式会社ストリズム(平日9 時〜18 時)
TEL. 098-943-6462 / Email wellness@storism.co.jp

 

南城市ウェルネスポータルサイト 「南城スタイル」
http://www.nanjo-wellness.com/news/2015/07/yoga-in-amamikiyo.html

 

知念城跡 地図
https://goo.gl/maps/NbIeg

 

 

2015 7月

 

1週間のキャリア研修を受けたこどもたちによる、ネイル屋さんやラジオの生放送などさまざまな種類のお店がミュージックタウンにオープンするよ!
ほかにも当日はいろいろなお仕事を体験できたり、楽しいステージももりだくさん♪
お買い物やお仕事体験を楽しんでね!!

 

開催日:8月8日(土)
場所:ミュージックタウン1F 音楽広場

 

http://5aro.net
www.facebook.com/okinawa.npo

 

2015 7月

 

年に一度開催する世界遺産勝連城跡のビッグイベン ト、ぐしく島唄あしび。
お陰様で今回4回目の開催になり、毎年バージョン アップしてまいりました。

 

背後には満月、そしてライトアップした世界遺産勝連 城跡の豪華なステージから、市内外の民謡歌手やエイサー団体など総勢10組の歌と 踊りで会場を盛り上げます。
フィナーレでは出演者全員と観客とで大カチャー シー!
また、うるま市の特産品を使用したグルメ、地酒など の販売いたします。
飲んで、食べて、唄って、踊る。まさに民謡エンター テイメント。
神秘的で特別な夜の毛あしびー。歴史に想いを馳せる 素敵な思い出になること間違いなし。

 

【日程】2015年8月30日(日)※雨天決行/荒天中止
【開場】 18:00 【開演】 19:00 【終演】 21:00
【チケット料金】前売り:2,000円  当日:2,500円
【チケット販売】うるま市観光物産協会、うるま~る(勝連城跡休憩所)、協会会員、ファミリーマート全店(e+)、津波三線店 その他 【チケット発売開始】2015年7月10日(金)
【司会】大川豊治、酒井惠美子(うるま市地域おこし協力隊)
【出演者】神谷幸一、徳原清文、よなは 徹、仲宗根創、金城恵子、我如古よりこ、平千鶴、山川まゆみ、宮里加代子琉舞研究所、平安名エイサー
【主催】うるま市観光物産協会
【特別協力】うるま市、うるま市教育委員会、うるま市商工会、うるま市自治会長連絡協議会、うるま市建設業連合会、高原 ゴルフクラブ、FMうるま
【後援】うるま市文化協会、琉球國民謡協会、沖縄タイムス社、琉球新報社
【HP】http://uruma-ru.jp/

 

2015 7月

 

食品添加物や動物性の食材を使わず、有機野菜や無添加の調味料を使って美味しい料理を一緒に食べませんか?

 

楽ロビとは・・・マクロビオテックを楽してクッキングしよう♪
マクロビオテックとは・・・穀物や野菜、海藻などを中心とする日本の伝統食をベースとした食事を摂ることにより、自然と調和をとりながら、健康な暮らしを実現する考え方です☆

 

通常の料理教室とは違い、料理に関する豆知識を講師の先生が楽しくお話しします(^^)
お話がメインとなる事もありますが、参加者様の手の菌もちゃんとお借りしますよ♪

 

詳しくは、教室に参加された時に(笑)

 

7月は、お野菜だけでハワイアンメニューを作ります☆

 

会費
大人 3000縁
小学生以上 1000縁
食事のみ 1500縁

 

定員数: 定員8~10人
※エプロン、筆記用具をご持参下さい。

 

もちろん、食についてのお話だけでなく・・・
身体のデトックス(断捨離)であるファスティング(断食)のお話も聞けるので、もし興味があれば参加して下さい☆

 

※材料の準備がありますので、ご都合が悪く参加出来ない際は、2日前までにご連絡下さい。
また、万が一キャンセルされる場合は、前日キャンセルの際は恐れ入りますがキャンセル料1000円が発生致しますので、ご了承下さいm(__)m

 

毎月第四日曜日に、楽ロビ料理教室を開催しております。
場所は、那覇市と中部を各月で開催☆
詳しくは、ブログをご確認下さい。

 

開催日:平成27年7月26日(日)
時間:10:30~14:00
場所:Lino*リノ
~雑貨&セラピー&コミュニティーshop~
中城村南上原955-2
http://linoshop.ti-da.net/

 

Blog http://harikyukouyouan36.ti-da.net/
Facebook https://www.facebook.com/harikyukouyouan36

 

2015 7月

 

潜水艦に乗って、森の深海の宝物を探しに行こう。
雑貨店gicetoでは、 SOMERA TAGO ソメーラターゴ(エスペラントで夏日)コーナーの展開がスタートしております。
店内の一角は、海賊船からみつけた宝箱のようなディスプレイに。
マリンモチーフを始め、暑い夏を素敵に楽しめそうなアイテムが揃いました。
硝子作家の〈Ryo Tsuda〉× 蝋引き紙の〈ランド・ポピンズ〉gicetoオリジナル Someratago 風鈴。
風が吹くと巨大タコのクラーケンが、潜水艦とともに愉快に踊ります。
こちらは2種類、各1点のみ入荷。
オリジナル原画や、ヴィンテージ紙雑貨の〈nemunoki paper item〉より、貝殻や、ペンギン、ヒトデモチーフのカードと当店オリジナルお庭作りキットparto arbaroに、可愛い貝殻三姉妹のparto(パーツ)も並びました。

 

〈他参加ブランド、作家名〉
・ニキノセカイ
・Florgardeno
・田仲洋服店

 

少量入荷、コーナー展開時のみの限定品もございます。
※他、詳細はBlog、Facebook、Twitterなどでお知らせいたします。

 

期間: 2015年7月3日(金)〜7月28日(火)
場所:雑貨店 giceto
〒905-0221
沖縄県国頭郡本部町字伊豆味3360-2

 

Blog:http://giceto.blog.fc2.com/
Facebook:https://www.facebook.com/giceto.since2013

 

 

 

2015 7月

 

日本の和の香りクロモジ。
昔から伝承的に煎じ液をお風呂に入れたり、おできにつけたりして、健康に役立ててきました。

 

精油はもちろん、蒸留の過程で抽出されたクロモジハーブウォーターは、抗菌力に抗真菌力に優れ、病院、介護施設、トリミングサロン、動物病院等で様々な利用法が実践されています。
人への利用法、ペットへの利用法をご紹介します。

 

・ハーブウォーターとは何か?
・クロモジの成分の特徴
・人への利用法、ペットへの利用法
《実習》 クロモジジェル作り

 

開催日:2015年7月26日 14:30~16:30
場所:那覇市緑化センター
受講料:3000円 クロモジウォーター(20ml)プレゼント付き
定員:30名

 

http://hms2014ryukyu.blog.jp/archives/35598726.html

 

2015 7月

 

みなさま、今年も暑い夏がやってきました!
沖縄といえば海で遊ぶのが定番かもしれませんが、沖縄にはキレイな川も滝もあるんです!

 

二ライ大では去年初めて沢登りの授業を開催しましたが、予想をはるかに超えた楽しさでした!

 

詳細と参加の申込は琉球ニライ大学のホームページからお願いします。
http://www.niraidai.net/class_detail/id0122.html

 

開催日:2015年7月12日(日) 10:15分〜受付開始
場所:東村高江共同売店前
 (許田ICで降りてから1時間以上かかります)

 

 

 

2015 7月

 

市場の日特別企画(毎月18日)で、今回は島胡椒ピィパーズを中心にピィパーズの料理や、コラボ商品の試食販売、那覇マチグヮー駅弁の販売、料理レシピの配布、生葉や生実の販売、苗の販売もあります。
一日2回の八重山古典民謡ミニライブや、壁面緑化・緑のカーテンの事例紹介など盛り沢山!
入場は無料です。

 

開催日時:7月18日(土)~20日まで、午前11時から19時まで
8月15日(土)~18日(火)の午前11時から19時まで、
場所:那覇市第一牧志公設市場内
ブログ:島胡椒ピィパーズ
お問い合わせ:ピィパーズを生かす会 西表秀夫 090-3198-1571

 

 

2015 7月

 

ワンキルンは、「ひとつの窯」という意味をもつ、鹿児島の陶磁器工房。沖縄初の展示会。 「食卓に太陽を THE SUN TO A TABLE」をテーマに、そこにある笑顔と共に暮らす器の提案を様々な形で行っています。 今回は、「食と笑顔」という共通のテーマを持つ「TABLES」と共に活動し、発見したアイディアを収めた映像や写真を器と合わせて、展示致します。ぜひ、足をお運び下さい。

 

期間:2015.7.31(金)- 8.9(日) 入場無料
10:00 – 13:00 / 15:00 – 19:00
※月・水定休日
※8.1(土)ONE KILN 城戸雄介さん が在店します
<会場> GARB DOMINGO 沖縄県那覇市壺屋1-6-3 tel 098-988-0244

 

 

作家プロフィール

 


城戸雄介 1980年生まれ、桑沢デザイン研究所卒業。
デザイン事務所、有田焼窯元などを経て、2008年にONE KLIN(鹿児島県鹿児島市)を設立。
プロダクトと工芸、両方向からのアプローチが交錯したテーブルウェアーは、主に型を使って製作している。
プロダクトの手法を用い、器のフォルムは端正に揃えられ、桜島の火山灰などを調合した釉薬によって
表情をつけた作品は、独自のスタイルを生み、全国で注目されている。
spiral market(東京)、GOOD NEIGHBORs(鹿児島)などでの個展。

 


誰しもが持つ故郷、そこにはそれぞれの風土や気候の中で生まれた文化やモノが息づいています。それは地域の性格・個性であり、そこに住まう私達の生き方を形作っていくものです。「TABLES」は食と笑顔をテーマに、鹿児島を拠点とする様々なクリエイターが故郷を知り、食に学びながら、笑顔あふれる食卓のために何ができるかを考え、日常の中から発見したアイデアを形にしていきます。

 

www.garbdomingo.com

 

https://www.facebook.com/GARBDOMINGO

 

2015 7月

 

食品添加物や動物性の食材を使わず、有機野菜や無添加の調味料を使って美味しい料理を一緒に食べませんか?

 

楽ロビとは・・・マクロビオテックを楽しく♪簡単♪楽チン♪にクッキングしよう♪
マクロビオテックとは・・・穀物や野菜、海藻などを中心とする日本の伝統食をベースとした食事を摂ることにより、自然と調和をとりながら、健康な暮らしを実現する考え方です☆

 

通常の料理教室とは違い、料理に関する豆知識を講師の先生が楽しくお話しします(^^)
お話がメインとなる事もありますが、参加者様の手の菌もちゃんとお借りしますよ♪

 

詳しくは、教室に参加された時に(笑)

 

野菜の旨味を最大限に引き出す切り方、煮方、炒め方お伝え致します(^^)

 

気になるメニューは・・・
☆野菜の旨味を最大限に引き出す重ね煮
☆ひじき煮炒め
☆重ね煮バーグ

 

講師
鍼灸師
国際和合医療協会認定フードマイスター
国際和合医療協会認定ファスティングマイスター
仲眞 愛鈴がお話致します☆

 

開催日:平成27年7月9日(木)
時間:11:30~14:30
場所:ベーカリーカフェ アルファルファ
(北谷カメラのキタムラ裏)
北谷町北谷2丁目8−11
会費:大人3000縁
※アルファルファさんのパンのお土産付
定員数: 定員6人
※エプロン、筆記用具をご持参下さい。
※材料の準備がありますので、ご都合が悪く参加出来ない際は、2日前までにご連絡下さい。
また、万が一キャンセルされる場合は、前日キャンセルの際は恐れ入りますがキャンセル料1000円が発生致しますので、ご了承下さいm(__)m

 

Blog http://harikyukouyouan36.ti-da.net/
Facebook https://www.facebook.com/harikyukouyouan36
iChura http://i-chura.com/body-maintenance/airin-kouyouan/

 

 

2015 7月

 

日程:2015年7月10日(金)
時間: 開場19:30開演 20:00
料金:2300円(1Drink Order)
会場:ライブハウスGROOVE
住所:〒901-2122 沖縄県浦添市勢理客2-18-10
出演:BLACK WAX
問合:098-879-4977(GROOVE)

 

日程:2015年7月11日(土)
時間: 開場20:00 開演 21:00
料金:1000円(1Drink 込)
会場:oto-lab
住所:〒904-0004沖縄市中央4-11-4
出演:BLACK WAX
問合:098-927-0089(oto-lab)
詳細: http://guitarpandaokinawa.ti-da.net/e7677572.html

 

2015 7月

 

 

「ガテン系男メシって感じです!」

 

第一声で元気よく、こう告げてくれたのは、ぬーじボンボンZ 串カツ☆黒カレー部店主、奥間朝樹さんだ。店のメニューをめくってみると、カレーやハンバーグ、串カツ、メンチカツに牛皿と、いかにも男性の好むものが多く並ぶ。期待に違わず、ボリュームも申し分ない。しかし、ただ量さえあれば満足という男メシとは、全く違う。

 

 

真っ黒な色が印象的な“チーズ黒焼きカレー”は、一口食べれば、そのコクの深さに思わず唸る。「昔ながらの洋食屋さんに憧れて」と言うが、気軽な街の洋食屋というより、高級ビストロを思わせる奥行きのある味わいだ。

 

「コクの秘密は、牛バラからじっくりだしをとってるからですかね。塊肉のまま炊いて、だしをとった後は、それを刻んでカレーに入れています。あ、カレーにゴロンと入ってるのは、また別の牛バラです。刻んだ分はほとんど溶けてしまっていますね。じっくりと3,4時間は煮込んでいますので。それとたっぷりの玉ねぎですね。刻んで、飴色になるまで炒めてから加えています。それにフォンドボーやワインなんかも入れてます。その黒い色もコクの秘密ですけど、これはちょっと教えられないです(笑)」

 

深い深いコクは、牛バラ肉を余すことなく使い、たっぷり玉ねぎの甘みを充分に引き出しているから。奥間さんは、じっくりと時間をかけて丁寧に手作りする。

 

カレーはルウだけでなく、トッピングにも手を抜かない。チーズ黒焼きカレーには、半熟の卵とチーズ、フライドオニオンがトッピングされている。ナイフを入れるとトロリと溶け出る卵、よく伸びるチーズが、スパイスの効いたカレーをまろやかにしてくれる。そこにサクサクのフライドオニオンの香ばしさが加わる。スプーンですくう場所によって、トロリ、サクサクと歯ごたえが異なる。たっぷりのコクとボリュームだけど、歯ごたえに変化があるから、最後まで飽きずにペロリとたいらげてしまう。

 

上から時計回りに、アスパラ、山原豚ロース、マッシュルーム、かぼちゃ、レンコン、エビ、じゃがバター酒盗添え

 

店の看板メニュー、串カツも、沢山食べられるよう衣にこだわった。

 

「串カツは、軽さを出すようにしました。メンチカツとはまた違う衣で、細かくて薄い衣にしています。まず素材に粉をつけて、次に“ねりや”という、小麦粉や溶き卵なんかが入った液体にくぐらせるんです。“ねりや”の配合は、試行錯誤しましたね」

 

薄い衣からはサクッと軽い音がする。ほんのり甘みを感じる衣は優しくて、油を吸ったようなギトギト感はまるでない。

 

 

そもそもカレーに、とんかつではなく串カツを合わせたのも、最後まで美味しく食べてもらいたいとの配慮から。男メシならば、カレーにはとんかつを合わせてカツカレー、となりそうなものだが。

 

「元々カレーに揚げ物って、鉄板的に大好きなんです(笑)。でも、どんなに旨いとんかつでも、でかくて途中で飽きちゃうんですよね、僕。カレーに、サイズの小さい、味の違う揚げ物がトッピングできたら面白いかなと思って」

 

お店で一番人気の、“お好み串カツ黒カレー”は、プレーンカレーに好きな串カツ3本を選べる、お得なセットだ。選べる串カツは20種類以上。レンコンやかぼちゃなどの野菜から、豚ロース、エビなどの定番もの、シウマイ、ハムカツ、ラフテーの変わり種まで、バラエティー豊か。単品で追加もできる。好きなソースで食べられるのが、また嬉しい。

 

「カレーと串カツのセットであれば、カレーにトッピングしてもらうのもいいですし、串カツ単品の場合でも、カレーソースで召し上がって頂けます。友人を集めた試食会で、『カレーで食べたほうが旨いじゃん』て言われたのがきっかけで、黒カレーをそのまま小皿で出すことにしたんです。レモンだけ絞ってとか、塩だけでとか、シンプルに楽しんでもいただけます。手作りのソースも2種類付けています。バーベキューソースと、和風ソースですね。それからホタテや牡蠣などの串によっては、タルタルソースもお付けしています」

 

バーベキューは、バルサミコ酢やウスターソース、マスタードやケチャップの入った、食欲をそそる組み合わせ。和風は、和風だしに大根おろし、お酢の入った、さっぱり醤油ベースだ。奥間さんは、「種類があったほうが、単純に飽きがこないでしょ」と朗らかに笑った。

 

 

「僕、こう見えて、心は乙女なんです。自称ポップな乙女(笑)」

 

最後までおいしく食べてもらいたいとの繊細な配慮は、奥間さんが女心をわかっているから。なるほどガテン系男メシというが、男臭い感じがしない理由は、ここにある。奥間さんの乙女心は、そこかしこにチラリと見え隠れする。

 

長年憧れていたというシャンデリアは、店の内装に取り入れた。スタッフTシャツは、店名のロゴにハートの飛んだデザイン。奥間さんがデザイナーに「ハートマークを飛ばして」とオーダーを出したそう。さらに店名の意味もかわいらしい。“ぬーじ”は沖縄の言葉で“虹”、“ボンボン”は“てんとう虫”で、“虹色のてんとう虫”だ。

 

ただ料理に繊細な配慮があるのは、奥間さんの乙女心によるものだけではない。“人が喜んでいる姿を見るのが好き”という思いが根底にある。奥間さんが料理人で居続けるのは、この思いがあるからに他ならない。思い通りにいかないことがあったとしても、ブレることなく飲食業だけを目指してきた。

 

 

 

「立ち上げから関わっていた飲食店のオープンが、直前になって流れてしまったことがありましたね。仕方なく、本土へ行って飲食店に入ろうと思ったんですけど、貯金がなくて。お金を貯めるために、名古屋で液晶パネルを磨く季節労働をやりました。半年間やってお金が貯まったので、住む家を借りて、ようやくレストランに入ったんです(笑)。季節労働をしてる間は、結構楽しかったんですけど、やっぱり飲食店で早く働きたいなという思いはありましたね。接客してお客さんに喜んでもらえるっていうのが、嬉しいから」

 

飲食店で働くも、最初は料理人ではなくホールで接客を担当していた。料理人に転向したのは、ちょっと意外なきっかけだった。

 

「ある日、常連さんに『君の笑顔、ほんと営業スマイルだよね』って言われて。当時まだ若かったから、すっごいショックだったんですよ。打たれ弱いので、『もうホールに出るの、ちょっと怖いわ』みたいになって(笑)。でもこの仕事好きだし、辞めたくないなと思って。それで調理場に入ることにしたんです。これがきっかけで、それから料理をやっていきたいと思うようになりましたね。自分の料理という表現で、お客さんに喜んでもらえるのが嬉しかったです。その店、オープンキッチンだったから、お客さんの様子をほどよく見れました(笑)」

 

 

ぬーじボンボンは、泉崎にある本店と、公設市場近くのここ2号店がある。本店では叶わなかったが、ここでは、調理しながらもお客の様子がわかる造りにした。そんな奥間さんだから、お客の要望は積極的に取り入れる。

 

「2号店は、カレーと串カツに特化した店にしようと思っていて。本店では人気のハンバーグですけど、ここでは当初ハンバーグを置く予定はなかったんですよ。でもやっぱり本店のイメージが強いみたいで、『本店の泉崎は遠くて、こっちは近いから来たのに、ハンバーグないんですか?』って言われると(笑)」

 

旨味たっぷりの、もとぶ牛ハンバーグ。デミグラスソースも絶品

 

 

定食につくサラダには、すりおろし野菜たっぷりの手作りドレッシングがかかる

 

この調子でどんどん新しいメニューが増えている。昼間からお酒を楽しめる店にしたいと、酒の肴になるメニューを考えていたが、飲まない人のために、定食スタイルも取り入れた。カレーには、サラダ、ゆし豆腐、あまがしが付く。ハンバーグやメンチカツ、牛皿には、これにライスも加わる。カレーの種類は、厚切り牛バラカレーや、メンチカツ黒カレーなど5種に増やした。辛さを10段階から選べるようにもした。

 

「僕、東村出身で、田舎育ちなんです。幼稚園から小学校、中学校まで同級生が5名くらいの世界で育ってる。だからか、ビビリなんですよ。いつも『大丈夫かな、大丈夫かな』と思ってる(笑)」

 

心配そうな表情を浮かべる奥間さんだが、お客の要望に応えることに嬉しそうだ。串カツに添えたカレーの小皿を差し出して、「ここにごはん、ちょっと入れて〜」とお客に言われれば、ごはんをよそう。近所であれば、1食からでも出前をする。サービス精神が旺盛なのだ。

 

 

 

「普段使いの気軽な店にしたいんです。だから価格も極力抑えています。みんなが来やすいように」

 

その言葉通り、公設市場近くの雑多な雰囲気に馴染み、市場で働く人達の憩いの店になっている。市場で働く人以外にも、中年男性のグループだったり、若いカップルや、1人でふらりと立ち寄る女性もいる。“ガテン系男メシ”というが、ガテン系男性だけに愛されているのではない。奥間さんの「喜んでいる姿を見たい」とのシンプルな思いと、繊細な心遣いが、老若男女問わず惹きつけてやまないのだ。

 

文/和氣えり(編集部)

写真/青木舞子(編集部)

 

 

ぬーじボンボンZ 串カツ☆黒カレー部
那覇市松尾2-9-6 タカミネビル1F
098-943-7814
open 12:00〜21:00 (LO 20:00)
close 木
http://nuzibonbonwakaokami.ti-da.net
https://www.facebook.com/nujibonbon

 

食堂ぬーじボンボンZ 本店営業部
那覇市楚辺276
098-832-8415
open 12:00〜14:30(月〜日)
    18:00〜21:00(日〜木)
    18:00〜23:00(金・土)
close 火(ディナータイム)