上等マースさえあれば! 「マージンとカボチャのポタージュ」


 
若い頃はすぐに疲れてよくアメちゃんばかり舐めてました。
恐らく安い塩を買っていたので、激しいミネラル不足だったんでしょうね。
そこに追い打ちをかけるように甘いものが疲れに効くと、お菓子ばかり食べていました。
これでは疲れるハズです。
 
ミネラルいっぱいの自然海塩で料理するようになってからは体も変わり、
アメちゃんが欲しいと思うこともなくなりました。
それでも夏場、汗だくになってどうしようもなく疲れた時には塩を小さじ半分くらい飲んでいます。
塩が入るとあっという間に元気になるからスゴイ!
 
沖縄にはおいしい自然海塩がたくさんありますよね。
浮島ガーデンではミネラルたっぷりの「粟国の塩」を使っています。
肉も魚も使わない料理では「うまみ」をどう作り出すかがおいしさのポイントになってきます。
「粟国の塩」など自然海塩にはその力があるようで、
醤油ベースの料理でもほんの少し塩を加えるだけで味が決まるから不思議です。
 
塩には体をあたためる力もあります。
というわけで今回はこれからの季節にピッタリな塩のうまみ満載の
雑穀と野菜のポタージュ・スープをご紹介しましょう☆
 
「マージンとカボチャのポタージュ」
材料
<マージンとカボチャの炊き合わせ>
・マージン(もちきび)半カップ
・カボチャ 400g
・塩 小さじ1/2
・水 200cc
 
<スープの具>
・玉ねぎ 適量
・きのこ 適量(なくてもオッケー)
・豆乳 適量(あればミルキーに)
・昆布(あれば一層コクが出ます)
・菜種油 適量
・塩 適量
・水 適量
 
① カボチャを適当な大きさにカットし、200ccの水に入れて沸騰させる。
 

 
② 洗ったマージンと塩を入れて、木ベラで混ぜながら水分を飛ばす。
 

 

 

 
③ 15分間、超弱火にかける。(ガスマットがあると焦げません。なければ魚焼き用の網などを使うのもアリ)
 

 
④ 10分蒸らして、そのままサラダ的に食べても良いのでポタージュに必要な分だけ鍋にのこして、後は冷蔵庫に。(次回、この炊き合わせを使ってサモサとドーナツを作るレシピをご紹介します)
 

 
⑤ フライパンに油をしき、玉ねぎのみじん切りとキノコを炒め、軽く塩で味をつける。
 

 
⑥ ④に⑤と昆布を入れ、2~3倍の水を入れる。


 


 
⑦ 沸騰してから10分ほど煮たら、豆乳を入れ、塩で味を調節して出来上がり~☆
 

 

 

 
*水の量が少ないと、おかゆのような感じでモッタリするので、サラっといただきたい方は水分を多めにして下さい。
 
もちきびは沖縄では「マージン」と呼ばれ、粟国、石垣、波照間など各地で栽培されている「卵の味」がするおいしい雑穀です。
本来、人は穀物を8割食べていれば元気に過ごせるそうなので、なるべくいろんなお料理に穀物を入れてゆきたいですね。腹もちもいいですしね。
そして何と言っても良い塩がおいしさと健康の要。上等マースさえあれば、料理上手で皆健康!お試しあれ☆

 
 

Text by 中曽根直子(浮島ガーデン フードデザイン)




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