2010 12月




不均一に歪んだ形状、蛍光色のようにビビッドな色合い、
無造作にはりつけたような突起物、
かたちの揃っていない二つの把手。
すべてが型破りなキム・ホノ(金憲鎬)の作品。


「キム・ホノに出会わなければ、よかりよは生まれませんでした。」


オーナーの八谷(やたがい)さんは、そう言い切る。



内側にまで取手が手を伸ばしている。


20年以上携わった仕事をやめ、沖縄へ。
店を構えて8年半が経った。


陶器を販売する店を始めたきっかけはなんだったのだろうか。


「14歳の時、両親に展覧会に連れて行ってもらって。
うわ~~って思いましたね。色が綺麗だったし。
でも、中学では何もできないから、
高校1年生の時、先生にお願いして顧問になってもらって、予算を取って陶芸クラブ作って、すっごい楽しかったですよ。
図画工作だけが好きな高校生が泥遊びしてるんだから楽しいに決まってる(笑)」



中田篤 「開店前からお客様が並んでくださった個展は、彼のが初めてでした」


美術大学を卒業後、しばらく弟子入りしてしていたところをやめ、
自分の目指す作品を作りたいと、大学時代の友人たち合わせて10人でアトリエを作った。
窯を買うお金がないので働き、稼いだお金でレンガを買い、
自分達で積んで、窯をつくった。
肉体労働が一番稼げるからと、舞台美術の仕事を始めると
徐々に仕事の比重が増え、忙しくなり、5年後に脱退した。


「そのアトリエ、今も存続しているらしいですよ。」




志村観行(のりゆき)


働き始めてからは、応援の意味もあって友人達の作品をはじめ作家モノの器を買ったり、見て歩いたりする様になった。そんなある日、キム・ホノの作品に出会った。


「そこには、まさに自分の求めていた世界があったんです。
いずれまた、陶芸の世界にも戻れれば良いな 、なんて考えは吹っ飛びましたね。
『この人がいるなら、自分なんかが陶芸やる必要ないや。』って。
その事を機に、自由な作風で制作をするさまざまな作家たちを知るようになり、
次々に身に寄せては、作家陶を使うようになっていきました。」



片瀬和宏が卒業制作を展示する為に、友人と作った鐵の棚を貰い受けたもの。そのいびつな歪みの魅力でお客様にも大人気。


他のうつわ屋ではまず見かけない、
確固とした主張を持つうつわたちが顔を並べているが、
八谷さんが商品を選ぶときのフィルターはなんなのだろう。


「楽しいもの。食卓を楽しくしてくれるもの。
『これに何を盛りつけようかな?』『これで何か飲んだらうまいだろうな〜』
と、想像力をかきたててくれるもの。」


うつわに食べ物が盛られているのを見るの、好きですか?


「好きですね、大好きです。盛り付けはとっても楽しい。
器と食材の相性を考えて、実験的にいろんな組み合わせをして楽しんでいます。
飲み物も、いろいろなうつわで試して欲しいですね。ワインだって、ビールだって、飲み物はすべて、器によって味が変化しますから。」



赤嶺学の白いうつわ。持つと手に吸い付いてくるようなぬめっとした質感に驚く。


「うつわも人間と同じなんです。
使っていくうちに関係性も変わっていくでしょう。
だから、人間をみるのと一緒。
『なんか面白そうだな』と思えるヤツを連れて来るんです。」


作り手の想いや感性が、作品にはしっかり反映される。


「ものづくりをする人にとって作品は言語・言葉と一緒。
『こういうの、良いでしょう?』という気持ちを作品に込めているから、
『なるほど、こういうのが面白いんだな、この人は』って、
作品を通して向こう側にいる人間が見えてくるんです。」


心ひかれる作品とは?


「一番良いのは、色とか形とかではなく、
例えばまったく違う作品をつくっても
『これって◯◯さんの作品じゃない?』
といわれるようなものができると、素晴らしいと思います。
味とかクセとかではなく、もっと根本的なこと、
例えば、その人の雰囲気とか匂いとかニュアンスとか、
そういうものが作品一つ一つについていけば、サインがなくてもその人のものだとはっきりわかるんです。」



「内側だけじゃなく外側も変わりますよ」右が八谷さんが使っているもの、左は未使用品


うつわの中で、陶器はもっとも経年変化が激しい。


「陶器はもともと組成がゆるくて柔らかいモノです。
ですから中には、最初に液体を入れるとじわーっとしみてくる物もあります。
ところが、愛情を持って使い続けると・・・これは2ヶ月くらいだったかな、ぴたっと漏れなくなる。その後も、毎日2杯のコーヒーを飲み続け、いまではこんなに風合いが出てきました。」


自分の使い方ひとつで、同時期に買った同じシリーズのものであっても
変化の仕方がまったく違ってくる。
まさに「育てる」楽しさが、陶器にはある。





自由な作風で個性的な作品が多いからか、
手に取る事をためらうお客様もいるという。


「ここにある状態は途中経過のようなもの、いわば産院のベッドの中のような感じ。
ここから退院して、各家庭に連れて帰ってもらって、
『綺麗だわ〜』と、ずっと飾ったままだと、
手垢にまみれないかわりに、味がでてこない。
でも、ハードユースで毎日ガシガシ使えば、
たまには欠けることもあるだろうけれど、
その欠けたところに雑物が入っていくことで風合いが出てきます。」


では買ってくださるお客さんには「大事につかってくださいね」じゃなくて…


「もうガシガシ使ってください!って言います(笑)
『しばらく飾っておこう』なんておっしゃったら
『そんな!お願いですから、是非使ってください!』と。」


「時間の経過こそが、そのものがあったっていう証だと思うんです。」


キズではない、汚れではない。
そのモノが生まれ、使われて来たという「証」なのだ。





時代の空気に会ったうつわを、八谷さんは求めている。


「今の空気感の中で使われるうつわを扱いたいと思っています。
その時代、その時代の空気感の中でものを作っていけば、
それが歴史になりますから。」


陶器が歩んで来たこれまでの歴史が重要なのは言うまでもない。
しかし、過去だけにとらわれていると、新しいものは生まれて来ない。
古いもの、伝統を守って作られ作品だけが素晴らしいのではない。
当たり前のことのようだが、よかりよの陶器を見ていると、見落としがちなそんな真実にはっと気付かされる。





陶器の世界が抱える問題は根深い。


「コンビニの発泡スチロールから直接ご飯を食べて美味しいという時代なんですよね。
変わりゆく食生活に食器をすべりこませていかないといけないので、
うつわというのは面白いんだよ、色んな器種があって楽しいんだよ、ということを、本当のうつわの愉しみを伝えていくべきだと思っています。」


私も含め女性は特に、他人の目に触れる物には気を遣うが、
一歩家の中に入り、家族の目にしか触れないものにはお金を費やさない傾向にある。
家の中で使うものこそ、毎日触れ、使う物なのに。
「ある程度デザインが良く、事足りればそれで良い」と思って買ってきた、これまでの自分のうつわの選択基準を顧みて、反省する。





「人間にはそれぞれ役割分担があると思うんです。
僕はうつわが好きだからこういう店をやっているけど、
世界平和を願い、より良い形で世界をバトンタッチしていかなきゃいけないのは大人の役割。
自分はうつわを通して、子どもたちに良い世の中を残さなきゃいけないと思っています。」


子どもたちにも陶器を触って欲しいと思いますか?


「もちろん!うちの一番若い顧客は小学校一年生の女の子なんですよ。
お母さんが『入学祝いに何が欲しいの?』ってきいたら
『よかりよで自分の御飯茶碗買うんだ。』って、時間をかけて一生懸命えらんで
『これにする。』って。
これはもう、本当に嬉しかったですね。」


子どもって、意外とモノの本質を見極めているんですね。


「そうなんです。子どもたちは大人より強い感性を持っていますから。
拝見していると、親御さんはお子さんに陶器を触らせるのをためらうことが多いようなんですが、
うつわの持ち方を教えてあげたりすると、
次来たときは『こうして持つんだよ』なんて他の子に教えていますよ。」


大人はきっと、子ども以上にすごく気を遣って商品を触りますよね。


「そうですね、遠目におそるおそるのぞき込むようにされる方もいらっしゃいますね。
でもうちは値段も全部底に貼ってあるので、持ち上げないと見えないんです。
形や色も判断基準ではあるけれど、何が一番大切かというと『手取り』です。
日本では、大きな盛り皿や大鉢を別にすれば、大抵のうつわを手に取って使います。
作家の作る器は一つ一つが一点物ですし、人間の手のサイズも一人一人違いますから、それぞれを手に取って、しっくりと手になじむモノを探してほしいですね。」


では、一つ一つ触って、じっくり選んでも、「さっさと決めて!」とは思わないんですね。


「それはないですね。
自分がもともとうつわが好きで買う側の人間だったので、
お客様が迷ってる姿を見るのは好き、嬉しい。
『迷わせてる!迷っていただけるような品ぞろえができてるんだ!』って。」


明確な理由がわからないのだが、
よかりよに並んでいるうつわはどれも、片っ端から触りたくなってくるから不思議だ。


「それは作家が聞いたら一番喜ぶ言葉でしょうね。
まずは触れて欲しいんですから。
自分の言葉に耳を傾けて欲しいのと一緒で。」


間違いなく、うつわは、語るのだ。文字通り。


数々の作家が厚い信頼を寄せる八谷さんが持ち帰り、
育ての親をただ静かに待ちわびるうつわたち、
連れ帰って、自分の手で、育ててみませんか?

写真・文 中井 雅代

 

陶・よかりよ
沖縄県那覇市壺屋1-4-4/1F
TEL.098-867-6576 FAX.098-867-6575
open 平日10:00~19:00 日曜・祭日12:00~19:00
(*企画展期間中10:00~19:00)
close 水
HP:http://www1.ocn.ne.jp/~yokariyo/
blog:http://yokariyo.exblog.jp/

 

2010 12月

結婚してもパパになっても、旦那様にはいつもカッコ良くいて欲しい!
そう思わない女性はいないはず。
ちょっとした小物や遊び心をプラスして、
自分だけの着こなしを楽しんでいるおしゃれパパの休日コーデをご紹介。
沖縄におしゃれパパがもっともっと増えることを願って。



Day1
ベスト:HEAD PORTER
シャツ:GAP
パンツ:LEBOWSKI
レギンス:ユニクロ
帽子:アメリカンアパレル



Day2
シャツ・パンツ:共にユニクロ
帽子:OLD NEST – bunker palace hotel



Day3
パーカー:Supreme
パンツ:ユニクロ
帽子:近所のちゃりんこ屋



Day4
帽子:UNITED ARROWS
ジャケット:浮き島通りの古着屋
ジーンズ:ユニクロ
サンダル:ビルケンシュトック



Day5
パーカー:A.P.C
パンツ:LEBOWSKI
レギンス:ユニクロ
帽子:浮島通りの帽子屋



Day6
ジャケット:OLD NEST – bunker palace hotel
Tシャツ:Supreme
ジーンズ:ユニクロ



Day7
帽子:UNITED ARROWS
セーター・シャツ:共にA.P.C
ジーンズ:ユニクロ
靴:DANNER LIGHT
 

写真・文 中井 雅代

 

 

2010 12月

 
『マザーウォーター』初日舞台挨拶
ゲスト:小林聡美さん、松本佳奈監督

 
日 程 1月8日 (土)  10:10の回、12:30の回の上映で開催
ホール 桜坂劇場 ホールA(2階)
チケット 前売: 2,000円 / 当日:2,000円 (入場整理番号付きチケット)
 (一律料金のため招待券、割引は使用できません)
 
備 考主演女優と監督を迎えて初日公開!
『かもめ食堂』などのスタッフによる最新作『マザーウォーター』の初日の舞台挨拶決定です。ゲストは女優の小林聡美さんと、松本佳奈監督。
 
1回目 開場 9:50/開演 10:10(上映終了後の舞台挨拶です)
2回目 開場 12:15/開演 12:30(上映前に舞台挨拶となります)

 
●前売券発売日:2010/12/18
チケット販売店
桜坂劇場窓口/リウボウ8Fプレイガイド/コープあぷれ/ファミリーマート(イープラス)/ローソンチケット(Lコード:85796)/チケットぴあスポット(Pコード:557-372)
 
●お問い合わせ:098-860-9555(桜坂劇場)※電話予約は行っておりません。
 
■無料駐車券はご利用になれません。

 
 

http://www.sakura-zaka.com

2010 12月








リビングを囲むように大きくつくられた窓からのぞむのは
一面の田芋畑、その奥にはいくつものビル。
夜になると辺りは一面真っ暗、遠くに街の灯が輝くという、
少し変わった夜景が楽しめる。
外の風景を楽しみながら料理を作れるキッチンの位置もポイント。





リビングの隣りに儲けられた広々としたテラス。
大きいタイルが敷き詰められた贅沢なスペースと、目の前に広がる風景が
バリ島の瀟洒なヴィラ風コテージを思わせる。





シンプルながら、広々としていかにも使い勝手の良さそうなキッチン。
幅の広い天板がテーブルの役割も果たす。





ぎらついていない、落ち着いたマットな黒が随所に使われて、大人の雰囲気。





白で統一された高級感ただよう明るいバスルーム。
シンプルで使いやすい、機能美を追求したデザインが光る。





ベッドルームの窓からも田園風景が。
緑の中で目覚めれば、清々しい朝を迎えられそう。


こちらの家は、既に施主さんがお住まいの住宅。
ご厚意でオープンハウスとして公開しており、見学可能。
人の生活している空間なので、一般的なオープンハウスとは異なり、
家に血が通い、空間が生き生きとしている。
家を建てるときは、言うまでもなく、建てた後の方が重要。
でも、「その後」を体験できる機会は非常にまれ。


案内できる日時や人数には限りがあるので、事前に問い合わせが必要だが、
一見の価値は十二分にある。


問い合わせ先:
株式会社 紀建設
沖縄県宜野湾市字宇地泊642
TEL 098-890-6225 ‎FAX 098-890-6227
HP:
http://www.ki-kensetsu.jp/top.html


関連記事:KI-KENSETSU Projects(株式会社 紀建設)
豊かな空間と贅沢な光を感じる家、主役はあくまで人

 

2010 12月

「沖縄で活躍するアーティストたちの新しい表現」というテーマで
始まってます、オキナワンニューウェーブ展。

 
金細工(カンジューク)のカトラリー、decco(デコ)の白い器などの実用ものから、
イラストが生き生きしている豊永盛人やカニメガのおもちゃまで、
なーんと13人の作家さんたちの作品が楽しめます。

 
沖縄のクリエイターの層の厚さって、
きっと他県ではそれほど見られないのでは。
レベルの高さも、この層の厚さから来てるんでしょうね。
県民としてちょっと自慢だったりします。
 
展示即売なので、
品数が少なくなる前にぜひ。

 

金細工 ci.cafu 喜舎場智子
http://www.cicafu.com/contents.html
 
 


decco
http://www.decco.jp/2010/

 

吹きガラス工房 彩砂(るり)
http://sunanoiro.ti-da.net

 

アートユニット・カニメガ
http://www.kanimega.com
 

玩具ロードワークス 豊永盛人
http://toy-roadworks.com

 

Doucatty
http://www.doucatty.com

 

MIMURI
http://www.mimuri.com

 

ナカハジメ

2010 12月




いやあ、良かった!!


おはなしはベタです。田舎の女の子が都会にでてきて、歌の才能を見いだされる。


まあ、どこかでみたことのあるお話。典型的なシンデレラストーリー。


でも、アリには度胸もあるし、機転もきく。
そこがないとどうしようもないよね、可愛くて才能があっても。








しかし、 クリスティーナ・アギレラの抜群の歌唱力は、ほんとすごい。


で、ダンスは大したことないです(笑)


周りのダンサーに比べて見劣りします。
でも、いいんです、彼女はディーバなので。











アギレラは子役から活躍してますが、シンガーとして私が注目したのは1999年。
「ジニー・イン・ア・ボトル (Genie in a Bottle)」での登場は、驚きでした。


豊胸手術前の、か細い彼女が、あんなすごい声を出すなんて!衝撃でした。
ま、ブロンドはフェイクだけど。


お腹のなんかもっと深いところから出るような彼女の声は、まったく不安定感はなく、耳にするたび身震いするほどの素晴らしさです。


今作でもやはり素晴らしい。


そして、もう一人貫禄の歌姫、シェール。





このひと64歳だよ!!若いころから全然変わらないんだけど!
このひとと松田聖子は、人間じゃないね。
なんだこのアンチエイジングぶりは?


歌もほんと、お見事です。
彼女も見た目と違うような声を出すんだけど、彼女ほど歌声をきいて驚いた歌手はいない。
うまいのは当然だけど、声だよね。耳からじゃなくてなんか頭か足元から入ってくるようなディープな声なんだよね。
かっこいい!!


それにしても、バーレスクってかっこいい!!
あんなダンス、踊れたら素敵だよね。
ステージがなかなか面白いよ。


この映画、ミュージカルではないんだけど、
ステージシーンが多いのでドラマとミュージカルの間みたいな感じね。





アギレラは「NINE」のケイト・ハドソンのパートをオファーされてたけど、それを断ってこの映画にでたんだよね。
あの「シネマ・イタリアーノ」はかっこよかったけど、 アギレラヴァージョンも、観たかったな。


スタンリー・トゥッチも出てて、なんか「プラダを着た悪魔」を彷彿とさせます。


だけど、全体的には、「コヨーテ・アグリー」みたいです。あ、マライアの伝説の駄作、「グリッター」ともかぶる(笑)


思った通りの配役で、サプライズはありません。
エリック・デイン、ちょっと老けた気がしました。





「ヴェロニカ・マーズ」のクリスティン・ベル も、「やっぱり」な感じの役でててます。





とにかく女子にはたまらない作品です。
ダンサーの女の子たちが可愛い!!!
で、相手役の キャム・ギガンデットも可愛い。





歌もダンスも楽しめます。
何度もいうけど、お話はベタベタです。でも、目を離せません!
いかにも女性好みの映画、と言われても、私は好きです。


後半ちょっとダレタかなあ。


でもまあ、ともかく、


Go to the Burlesque!! Enjoy the show!!!

KEE



<ストーリー>
田舎娘のアリ(クリスティーナ・アギレラ)は、その美しい歌声を武器にスターを夢見て単身ロサンゼルスに向かう。そこで彼女の心を奪ったのは、経営難にあえぎつつも、セクシーなダンサーがゴージャスで、しかもどこか淫靡なショーを繰り広げる大人のためのエンタテイメントクラブ”バーレスク”だった。まずはクラブの大スターで経営者のテス(シェール)からウエートレスの仕事をもらい、舞台へ上がるチャンスを狙うアリ。


生き残りを賭けて必死のテスと舞台監督のショーン(スタンリー・トゥッチ)は、アリの歌唱力とダンスの才能を見抜き、次世代のスターとして、アリを売り出す。母を幼くして亡くし孤独だったアリだが、このバーレスクで、テスを母、ジョージア(ジュリアン・ハフ)等ダンサー仲間を姉とし、ただ一人主役ダンサーだったニッキ(クリスティン・ベル)の嫉妬は買うものの、女性として、ショーガールとして輝きだしていく。唯一の気がかりは、ルームメイトでバーテンダーのジャック(キャム・ギガンデット)の存在。彼はフィアンセがいる身で、お互いの想いを胸に秘めたまま、いま一歩二人の中は進展しないでいた。


そんな時、アリのステージに魅了された大物エージェント マーカス(エリック・デイン)から、引き抜きの誘いを受けたアリ。バーレスク存亡の危機を救うのか、自らの夢をさらにステップアップさせるのか、岐路に立たせられるアリの選んだ道とは―――。


<キャスト>
クリスティーナ・アギレラ
シェール
クリスティン・ベル
スタンリー・トゥッチ


<沖縄での上映劇場>
上映期間:2010/12/18(土)〜
住所:那覇市久茂地1-1-1 9F(パレットくもじ)
電話:098-869-4688

2010 12月

赤星たみこ(著)



『誰もが身体の中に自分の美を引き出す宝のツボをもっています
 そのツボはさわったりもむだけで美のオーラをあなたの身体に
 満たしてくれます』


きれいな足の写真から想像するイメージを裏切り、中身はなんとマンガ!
1時間で読めちゃいます。


表紙をめくると「あなたに効く美女の壺は?」と4つのタイプ診断が。
チェックの結果、わたしは
“弱点はちょい太:むくみタイプ”と“弱点はちょい冷え:青ざめタイプ”が同点。
確かに、このごろむくんで冷えてます・・・
ほかには“弱点はちょいイラ:ストレスタイプ”と“弱点はちょい枯れ:艶かけタイプ”も。


内容はというと、
“世界一の名前負け女”と称する主人公の“山田綺麗”ちゃん。
最近妙につやつや、しっとりピカピカしてきたおかんを尾行してたどりついた“秋桜鍼灸院”。
そこで毎回、美のツボを教えてもらう・・・というお話。
恋に仕事に不器用で知らずにストレスをためちゃう綺麗ちゃん、
とてもとても他人だとは思えません。


そんな綺麗ちゃんが、“秋桜鍼灸院”で美のツボを学ぶにつれ、
みるみる肌と髪がしっとりツヤツヤに、頭もスッキリ、ヤル気が上昇、
仕事もバリバリに変身!そしてついには名前負け返上!
と、まさにシンデレラストーリー!気分爽快!!


『疲れ目のツボ、花粉症のツボ、むくみをとるツボ、冷えのツボ、夜泣きのツボ、
不眠症のツボ、すっきりボディのツボ、恋ができるツボ、明日キレイになれるツボ』


キャッチーなツボネーミングを読むだけで、身体のどこかを押したくなっちゃう。
そんな素敵なスイッチがあるんだ〜 この身体に。


『病気になる前の未病という時期もちゃんと治療してくれるツボ療法』


元気なカラダは元気なココロをつくるもと。
お風呂でちょっと押すくらいなら、ずぼらなわたしにでもできるかな。
『美女の壺』
読んだらきっと、押したくなります。

Written by Rico

2010 12月




日 時:1 月6日(木)14 :00 ~
場 所:那覇市消防本部(那覇市銘苅2丁目3番8号)
その他:当日の一般駐車場はありません
問合せ:消防本部総務課 担当 屋良:098-867-0119
※雨天時等での中止は当日の早朝に決定します
内容
(1) 職員・団員・女性防火クラブ員による特別点検
(2) 市長訓辞
(3) 優良職員・団員表彰
(4) 特殊消防車両紹介・救助隊による展示訓練

HP:http://www.city.naha.okinawa.jp/fire/