2012 2月


 
日時 公演日:2012/02/25・26(土・日)
  開演時間:18時30分
会場 国立劇場おきなわ大劇場 
入場料 一般:3,500円(全席指定)  昼夜通し券:5,000円
チケット発売日:2012/01/04(水) チケット販売所
 
 
公演内容
人形浄瑠璃文楽(ユネスコ無形文化遺産)が、国立劇場おきなわの舞台に初登場!
 出演者によるわかりやすい解説付きで、初めてご覧になる方でも十分にお楽しみいただける公演です。
夜の部では、景事と呼ばれる舞踊劇から「団子売」を、時代物のなかから歌舞伎でも有名な「摂州合邦辻」をご覧いただきます。
世界でも類い希な大人が楽しむ人形芝居・人形浄瑠璃文楽の、義理と人情の世界をご堪能ください。
 
 
-演目-

 
【夜の部】 ~ 景事・時代物 ~
■ 解説「文楽へようこそ」

 三業と呼ばれる、大夫・三味線弾き・人形遣いが一体となって創りあげる文楽の世界。出演者による実演を交えた解説で、演目のあらすじを中心に文楽の魅力をわかりやすくご紹介します。
 
■ 「団子売」(だんごうり)

 団子売の夫婦が団子を売り歩く姿を舞踊にしたものです。仲の良い夫婦が、新年を寿ぎ、餅をつき、めでたい唄にあわせて軽妙な踊りを披露する、軽やかで彩りあふれる縁起のいい一幕です。
 
■ 「摂州合邦辻 -合邦住家の段-」
  (せっしゅうがっぽうがつじ -がっぽうすみかのだん-)

 
 河内の大名高安左衛門の後妻・玉手御前は、継子である俊徳丸に、道ならぬ恋心をいだきます。俊徳丸を許婚の浅香姫から奪うため、玉手は俊徳丸に毒を盛り醜い顔に変えてしまいます。醜い我が身を恥じて玉手の実家である合邦の家に隠れた俊徳丸に、変わらぬ愛を誓う浅香姫。嫉妬に狂った玉手は、恋敵である浅香姫をののしり、髪を掴んで引き回し、執拗に打ち付けるのですが・・・。実は、玉手のこの狂った所行には、お家騒動を巡る玉手の真意が隠されていたのでした。
 嫉妬に乱れ狂う玉手御前の激しさや、最後に待ちうけるドンデン返しなど、観どころ聴きどころ満載の時代物の名作です。

 
※配役は、チラシをご参照ください。出演者は都合により変更する場合がございます。予めご了承ください。
 
問 国立劇場おきなわチケットカウンター:098-871-3350
担当 国立劇場おきなわ事業課
 

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2012 2月


 
「若狭公民館まつり」は、若狭公民館で活動するサークルの皆様の1年間の成果発表の場です。
また、若狭幼稚園・小学校児童の演舞をはじめ、地域の関係団体も関わり、地域まつりの要素があるのも若狭公民館まつりの特徴です。
多彩な催しが満載で、どなたでもお楽しみいただけます。お気軽にご来場ください。
 
■2月18日(土)展示発表、バザー、体験教室、音楽演奏の夕べ、そのほか
■2月19日(日)舞台発表、展示発表、出店、喫茶コーナー、無料健康相談
■2月25日(土)社交ダンスパーティ-

 
【場 所】若狭公民館
【問合せ】098-891-3446
【メール】info@cs-wakasa.com

 
若狭公民館ホームページ
→ http://naha-kouminkan.city.naha.okinawa.jp/wak-kou/
 

2012 2月


 
私の場合はこうだった。
夕暮れ帰り道、母に手を引かれ、両脇を木々に挟まれた坂道を海を望みながら下る。
母の大きな力にに包まれていた、幼き頃の景色。
畠山美由紀が自身の故郷、気仙沼を歌った曲の中にあるのは、 聴く人それぞれに違う心象風景。
 
「気仙沼出身の畠山美由紀が、震災に向き合って作ったアルバム」
こう聞くと、ちょっと心に重さを覚えるかもしれない。
しかしその予想を裏切って、アルバムから最初に感じるのは、
幼少の頃の思い出の中の景色の美しさだったり、自分にとっての故郷の存在の大きさっだったりする。
 
故郷のもの悲しさや朗らかさ、かけがえの無さを、それぞれの曲に、さらにはアルバム全体に込めることができたのは、彼女が故郷の風景を失ったから、失うことでしか見えない何かを知ったからに違いない。
 
震災直後の心境を畠山さんはこう語る。
「地震直後は実家の家族とも連絡もつかないし、できることって何もないし、計画停電で真っ暗だし、心細くなるじゃないですか、電気が来たと思ってテレビをつけたら流れる風景はあれだし、自分が知っている風景とのギャップがもう悲しくって。
自分の気持ちを落ち着かせる感じで、ギターを手にとって思い出の風景をなにとなく綴ったという感じです。

 
私の知ってる気仙沼は、すごい綺麗で みんなに見せたかったのにな。
すごく浮かんでくるんですよね、鮮明に。
自分のやり方で風景を伝えたいっていうのはあったかな、留めておきたいっていう気持ち。
あそこはあんなだったのになーと始まって、四季をめぐる景色がばーっと浮かんで。
たくさんの思い出があるから書き切れないじゃない、詰め込みきれないじゃない?
それでもう涙もあふれて。胸が押しつぶされそうっていうのは正にこのことだなって」
 

 
今回のアルバムは不思議なほどにその詩が、言葉がすーっと心に入ってくる。
それは核となる曲「わが美しき故郷よ」を始め、オリジナル曲の全てに言える。

私にとって、歌を聴くということは、メロディを楽しむことと同義で、詩はそのあとにくるもの。気に入った曲のものだけ聞いてみるものだと無意識ながらに思っていた。
 
だけど、今回はなぜか、詩が言葉として、映像として先に心の中に入ってきた。それではっとした。メロディには詩を届けるという大きな役割もあるのだと。考えてみればそうだ、例えば説教じみた内容でも、詩にして曲に乗せたらきっと素直に聞き入れられる。
畠山さんはもちろんそのメロディの力を心得ていて、「いつも思っているの。伝わらなかったら意味がないって」と言う。

 
しかしその一方で、メロディはリズムの持つ、純粋に音楽としてのパワーも忘れない。その大きさを改めて感じた機会があったそう。それは被災地となってしまった、地元の気仙沼の学校でのライブでのこと。生徒の皆が歌い出し、講堂いっぱいい響きわたるほどの大合唱になったのだ。
「 びっくりしました、あれは。 そのときに、皆が知ってる歌って必要なんだなーって感じました。 それで今回のアルバムには、そのときに歌ったスタンダード曲を入れたいなーと思って、オリジナルと半分半分って感じで作るに至ったんです。

 
歌が媒介して、そこに生まれる一体感ってすごくて。子供たちがね、「知ってる!知ってるー!」と言って歌い始めて。土地のなまりが私にももちろんあるから、それで「本当残念だったね」と話しかけたら、なんとなくこう溶けこんでいける感じで。自分と同じ学校を卒業した人だっていうところから、何か大きく感じるところがあったみたいです。

 
やる方は音楽の力とかって言うけど、実際どうなんだろって、歌の力って何かわからなかった。でも終わってみれば、こんなに喜んでもらえるもんなんだなって思いました。」
 
 

 
畠山さんが、この気仙沼の学校訪問で唯一伝えたかったこと、それは、子供たちの辿りつけるであろう未来の大きさだ。その手応えの程を尋ねると、被災した子供たちの健気さや前向きさにまで話は及んだ。
 
「訪問の後日、お手紙やメッセージをもらって。
中学生だと『ジャズのスタンダードナンバーが良かった』ですとか、小学生だと母親に『今日、歌手が来たよ!』って言ってくれてたみたいで。
 
なんとなくですけど、夢を持ってくれたかなって感じはするんですよね。
こういう田舎の人もで何かできるんだ、と感じてくれている雰囲気はありました。
実際、なかなかあの田舎から出てくるのが大変で ミュージシャンになるとか考えられなかったわけ、本当どうしていいかわかんない。ミュージシャンじゃなくてももちろん同じでね。
望めば色んな所にいけるし、また帰ってこれるしっていうこと、外の世界に触れるってことがこれからできるよっていうことが、唯一私の伝えられるメッセージかなと思うんです。
世界はここだけなんじゃないかと、私自身がまさに幼心に思っていたから。
 
それにあんなことがあったから外との繋がりをある意味求めると思うんですよね。
実際色んな人が来ているし。
また言うことが違うんです。 『この町のことを忘れないでください』とかさ、『みんなのために』とか。絶対言うんですよ、周りのこととか。こんなこと普通言うかな子供がって思うようなこと。ちゃんと人の役に立ちたいとか、そういうことを思ってるわけ。子供なのにえらいなって思いますよね、やっぱり。それサポートしてあげないとね」
 

 
昨年(2011年)は畠山美由紀のソロデビュー10周年という節目の年であった。彼女にとって大きな意味を持つ年に大震災を経験し、歌うことの意味が変化したという。
アルバム「わが美しき故郷よ」は、被災地の子供たちの「この町のこと忘れないで」という願いをしっかり受け止めて、震災のことが薄らいでしまわない内にと昨年リリースされた。
 
リリース直後から大きく反響を呼び、そのアルバム全体から「故郷だけでなく、母を感じる」「母の大きな優しさがある」という声が多く寄せられたそうだ。
 
皆がアルバム「わが美しき故郷よ」から母を思い描くのはもっともなことだ。
なぜなら収められた曲たちは、
共感の言葉の紡ぎで背負ってしまった悲しみを慰めてくれ、
からだで感じるメロディで心地よさをくれ、
優しく勇気づける詩でキラキラした未来を描かせてくれるから。
そう、その行為はまさに、母のそれ、故郷のそれそのものなのだから。
 

畠山美由紀 5th ARBUM 「わが美しき故郷よ」

収録曲数:全12曲(11曲 + 朗読1曲)
発売日:2011年12月7日
品番:RBCP-2603
JAN:4545933126039
価格:2,800円(税込)
仕様:16項ブックレット + 別紙「詩」特別封入
タワーレコードサイトへ:http://tower.jp/item/3007675/
 
畠山美由紀 official website:http://hatakeyamamiyuki.com
アルバム『わが美しき故郷よ』 official blog:http://wagakokyo.exblog.jp

 
 
畠山美由紀 プロフィール
Miyuki Hatakeyama
1972年8月18日 宮城県気仙沼生まれ。

1991年上京後、10人編成のダンス・ホール楽団・Double Famousのヴォーカリストとして活躍する中、ゴンザレス鈴木率いるSOUL BOSSA TRIOのフィーチャリング・ヴォーカリストとしてCDデビュー。Port of Notes、Double Famousの活動を続けながら、2001年9月シングル「輝く月が照らす夜」でソロ・デビューを果たす。
 
現在までに4枚のオリジナル・アルバムの他、カバー・アルバム、ライヴ・アルバム、ライヴDVDなど多数作品を発表。ヴォーカリストとして、他アーティストの作品、トリビュート・アルバム、映画音楽等の参加も多い。
 
また、ソロ・デビュー時から、キリスト品川教会グローリア・チャペルにて毎年行われているプレミア・ライヴ“Live Fragile”のチケットは、毎公演即日完売。同世代の女性をはじめ、本物の音楽を聴きたいという音楽ファンたちから圧倒的な支持を受けている。
 
CM曲やナレーション参加も多く、これまでに、小田急ロマンスカー、女性化粧品「Obagi」、ハウス「こくまろカレー」、プラチナ・ギルド・インターナショナル「サンクスデイズ・プラチナ」、Honda「LIFE」、HITACHIやJR西日本企業CM、パナソニック「LED電球EVERLEDS」のTVCMソングや、KOSE「薬用 雪肌精」TVCMナレーションなどを担当している。また、2007年には、ヱビス「ザ・ホップ」TVCMに自身が出演し、話題となった。

 
生きる歓びと悲しみ、目に見えない豊かな世界、畠山美由紀の歌声の中には、この人生をより愛おしく生きるための確かな手触りがある。2011年9月、ソロ・デビュー10周年を迎え、ますます、聴く人の心に寄り添う歌をうたっていく。

 

2012 2月


 
沖縄在住のフェルト作家rimoco*rimocoさんの世界が広がる楽しい展示会。

日々、ちくちくちくちく。。。。一つ一つ丁寧に作られた羊毛小物達。

ほっこり暖かくしてくれます。

 
期間:2012/02/10(fri)-2012/03/20(tue)
場所:那覇市牧志2-5-2 「沖縄の風」 Tel098-943-0244
時間:open11:00~20:00 (土日祝~22:00)
HP:http://www.okinawa-wind.com
  

2012 2月


 
日時;2012年2月24日(金)~2月28日(火)
場所:Kufuu -gallery shop- 沖縄県宜野湾市大山 2-22-18
TEL 098-890-4095
OPEN 11;30~19;300
CLOSE 水・木
 
~HATAの裂き織りバック~
裂き織りとは、着れなくなった着物地を細かく裂いて横糸に織り上げ、
再び布として生活に生かし暮らしの知恵から生まれたエコな織物です。
 
そのエコの精神を取り入れたくて
『アンティーク着物』『古着のリネン』
『捨てきれず残しておいたお気に入りのボタン』などを
すこしでも再利用するように心がけています。
 
HATAの裂き織りバック。
ぜひ手にとって触れてみてください。
 
ブログ
Kufuu;http://kufuushop.ti-da.net/
HATA;http://zakkashophata.ti-da.net/
 

2012 2月


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公演日:2012/02/11(土)開演時間:14時
会場 国立劇場おきなわ 大劇場 
入場料 一般:3,000円 (全席指定) 
チケット発売日:2012/01/04(水) チケット販売所
HP:http://www.nt-okinawa.or.jp/index.php?option=com_theater&act=look&ID=644/
 
公演内容
組踊「賢母三遷の巻」作者・創作年代不詳。
伝統組踊保存会が平成15年に復活公演で初演。
孟子とその母を描いた「孟母三遷」の逸話を組踊化した世話物をご覧いただきます。

 
-演目-

 
第1部
舞踊 男性舞踊家の世界 ~舞薫り~
1.女特牛節 〈踊り手〉髙江洲 清勝・前當 正雄
2.天  川 〈踊り手〉金城 陽一
3.鳩 間 節 〈踊り手〉田口 博章
4.むんじゅる 〈踊り手〉大浜 暢明
5.花 風 〈踊り手〉佐辺 良和
 
 
第2部
組踊「賢母三遷の巻」(けんぼさんせんのまき)
立方統括:親泊久玄
立方指導:海勢頭あける
地謡統括・指導:照喜名進
 
配役
岩崎の比屋  真境名律弘
下庫理    山入端實
島袋     大湾三瑠
豊松之按司  親泊邦彦
母親     海勢頭あける
千代松    宮城茂雄
吉盛の子   海勢頭秀光
きやうちやこ持ち 平良祐樹

 
地謡
(歌三線)照喜名進・照喜名朝國・上原睦三・與那国大介
(箏)宮里秀明
(笛)喜舎場孫好
(胡弓)川平賀道
(太鼓)宇座嘉憲

 
※出演者は都合により変更になる場合がございます。予めご了承ください。
 
 
~あらすじ~
早くに夫を亡くした安川の子の妻は、一人息子千代松の養育のため田舎で機織りなどをして生計を立てていた。千代松が、田舎では百姓を、町方では商人の真似をして母を困らせるので、士族の子弟として学問を身に着けさせたいと願う母が、髙嶺村の学校の近くに三度目の引っ越しをしたところ、千代松は勉学に励むようになった。髙嶺村でのつましい生活の中でも千代松は勉強を怠らず、いつしかその姿は慈悲深い領主として名高い豊世松の按司の目にとまり、親子は世の模範として引き立てられるのだった。

 
 
問 国立劇場おきなわチケットカウンター:098-871-3350

担当 国立劇場事業課
 
 

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2012 2月


 
「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」
「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」や
「苦しいこともあるだろう 言い度いこともあるだろう 不満なこともあるだろう 腹の立つこともあるだろう 泣き度いこともあるだろう これらをじっとこらえてゆくのが 男の修業である」
 
と、名言が多い山本五十六。

父と観に行ってきました。
 
予想に反して、人が少なくて、混雑予想した私はネット予約の上、相当早く父を迎えに行ったので、めっちゃ文句言われました(笑)
 
まあ、めったに映画を観ない(10年に1本くらい)父が、観たいと言っていたので、お付き合いのつもりで観に行ったら、なんのなんの。
 
めっちゃ面白かったんですけど!!
 

 

 

 
大体、日本史に弱い私なので、
何が史実なのかも知らずに観れたのも良かったのかも知れません。
 
もともと、自衛官幹部だった父は、
映画を観ながらかなり独り言をぶつぶつ言っていたのがウケマシタ。
 
とにかく五十六かっこいい!!
 

 

 
実際の五十六は背も160センチくらいで小太りだったと聞いているので、
絶対に役所広司 みたくかっこいいはずもないのですが、とにかく素敵。
 
何せ部下の失敗やいろんなことに怒らない!本当か???
 
「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」
という言葉は私は大好きなんですが、おそらく私の父は、
「やってみせ 言って聞かせて させてみて」まではやっても、
まず、上手くできなかったらほめないな。
 
それにしても、真珠湾攻撃、あんなことがあったとは。。。本当なのか??
南雲忠一なにやってんだ??って感じなんですけど。
 
そして、とにかくかっこいいのが、山口多聞を演じた阿部寛 。
 
このひと、何をやっても現代劇に見えるんだけど、船と運命を共にする。
 
阿部ちゃん、かっこよすぎます。
 
この映画、なんだかちっとも退屈しません。
 
監督の腕の良さなのか、役者がとっても活きています。
 

 

 
あ、でも私は作戦会議にちょっと飽きて、5分ほど寝てましたが、
普段映画を観ない私の父は、「面白くて良かった」と言ってました。
予告編をやっているときにがんがん寝ていたのでびっくりしましたが、
本編始まったらがっつり観ていて安心しました。
 
観客は年配の方が占めていましたが、若い方にも面白い映画ではないでしょうか。
とにかくかっこいいのです。五十六が。
 
エンディングがいきなり、小椋佳 の歌になり、
新春スペシャルドラマか??という感じになってびっくりしましたが、
年配の父にはOKだったようです(笑)

 

KEE




 
<ストーリー>
昭和14年夏。日独伊三国軍事同盟をめぐり、締結を強く主張する陸軍だけではなく、国民の大半も同盟に希望を見いだしていた。そんな中、海軍次官の山本五十六(役所広司)、海軍大臣の米内光政(柄本明)、軍務局長の井上成美(柳葉敏郎)は、陸軍の圧力や世論にも信念を曲げることなく同盟に反対の立場をとり続ける。しかし、第2次世界大戦が勃発(ぼっぱつ)し……。
 
<キャスト>
山本五十六(連合艦隊司令長官) – 役所広司
堀悌吉(海軍中将、五十六の同期) – 坂東三津五郎
米内光政(海軍大臣) – 柄本明
井上成美(軍務局長) – 柳葉敏郎
三宅義勇(作戦参謀) – 吉田栄作
山口多聞(艦隊司令官) – 阿部寛
宇垣纏(参謀長) – 中村育二
黒島亀人(先任参謀) – 椎名桔平
南雲忠一(航空艦隊司令官) – 中原丈雄
永野修身(軍令部総長) – 伊武雅刀
牧野幸一(五十六と同郷の零戦パイロット) – 五十嵐隼士
秋山裕作(「東京日報」記者) – 袴田吉彦
真藤利一(「東京日報」記者) – 玉木宏
草野嗣郎(「東京日報」編集長) – 益岡徹
宗像景清(「東京日報」主幹) – 香川照之
谷口志津(小料理屋「志津」の女将) – 瀬戸朝香
神埼芳江(「志津」の常連客のダンサー) – 田中麗奈
高橋嘉寿子(五十六の実姉) – 宮本信子
山本禮子(五十六の妻) – 原田美枝子
 
<沖縄での上映劇場>
サザンプレックス
098-835-6600
島尻郡南風原町字宮城371-1
HP:http://www.startheaters.jp/southernplex
 

2012 2月


 
★日時:2月26日(日) 9:30~11:30(予定)
(小雨決行:雨合羽などご持参ください)
★集合場所:Café やぶさち(南城市) 駐車場
http://yabusachi.com/
 
★散策コース
沖縄に住んでいながら、意外と知らない素敵なオキナワ。
ポスチュアスタイリストと一緒に、楽しみながらちょっとオシャレに感じてみませんか?
稲作伝来の伝説がある【受水走水(ウキンジュハインジュ)】
聖地【浜川御嶽(ウタキ)】、琉球の人類発祥の地【ヤハラヅカサ】、百名ビーチを
歩きます。
絶景カフェ「Café やぶさち」でのヘルシーランチをお楽しみください。
 
★参加条件:ご参加は小学生以上からとさせていただきます。男性も大歓迎!です。
 
★当日の持ち物&注意事項: ・飲み物、タオル(汗拭き)などお持ちください。
・荷物は各自で管理して頂きますのでご注意ください。(当方でお預かりはいたしません)
・動き易い格好でお越しください。
・ヒール、サンダルはご遠慮ください。
 
★参加料: 大人:2500円(・ミニレッスン・ランチ代含む) 子供:1,000円 定員30名
*お申し込みは、メールにて受け付けます。参加料は事前振り込みとさせていただきます。
お申し込み頂いた方に別途ご連絡いたします。
 
★内容について
自然を感じながら歩き、ウォーキングの楽しさを感じて頂くイベントとして開催します。
ポスチュアスタイリスト遠藤美絵と藤田佳子と一緒にウォーキングを楽しみましょう。
通常のポスチュアウォーキングレッスンと異なります。所々でポイントはお伝えしますが、
細かい指導を希望される方は『ワンディレッスン』をお勧めします。
 
★連絡先  ポスチュアスタイリスト
遠藤美絵 mie@posture.cojp / 090-7219-4093
藤田佳子 yoshiko@posture.co.jp / 070-5817-3824
 

2012 2月


 
一見、ポップで可愛らしい雰囲気を感じる絵。
しかし初見から数秒後、わたしたちは思わずはっとする。
絵の向こう側に、凶暴な世界が透けて見えてくるからだ。
 
「僕の絵って優しい絵じゃないんですよね。毒のあるのが好きで。」
  
– – – 思った通りに描けない、版画のそういうところが面白くて
 
今は、RBCビジョンという番組制作会社で美術スタッフをしています。
仕事と平行してアート活動もやっているという感じですね。
 
芸大を目指してるとき、1年間予備校に通ったんです。
今でもなんですけど僕は見たままの絵を描くと言うのが苦手で。
デッサンがダメなんですよね。
だから予備校でもダメクラスにいました。
 
僕は1年で予備校をやめて、専門学校に進みました。
学校を卒業して就職したころ、
同じように美術をやってた先輩が、
「自分の幼なじみとあんた気が合いそうだから会ってみないか?」と言うんです。
偶然にも、その子が予備校が一緒だった子で。
 
彼女は当時、版画をやってました。
みんなで彼女に版画を習おうという機会を設け、教えてもらったんですが、
銅板を削って絵を描くので、普通に鉛筆で絵を描くのとは勝手が違うんですね。
彼女のようにちゃんと勉強されてる方は
線をきちんとコントロールできるというか、
思った通りのものがちゃんとできると思うんですけど、
僕なんかがやると思った通りにいかない。
でもその感じが結構好きで、偶然できたキズとかも面白くて。
最初から「面白い!」と思いました。
絵の上手いヘタとはちょっと関係ない感じがするなーって。
 

 
– – – 会社勤めと絵描き、二つのわらじ生活が合っているんです
 
就職してしばらくは、そんなに積極的にはアート活動はしてませんでした。
会社に勤めながら本当にちょこちょことつくって、それだけ。
個展をしようなんて気も全然ありませんでした。
 
僕、復帰生まれなんですけど、
30歳のときに県内の復帰っ子が集まるアートイベントがあって、
それがきっかけで制作をするようになりました。
それでも友達とちょこちょこやる程度で。
 
34歳のときにユナイテッドクリエイティブの大嶺秀史さんが
県内のイラストレーターを集めてブックを作るということですでに何人か選ばれていて
その中の一人、カイナアートフェスタ主宰の徳元佐和子が
「一緒にやらない?」
と声をかけてくれたのがきっかけで活動量が増え、
絵描きの友達も一気に増えました。
 
そのとき、実は一回会社を辞めたんですね。
絵描きとしての活動を本格化しようと思って。
すると、絵を描くために仕事を辞めて、時間があるのになぜかあまり描けない。
性格的に二足のわらじが合ってるみたいで。
それでまた会社に戻って今に至ります。
 
今の生活のバランスがちょうどいいと感じます。
会社を辞めていた時期よりも今のほうが、ずっといっぱい描いてます。
 

 

作品を丸く切取り、
 

縦に繋げていく。「KAMI・GAKARI」で発表する予定の作品。
 
– – – 毒のある絵じゃないと僕にとっては面白くない
 
僕の絵って優しい絵じゃないんです、
毒のあるものが好きで。
 
こういう傾向はずっと以前からありました。
小さい頃からホラー映画や恐怖漫画みたいな「怖いもの」が好きだったんです。
可愛いものと怖いものの中間ぐらいが好きですね。
絵を描くとなると、こういう自分の好みから外れたものは描けない。
 
絵についての好みはすごくはっきりしているので、
明らかに嫌いなジャンルや嫌いな絵があるんです。
絵って好き嫌いはあってもいいけど良い悪いというのはなくて、
そこは「それぞれの好み」だとは思うのですが、
僕はやっぱり自分が好きな、毒のある絵じゃないとちょっと面白くないなと感じます。
 

 
– – – 会社勤めと絵描き、二つのわらじ生活が合っているんです
 
僕はいつも妄想して、頭の中で物語を作りながら描くんです。
ですから物語自体にもやっぱり毒があります。
 
大きいテーマというか、一つの物語がベースにあって、
その中の一つの話、一つの場面という感じで一枚の絵を描きます。
物語どうしはリンクしていて、主観が変わったりするだけ。
ドラマのスピンオフみたいな感じですね。
 
たとえば、この前の個展では「毒と薬と大事件」というタイトルで
公開処刑される殺人鬼の話をベースに描きました。
それ以前に街についての物語がもともとあって、
その街にすんでるある人が毒殺事件を起こして処刑される話。
 
で、次の個展では彼がどうして殺人気になったかっていう話を描きました。
彼はワーグナーハイツという名のアパートに住んでいて…という風に。
 
自分の中では物語のつながりがしっかり把握できてるんですけど、
見ている人にとってはそのつながりは曖昧に映ると思います。
 

 

 
– – – 恐怖感ではなく不快感を与えないように
 
僕のそういう絵を、とあるお店に展示させていただく機会があったんですが、
観た方からクレームがきたらしくて。
担当のかたから電話があって…。
お昼休みに取りに行ったらすでに撤去されてました。
「すみません、私達のほうではずしました」ってお店の方が。
当時、沖縄で未成年による大きな事件があって、みんなナーバスになっていたんだと思います。
 
そのことがあってから、
いくら自分の好きな世界であっても、
発表するタイミングなどは考慮しないといけないんだなと。
出しっぱなしじゃだめなんだと、とても勉強になりました。
 
前回の個展で暗い海の絵を描いたんですが、
3.11のあとだったので、
なんとなく「この絵は出せないな」と判断し、お蔵入りになりました。
 
「恐怖感」じゃなく、「不快感」を与えるのはいやなんです。
 
ミヒャエル・ハネケとキム・ギドクという映画監督がすごく好きなんですけど、
観たあとにいつも
「どうしてこういう映画観ちゃったんだろ?」
って後悔するような映画ばかりを作ってる人たちなんですね。
でもやっぱり好きで観ちゃう。
自分はそれを好んで観るわけですが、
そういう世界感を好まないひともいるわけですよね。
 
それと同じで、自分の作品を発表する際は、
さまざまな感じ方を考慮しないといけないと思っています。
不快感だけは与えないように心がけています。
 

ナカさんの作品と似た世界感を感じさせる人形たちが並ぶ
 

左上の人形の顔は「セット販売ではなかったんですけど3つ欲しくなって」
 
– – – 適当なメモ描きからアイディアが
 
よく女性が電話しながらメモとかするじゃないですか?
意味のない図形を適当に描いてみたりだとか。
そういう落書きからぱっと自分のなかではまる形が出てくることがあって、
一個できるとあとはもう10も20も30もどんどん出てくるんです。
最初の一個からぱーっとイメージがわいてきて、
気分がのってさくさく進むんです。
最初の1個だけは、少し苦労しますね。
毎回そうなんですよ。
だから「個展までに間に合うかな?!」って綱渡りのような感じで。
 

 
– – – ブレないというより、これしか描けない。それだけ。
 
県外での活動も行いたいと思っています。
今年は秋口にグループ展ができたらいいなと思っていて。
東京で、むこうにいる友達も巻き込んで。
そう、活動の幅をもう少し広げたいなという感じですね。
活動の内容に関しては自分の中でけっこうしっかり決まっているので。
 
僕は「何でも描けます」っていうタイプの絵描きじゃないので、
本当にこれしか描けないんですよ。
っていうことでブレないように見えるだけ(笑)。
本当に上手くないから、結局描けるものに落ち着いちゃう。
そういうことです。
 

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ナカハジメさんは、
「どうして絵を描くの?」
という質問がいちばん苦手だという。
 
「だって理由がないんです。
日曜日に必ず草野球に行くお父さんと同じ。
日常で普段の生活のなかですべきことだと思っているので、
理由を求められたり、何か特別なことをしてるという見方をされるのが
ちょっと苦手だったりします。
『絵を描いてるんです』って言うと、
『すごいね!』なんてみんな言うんですけど、
本当にすごくなんかないんですよ。
家でテレビゲームする人もいれば本を読むひともいる。
それと一緒です。」
 
ご飯を食べたりテレビを観たりするように、
日々の営みの一環として絵を描いてきたというナカさんが描く絵は、
その言葉通りのびやかで奔放なファーストインプレッションを抱かせる。
しかし、その向こう側には彼が愛する世界、
多くのひとにとっては恐怖を感じさせる世界が広がっている。
 
しかし考えてみれば、
その世界こそが幼い頃からナカさんが好み続けていた世界であり、
ナカさんにとってはまさに日常的に頭のなかで描いていた世界なのだ。
 
第一印象でポップさを感じ、
続けて戦慄や恐怖を感じたさらにそのあと、
描かれているのはそれだけでないことに気づく。
 
ナカさんの頭の中に広がる複雑精緻な世界のように
一言で言い表すことのできない奥深さがあり、
沢山のイメージや想いや言葉が、幾重にも折り重なって見え、
ときには自分がずっと目を背けふたをしてきた箱をバッと開けられたような気持ちになり、
ときには自分以外誰も知るはずがない心象風景を切り取って見せられたような気持ちになる。
 
あなたは彼の絵の中に、どんな世界を見るだろう?
それはきっと、私が見たそれとは違う。
ナカハジメさんの絵は、一人一人の心に直接アクセスしてくるから。

2012 2月


 
前半で瓶詰めタイプのテリーヌを試食した後、
もう一つの試作品を試食へ。

箱から取り出されたのは、
真空パックされたまさにテリーヌといった感じの四角形の試作品。
 
それを見た瞬間、モニターさんたちから
「美味しそう!」「たべた~い!」「これぞテリーヌ!」
の声が。
 

 

STEP1. まずはファーストインプレッションを本音トーク


 
– – – そうそう、テリーヌって言ったらこれだよね!でも…もずく??
 
Qちゃん わ!私これがいい!…まだ食べてないけど(笑)見た目で。
 
粧子 「パテ」みたいな感じだね.
 
ささ美 これまた初回の試食品とはぜんぜん違う〜!進歩がすごい!
 
宅美 ぱっと見た感じもおしゃれだね。

Qちゃん 高級感もあるね~。これぞテリーヌって感じ。やっぱ四角だよね。
 
ささ美 なんか…袋を切っても開けきれないんだけど。
 
ひとみ 真空パックのソーセージみたいに、開けた瞬間空気が入って「ピリピリ」って開けられるのがよくない?
 
Qちゃん そうだね、これちょっと開けづらい。でもでーじ美味しそう! いただきま〜す。
 
一同「おいしいー!」
 
チヨコ でも、もずくの味が…。
 
Qちゃん 「もずくテリーヌ」って感じではないかも…。
 
ささ美 うん。肉(笑)。
 
粧子 おいしいんだけどね…。もずくって感じはしないけど、こういうタイプの商品にするならそんなにもずくを押し出さなくてもいいのかもって感じもする。
 
チヨコ これは完全にもずくがサブ的な役割だよね。「なんとかのもずく入り」みたいな。
 
Qちゃん でもおいしい。ビール飲みたいって感じ(笑)。
 
一同笑い
 
粧子 肉の味が強いからご飯にも合いそうじゃない? 持って帰って家族にも食べさせてあげたくなる〜。食べる前ににおいをかいで「ポークっぽいかな」って思ったんだけど、味はそんなにしつこくなくていいね。
 
Qちゃん これならお土産としてもいいと思う。特別っぽいし高級感もあるし。見た目が安っぽくないから万人受けしそう。子供も食べられそうだしね。
 
ひとみ でも、置くなら肉コーナーかもね。もずくじゃなくて。
 
粧子 肉入りだと「もずく=健康志向」っていうイメージから遠のいちゃうな~。
 
チヨコ  うん。おいしいからこれはこれで売れそう。でも、もずく商品っていう感じではないね。
 

 
– – – 中身の改良点
 
粧子 お野菜はあんまり入ってないね。
 
Qちゃん 入ってるのは…コーンとグリンピースか。グリーンピースおいしかったよ、食べやすかった。
 
ひとみ 私は肉の味しかしなかったな。野菜の味もしなかった。
 
粧子 でも、大人向けの商品でおつまみとして食べるなら、逆に野菜はなくてもいいかも。グリーンピースやコーンってやっぱりチープなイメージがあるから、野菜をなくしてもずくを多くしたらどかな? そうしたらヘルシー感もアップするし。
 
ひとみ でも、これ以上もずく増やすと、見た目が悪くなりそうな気もする…。
 
– – – ワインと合わせるなら自分へのご褒美としてもアリ!
 
ささ美 お土産だったら三つで1000円でもいいかも、珍しいし。でも自分に買うならこのままだと100円くらい。200円以上なら私は買わない。それならまだ三つ入り198円のカップもずく飲んだ方がいいかなって思う(笑)
 
一同爆笑
 
Qちゃん お酒のおつまみとして特別な日に、っていうのなら少々高くてもアリかも。ご飯のおかずにもできるかもしれないけど。私にはちょっと難しそう。どうアレンジしたらいいかとか思いつかない。
 
ささ美 焼いてもイケそうじゃない?
 
ひとみ それってもう完全に「肉製品」としてとらえてるよね(笑)。
 
粧子 「自分へのご褒美」とか「リッチ感」っていうのとは外れるけど、朝ご飯にウィンナーをあげるよりはこっちあげたほうがずっといいなっていう気はする。もずく入ってるし、加工品のお肉じゃなくてひき肉のものを、って思うから。特別感が足りない原因は、やっぱり見た目かな。
 
ひとみ 私は逆に高級に見えたよ。ワイン専門店とかに置いてそうだなーって。
 
一同うなずく
 
ひとみ 私なら1個400円でも自分のために買うかも。ワイン飲む人なら出さなくない値段だと思う。ワインのおつまみコーナーみたいな場所に置くのであればこの値段でも違和感ない。私の中ではワイン専門店とかに置いてある総菜のイメージ。
 
粧子 うん、一人じゃなくてワインを誰かと開けるんだったらアリかな。
もずく入りのヘルシー感は女性には特に嬉しいよね。
 
Qちゃん 見た目も瓶入りタイプのより色が良くて好き。ベースのお肉の色が明るいし、野菜もちょこっとはいってるし。大人の商品っていうイメージだから、星型とかにするよりはこの四角のままで、リッツやチーズに合わせる感じだな。大人のおつまみ。
 
ひとみ バゲットとかね。私は子供にはあげたくないかも、身体にはよくてもなんかもったいない!(笑)
 

 
– – – テリーヌはやっぱり四角形がいい!
 
Qちゃん これ以上大きいと、開けてしまったら残せないって感じ。真空パックだから保存とかどうしよう?って。これくらいの大きさだったら一度で食べきれる。
 
粧子 でも、ワインのおつまみに出てくる「パテ」だともう一回り大きいよね。
だから私的にはこれ以上小さいのはナシかな。大きいのはアリ。
ワインってなかなか一人では飲まないし、誰かとつつき合いながら食べるから。
 
宅美 四角形にするにはお肉は必須なの? さっきみたいなゼリー状だとかたまらないのかな?瓶詰めタイプをこの形で寒天ぽくかためたら、野菜の断面もきれいに見せられると思うだけど。
  

STEP2. 大きさ、入れ物…自分が売る側ならどうする?


 
– – – 自分が売る側なら…瓶詰めタイプとパウチタイプ、どっち?
 
ささ美 瓶詰めタイプは日持ちがよくて扱いやすそう。それにもずく感が強いからお土産品としても売れそうだし。
 
宅美 瓶詰めタイプは、今の状態だと私ならまだ仕入れないかな。味はおいしかったんだけど瓶詰めは重いし、見た目と持ち運びのしやすさがもう一歩足りない。
 
粧子 日持ち考えると瓶は便利だし、瓶が好きな人もいるとは思う。でも自分が売る側で売れ残りや賞味期限切れを捨てることを考えたら瓶はやっぱり面倒くさい。ぱっと捨てられるほうがいいかも。私も瓶詰めっていう時点で仕入れないと思う。
 
チヨコ もずくのテリーヌですって贈らるんなら、私はさっきの瓶詰めタイプの商品をもらったほうが嬉しいな。味はどっちもおいしいんだけど、諸品名から自然とイメージする味に近いのが、瓶出詰めタイプの味だから。
瓶詰めタイプがこんなって四角い形でできたらもっといいんだけど…。
 
Qちゃん 私もプラスチック製の方がいいな。瓶って一応お金もかかるさ? コストもさげたいし、瓶は「いっぱい買って配る」っていうイメージじゃないし。
 
チヨコ 店先で買うんだったら軽い方が良いけど、お取り寄せとかネットで注文して贈るなら、瓶の方が高級感もあるし売りやすい気もする。だから、てネット販売なら瓶詰めもアリかな。
 

 
– – – 自分へのご褒美なら、見た目より中身重視!
 
Qちゃん 自分へのご褒美なら…やっぱコラーゲン推し?!
 
一同笑い
 
宅美 自宅に持ち帰るなら重さは考慮する必要ないかな。もう少し容器がかわいかったり、そのあと使えるような感じであれば。
 
Qちゃん 瓶がかわいいとポイントアップだよね。
 
ひとみ 私は逆にお土産だったら瓶でもいいかなって思った。どうせ送ることが多いから。持ち運ぶことあるのかな?って。これ一個だけ買うことなくて、他にもそばとか買うから、まとめてかったら無料でおくってもらえたりもするし。これでちょっとやすかったりしたら瓶だから高級感あるしあげやすい。真空パックだと逆にレトルトっぽく安く見られそうかなって.送料無料の特典があれば瓶でもあり。
 
宅美 瓶なら箱にこだわって綺麗にすればいいかも。だったら高級感も出ていいかな。
 
ひとみ 今の瓶はあんまりだよね…。買う側にどうしても「ご飯ですよ」とかをイメージさせてしまいそう。
 
一同笑い
 
Qちゃん 確かにのりみたいだよね、色もね。
 
ささ美 瓶でもふたをコルクにして、瓶のまわりにかわいい紙をまいて、麻のひもできゅっみたいな感じだとそのまま出せるし、お客さんに出すとしてもスプーンですくって食べれるから、そしたら瓶でも良い。
野菜の断面がきれいに見えなくてもいいし、食べてしまえば味はおいしいから。食べたあとは瓶は自由につかってーって。
 
宅美 お皿になる瓶とかあるかな?ふたを開けて出すとそのまま器になるような…。

粧子 そういうのがあると便利だね!エンターテイメント性もあがるし。
 
ひとみ パウチの方は入れ物として文句なしだよね。見た目もいいし便利だし。ただ今の状態は開けづらいってのが難点なだけで…。
 
チヨコ うん、開けやすければ文句なし。
 
ひとみ もちろんパッケージあのまんまじゃなく、可愛い箱に入れて〜とか、まだまだ上等にできるよね。
 

 

STEP3.開発者として自由に作れるなら、 パッケージは逆の発想でシンプルに


 
– – – 自分が開発者なら、サイズも量も少なめにして高級感を
 
ささ美 瓶にこだわろうとすると高くつきそうだから、私なら入れ物の中では箱のほうにこだわって開発するかな。
 
粧子 最近すてきだと思ったおみやげが、どら焼きなんだけど、竹のかごにはいってるの。どら焼きが一個一個ちゃんと包装されて、でも透明な袋でラッピングされてるだけだから軽いし、ちょっとつまむのにいい大きさだし、5個しか入ってないからもったいないっていう感じもあって、今日一個食べたら次は明日食べて…って大事に。なんか特別感があったんだよね。夫が出張行って買って来てくれたんだけど、「これを粧子に食べさせたい」って思ったって。そう思わせるのが大事かなって。
普通のどら焼きって一個100円くらいでしょ。それが小っちゃくて5個しか入ってないから高級感ある、だから食べさせたいって思う。私だったらそういう風に作る。
たとえばゼリーだったらぱくって食べられるくらいのサイズで作って、量も少なめに5個くらいにして、パッケージは「なんだろ、あれ?」ってパッと目をひくようにちょっと凝って作って。沖縄のお土産って全体的に派手だから、そこに置いたときに目立つように逆にシンプルに作る。シンプルな美ってあるさ?
 
一同うなずく

粧子 だから、シンプルで綺麗な感じがいいと思うな。
 

 
ささ美 自分用に買ってもらうなら単純に量を増やす。お客さん用だと見た目にこだわるけど、自分用なら私はあんまり見た目にこだわらなくもいい。
 
チヨコ コラーゲンに限らず、素材とか成分にこだわるのはいいと思うな。成分をとりこみたい、女子にとってはそれが自分へのご褒美(笑)。
 
ひとみ 自分用だったら瓶じゃなくていいと思うな。いらないかな。味、値段、カロリーとかは気にするけど、パッケージには凝る必要ない気がする。
 
ひとみ パウチタイプって、そんなに見た目凝ってないけど既存イメージで高級感が出るでしょ?だから今の状態でも十分リッチ感出てるから、自分用だったらあれでもいい。で、プラスαで美容に良い成分が入ってたらさらに嬉しい。逆に、同じ値段でも瓶だったら買わないかも、私。自分用としてはね。

ひとみ 値段設定としては1個498円が限度かな、私なら。500円を超えないっていうのが大事。
 
粧子 量がどれだけかにもよるよね。多いなら私も498円でもいいな。
自分用だとやっぱり数が少なかったら「足りない」って思うしね。
 

 

STEP4.料理をつくる女性の立場から、私ならこれを入れたい☆


 
– – – チーズにゴーヤー、豆板醤!瓶詰めタイプに入れてみたいあれこれ。
 
粧子 おつまみだったら、パウチタイプのほうはもっと味が濃くてもいいかも。お肉がぴりっとしててもいいかなって思った。
 
ささ美 チーズ入れてもおいしそうじゃない?

一同「いいね〜!」
 
チヨコ 私、お肉少なくしたバージョンも食べてみたい。もずくテリーヌっていう名前なのにお肉の味しか記憶にないから。おいしかったけどさ。
瓶のはからいのとかいろいろバリエーション作れそう。色んな味をセットにして売ってもいいかも。

一同うなずく
 
チヨコ 中華バージョンで豆板醤入れてみたり。
 
宅美 シークヮーサーとか柑橘系も合いそうだよね。

Qちゃん 青リンゴのもずくいりゼリーの話聞いたら、もう何でも合いそうな気ーしてくるね(笑)。

一同笑い
 
Qちゃん 組み合わせとして想像とかけ離れてるとインパクトあるから食べてみたくなるよね。
 

 
– – – パウチタイプと瓶詰めタイプのコラボ案
 
宅美 パウチタイプの方は、お肉をもっと脇役的に小さくして、それであの形でできたらうれしいな~。
ベースの素材は瓶に入ってたゼリーで、形は四角いテリーヌ形して、パウチタイプバージョンをキューブ型にしてまぶす。そんなの食べてみたい。

Qちゃん 今回食べた2つを合わせるわけね。一度で二度おいしいね。
 
ひとみ …試食会一回目の肉入りテリーヌに戻るのかなってちょっと怖い気もするけど…

一同笑い

ささ美 あれは肉そのものじゃなくて肉の味つけに問題があったから大丈夫じゃない?今回のはくせがなくておいしいもん。
 
チヨコ ゴーヤはどうかな?ゴーヤの中にゼリーを入れたら。
 
Qちゃん あ、かわいいね。
 
チヨコ ゴーヤーの中のわたをとったらスペース空くさ?そこに入れる。ゴーヤは酢漬けもできるし。
 
Qちゃん チヨコ賢い!おいしそうかも。さっぱりして。
 
ささ美 ゴーヤだったら緑もきれいに発色しそうだしね。
 
ひとみ パウチタイプに、瓶にはいってたゼリーを部分的に流し混むのは難しいの?そしたらもずくの味もするんじゃないかな。

粧子 宅美案のもひとみ案も、今日食べたどちら食べられるって感じだよね。
 
チヨコ そうだそうだ、それがいい!

一同笑い

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青リンゴゼリー案に始まり、ゴーヤや2タイプのコラボ案など、
思いもよらない新たなアイディアが次々に生まれた第二回試食会。
モニターメンバーの発想力の豊かさ、面白さにメーカーさんも脱帽。

数々のアイディアの中から、果たして次回、実際に試作品化されるものはあるのか?
 
「次も絶対食べてみたい!」
「自分たちの意見がとり入れられてるかきになるしね〜。」 
 
と、モニターメンバーはやる気満々。
 
完成に向けて、一回目より大幅に試作品のクオリティーが上がった今回。
次回への期待も膨らみます☆
 
– – お知らせ – –

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