2012 2月


角田光代・著  近松門左衛門・原案 リトルモア ¥1,470/OMAR BOOKS
 
― 女とは?時代は変わっても、人は変わらない ―
 
寒さがいっそう厳しい2月に入りました。
2月のイベントといえばバレンタインデー。
ということで今回は恋愛小説の新刊をご紹介。
  
『八日目の蝉』や『ツリーハウス』など
最近では親子や家族をテーマにした作品が目立った著者の初の時代恋愛小説。
と聞けば期待大。
さっそく読み始めたらページを捲る手が止まらず一気に読み切ってしまった。
  
赤と黒が印象的な表紙のこの本。
元は歌舞伎や人形浄瑠璃の演目として有名な近松門左衛門の代表作を小説化したもの。
 
ストーリーは江戸時代の大阪の遊郭で出会った男女が、
激しい恋の果てに心中を図るにいたるまでのお話。
主人公のお初の心情を中心に物語は進んでいく。
これぞ、究極の恋のかたち、として江戸時代の人々に大絶賛で迎えられたが、
実際に心中を図る人も出てきてすぐに上映禁止になったという。
 
甘いだけじゃない恋につきものの苦さ、不安、哀しみ、疑心に揺れる主人公のお初。
でも最後は本の帯にある「愛し方も、死に方も、自分で決める」と潔い生き方を彼女は選ぶ。
 
この物語、恋愛によって女性がどう変わるかがとてもリアルに描かれている。
一瞬にして菩薩のようにも、鬼にもなれる女性という生き物。
このお初の心の移り変わりが女性ならきっと痛いほど分かるはず。
そう、この物語の肝は男女のラブストーリーであると同時に、
「女」について描いたお話だと思う。
 
作中にはいろんなタイプの女性が出てくる。
そして女性の数だけその愛し方が違う。
女とは?という問いに著書が答えようとしているように思えた。
 
最後の場面でお初にある疑念がチラリと過る(ここでは言いませんが)。
これがすごい。これが人だよね、と説得力がある。
でもそこでお初は全てを受け入れるのだけど、
そこがまた女性というものの本質を突いている。
 
また後半の、二人が遊郭を逃げ出し、曾根崎の森へ向かうクライマックスが美しい。
舞台の演目だけあって場面、場面がすごく目に浮かぶ。
本を閉じると見応えのある一つの舞台を観終わった感があった。
 
時代は変わっても人は変わらない。
時代小説とはいってもそのまま現代に置き換えられるラブストーリー。
寒さも忘れるくらいの熱い恋の物語をどうぞ。

OMAR BOOKS 川端明美




OMAR BOOKS(オマーブックス)
北中城村島袋309 1F tel.098-933-2585
open:14:00~20:00/close:月
駐車場有り
blog:http://omar.exblog.jp
 

2012 2月


 
簡単に作れるキッシュ♪
炊飯器で作るパエリア他
 
簡単ですぐに実践できるお料理。だけどちょっと幸せのえセンスを加えたおもてなし料理のお教室です。
テーマに合ったテーブルコーディネートもお楽しみくださいませ 。
調理師、食育指導士、ジュニア野菜ソムリエお新崎亜子がとっておきのおもてなしを提案いたします。
 

2月10日(金)残席ございます
2月15日(水)ありがとうございます。満席です。
2月16日(木)残席ございます
2月24日(金)残席ございます
2月25日(土)残席ございます
参加費4000円10時~12時半

 
エプロン・筆記具・ハンドタオルご持参下さい
1週間前より50%のキャンセル料金かかります。当日は100%になります。
円滑なお教室運営のためにご理解、ご協力願いいたします。
 

場所:沖縄市越来2-24-41 コザの創作キッチンIPPEI  レストラン内
HP:http://heartyparty.ti-da.net/
 

2012 2月


 
 
僕の好きなモチーフのひとつにドクロがあります。
スカルと呼ぶよりはドクロ、なカンジの
愛嬌のあるものがとくに好きなのですが
コウモリモチーフと並んで昔からそのモチーフを
目の前にするとついつい手に取ってしまいます。

 
ドクロモチーフのいわれについては
昔から諸説あるようで厄よけや不老不死の象徴、
またすべてを取り払ったら肌の色や
老若男女の区別もなくみんな同じ、で
平等や自由を意味している、とか。
 
 

*雑貨屋[そ]でもところどころにドクロモノ。
 
 
単純なフォルムなのに表現によって
さまざまな表情が見れるのも
ドクロの魅力のひとつだったりします。
これ、けっこう自分で描いてみると
「アレ。」って感じなんですよねえ。
そう難しくないパーツで構成されているはずなのに
ブサイクになったり、コワくなったり。
 
 

 
 
そんな僕の好物のドクロなのですが、
2月3日(金)より雑貨屋[そ]にて
香月舎さん(陶器)、deccoさん(磁器)、
橋川初美さん(染織)、喜舎場智子さん(金工)、
丹裕子さん(キャンドル)、sobelaboさん(お菓子)の
作品を迎えて『ドクロ展』を開催いたします。
 
作り手によって変わる
ドクロモチーフの作品がずらりと並びます。
ドクロ好きの方も、ドクロ初心者の方も
この機会にぜひ手に取ってお楽しみください。
バレンタインデーの贈り物にもおすすめです。
 
 

 
 
 
写真・文 タナベユウヘイ(雑貨屋[そ]店主)

雑貨屋[そ]sso
住所: 沖縄県宜野湾市大謝名1-24-18
TEL:098-898-4689

OPEN: 12:30-19:30 (CLOSE/Wed & Thu)[臨休あり]

HP:http://sso.shop-pro.jp

ブログ:http://sso.ti-da.net

2012 2月


クリックで拡大します
 

サブタイトル『世界のワインがたった2時間でわかってしまう魔法の時間』
            (世界のワイン12種類を試飲しながら
ワインを楽しむちょっとしたコツを学べるワークショップです。)
各回先着10名様
             参加費 通常1回おひとり様¥5000のところ・・・
                 今なら特別価格1回おひとり様¥2500(税込)
開催日と時間    
2月&3月の予定(お好きな日をお選びいただけます。)
2月8日(水)19:00~22:00(18:30開場)
2月18日(土)16:00~18:00(15:30開場)
2月23日(木)19:00~22:00(18:30開場)
3月7日(水)19:00~22:00(18:30開場)
3月17日(土)16:00~18:00(15:30開場)
3月22日(木)19:00~22:00(18:30開場)
場所:浮島ガーデン 那覇市松尾2-12-3 TEL 098-943-2100
HP:http://www.cellardoor.co.jp/
Blog:http://ameblo.jp/cellardoor-okinawa/
 

2012 2月


 
2. 11(土)~ 15(水) 
1 2:0 0 ~ 2 0:0 0 入場無料
 
普段使いの漆の器を広めたい。
口当たりの優しい椀や皿、カトラリーが一同に。
2 010 年に石川県輪島市から沖縄に戻り
これまでの想いをこめて沖縄での初個展。
 
<渡慶次 弘幸>
1980年 沖縄県出身/2001年 沖縄県工芸指導所木工課卒業/2003年 石川県
輪島市にて桐本木工所に弟子入り/2007年 年季明け/2010年 独立
<渡慶次 愛>
1979年 沖縄県出身/2002年 沖縄県工芸指導所漆課卒業/2003年 石川県
輪島市にて福田敏雄氏に師事/2007年 年季明け 福田敏雄氏・赤木明登
氏の両工房にて勤める/2009年 両工房とも退社/2010年 独立
木漆工とけし 漆展
 
工房ホームページ http://tokeshi.jp
 
think of(シンクオブ)
t e l . 0 9 8 – 8 6 0 – 8 3 7 2
f a x . 0 9 8 – 8 6 0 – 8 3 7 3
www.think-of.jp
那覇市牧志 2 – 2 3 – 6 1 F
 

美栄橋駅または牧志駅より川沿いに徒歩約7 分
 

2012 2月


 
真南蛮さんぴん食堂
098-884-5523
■Mail:manaban@nirai.ne.jp
 
珊瑚舎スコーレ事務局
098-836-9011
■Mail:sango@nirai.ne.jp

2012 2月

Day1 

ニット:JEANASIS/花柄パンツ:LOWRYS FARM
 
Day2 

シャツワンピ:apart by lowrys
 

ベスト:古着/シュシュ:LOWRYS FARM 
 

ピアス:UNITED ARROWS/ネックレス:CAROLINA GLASER
 

ブーツ:MINNETONKA 
 
Day3

ショートパンツ:GLOBAL WORK
黒ブーツ:THE EMPORIUM /黒バッグ:JEANASIS 
 

コート:archives/ファーえりまき:古着/ボーダーワンピ:SM2 
 
Day4 

白ブラウス:JEANASIS/スカート:Ray Cassin/ストール:Jayro
フリンジバッグ:URBAN RESEARCH/バレッタ:友達からのプレゼント
 
Day5 

柄ブラウス:Heather/カーディガン:one after another NICE CLAUP
 

ベージュパンツ:one after another NICE CLAUP/パンプス:Rope Picnic
 
撮影 AUBE(オーブ) 
 

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「気がつくとベージュとモノトーンばっかり買っちゃってて…」
 
そういう彼女のコーデは、
ベージュベースにモノトーンを組み合わせたガーリースタイル。
白い肌にふんわりヘアー、やわらかな印象の彼女には
どのベージュアイテムもぴったり!
 
パンツスタイルには、
えりぐりの大きく開いたトップスとラウンドトゥのパンプスを合わせれば女性らしさが失われない。
 
コートや大きめシャツでトップスにボリュームを持たせるなら、
足元はレギンスやタイツでタイトにまとめてバランスをとる。
 
コーデのポイントをしっかり抑え、
自分に似合う一色をちゃんと知っていれば、
こんなに雰囲気のある、自分だけの着こなしになる。
 
「好き!」だけで買うショッピングも楽しいけれど、
「好き!」かつ「似合うもの」を条件にアイテムを選んでみては。
そうすれば毎日の服選びが楽しく、そしてスムーズに決まる。
 

写真・文 中井 雅代