2013 3月


 
アーユルヴェーダセラピスト短期集中基礎講座in沖縄!
 
東京の人気女性誌に何度も取材されている”アーユルヴェーダビューティカレッジ”が、沖縄で初の”アーユルヴェーダセラピスト短期集中基礎講座”を行います!
 
全2日間で、アーユルヴェーダセラピストになる為の基礎、そして独立開業を目指す方の為の短期集中講座! 理論4時間、実技4時間でアーユルヴェーダ基礎をしっかり盛り込みます!
 
もちろん修了証付き! 沖縄はインドと同じ長寿で薬草の宝庫!沖縄の薬草やスパイスを用いて自分の体質改善の為にも、アーユルヴェーダセラピストになる為にも、ぜひこの機会にご参加ください!
 
日程:4月10日&11日(全2日間) 時間:13時~17時 講座料金:39000円 場所:那覇(別途詳細あり) ※先着5名様で締め切ります ご興味ある方は、アーユルヴェーダビューティカレッジまでお問い合わせくださいませ。 thevillas_jiyugaoka@v01.itscom.net 08032478155 担当:新倉 http//www.thevillas-jiyugaoka.com
 

開催日:4月10日&11日
時間:13;00-17:00 
場所 那覇のリゾートホテル内
http://www.thevillas-jiyugaoka.com
 

2013 3月


 
桜坂劇場で、まいにちおこなわれている様々なワークショップの発表会です。
沖縄空手やうた三線、沖縄の伝統的な文化から、古き良き「映画看板」の作品展示などなど。
 
前売/当日チケット=500円
 
問合わせ・申込=098ー860-9555(桜坂劇場)
 
 
 
開催日:3月17日(日)
時間:15:30開場 16:00開演
場所:桜坂劇場ホールA
HP http://www.sakura-zaka.com/daigaku.html
ブログ http://simindaigaku.ti-da.net/
 

2013 3月

ゼロ・ダーク・サーティー
 
オスカー残念でしたね、ジェシカ・チャスティン。

私の予想では、彼女が獲ると思ってたんだけど。
 
ゼロ・ダーク・サーティー
 
まだ、「世界にひとつのプレイブック」を未見なので、オスカー受賞したジェニファーがどれだけすごかったのかを語れませんが。

キャスリン・ビグロー監督はすごいですね、この手の映画の臨場感を出すことにおいては素晴らしい。
 
サスペンスな要素が多いのかと思いきや、立派な戦争映画のようでした。
 
完全に戦争ですからね。
 
911から時間がたっていたため、ビンラディン確保のニュースを目にしたときは、正直「え、今?」という思いがあったのを覚えています。
いったい実際は何があったのか?
 
本当は、その報道さえも信用できない、と思っていたのだけれども、この映画をみると、これが真実のような気がしてきます。
 
こんな若いCIAのスペシャリストがいたとは。

ジェシカ・チャスティン、ほぼノーメイクのような感じですが、美しい。
とにかく美しいのね。
 
ゼロ・ダーク・サーティー
 
ゼロ・ダーク・サーティー
 
ZERO DARK THIRTY
 
恐ろしく早口です。
天才的な分析官というイメージにぴったり。
後半は、もう、執念のようにヴィンラディンに迫っていきます。
 
この人の表情が、ほんとうによくて、うまいなあ、と感心させられました。
 
途中から突然核心にせまって、ほんと、いきなりすぎてちょっと拍子抜けもしましたが、そのあとのカナリア軍団(canaries)の襲撃がリアルで長いため、ここで尺が使えなかったのかな? と思ってしまった。

ここから本当に迫力あります。canaries はいわゆるネイビーシールズです。
 
ゼロ・ダーク・サーティー
 
ゼロ・ダーク・サーティー
 
しかし、いつものように、暗い画面がずっと続くと眠たくなってしまうんですよね~。
ちょっとウトウトっときました。
 
長いので、時間と気持ちに余裕があるときにどうぞ。
 
見ごたえあります。

KEE

 

 
<ストーリー>
ビンラディンの行方を追うものの、的確な情報を得られずにいる捜索チーム。そこへ、人並み外れた情報収集力と分析力を誇るCIAアナリストのマヤ(ジェシカ・チャスティン)が加わることに。しかし、巨額の予算を投入した捜査は一向に進展せず、世界各国で新たな血が次々と流されていく。そんな中、同僚の一人が自爆テロの犠牲となって命を落としてしまう。それを機に、マヤの中でビンラディン捕獲という職務が狂気じみた執心へと変貌。ついに、彼が身を隠している場所を特定することに成功するが……。
 
<キャスト>
キャスト
ジェシカ・チャスティン
ジェイソン・クラーク
ジョエル ・エドガートン

 
<沖縄での上映劇場>
シネマQ
098-951-0011
那覇市おもろまち4-4-9 那覇メインプレイス2F
HP:http://www.startheaters.jp/cinemasq
MIHAMA 7 PLEX+ONE
098-936-7600
中頭郡北谷町美浜8-7
HP:http://www.startheaters.jp/mihama7plex

2013 3月

U.F.B
 
青いパラソルと植木の緑が白壁に映える玄関。
使い込まれた家具に囲まれたダイニングキッチン。
「U.F.B」オーナー・moe さんのお宅だ。(関連記事:U.F.B 作る楽しさも伝えたい。心を元気にするアイシングクッキー。
 
U.F.B
 
アンティークな雰囲気のインテリアが好きだというmoeさんの家には、ほどよく使い込まれた家具があちらこちらに。
 
「家具のほとんどは、移住時に本土から持ってきました。
でも、このソファーは別。沖縄にお住まいのおしゃれな方に、格安でお譲り頂きました」
 
U.F.B
 
U.F.B
 
U.F.B
 
U.F.B
 
U.F.B
 
U.F.B
U.F.B
 
U.F.B
 
U.F.B
 
奥の部屋には、moeさんが仕事で使う道具類や、日々の暮らしでも使用しているうつわが大切にしまわれている。
食器棚は、読谷の「Indigo」(那覇にも宜野湾にもない家具を、読谷から)で。
壁に立てかけたカラーボードには、お気に入りの雑貨を飾って。
 
「賃貸だと、壁に色を塗ったり画びょうを刺したりできないでしょう?
カラーボードを置けば、その代わりになるんじゃないかな? と思って」
 
U.F.B
 
「いずれはこのフレームに写真を入れて、ボードに飾ろうと思っています」
 
U.F.B
 
皿もカップも素敵なものばかり! 本土から持ってきたうつわたちに混じって、読谷の市で購入したやちむんの姿も。
 
「料理も楽しいけれど、料理を盛るお皿を選ぶ時間も大好き!
うつわに限らず、生活雑貨全般が好きなんですよね〜」
 
 
U.F.B
 
U.F.B
 
キッチンのとなりには、外人住宅ならではの広いランドリールームが。
青い棚は本来、店舗で使おうと思っていたものだと言う。
 
「大きな籐籠が三つピッタリ入るので、収納スペースとしても重宝しています」
 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

 
部屋数も多く、広々とした家だが、どの部屋もすっきりとした印象。
モノであふれておらず、スペースにも余裕がある。
 
また、moe さん一家はモノをとても大事にする。
 
「大きな家具は輸送費がかさみますが、沖縄で買い替えることは考えませんでした。
使い慣れたものに囲まれて生活したほうが、心も落ち着きますから」
 
U.F.B
使い込まれたテーブルには、手づくりのスコーンやスイーツが並ぶ。
 
U.F.B
 
「丁寧に暮らす」「シンプルな生活」という言葉を、よく見聞きするようになって久しい。moe さん一家は、その両方ともしっかり実践しているように見受けられる。

時間に余裕があるから、心にも余裕があるのかしら? とつい考えてしまうが、そういうわけでもないらしい。moe さんもご主人も、仕事は多忙を極めている。
 
憧れの暮らしを実現できているのは、「家族」を暮らしの中心に据えているからかもしれない。
moe さん夫婦は娘さんとの時間をとても大切にしていて、時間が許すかぎりプレイスペースで一緒に遊ぶ。
夫婦間の会話も優しい雰囲気に満ちていて、ケンカになることはまずないと言う。
 
心の状態は、そのひとの家に表れるのだなぁ。
物件情報には一言、「風通しが良いです」と書かれていたという家。
そこに住まうmoe さん一家のくらしにも、心地よい風が通っているように感じられた。

 

写真・文 中井 雅代

 

2013 3月


 

 
「girly+」(ガーリープラス)
 
グラフィックデザイナーやイラストレーターとして活躍する3人が「オトナカワイイ」をテーマにイラストや雑貨、立体物などなどを制作。
 
3人それぞれの「オトナカワイイ」girlyな世界をぜひご覧下さい。
++++++++++++++++++++
 
泉川裕子、当山百合子、我那覇昭子 Group Exhibition
 
「girly+」
 
場所 : gallery shop kufuu(http://kufuu-shop.blogspot.jp/) 沖縄県宜野湾市大山2-22-18
TEL : 098-890-4095
日程 : 2013年3月16日(土)~3月31日(日)
時間 : 11:00~19:00(会期中無休/入場無料)
 
++++++++++++++++++++
 
詳細等はFacebookページ(http://www.facebook.com/GalleryShopKufuu)にて更新
 

 

2013 3月


 
高級リゾートホテル「ザ・ブセナテラス」。プライベートビーチで体験する至極のビーチヨガ。
 
「自然と身体の調和」をテーマとしたヨガイベントです。国内の有名インストラクターを多数誘致し、リゾートホテル、プライベートビーチ、パワースポットなど沖縄ならではの最高のロケーションでヨガを行います。
 
ヨガイベント他にも沖縄の食や美容をテーマにした食材や化粧品が出展します。
 
 
期間:2013年3月9日(土)〜10日(日) 
時間:10時~18時
場所:メイン会場) ザ・ブセナテラス / 万国津梁館
 
・クリアノワール出店ブログ
http://clearnoir1.ti-da.net/e4440063.html
 
・イベント公式HP
http://yogaisland.net/
 

2013 3月


 
オープンキャンパスは県民の皆さまのOISTに対する理解を深め、地域との連携を図るため、OISTの教育研究活動についてご紹介し、最新の科学技術に触れていただくために実施する小さなお子さまから大人までを対象とした一般公開のイベントです。

開催日:2013年3月3日(日)
時間:10:00~17:00
場所:恩納村字谷茶1919-1 OIST メインキャンパス 
 
問合せ:098-966-2184
担 当:地域連携セクション(平日9am~5:30pm)
 
ご縁があり、2012年のオープンキャンパスにも参加させていただきました。
今年もOISTのご好意でみやび茶屋・仲元のおはぎを限定になりますが出店させていただきます。
丸っとかわいい おはぎ、ふわっふわの どらやき、おしるこ、すいとん、お抹茶 を召し上がりながらオープンキャンパスのワークショップなどをお楽しみいただけたら嬉しいです。
 
その他、出店情報です。
 
・アネラキッチン (サンドウィッチ、スープ、パスタ)
・海神 ヘシン  (オムそば飯)
・オハコルテ   (タルト、焼き菓子)
・Dosha     (カレー、マフィン、コーヒー&紅茶)
・Su-su-sooon(お惣菜弁当、ジンジャーエール)
・オールドスパイス(ケバブ、マンゴースムージー)
・Jam’s Berkery(クリームメロンパン、クッキー、チョコブラウニー、ラスク)
・デリカ魚鉄  (弁当、おにぎり、シーサー焼き)
・こなや     (たこ焼き、えびや黄、焼きそば、焼き鳥)
・ココナッツムーン(タコス、タコライス、ジャークチキン、ドリンク)
・丸誠弁当   (沖縄そば、タコライス、タンドリーチキン、チリドッグ、ロコモコ、かき氷)
 
 
http://miyabi2010.ti-da.net/
 

2013 3月


 
生で食べてキレイになれる
ローフード・レシピ
 
メニュー:
☆ローカレー(酵素玄米にのせて~)
☆クリーミーで濃厚~アボカドのベシスパ
 
ローフードマイスターRieさんによる、
初心者向けのlessonです。
 
ローフードって何? と云う処からご参加OK
 
超簡単&美味しい&ヘルシー&免疫力up
と、よくばり過ぎなローフードです。
 
セレブ御用達メニューを貴方の食卓にもプラスしませんか?
 
最後には、勿論、たっぷり試食しますよ~(*^^*)
 
 
開催日と時間:2013年3月9日
時間:13:00~15:00
場所:J-style 那覇市安謝1-22-38 かふうBL.305
 
https://www.facebook.com/studiojinnee#!/events/396022127160400/
 

2013 3月


 
ハルサー体験授業第3弾!
 
これまで植付け編、生育管理編と続けてきましたが、今回は収穫を行います。
今回も、周りを緑に囲まれた農場のなかで、五感を使って自然をより深く感じてもらう試みを行います。
参加者の皆さんとユンタクしながら、土をいじってリフレッシュしましょう。
お昼も、有機栽培の作物を使ったおいしい料理を用意する予定です。
 
なお、島らっきょうが収穫できるほど生長していなかった場合や雨天時など、
状況によって収穫する作物は別のものになることもあります。
あらかじめご了承ください。
 
お申込はニライ大学のホームページからお願いします。
http://www.niraidai.net/class_detail/id0075.html
 
 
開催日:2013年3月9日(土)
時間:10:30~17:00
(雨天でも実施します)
※状況により終了時間が延びる場合があります
 
場所:大宜味村字津波の有機栽培農場(伊芸農園)
(ホームページに地図を掲載しています)

 
http://www.niraidai.net/class_detail/id0075.html
 

2013 3月


 
若手作家からベテラン作家、県内外の作家など多数出品予定しています。
皆さまのご参加をお待ちしています。
 

期間:2013年3月2日(土)~3月10日(日)*4日休み
時間:11:00~18:00
場所:画廊沖縄 南風原町字神里373番地
www.galleryokinawa.com
 

2013 3月

沖縄 着物
 
和裁を習おう。
そう決めたのは、サイズが合わず着づらかった母の着物を直したかったから。
 
ちょっと解いて縫い合わせるだけのつもりが、気付けば5年。
いつの間にか、色々な着物を仕立てることに夢中になっていた。
 
和裁って素晴らしいなあと思うのは、物を大事にするための工夫が詰まっているところ。
 
一反一反微妙に長さが違う反物を、着る人の体型に合わせて無駄なく裁断する。
12メートル余りもある布を、ハギレを出さずに使い切ってしまう。
自分の着物をあつらえる時は、帯で隠れて見えなくなる部分に余りを縫いこむように計算して裁断する。
こうして仕立てておくと、裾が擦り切れても縫い直せば伸ばせるし、背が高い娘に譲ることもできる。
 
また、ミシンは使わず手縫いするのは、解きやすく布を傷めないという理由から。
縫う箇所の長さに合わせて必要な分だけ縫い糸を準備したら、途中で玉(玉結びや玉止め)を作らないよう、一気に縫う。(止めるのはなるだけ最初と最後だけにする)
一本の糸で縫うから糸も無駄にしないし、解くのも楽だ。
 
沖縄 着物
 
解いた着物は「洗い張り」といって、一本の反物の形に戻してから洗濯する。
それからサイズを変えたり、裏地を変えたりして再び着物に縫い直す。
あるいは形を変えてコートや羽織や帯へ。
 
着物が普段着だった頃は、洗い張りと仕立て直しを繰り返し、ぼろきれになるまで使い切ったそうだ。
 
誰かの手で時間をかけて織られたり染められたりした布を、大切に縫う。
着る人のためだけではなく、その次にこの着物を仕立て直してまた使ってもらう時を想像しながら。
 
沖縄 着物
 
忙しさにかまけて途中で放置していた、縫いかけの着物を仕上げてみよう。
身頃はほとんど出来上がっているから、袖と衿を付ける。
 
 
沖縄 着物
 
これは、一昨年気に入って買った新潟県の十日町紬(とおかまちつむぎ)の反物だ。藤紫色と白色の小さな千鳥格子の地に、紺や緑で縦横の線が入っている。
 
紬(つむぎ)というのは、絹糸にならないくず繭(まゆ)や節のある繭などを使って紡いだ糸(紬糸)で織った織物のこと。ところどころ節があったりす るけれど、丈夫で普段の着物用に使われる
 
 
裏地がない単衣(ひとえ)仕立てで完成させた。
春と秋に着る着物の作り方だ。
いくら沖縄でもさすがに出番は先かなと思いつつ、どうしても着たくなって暖かい日を選んで着てみた。
裏地がない着物は久しぶりで、軽い着物に気持ちも弾む。
 
武田道子
 
暦の上ではまだ冬なのに、花壇の花々はすっかりほころんでいる。
 
今年初めての蝶々の帯で春を先取り。
 
武田道子
 
仕事に家事に育児にと、毎日バタバタと過ごしながら、便利なものや使い捨てるものを選ぶ生活に、これでいいのかな?と思うことがある。
 
そんな時に縫い物をすると、丁寧に暮らすことを少しでも実践できているかなと、実感できてほっとするのだ。
 
今年はもう少し針を持つ時間を増やそう。
日常をふり返る大事な時間になるはずだ。
それに、新しい着物が増えるのはやっぱり嬉しいし、楽しい。
 

写真・文 武田道子

 
 

2013 3月


 
国産いちごが一番おいしい時期に、
たくさんの種類のいちごを食べていただきたいという想いで
毎年開催しております、オハコルテのいちごフェア。
 
今年もショーケースをいちごづくしにします!
 
いちごはその日に入荷する一番おいしいものをご用意。
さまざまな種類のいちごの味の違いを楽しんでください。
 
また、フェア期間中はタルトサンドいちご味も復活します!
 
期間:3/1〜3/14です。
場所:オハコルテ 3店舗全店にて開催です。

HP:http://www.ohacorte.com/
ブログ:http://chewichoak.ti-da.net/
 

 

2013 3月

写真/文   田原あゆみ

 
 
Shoka
Shoka
 
 
2月最後の日。
今日はとてもいいお天気でした。
 
靴のお手入れがしたいと思っていたので、朝早起きをしていざ。
 
窓を開け放して、道具を並べていたらボール好きのぽぽさんがスタンバイ。
 
・・・・
そんな目で誘わないでね。
何だか切ないわ。
 
 
さて。
 
3月1日から雪の積もっているという、厳寒の輪島へ行くことになっています。
雪の中を歩けるように、trippenのヌバックのブーツに防水を施したいと思っていたのです。
 
 
Shoka
 
こちらがお気に入りのブーツ。
牛皮の表革を起毛させたヌバック仕上げになっています。
バックスキンよりも短毛で、シルキーな感じになるのがヌバックの特徴です。
 
去年からかなり頻繁に履き、5日間の台北旅行でも毎日履いて朝から晩まで歩き通し。
今まで履いたどの靴よりも履きやすくて、疲れない、歩く旅行にもってこいの素敵な靴。
 
もう手放せません。
 
 
 
防水加工を施す前に、まずは今までの汚れを落とします。
 
Shoka
 
雨染みや、食品関係の汚れ、摩擦で毛並みが潰れてしまったカ所を発見。
まずは全体を、豚の毛や馬野家で作られたブラシで、優しくブラッシング。
埃や、小さなゴミを取り除きます。
 
そのあとに、右上の柔らかめのヌバック用のゴムスポンジで、全体を優しく擦って汚れを落とします。
このゴムブラシはかなりおすすめ。
毎回脱ぐ時に、このお手入れが出来たら、きっとかなりきれいな状態が維持出来ることでしょう。
 
このゴムで7割近くの汚れは取れそう。
 
摩擦で毛の潰れたところは、左下の天然ゴムブラシとセットになっている、スチールブラシでブラッシング。
これも状態をみながら力加減を調整しつつ、潰れた毛を起こすようにブラッシング。
 
完全には元に戻せませんが、柔らかなゴムスポンジとこのスチールブラシでケアすると結構目立たなくなってきます。
 
 
道具は大手の靴やさんや、東急ハンズその他、DIYショップにある靴のケアーコーナへいけば売っています。
 
Shoka
 
摩擦で出来た傷、大分目立たなくなっています。
 
Shoka
 
こちらは全体のブラッシングが終わった状態。
ずいぶんきれいになりました。
 
それでも少し、雨染みや、取れなかった汚れがあったので防水スプレーをかける前に、以前から試してみたかったヌバック用のクリーナで洗ってみることにしました。
ほとんどの防水スプレーは、シリコンなどを吹き付けることで革にコーティングするタイプのもの。
汚れた上からだと、汚れも一緒に封じ込めてしまいます。
 
 
革を洗うなんてちょっと勇気がいりますが、天然素材のものが見当たらず迷ったあげくに買ったこちらのクリーナーをトライ。
 
クリーナーが肌につかないように、ゴム手袋でいざ
 
Shoka
 
古布に泡を乗せて、ブーツ全体に広げていきます。
革にどんどん吸収されてゆくので、ムラにならないように全体に、手早く。
 
 
Shoka
 
 
汚れがあったところはブラシでちょこっと擦ったりしながら。
全体をクリーニング。
 
 
ぽぽさんがボールで遊んで欲しそう。
ホイ!
Shoka
 
 
 
Shoka
 
 
作業をみているのではありません。
じっと、ボールを見つめているのです。
執念の犬、ぽぽ。
 
 
 
Shoka
 
一通りクリーニングし終わったら、乾いた布で余分な液体を拭き取っていきます。
 
 
 
Shoka
 
 
 
ここまでで使った道具たち。
ブーツと一緒に乾くのを待ちます。
 
さてさてお茶を戴いて一休み。
 
 
Shoka
 
台湾で買ってきた中国茶用の小さなポット。
こちらは、陳正川氏という陶芸家の作品。
かなり気に入って、思い切って購入したものです。
このポットで淹れる初お茶。
 
Shoka
 
 
中国茶も日本のお煎茶と同じように、お茶は全部出し切るのがコツ。
そうすることで、二煎目三煎目とおいしく味と香りの変化を楽しめるのです。
 
 
Shoka
 
茶葉が開いて、蜂蜜のような香ばしい香りが漂う台湾の高山茶。
かなり心奪われてしまいました。
 
文化は茶とともに。
うんうん、そうだそうだ、
なんて思いながら、ほっと一息二息。
 
休憩しながら、靴の一連のお手入れの行程のことを思い出してみる。
そこで私が感じたこと。
 
うちは食器を洗う洗剤や、ケア商品も殆どが天然のもの。
なので、クリーナーの匂いや使い心地が今ひとつ辛い・・・。
ということ。
 
 
実は革製品を今までにも洗ったことがある私。
自分の使っているシャンプーとリンスで、かなりいい感じに仕上げたことがあるのです。
が、しかしヌバックは初めてということで、市販のクリーナーを恐る恐る使ってみたのでした。
 
何だか納得いかない感が募ります。
手袋しなくても使えるものがいいのではないか??
私にも地球にも優しいケア商品がないのか??
 
ネットで色々調べてみました。
どうやら、下の写真の TAPIR – タピールというブランドのシューケア商品が天然素材で作られているようです。
じっと見ていると・・・・わたしこれ知っているわ!うちにある!と、
以前探しまわって、東京の路面店で天然素材のヌバック用防水スプレーを買ったことを思い出したのです。
 
 
Shoka
 
天然素材で出来たものは、やっぱり見た目も気持ちがいい。
お花の横に置いても違和感がありません。
 
成分は蜜蝋や、天然オイル、アンモニア等。
 
タピールの創業者は、靴のケア商品に天然素材のものがないことに気づいて、昔の革のケアについていろいろと調べ手、ついにある文献からヒントを得て、このシリーズを作ったの出そう。
 
 
ヌバック用の良さそうなクリーナーはまだ見つけることが出来ずにいますが、この防水スプレーをまずは使ってみたいと思ったのです。
 
蜜蝋や、オイルはもしかしたらヌバックの起毛を潰してしまうかもしれない・・・けれど、これを使ってみたい。
考えてみたら、昔は石油系のものはなかったはず。
防水をしようと思ったら、オイルで水を弾くか、蜜蝋で塞ぐかだろう、とやはり思うのです。
 
 
 
Shoka
 
 
・・・・・庭ではぽぽがお待ちかね。
 
 
 
Shoka
 
 
私のブーツもすっかり乾いています。
 
何だか最初よりも、艶が無くなって白っぽい感じになってしまったのは、クリーナーで油分が抜けてしまったからでしょうか。
ぱさぱさな感じにちょっとしょんぼり。
 
 
が、めげて入られません。
決心して乗った船です、港につかねば。
 
TAPIRの防水スプレーに入っているオイルが、ブーツの艶と色の深みを呼び戻してくれるかもしれません。
 
ということで、もしかしたら毛が潰れてしまうかもしれないけれど、天然の防水がどのような感じに仕上るのかをみたくて、どんどん船を漕いでみたのでした。
 
 
 
TAPIRの防水スプレーは、ガス充填式ではないので、よく降った後ポンプ式の霧吹きのような感じでの吹き付けになります。
すると、どうしても霧の粒がまちまちの大きさになり思うように均一にスプレーをすることが出来ませんでした。
 
 
 
Shoka
 
こんな感じです。
 
それで、豚毛のブラシに吹き付けて、ひたすらひたすらブーツの革をブラッシング。
 
 
Shoka
 
スプレーしたり、豚毛で撫で付けたりと、かなりせっせとブラッシング。
いいのか?
自問自答しながら。
 
このスプレーは天然成分なので、香りもいいし、手についても全く気になりません。
けれど、最初に懸念していたように蜜蝋成分が、撫でた端からヌバックの毛を潰していく感覚がありました。
 
何だか革の表面が表側のような艶を帯びてきたのでした。
 
trippenの違うシューズの革に似てきたのです。
それはヌバックをオイルで仕上げた風合い。
まさしく、今私はヌバックを蜜蝋とオイルで磨いているのだな。
という感じです。
 
 
仕上がりは以下の写真。
 
 
Shoka
 
色の深みは戻りました。
しかし・・・・これは、何だか別のブーツでは?というくらいに雰囲気が変わってしまいました。
 
かっこいいような気もしますが、ヌバックのシルキーな感じが好きだった私の心は、ちょっとブレイク。
水には強くなったように見えます。
 
実際、ヌバックに防水加工をすると表革よりも水を弾くいいます。
それは、輪島に行った時に試してみましょう。
 
 
 
 
ではと、違うヌバックのブーツをブラッシングして違う防水スプレーで仕上げてみました。
みなさんの参考になりますように。 

Shoka
 
同じ手順で汚れを落として。
 

 
丁寧にブラッシングと汚れ落とし。
起毛させて、毛並みを整えます。
 
 
そして
 
 
 
Shoka
 
30cmくらい離したところから、防水スプレーを全体に均一に吹き付けていきます。
LPガスを使用しているので、必ず野外で。
製品にもちゃんと「吸い込むと有害・必ず野外で使用」と書いてあります。
 
 
Shoka
 
そして仕上がりはこちら。
ヌバックの毛は潰れていません。
ムラがあるのは、15年くらい履いているうちについてしまった雨染みや色々。
 
ふむふむ。
 
 
シルキーな風合いを残すのなら、クリーナで洗わずにブラッシングした後に防水スプレーというのが良さそうです。
 
 
みなさんがヌバックの革靴に防水スプレーをする時には、
ブーツを買ってすぐに、軽くブラッシングをした後に防水スプレーを上記のように野外で30cmのところからむらなくかける。
というのがおすすめです。
 
私のように天然素材が好きな方、一緒に情報交換しながらいいケアを探しましょうね。
私もめげずに色々試してみます。
 
 
 
 
TAPIRのスプレーは、表革に試してみたらとてもいい感じでした。
 
 
Shoka
 
吹き付けてよく馴染ませます。
こちらは香りも良くて、オイルが革を生き生きと蘇らせてくれます。
 
 
 
Shoka
 
革に張りが出て、艶もナチュラルでいい感じです。
少し位雨に降られても、心強い気がします。
 
 
今回色々試してみて思ったこと。
 
ヌバック
◯普段からのブラッシングが大切。
◯クリーナーは艶を奪ってしまうので、表示をみてリンス効果も兼ね備えているものを選ぶべし。
◯クリーナーは最後の手段。あくまでもブラッシングと、天然ゴムでのケアが大事。
◯天然素材を選んだ場合、風合いが変わることがあることを認識すること。
◯どちらを選ぶかは自己責任で判断。
 
 
 
今度クリーニングする時に試してみたいことがあります。
それは、天然成分の洗剤でクリーニングをしたらどうなるかということ。
いつか、「松の力」で試してみようと思います。
 
ネットやyoutube等で検索してみると、革製品のクリーニングが出てきます。
じゃぶじゃぶ洗って、リンスをしたり、ワックスをかけたり。
 
現代はほんと便利、色んなことを調べてトライすることが出来る。
 
私の失敗もいつかの成功につながるし、誰かの約に立つかもしれないと思ってシェアしました。
今回お手入れしたtrippenのブーツを履いて、明日から輪島へ行ってきます。
 
毛並みは変わってしまったけれど、ますます愛着の湧いたこのブーツ大切に履きますよ!
 
 
そうつぶやいた横で、ぽぽは
 
 
Shoka
 
楽しそうだね、良かったね、
 
で、そろそろ遊ぶ?
 
と。
 
 
いい陽気の一日でした。
 
 
 
 
最後に
 
Shoka
 
明日からの3日間、私はShoka:にいませんが、関根が楽しくお店番。
みなさまゆっくり遊びにいってくださいね。
 
 
 
 
 
 
 
Shoka
 
 
 
暮らしを楽しむものとこと
Shoka:
http://shoka-wind.com/
沖縄市比屋根6-13-6
098-932-0791