2015 11月

 

「ハピネスアート」は「臨床美術」と呼ばれるもので、楽しみながら脳が活性するという素晴らしいアートです。
認知症の方のために始まったものですが、今は子ども達にもいいと広がりをみせています。
でも私たち大人も日々、脳が疲れる事ばかりしている方が多いのではないでしょうか?
朝起きて、「今日は何時までに朝ご飯を作って~。出掛ける時はコレとコレは忘れないようにして~」「今日は何時までにコレをしなきゃ」「晩ご飯は何にしよう?」「あの人に電話しなきゃ」などなど、いつも頭の中は思考だらけ。
もちろん、どれも嫌々しているのではなく、楽しんでしていることも多いのですがそれでも脳は使っているので、疲れているはず。今回のお絵描きは、「上手に描こう」とか「こんなふうに描こう」とか頭で考えることなく、感覚でどんどん書いていくので、脳がとっても喜ぶのです☆
とにかく楽しいお絵描きなのです♪
絵が下手、絵心がないと思っておられる方にも大変オススメです。
(きっと楽しさを実感できるはず)

 

ぜひ一度、体験してみませんか?

 

開催日:11月17日(火)、11月22日(日)
いずれも10:30~12:30
*どちらかをお選びください。
場所:Aromaya tete(あろまや てて)
那覇市銘苅2-11-19-205
【参加費】
3,000円
*使用するオイルパステルは、こちらでご用意致しますが、ご希望の方は820円でお分けいたします。
(個人で買われるより、ウンと安いですチョキ)
*美味しいお茶もお付け致します♪
【講師】
17日(火)-安次嶺明子さん
22日(日)-真栄田寿賀子さん
【定員】
8名

 

ブログ http://tete.ti-da.net/e8051312.html
ホームページ  http://aromaya-tete.com

 

2015 11月

 

足裏には身体のツボが集中していて『第二の心臓』ともよばれています。
足裏をマッサージすると、集中力が高まる・運動神経が発達する・体の免疫力が高まる…など、子どもの心身の成長に様々な効用があるそうです。

 

思春期を境に、感情が不安定になる子ども達。
鍼灸師の比嘉花枝さんは、親が子の足裏をマッサージすることは、親子の安心感につながると言います。
触り、触られることは、お互いの心もほぐしてリラックスする自然なスキンシップ。
マッサージをすると、不思議と子どもはオープンマインドになり、いろいろと話しだすのだそうです。

 

講師に比嘉花枝さんをお迎えして開催する 【母さんから子におくる、足裏セラピー】の会。
足裏のマッサージに加え、元氣のツボや心が安心するツボについてもレクチャーします。
よもぎを使った施術を行っている花枝さん、植物がもつ治癒のチカラについても語ります。
(お土産に、花枝さんの自家製フーチバーの足湯パックが付いています)
ご参加、お待ちしています。

 

◇ 日時 11月24日(火)13:30~16:00
◇ 会場 あやかりの杜(2F 和室)
◇ 参加費 1800円
◇ 定員 12名
◇ お申し込み hirobatalk@gmail.com

 

http://hirobatalk.jimdo.com/%E6%AF%8D%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%8C%E5%AD%90%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%8F%E3%82%8B/

 

2015 11月

 

素

 

 

朝夕はだいぶすずしく、
夜になるとたまに

 

「寒い、かも」

 

な、沖縄の秋ですがいかがお過ごしですか。

 

 

 

 

「なんか、寒いかも」
「寒い、ような気がする」
「今日けっこう寒いよね」

 

って、みんな口にしてるけど
一同半袖っていうね。泣

 

 

 

 

わたくし、秋生まれのせいか
一年の中で一番秋が好きなんですけれども
こう秋晴れの青い空の冷たい空気のもとで
洋服やらカバンやら靴やらをいろいろアレして
首元になんか巻いちゃったりして
おしゃれを楽しめる季節っていうの?

 

 

 

 

「おしゃれを楽しめる季節っていうの?」

 

 

 

 

そう、おしゃれを楽しめる季節なんですよね。
(3回言いましたよ。)
そこをひっくるめての
秋が一番好きな僕なのですが、

 

ブローチとかね、
ブローチとか、
ブローチ、とかをやっぱり
みんなもアレしたいんだろうなあと思って
企画しました。

 

 

 

 

 

「16組のいろいろブローチ展」

 

 

 

 

ね?でしょう?

 

秋のおしゃれにもう、
ひと工夫、のブローチ、
みんなもアレですよね?

 

 

胸元はもちろん、
帽子に飾ったり、
ショールに飾ったり、
カバンに飾ったり、
のブローチ。

 

 

 

 

素
帽子に飾ったり

 

素
ショールに飾ったり

 

素
カバンに飾ったり

 

 

 

はい、静粛に。

 

ではでは今回の企画展示会、
「16組のいろいろブローチ展」にて
展示販売されるブローチ作品の
ほんの一部を紹介いたします。

 

 

 

 

 

 

 

素

 

ウエダキヨアキさんのブローチ

 

 

 

 

素

 

奥原佐和子さんのブローチ

 

 

 

 

素

 

小堤晶子さんのブローチ

 

 

 

 

素

 

香月舎さんのブローチ

 

 

 

 

素

 

喜屋武タロウさんのブローチ

 

 

 

 

素

 

宜壽次美智さんのブローチ

 

 

 

 

素

 

しかく舎のブローチ

 

 

 

 

素

 

島しまかいしゃさんのブローチ

 

 

 

 

素

 

3treeさんのブローチ

 

 

 

 

素

 

deccoさんのブローチ

 

 

 

 

素

 

Dreamiさんのブローチ

 

 

 

 

素

 

ナカハジメさんのブローチ

 

 

 

 

素

 

Nieta ha bueyさんのブローチ

 

 

 

 

素

 

nonepro.さんのブローチ

 

 

 

 

素

 

橋川初美さんのブローチ

 

 

 

 

 

 

 

と、15組の作家さんのブローチと
そしてブローチに見立ててつくる
北極さんのクッキーも合わせて
計16組の「いろいろブローチ」が
本日11月6日より[そ]に並びます。

 

 

 

 

 

 

 

また今月後半の20日(金)からは、
これまた秋の行楽やおでかけをはじめ、
いろいろな行事でも重宝する
おじろ角物さんの真竹のかごが[そ]に並びます。

 

良質な真竹をつかって胴、蓋、手と別々に組みながら
火曲げという特別な技法を用いて作られる大分の角物は
四角形から由来しており、昔は豆腐籠や
衣装籠として使われていたのですが近年は
お弁当かごやピクニックかごとして人気のかごとなりました。

 

 

お弁当や水筒を入れて出かけるのに
ぴったりの蓋付きのピクニックかごは

 

素

 

左右が42cmの〈特大〉サイズと

 

 

素

 

左右が28cmの〈大〉サイズ。

 

 

素
どちらも蝶番の付いたものと蓋が脱着できる2タイプ。

 

 

 

また、

 

素

 

素

 

素

 

 

お弁当をいれるのに便利な
手付き2段かご横長や
ましかく手付き2段かごと3段かご、
そしておにぎりかごも並ぶ予定です。

 

 

素

 

 

手付きかごはそのまま持ち運びができるので
運動会や親族の行事などにも便利です。

 

 

昔ながらの角物ですがおじろ角物店さんは
数少ない作り手のお一人になっています。
機能的で無駄のないうつくしい日本の生活道具は
大事につかえば長くつきあっていける上に
使えば使うほど味わいが増していくという
うれしい魅力もあります。

 

秋の行楽シーズンにもぴったりの角物ですが
一年を通して使う機会も数多くあります。
日本の古き良き生活道具と共に
おいしいお弁当の時間を家族や恋人や友人たちと。
ぜひお楽しみください。

 

 

 

 

 

 

カレンド沖縄さんへの寄稿をはじめて
ついに連載50回目を迎えましたので
今回は特別にネタを2つご提供させていただきました。
そうぞみなさん沖縄の秋を思う存分アレしてくださいね。

 

ではでは「今日も、素で。」これからも
どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

素

 

 

16CREATORS × BROOCH EXHIBITION
16組のいろいろブローチ展

 

期間:2015.11/6(金)→11/15(日)
時間:12:30~19:00
(*期間中の水木はお休みです)

 

〈参加作家さん〉
ウエダキヨアキ / 奥原佐和子 / 小堤晶子 / 香月舎 / 宜壽次美智 /
喜屋武タロウ / しかく舎 / 島しまかいしゃ / 3tree / decco / Dreami /
ナカハジメ / Nieta ha buey / nonepro. / 橋川初美 / 北極 / (五十音順)

 

 

 

 

 

素

 

おじろ角物店のかごは11月20日(金)より
店頭で(作品の一部はwebshopでも)販売いたします。

 

 

 

 

 

写真・文 タナベユウヘイ(雑貨屋[そ]店主)

 

雑貨屋[そ]sso
住所: 沖縄県宜野湾市大謝名1-24-18
TEL:098-898-4689
OPEN: 12:30-19:00 (CLOSE/Wed & Thu)[臨休あり]
HP:http://sso-design.jp/zakka.html
ブログ:http://sso.ti-da.net

 

2015 11月

 

幼いころの多感な時期に映画を通じて世界を感じてほしい。
世代や地域を越えた人間関係の世界を広げてほしい。

 

開催日:平成27年11月21日(土)前夜祭、11月22日(日)・23日(月・祝)本祭
会 場:沖縄県立博物館・美術館(前夜祭:野外展示場 本祭:3階講堂)
主 催:KIFFO実行委員会 共催:那覇市教育委員会、NPO法人地域サポートわかさ
後 援:沖縄県、沖縄県教育委員会、那覇市、ドイツ連邦共和国総領事館、
(公財)沖縄県文化振興会、(一財)沖縄観光コンベンションビューロー、
NHK沖縄放送局、琉球放送株式会社、琉球朝日放送株式会社、沖縄タイムス社、
琉球新報社、沖縄テレビ放送株式会社、株式会社ラジオ沖縄、株式会社エフエム沖縄 
協  賛:エアポートトレーディング株式会社、沖縄国際大学、株式会社沖縄ファミリーマート、
株式会社コミックス・ウェーブ・フィルム(五十音順)
チケット:3作品1日鑑賞券 1,500円 1作品鑑賞券500円
3作品1日鑑賞券はファミリーマートeチケット
1作品鑑賞券(日付指定有)は県立博物館・美術館売店にて発売中です。

 

映画祭プロデューサー宮平貴子のインタビューです。KIFFO立ち上げのきっかけと今後の展望を語ります。
https://youtu.be/qbDJcW8tYX4

 

お子さんと一緒にKIFFOへ参加し、かつ今年は実行委員会としても頑張ってくださっている、岡留さんのインタビューです。
https://youtu.be/1l_7KAKCrIQ

 

KIFFO 2015 出品映画3作品の予告編です。
https://youtu.be/GkgOrukEEYk

 

動画もぜひご覧ください!

 

また最新情報はKIFFOサイトやSNSでご確認ください。
KIFFO WEB site: http://www.kiffo.kukuruvision.com
KIFFO Facebook: https://www.facebook.com/KIFFOkinawa
KIFFO Twitter: https://twitter.com/kiffokinawa

 

 

 

2015 11月

 

「頑張るママへご褒美タイム~笑顔が繋がるゆいまーる~」
・フリマやハンドメイドでお気に入りを見つけてラッキー!
・出店者も来場者もスタッフも笑顔でつながるゆいま~る
・マッサージで頑張るからだにご褒美も~
・ライブを聴きながらゆったりして~
・ゆいまーるカフェでくつろいで〜
・うちなー笑顔相談屋~で心のバランスチェック!
・親子企画に寝ないぞうアート☆クリスマスバージョン☆
・子連れママさんには嬉しい30分無料託児有。簡易授乳室あり。
・イベント当日はお母さんも大人も子どもも楽しんで下さい。
・出店者も募集中!詳しくはドリームタウンのブログにて

 

開催日:11月24日(火) 11:00~16:00
場所:コザミュージックタウン1F広場

 

http://dreamgarden.ti-da.net/

 

2015 11月

 

「赤ちゃんはどこから生まれてくるの?」
子ども達が性の事、身体のこと、命の繋がりのことをが聞いてきた時に大人も伝える準備をできていなかったらなかなか伝えきれないのでは?

 

これから大きくなって思春期を迎え大人へと育っていく子ども達に伝えておきたい本当に大切なこと。

 

身体がいのちを繋ぐよう成長していく事を子ども達が「知らなかった!」より「だから自分を大切にしなくては!』と思える感性で育つよう、家庭でもちゃんとココロとカラダの事を伝えておきたい。

 

そんな、家庭で伝えるココロが生きる性の話。
おうちで子どもに伝える力を高める「母のためのいのち教室」2回連続講座です。

 

全2回 :11月19日(木)と 12月3日(木)
場所:北中城村あやかりの杜和室2
http://www.ayakari.jp/site/view/contview.jsp?cateid=14&id=70&page=1

 

http://baby-mam.com/  
ブログ http://masyuhoi.ti-da.net/

 

2015 11月

写真・文 田原あゆみ

田原あゆみエッセイ

 

ぶれない美意識を持つ未草の造形作家、小林寛樹氏。
強い眼差しと、柔らかな話し方。
彼は20代前半に就きたい職業を模索している時、ふと昔聞いたことのある自給自足の暮らしをする村のことを思い出しそこへと向かう。
南半球オーストラリアのメルボルン近くにある小さな村だ。
そこで自給自足の暮らしを体験した寛樹氏は、家具や布が形を変えてリサイクルされ大事に使いきられてゆく姿を美しいと感じた。
自然と、動物と同じ大地で共に生きるその暮らしのリズムや知恵が、彼の人生を大きく変えたのだ。

 

 

 

田原あゆみエッセイ

 

 

2014年の初夏に社員旅行で松本を訪れた時、私は迷わずスタッフ全員と温石へ行って昼ご飯をいただいた。

 

素材に感覚を澄まして料理する須藤氏の料理をいただく時、いただく側も感覚を澄ますことになる。それをみんなに体験して欲しかったのだ。
素直なみんなは静かに一つ一つのお料理に自分の感覚を開いて向き合った。

 

「うーーーーんんん・・・・・」

 

言葉にならないつぶやきで私たちは、その料理を温石の空間と一緒に味わった。
温石では料理も器も、食事が行われる空間も全てが一つの体験となるように設えられている。
予約を入れて、当日暖簾をくぐるまでの時間も全てが一つの体験。その日いただいた食事の味と一つに溶け合っている。
そのことを私はひしひしと感じ取った。心ある人のすることは味わい深い。

 

Shoka:のみんなで共感しあった大切な思い出だ。

 

 

 

 

 

食事を終えて身も心も満ちた頃、何気なく目をやった廊下の隅に置いてあった彫刻に心が動いた。

 

 

 

田原あゆみエッセイ

 

流れ着いた流木の中に息づいていた命を捉えたような羊の姿。
この彫刻の存在感に私は目も心も奪われたのだ。

 

 

作者を聞いてみると、それは小林寛樹氏の作品で、「未草 ヒツジグサ」という名前で夫婦で活動しているのだという。

 

旦那さんの小林寛樹氏は彫刻家。奥さんの庸子さんは布もの作家さんであり、コンテンツをまとめて発信するメディアデザイナーでもある。
そう冒頭の写真の彼は寛樹さん。

 

 

 

このもの言いたげな羊の彫刻を見ていると、出来るだけ素材の原型を生かして掘り出された形に仕上がっているのがわかる。寛樹さんは素材を見て、触って感じてその中に息づいているものを探り出すような仕事をする人なのだということが作品ににじみ出ている。

 

彼はこのような彫刻だけでなく廃材や、古い木材を生かして生活に関わるあらゆるものを創作する。作品の中にはハンガーや、テープカッター、タオル掛けやバスタブという生活周り品まで一人で作るのだ。

 

 

二つの家族の一つの物語 vol1「温石とtadokorogaro」
未草+温石+田所真理子「森へ」へ寄せて

 

この前半で書いたように須藤家と小林家は出会ってすぐに気心が知れて語り明かし、まるで長い付き合いをしてきたかのような大切な友人となったという。
須藤さんも真理子さんもとても嬉しそうに、小林夫婦の素晴らしさを話してくれた。

 

お互いが信州の山や森に惹かれていること、暮らしの原点の中から仕事をしていることがこの二組の夫婦を結びつけたのだろう。

 

 

 

この人たちは未来の暮らしの一つのモデルを作る、そんな役割を持っているのではないだろうか?
そんなインスピレーションを感じた私は、「沖縄で二組のご夫婦の展覧会をしてみませんか?」と温石で田所夫婦へおもわず声をかけたのだった。

 

 

 

田原あゆみエッセイ

 

 

 

今年2015年の夏の事。西フランスの中世の時代の建物たちががそのまま残った小さな町から帰ってきた私は、東京の福生にある未草のアトリエを訪ねた。

 

そこは古い外国人住宅に手を入れて住んでいる小林夫婦の生活空間でもある。
ドアを開け中に入ると、昨日まで居た西フランスの様な光景。

 

ドアを開け、その佇まいの中に一貫した美意識が息づいていることを感じて、嬉しくなる。

 

 

 

田原あゆみエッセイ

 

 

大きなアンティークの鏡に映った室内はどこを見ても一貫して美しい。
プラステイック製品は一つも見当たらない。

 

自然の彩光に照らされたテーブルも椅子も、キッチンの戸棚も、道具類も全てが未草。そう彼らのライフスタイルそのものが未草という名前に集約されているのだ。(*未草 日本全国の山地の沼や高層湿原に生えているスイレンの原種。小さく品の良い白い花を咲かせる。)

 

 

 

誰かの生活空間に入ると、その人たちから流れてくる音楽を聴く様な、そんな感覚になる。その人達の持つ空気が自分の中にも流れてくる、そんな感じだ。

 

旦那様の小林寛樹さんがその音楽のソースになる人物。それを奥様の庸子さんがしっかりと捉え、他の人に伝わる様翻訳して包み「未草」という一つのコンテンツになった。そんな風に私には感じられた。

 

 

 

田原あゆみエッセイ

 

 

 

布作家の庸子さんもまた、新しい生地を使うよりも経年変化を経て味わいの増した布を使うのが好きなのだそう。
布や素材を手にして、嬉しそうにその素材との出会いや、物語を話してくれる。

 

 

 

田原あゆみエッセイ
田原あゆみエッセイ

 

 

使っている道具も、お気に入りの小物も誰かの手を経て、庸子さんの元へやってきたものが多い。

 

ただ古いものが好きというのではなく、美しく年月を重ねたものに共通する美しさを求めていることがわかる。
その美しさとは、誰かが愛でて受け継がれてきた空気なのかもしれない。

 

もしくは、人が相手にしないものの中に潜んでいる用途を見出し、自分の美意識に従って形を与える。そんな庸子さんの活動はやはり美しいと私は感じる。

 

 

田原あゆみエッセイ

 

 

しかし、国道沿いに建っているその家のなぜか静謐なこと。
それは彼らが自分たちの暮らしに耳をすますような時間を多く取っているからだと感じた。

 

 

 

素材を目にした時に、例えばそれが古い古木だった時その中に潜んでいる姿や命に感覚を澄ます。きっと素材と共感するまで寄り添っていることだろう。

 

いつも手元にというよりは、庭の手入れや、料理、違う創作に集中している時、手元にはなくても気になっている素材に意識のチャンネルを合わせてともに呼吸をする。

 

そうした中で、ある時その素材の中に潜んでいる命に触れる。

 

 

 

田原あゆみエッセイ

 

そうやった中から生まれてきた、彫刻たち。

 

 

ああ、そうか。この古木の命の形は雀だったのか。
そんな風に感じられて、目頭がじーんと熱くなった。

 

 

田原あゆみエッセイ

 

 

こんなに美しくて優雅なドレスが石化した珊瑚の中に宿っていたのか、と一瞬呼吸が止まってしまった。

 

自然の美しさに人が手を入れると、途端に台無しになってしまうことが多い。けれど寛樹さんは珊瑚の美しさを損なうことなく、息吹を吹き込んだ。それができるのはきっと「私」を消し去って、素材と一体になった時。

 

そんな感覚を持つ人の今までを聞いてみたいし、これからももちろん知りたい。

 

 

彼らは今、信州の自然豊かな黒姫へ引っ越す準備をしている。
6年かけて開墾してきた原野の土地。そこへ福生の家を解体して運び、自分たちで家を建てるのだそうだ。
黒姫に拠点を移した後、この二人の暮らしはきっと深く大地に根ざしたものになるに違いないと私は思う。
人がそのような体験をした時一体どのように変化してゆくのか、私はとても興味がある。

 

 

田原あゆみエッセイ

 

 

古い布の中に美しさを見出し、寛樹さんの美意識、彼の表現したいことを捉えて多くの人に伝えるようコンテンツをまとめる庸子さん。そして、未草の表現のソースであり続ける寛樹さん。この二人が黒姫に根を下ろしたら、一体どのような世界を見せてくれるのだろうか?

 

 

新古に関わらず、素材の中に命を見つける人は愛に忠実な人だと思う。優しさは命を掘り出す時に時に邪魔になる。壊してしまう恐れに負けて進めないからだ。愛は喪失に勝る勇気ある生命の躍動そのものだと私は感じている。

 

喪失や破壊してしまうかもしれない可能性をぐっと受け入れて、それでも自身が可能性を感じるところへ一歩踏み出すことができる。そんな強さを持っている二組の家族。

 

未草 小林寛樹 庸子 + 温石 須藤剛 + tadokorogaro 田所真理子

 

彼らがShoka:に一体どのような空間を作ってくれるのか、私はとても楽しみでならない。

 

そして彼らのこれからを定期的に伝えて行きたいと思っている。

 

 

田原あゆみエッセイ

 

 

 

 

動物好きな二人。

 

そこは私にとっても大切なところ。

 

 

田原あゆみエッセイ

 

 

 

企画展は11月6日(金)から15日(日)まで。
海に溶け込む沖縄の空気とはまた違う、山辺の森の空気に根ざす彼らの空間と作品に触れに是非たくさんの人に来て欲しい。

 

 

 

田原あゆみ

 

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緊急企画「須藤剛の新米おにぎりをいただく会」

 

 

11月6日(金)お話会開催

 

 

田原あゆみエッセイ

 

お話会「心の声をたどる道」
1月6日から始まる「未草+温石+田所真理子企画展 『森へ』」の開催に合わせて、4人を招きお話会を開催します。
ぜひご参加ください。

 

誰しもいつか、自身の心の声に導かれる日が来るだろう。その声に導かれる旅は先が全く見えないけれど、私たちを思ってもみなかったような仕事や土地へと導く。
この二組の夫婦はその道を早い時期に歩き始め、そして信州の森が彼らを結びつけた。まるで未来の種蒔き人のような彼らの物語と、希望の話を聴きたいのです。 ー
田原あゆみ

 

話し手
『未草  小林寛 樹 小林庸子
イラストレーター tadokorogaro 田所真理子
温石  須藤剛』
インタビュアー 田原あゆみ(Shoka:オーナー)

 

 

 

 

日時    平成27年11月6日(金)
開場    当日は企画展開催のため12:30からオープンしています
開演    18:30 ~ 20:00

 

ご予約方法
件名に「お話会予約」と書き込み、1~3の必要事項をご記入の上メールにてご予約ください。
event@shoka-wind.com
1. 氏名(グループの方は参加者全員のお名前)
2. 連絡先(ご住所 / 携帯番号 / メールアドレス )
3. 車の台数と車のNo.
*件名に「お話会希望」と書き、申し込み先 Shoka: スタッフ金城&佐野 event@shoka-wind.com までお申し込みくださいませ。
*Shoka:の展示期間中はお子様連れも大歓迎ですが、お食事に集中していただきたいことから大人のみの参加とさせていただきます。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
*駐車スペースが限られており、当日は混み合うことが予想されますので、車でいらっしゃる方はできるだけ乗り合わせのご協力をお願いいたします。

 

 

未草 + 温石 + 田所真理子企画展 「森へ」

 

11月6日(金)~15日(日) 会期中無休

 

長野の信州に拠点を置く二つの家族の暮らしは、本当においしいもの、本当に美しいと感じるもの、暮らしたい場所、住まい方、衣食住とそれが在るところのどれも大事にしています。彼らの暮らしの中から生まれた、彫刻や布もの、イラストの原画、tadokorogaroのオリジナル商品、そして一口ごとに手を合わせたくなるようなお料理を作る料理人須藤剛氏のお料理もShoka: にやってきます。いったいどんな空間になるのか今からとても楽しみです。

 

未草  小林寛 樹 小林庸子
イラストレーター 田所ギャラリー 田所真理子
温石  須藤剛

 

2015年11月6日(金)~11月15日(日)

 

 

 

 

 

田原あゆみエッセイ

 

 

 

暮らしを楽しむものとこと
Shoka:
http//www.shoka-wind.com

 

12:30~19:00
沖縄市比屋根6-13-6
098-932-0791 

 

2015 11月

 

浦添スタートアップスクエア
さぁ、何かあたらしいことをはじめよう!
ママがはたらくこと!何かはじめたい。何をどんな風に進めていけば良いのだろう?
頭の中のモヤモヤをお話ししながらまとめていきましょう!
新しい一歩を踏み出すきっかけになっていただければと思います。

 

【日時】11月17日(火)13:30~15:30
12月8日(火)13:30~15:30
※ご希望のお日にちをお申し込み時にお知らせください。
【会場】浦添スタートアップスクエア(浦添市産業振興センター1F)
【参加費】無料
☆お子様連れのママも安心して受講ができるよう託児をご用意しております☆
【託児料金】1人/500円(生後6カ月以上小学校低学年まで、健康状態良好なこと)
※事前予約制。お預かりできるお子様の人数には限りがございますので早めにご予約ください。
【託児申込締切日】11月17日(火)→ 11月13日(金)17:00まで
12月8日(火)→ 12月4日(金)17:00まで

 

お申込み方法
info@girls-okinawa.jp 件名に、「ママの新しいお仕事スタイルはじめの一歩お茶会参加」と記載の上、下記の申込内容を送信ください。

 

☆申込み内容☆
①ご希望のお日にち ②名前  ③所属(or職業)  ④所属先住所  ⑤メールアドレス(orTEL)⑥検討している起業テーマ ⑦託児利用の有無※有の場合は、お子様のお名前と年齢

 

http://urasoe-startup.com/

 

2015 11月

 

「いまこの瞬間を生きていますか」

 

朝起きた瞬間から寝るまで、頭の中はさまざま情報や思考で溢れています

 

新鮮な早朝の空気を全身で味わいながら、自分自身の呼吸に意識を向けながら、情報や思考をシャットダウンしましょう

 

あなたの外にあるものや情報ではなく、あなたのうちに在る光に意識を向けましょう!
呼吸が変われば人生が変わります

 

・開催日:11月14日(土)
・場所 :北谷アラハビーチ
(集合場所は、申込後にご連絡します)
・参加料金:2000円(現地徴収)
・駐車場:無料 開門午前7時
・持ち物:ヨガマットか大きめのバスタオル(ヨガマット100円でレンタル可、予約時にお 申し出ください)、タオル、飲み物等
動きやすい服装でお越しくださいね!

 

☆お問い合わせ、ご予約先☆
めーる mamama-yoga@docomo.ne.jp
でんわ 080-8382-8505

 

http://aos.ti-da.net

 

 

2015 11月

 

リズムピラティスはマットピラティスにダンスとヨガの要素を取り入れ、音楽にのせて行うプレコレオプログラムです。

 

エクササイズをスムーズに流れるように行うので有酸素効果も得られる全く新しいスタジオプログラムのインストラクター養成コースです。

 

ピラティス、ヨガ、フィットネスインストラクターの方で指導の幅を広げたい方、ダンサーの方必見のプログラム、ぜひこの機会にご参加下さい!

 

集中して学んだ後は宮古島の自然を堪能して頂けるコースリトリートです。
日頃の喧騒から離れてご自分をリセットされたい方もお待ちしております!

 

追記
締め切りは過ぎておりますが、空き状況により
今月18日まででしたらツアー価格でご参加可能です!
南西楽園ツーリスト 担当 佐藤までお問い合わせ下さい。
(定員になり次第締め切らせて頂きます。お早めにお申し込み下さい。)

 

那覇からのご参加料金は記載料金の-¥20,000になります。

 

日時:11月28,29,30日
場所:沖縄県宮古島 シギラリゾート内

 

www.rhythmpilates.jp

 

 

2015 11月


植田正治・著 クレヴィス ¥2,400(税別)/OMAR BOOKS

 

                       
活字にまみれた生活を送っていると飽和状態になるときがくる。そんなときはどんなにいい文章を読んでも全く頭に入ってこないので、ついこの間も気付くとこの写真集をぱらぱらとめくっていた。今回ご紹介するのは写真家・植田正治さんの作品集『写真とボク』です。

 

写真のことはよく分からない。こういう私のような人つまり専門家でない「普通」の人でもはっと目を止めてしまう。植田正治さんの写真にはそんな不思議な力がある。これはどうやって撮ったのだろう?と首を傾げたくなるような実験的な作品から、愛に満ちた日常をそのまま切り抜いたような素朴な作品まで、初期作品群と(1930年−40年代)1950年代を中心に1990年頃までの代表作がこの写真集には幅広く収められている。

 

広い空を背景に、本と傘を持つ男性の後ろ姿。この表紙は1940年頃の作品「本を持つボク」。独特のアングルで砂丘に佇む男女や、カメラに無邪気な視線を向ける遊ぶ子どもたち、枯れた花や山陰地方の風景の数々にヨーロッパの街並。どの作品を見てもこの写真家にしか撮れない、といった力にあふれた圧倒的な存在感はなんだろう。

 

時間の真空パック。その瞬間を見極め切り取るセンスや技術、被写体への愛情や冒険心によってその時間の鮮度が保たれていて、何度見ても飽きさせない。また彼の写真を見る人を優しい気持ちにさせるのは、彼が撮りたいものしか撮っていないことがその写真連から伝わってくるからだろう。大きなものに属することなく、より身近な人、土地に関心を向けたところ。独自の道を切り開いたところにも彼の作風が他と一線を画している。そういった写真家の人間性にも共感を覚えた。

 

彼の写真を見ていて、風邪をこじらせ学校を休み、親に病院に連れられていった午後ふと見上げた空に赤い風船がふわりふわりと流れていくのをずっと眺めたことがあった事を思い出した。あの時間はまだしっかりと私の中に鮮やかに残っていた。

 

 

OMAR BOOKS 川端明美

 


OMAR BOOKS(オマーブックス)
北中城村島袋309 1F tel.098-933-2585
open:14:00~20:00/close:月
駐車場有り
blog:http://omar.exblog.jp

 

2015 11月

 

陶器や磁器、布やフェルトや革や金属などなどいろいろな材料をつかってつくるブローチとブローチに見立てたクッキーが[そ]に並びます。
ジャケットや帽子、バッグにストールといろいろなところを小粋に飾るいろいろな作家さんがつくるいろいろなブローチで秋のおしゃれをいろいろ楽しんでくださいね。

 

■展示会情報(期間など)
〈参加作家さん〉
ウエダキヨアキ / 奥原佐和子 / 小堤晶子 / 香月舎 / 宜壽次美智 / 喜屋武タロウ / しかく舎 / 島しまかいしゃ / 3tree / decco / Dreami / ナカハジメ / Nieta ha buey / nonepro. / 橋川初美 / 北極

 

期間:2015.11/6(金)→11/15(日)
時間:12:30-19:00(*会期中の水木はお休みです)
場所:雑貨屋[そ](沖縄県宜野湾市大謝名1-24-18)
電話:098-898-4689
ブログ:http://sso.ti-da.net/

 

2015 11月

 

@VIVACE SPACE(VIVACEビル3F)
2015.11.29 sunday
OPEN 19:00
LIVE START 20:30
4,500yen(ワンプレートディナー+1ドリンク付)
*35名様限定(要予約)
ご予約・お問い合わせ VIVACE 098-887-6600