SOS出してくれてありがとう!愛しの我が子が何かに傷付いたら、どうする?



スミレの子どもデータ:小学4年生、1年生、乳児
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こんにちわ、3人の子育て真っただ中のスミレです。
うちの10才の娘、わたしが入院中の3才の夏に“さみしい病”にかかりました。


保育園でもずっとぐずり、せっかく出てきた言葉も「マーマー」以外忘れてしまったよう。
家でも、パパでも、いつもは大好きなおばあちゃんでも全然ダメ。
「花火を描きましょう」のお絵かきでもひとりだけ真っ黒の絵を描き、ついには園に呼び出し。
そんなにまで寂しい思いをさせてしまったことに、申し訳なくて、自分が情けなくて、抱きしめては泣き、寝ている姿を見てはまた泣き・・・の数日間だったなぁ。


それから、2年後。
大掃除中に例の真っ黒い絵を見つけて、少しおねえちゃんになった娘に当時の話をすると・・・


「はー?覚えてないー。これなんねー?」


「よかったー。忘れてるってことは傷のこってないってことよね?」
とホッとしたのを思い出します。


それにしても、こどもってすごい!ちゃんとSOSを出してくれるんだから。
大人はSOSを出せずに、ためてどっかーん!!のことも多いのにね。


その後もこどもたちは、次々にSOSをだしました。
ちなみに、これまでのSOSの数々・・・


★「あのさ、もう今日で保育園やめた!」(お友達とトラブル@3歳)
★「パパもママも大嫌い!」そしてリュックを背負って家出(夫と2人で一緒に叱りすぎてた頃@3歳)
★「おうちは楽しくないからこれからずっとばあちゃんちに泊まる!」(わたしが忙しすぎてイライラしていた@4歳)
★「お腹痛い・・・」そして年休をとったとたんケロっと回復(わたしが忙しすぎてイライラしていた@4歳)
★「早く4年生になりたい!(号泣)」(先生と深刻トラブル@3年生初日)


その他、発熱(知恵熱)、ストレス性膀胱炎etc・・・


最初こそ「ああ、わたしってなんてダメな母親なんだ・・・」としょんぼりもしたけれど、
そして、今思い返すと、「やっぱりちょっとダメかも・・」とチラッと思うけど(笑)、
よく考えてみるとSOS出してくれるってすごいこと!
風邪だって引きはじめはすぐに治るもんね!こじらさなければいいだけのことだもん。


「ママも78点で鈍感だからさー。SOS出してくれてありがとーっ!教えてくれてありがとーっ!ムギュー!」


そして、SOSを発見したら、すぐに甘〜いラブラブ週間開始。
場合によっては夫婦会議+トラブル解決強化週間。


こころがまっさらのこどもたちは、治る力もものすごい。
どんなに長くても1週間ではケロっと回復。
そして、かぜが治ったときに
「これでひとつのウィルス克服!抵抗力ついた!」
と喜ぶように、
治ったこころが、前よりも少しだけ強くなっていることを信じて。


最近は『心のバケツ』が共通語になっているために、上の2人のシグナルはよりわかりやすくなりました。
上記症状(?)が出る前に、自分から
「今、心のバケツが空っぽだから、2人だけでお風呂はいろう!」(=話聞いてちょうだい!)
「今、心のバケツが空っぽだから、今日は寝かしてちょうだい!」(=大好きよのなでなでマッサージしてほしいよー!)
「今、心のバケツが空っぽ・・・」(=かなり重い。上の2つに加え、2人だけでスーパーまでドライブ+こっそりムギュー)


末っ子チビちゃんは、まだ言葉が出ないので、しばらく観察が必要です。
この子はどんなSOS出すのかなぁ。でも、すぐに治すからね!


働くママは、何かあったらすぐに仕事のせいにしてしまいがち(特にわたし)。
ですが、聞いた話によると、どうやら、過ごす時間が多くても少なくても、
こどもに対する愛情の量は同じらしく、限られた時間で愛が集中して注ぎこまれるのでOKとのこと!
しかも、1日単位じゃなくて、1週間単位でも大丈夫!


「1叱ったら2倍褒める」を応用して、
☆1寂しい思いしてたら2倍抱きしめる
☆1傷ついてしまったら2倍癒す
だけで大丈夫。


もちろん、わたしの心のバケツが空っぽになりそうなときには、「バケツをいっぱいにする!」と家族に宣言し、
積極的に堂々と楽しみまくっています。
ネイル、カフェ、映画、おうち居酒屋、どっぷり漫画などなど。
最近すごく楽しいのが、ステキな女性に会うこと。
「ステキパワーは近くにいると伝染する」と心の底から信じています。
笑って一緒に過ごすだけでパワー充電。


ん?むしろ、いつもの暮らしに小さな楽しみをちりばめていたら、いつのまにかバケツが空っぽになりにくくなったかも。


「“育児は育自”ってそのとおりだなー。」としみじみ思うスミレでした。