対談メンバーとこどもデータ
リカ:大学生、高校生
スミレ:4年生(ユリ)、1年生(ナオ)、乳児(サクラ)
ユメコ:幼児(2歳)
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(ユメコとスミレ、リカさん夫妻のなれそめをきく)
リカ:高校の同級生なんですよ。高校時代はお付き合いしてなかったんですけど、同級生みんな仲良しで。卒業してみんな内地に行ったり進学したり、バラバラになっても誰かが声かけて定期的に集まってたんですよ。私、実は大学卒業後、保母さんやってて。
ユメコ:え!そうなんですか!?
スミレ:納得〜、だからこんなに優しい雰囲気なんだ!
リカ:主人も私も沖縄にいたのでたまに呑みに行ったりして。
スミレ:ふたりで?
リカ:いえ、共通のお友達も一緒に。そしたらある日、偶然道でばったり会って、主人が「呑みに行くか〜?」って。私は一対一では行きたくないから、この共通のお友達も呼んで良い?ってきいたら「あいつも呼ぶならもういいよっ」ていうから、その場でわかれたんですね。で、その後お友達カップルと一緒に私と主人と4人でテニスしに行ったり、よくふたりでいるようになって。
スミレ:じゃあ、「つき合ってください」っていう言葉は・・・
リカ:ないんですよ。いまだに。
ユメコ:ないんだ!でも、「2人じゃないなら呑みに行かない」ってことは、その時からご主人はリカさんのこと好きで、お付き合いしたかったんでしょうね。
リカ:主人、良い顔してるんですよ、整ってて。当時よくシブガキ隊の「モッくん」って言われてて。
スミレ:え〜!
ユメコ:すごい!
スミレ:美男美女カップルですね〜。その時ご主人は彼女いなかったんですか?
リカ:うん、いなかった。でもすっごい噂が沢山あったから(笑)年上の人と付き合ってるとか、高校の時の彼女も知ってるし。
ユメコ:モテ男くんだ!
リカ:だから自分の中では「無いな」って。もしつき合っても結婚はできないだろうなって思ってたんですけどね。いつの間にか、あぶれたふたりが・・・みたいな(笑)
スミレ:そんな!赤い糸がこんがらがってたけど、ほぐしてみたら・・・あい、こっちに繋がってた〜!だったんですね。
リカ:高校の同級生たちは私たちがつき合うって言うのはとても不思議だったみたい。
ユメコ:結婚なさってから、「実はあの時オレはな〜」みたいな、当時を振り返って打ち明け話とかしました?
リカ:そういえば、最近ね・・・
スミレ:(耳に手を当てて聞き耳をたてる仕草をする)
ユメコ:あはは!うける(笑)
スミレ:ごめん、こんな話にでーじ飢えてる主婦(笑)
リカ:(笑)友達と集まって呑んでた時に、私たちのなれそめの話になって、「高校の時から付き合ってたんですか?」ってきかれて、私は「付き合ってなかったですよ〜」って言ったんですけど、主人が「でもオレは気になってたよ」って・・・
スミレ:きゃ〜〜〜!
ユメコ:やっぱり!!
リカ:私は「え〜!」ってなって。
スミレ・ユメコ:でーじ、良い!
スミレ:月9?!(笑)
一同笑い
スミレ:じゃあ、料理で胃袋つかんだわけじゃないんですね、もう、素敵なリカさんに最初からメロメロだったんだ〜!
リカ:あ、料理でつかんだところあるかも。付き合ってるときお弁当作って持って行ったりしてました。
スミレ:やっぱり胃袋つかむって大切なんですね。
ユメコ:・・・やばい、私、付き合ってるとき全然そんなことしてなかった・・・
スミレ:今から頑張ろう!
リカ:だから私、プロポーズもされてなくて、いまだに「プロポーズ、してないよね?」って言ってるんですよ(笑)
スミレ:「プルルルルル・・・はい、時間巻き戻すから今言って〜☆」って(笑)
一同笑い
リカ:(笑)可愛い!スミレさん、可愛いね〜!
ユメコ:ね〜、可愛いですよね(笑)
リカ:スミレさんのご主人もスミレさんのことすごく可愛いと思ってるんじゃないですか?
ユメコ:これまたすっごいイケメンですよ!有名な!
スミレ:どこで有名?!(笑)この3人の中で?(笑)
ユメコ:私の友達がスミレちゃんご夫妻と同じ職場なんですけど、「美男美女夫婦って有名」って言ってました。
リカ:え〜!そうなんだ!
ユメコ:いいなぁ〜、ふたりともイケメン旦那さん!
スミレ:ええ、ユメコちゃんの旦那さんもイケメンさ〜!
ユメコ:・・・うち、ちょっと違う・・・(笑)
スミレ:外国人みたいな(笑)
ユメコ:ボリビア人と間違われる(笑)
スミレ:ユメコちゃんから聞いたんですけど、同級生だったご主人と結婚なさって、「主人は自分の親友だよ〜」ってリカさんがおっしゃってたって。「親友」ってキーワードが聞いて「素敵!」と思って。
リカ:そうそう、親友。
スミレ:親友でいながらパートナーでいるためにこころがけていることってあるんですか?男って・・・子どもじゃないですか?(笑)
リカ:そう、子どもですよ。だからおうちではもう、おだてる、じゃないけど、褒めて褒めて・・・で、掃除させるとか。
ユメコ:あはは!
リカ:服なんかも、主人が「この服でいいか?」って言ったら「もう、何着てもカッコいい〜!」って言うんですよ。
スミレ:素敵〜!
リカ:「何着ても似合うから良いよ!」って。ダサくても(笑)
一同笑い
リカ:ちょっとナルシストなところがあるんですよ。
スミレ:モッくんだから(笑)
リカ:そう、モッくんだから(笑)結構人の目を気にするひとで、ちょっと車移動させるために外に出るにも「この格好で大丈夫か〜?」っていうから「大丈夫〜!白いTシャツでも似合う〜」って。
スミレ:え〜、素敵!
リカ:肌着だのに(笑)
一同笑い
スミレ:じゃあ、旦那さんにとってリカさんって世界で一番褒めてくれる人なんだ。
リカ:そうかもしれない。
スミレ:じゃあ、お金払ってスナック行く必要もないね!
一同爆笑
スミレ:だっておうちでこれだけ褒めてくれたら・・・。じゃあ、掃除とか洗濯とかご主人やるんですか?
リカ:掃除は主人担当ですね。
スミレ:え〜!
リカ:私が掃除機かけると「やり直し〜」って言われるんです(笑)私がかけてももう一度主人がかけ直したりするから、私は掃除機かけないことに最近決めたんです。
スミレ:そしたら掃除機かけててくれるんですか?
リカ:恩着せがましく何か色々言いながらですけど(笑)そこは聞かないふりして。
スミレ:「ありがと〜」って?
リカ:そうそうそう。
ユメコ:聞かないフリ・・・リカさん偉い・・・
スミレ:ユメコちゃん、これは・・・(笑)
ユメコ:だからよ〜!私、恩着せがましく言われたら絶対言い返してしまうから、リカさんを見習わないと!
リカ:わかりますよ〜。私も最初は言ってたんですよ。
スミレ:この子(=ユメコ)まさにその「最初」なんですよ(笑)ビギナー。
リカ:そこで言い返したら結局自分が難儀するので、おだてておだてて、褒めて褒めて・・・そしたら天狗になる人だから(笑)天まで昇る人だから(笑)
スミレ:あはは!もう、天まで昇らしとくか〜!って?(笑)
リカ:そうそう(笑)「こんなにキレイに掃除できる人、本当にいないよね〜。すごいよね〜」って。
スミレ:わ〜!旦那さん、心のバケツいっぱいだね〜!
リカ:よく言いますよね、「男の人は褒めるのが一番」って。
ユメコ:あのね、内心から「カッコいい!」って思ってなくても褒めて、バレてないんですか?
リカ:うん、ばれてない。
ユメコ:そっか〜!やっぱ普段から褒めてるからかな。私、普段褒めないから、たまに褒めると内心そう思ってないときバレるんですよ。「思ってないだろ〜」って。
スミレ:「思ってるよ〜!」って言えばいいさ!
リカ:思ってないだろ〜って言いながらも嬉しいと思うよ。
スミレ:「今まで言わなかったけど、今日から言いますから!」って宣言して。
ユメコ:(笑)スミレちゃんも旦那さん褒めるんだよね?
スミレ:うん。もう、褒めて褒めて。
リカ:でも、外に出たら男の人が前に出るようにって私は心がけてる。
スミレ:はっ!(息をのむ)
ユメコ:子ども達もお父さんの前を歩かせないんですよね?
スミレ:ええっ!
リカ:そう。主人が言うんですよ。娘が前を歩いたら「なんでお前、前を歩くか?」って。
スミレ:・・・かっこいい〜。
リカ:エレベーターから降りて、家までほんのちょっとの距離しかないんだけど、その時も必ず主人を前に歩かせて。おうちの中では違いますけど。
ユメコ:すごい!
リカ:男の人ってプライドがあるから。私たちみたいな同級生だったら余計にね。
ユメコ・スミレ:なるほど〜!
ユメコ:スミレちゃんのところはご主人が上?
スミレ:二つ上。
リカ:それぐらいが良いかもしれない、上の方が。
ユメコ:年が上でも、プライドがあるように感じる?
スミレ:どうかな?今考えたらあるかもだけど、みんな旦那さんより前を歩いてる(笑)旦那さんは赤ちゃん抱っこして最後、みたいな。今日から変えます(笑)
<続く>