写真 文 佐野 綾子
梅雨に入った沖縄は、さっきまで晴れていたのに、突然天気が崩れることもしばしば。
ざーっと雨の降る雨音が聞こえる部屋で「今日は何を着ようかな?」と、ぼんやり考える。
うーん、、、10分経っても決まらない。
歩いた時の雨の水ハネも気になるし、暑いのか少し肌寒いのかもよくわからず、、、。
気付けば気持ちもちょっと沈んでいたりする。
いかん!いかん!
こんな中途半端なモヤモヤ気分を、一気に解消してくれるのがTOUJOURSの服だ。
Shoka:でもファンの多いブランドなのです。
TOUJOURSの服は着る人の心を明るい気持ちにしてくれる。
ブランド名であるTOUJOURS(トゥジュー)はフランス語で”日常”という意味。
心地良く過ごせる大人の日常着なのだ。
めまぐるしく流行の入れ替わるファッション業界。
けれど、TOUJOURSの服はいつの時代にも落ち着いて、着る人にストンと馴染んでくれる。
ずっと好きで愛着が持てる、色褪せない服。
そんな服と過ごす日常は、豊かな心でいっぱいになる。
シルクコットンとリネンを二重に重ねたノースリーブブラウスは、優しいピンク色の染めの濃淡が美しくて楽しくなる。
軽く繊細なテクスチャーは、動いた時にもとてもきれい。
リネンのストールを巻くと、表情がまたグッと大人っぽくなる。
リネンのストールは藍染めで、藍のにおいがするのがとてもいい。
あゆみさんが同じストールを良く使っていて、使いやすくて合わせやすいのがいいと言っていた。
夏も冬場も出番の多いお気に入りなのだそうだ。
晴れた日だって、湿気の多い日だって、柔らかく透け感がきれいなワンピースもふわふわ気持ち良い。
写真 田原 あゆみ
バルーンのような袖のかたちは、重ね着にぴったりなシルエット。
ゆったりしたリラックスタイムを過ごすのにぴったりな、毎日着たくなるワンピース。
同じ生地を使ったスカートで、夏が待ち遠しくなるような、こんなコーディネートも。
筒状になった布にすっぽり入って、ウェストを絞るこのスカートはふんわり涼しく、夏の定番になってくれそう。
リネンの羽織りとの相性も良くとても軽い着心地。
こんな風にインナーを中に入れて結んだ部分を見せて着ると、これまた可愛い。
そしてTOUJOURSのアイテムは、素材はもちろん、特に染めにこだわりを持って作られている。
国内の染色工房で、丁寧な染色が施されているので、発色が綺麗でなかなか色持ちも良い。
染色の善し悪しは経年変化を見るとわかるのだが、丁寧に染められた服は色の変化が渋くてきれいだ。
ペールブルーのような、なんとも言えない、梅雨空のような色のブラウス。
手の込んだ刺繍が美しくて、つい惹き込まれてしまう。
他にも、肌にさらっと涼しさを感じさせてくれるリネンや、コットン素材のお洋服が揃っています。
風を通してくれるデザインのこのチュニックドレスは、パンツと着ても、ドレスにしてもほんとに気持ちが良さそう。
じゃぶじゃぶ洗いながら着れる夏の日の服。
リネンのカットソーもほんとにいい気持ち。
こうして、着心地の良い服を着て、世間に左右されることなく、自分のスタイルを持って生きることが、私らしさの発見に繋がるのかもしれない。
毎日を大事にしようと、強く感じた5月の真ん中のある一日でした。
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Shoka:の次の企画展
夏のお出かけ展 vol2 5月23日(金)~6月15日(日)
(会期中の火曜日は定休日になります)
夏のお出かけ展第2弾は、ヨーガンレールの夏服と、
山羊革のリボンを手編みしたメッシュのバッグやサンダル、
靴たちがShoka:にやってきます。
もう何十年も使っている方達にしっかりと信頼されているヨーガンレールのメッシュ製品。
今年もどんなものがやってくるのかとても楽しみです。
暮らしを楽しむものとこと
Shoka:
沖縄市比屋根6-13-6
098-932-0791