jiji cafe(ジジカフェ)昼と夜では雰囲気がガラリ、メニューも定期的に変わる。家族でレストランのようにも使える表情豊かなカフェ

 

グリーンカレーというと、スパイシーでパンチの効いた風味を想像するけれど、このグリーンカレーは食べると「ほっ」とする、なんともまろやかな味わい。

 

「ココナッツの代わりに豆乳を使ってみたら、新しい味わいでこれも美味しくて」

 

ほろほろにとろけるソーキとの組み合わせも絶妙!アジアン+沖縄家庭の味がこんなにマッチするなんて。是非おうちでも真似してみたい。ランチはメインにスープ、サラダ、野菜のお惣菜、ドリンクにお口直しのミニクッキーまでつく。カレーのセットで1000円というから驚き。

 


直輸入の本格スパイスがきいたタンドリーチキンは人気のメニュー 1050円

 

「カフェご飯を超えたご飯を目指しています。雰囲気がいい、落ち着く、おしゃれというビジュアル面だけにこだわるのではなく、食事にも妥協せず、美味しい料理をきちんと食べられる店にしたくて。でも、堅苦しいのは好きじゃないので、イタリアンとかフレンチなどジャンルにはこだわらず、ゆったり寛いで食事を楽しんで頂きたいと思っています。」

 

メニューにはこだわり、定期的に内容も変わる。ボリュームも十分あるので「カフェ飯ではお腹いっぱいにならない」という男性もきっと満足できる。

 


カリカリに揚がった「豚肩ロースのミラノ風カツレツ」。チーズを混ぜたパン粉が香ばしい

 


「島豆腐のスモークとアボカドのヘルシートマトパスタ」燻した島豆腐を使った大人のパスタ。お酒との相性も抜群。

 


小さな子どものいる家庭には嬉しいお座敷も完備。予約もできるのでママさんたちもゆったり食事を楽しめる。

 

広くて使い勝手の良い店内は、店を貸し切ってパーティー、店内の一部を区切ってもあいに使うこともできる。

 


白桃のカスタードタルト

 

jiji-cafeは昼と夜とでその表情ががらりと変わる。

 

「スタッフも昼間はほぼ女性、夜はほぼ男性と分けて、雰囲気を変えるようにしています。夜は急にカップルが増えますが、一人でカウンターで呑んでいる男性のお客様もよくいらっしゃいます。年齢層も幅広いですね。家族連れで夜ご飯を食べにいらっしゃるお客様、お酒だけ飲まれる方、お茶とスイーツだけ召し上がる方など、用途もさまざまです。」

 

5名ものスタッフが忙しそうに働く、「カフェ」という名からはちょっと想像がつかないほど広い店内の様子はまるでレストランさながら。しかし、食事を終えても店内で販売されているキュートなアクセサリーをチェックしたり、置かれている本を手にとって見たり、ついつい長居してしまう居心地の良さやムードはやはり「カフェ」・・・

 

レストランとカフェの良いとこ取りのようなjiji cafeには、今日も様々な人々がやってきて、ゆったりくつろぎの時間を、それぞれに楽しんでいる。

 

写真・文 中井 雅代

 


jiji cafe(ジジ カフェ)
098-987-7515
沖縄県中頭郡北中城村字島袋1422-3
open:11:30~24:00(LO 23:00)
close:木曜日
駐車場 有
HP:http://www.jijicafe.com/