いやあ、良かった!!
おはなしはベタです。田舎の女の子が都会にでてきて、歌の才能を見いだされる。
まあ、どこかでみたことのあるお話。典型的なシンデレラストーリー。
でも、アリには度胸もあるし、機転もきく。
そこがないとどうしようもないよね、可愛くて才能があっても。
しかし、 クリスティーナ・アギレラの抜群の歌唱力は、ほんとすごい。
で、ダンスは大したことないです(笑)
周りのダンサーに比べて見劣りします。
でも、いいんです、彼女はディーバなので。
アギレラは子役から活躍してますが、シンガーとして私が注目したのは1999年。
「ジニー・イン・ア・ボトル (Genie in a Bottle)」での登場は、驚きでした。
豊胸手術前の、か細い彼女が、あんなすごい声を出すなんて!衝撃でした。
ま、ブロンドはフェイクだけど。
お腹のなんかもっと深いところから出るような彼女の声は、まったく不安定感はなく、耳にするたび身震いするほどの素晴らしさです。
今作でもやはり素晴らしい。
そして、もう一人貫禄の歌姫、シェール。
このひと64歳だよ!!若いころから全然変わらないんだけど!
このひとと松田聖子は、人間じゃないね。
なんだこのアンチエイジングぶりは?
歌もほんと、お見事です。
彼女も見た目と違うような声を出すんだけど、彼女ほど歌声をきいて驚いた歌手はいない。
うまいのは当然だけど、声だよね。耳からじゃなくてなんか頭か足元から入ってくるようなディープな声なんだよね。
かっこいい!!
それにしても、バーレスクってかっこいい!!
あんなダンス、踊れたら素敵だよね。
ステージがなかなか面白いよ。
この映画、ミュージカルではないんだけど、
ステージシーンが多いのでドラマとミュージカルの間みたいな感じね。
アギレラは「NINE」のケイト・ハドソンのパートをオファーされてたけど、それを断ってこの映画にでたんだよね。
あの「シネマ・イタリアーノ」はかっこよかったけど、 アギレラヴァージョンも、観たかったな。
スタンリー・トゥッチも出てて、なんか「プラダを着た悪魔」を彷彿とさせます。
だけど、全体的には、「コヨーテ・アグリー」みたいです。あ、マライアの伝説の駄作、「グリッター」ともかぶる(笑)
思った通りの配役で、サプライズはありません。
エリック・デイン、ちょっと老けた気がしました。
「ヴェロニカ・マーズ」のクリスティン・ベル も、「やっぱり」な感じの役でててます。
とにかく女子にはたまらない作品です。
ダンサーの女の子たちが可愛い!!!
で、相手役の キャム・ギガンデットも可愛い。
歌もダンスも楽しめます。
何度もいうけど、お話はベタベタです。でも、目を離せません!
いかにも女性好みの映画、と言われても、私は好きです。
後半ちょっとダレタかなあ。
でもまあ、ともかく、
Go to the Burlesque!! Enjoy the show!!!
KEE
<ストーリー>
田舎娘のアリ(クリスティーナ・アギレラ)は、その美しい歌声を武器にスターを夢見て単身ロサンゼルスに向かう。そこで彼女の心を奪ったのは、経営難にあえぎつつも、セクシーなダンサーがゴージャスで、しかもどこか淫靡なショーを繰り広げる大人のためのエンタテイメントクラブ”バーレスク”だった。まずはクラブの大スターで経営者のテス(シェール)からウエートレスの仕事をもらい、舞台へ上がるチャンスを狙うアリ。
生き残りを賭けて必死のテスと舞台監督のショーン(スタンリー・トゥッチ)は、アリの歌唱力とダンスの才能を見抜き、次世代のスターとして、アリを売り出す。母を幼くして亡くし孤独だったアリだが、このバーレスクで、テスを母、ジョージア(ジュリアン・ハフ)等ダンサー仲間を姉とし、ただ一人主役ダンサーだったニッキ(クリスティン・ベル)の嫉妬は買うものの、女性として、ショーガールとして輝きだしていく。唯一の気がかりは、ルームメイトでバーテンダーのジャック(キャム・ギガンデット)の存在。彼はフィアンセがいる身で、お互いの想いを胸に秘めたまま、いま一歩二人の中は進展しないでいた。
そんな時、アリのステージに魅了された大物エージェント マーカス(エリック・デイン)から、引き抜きの誘いを受けたアリ。バーレスク存亡の危機を救うのか、自らの夢をさらにステップアップさせるのか、岐路に立たせられるアリの選んだ道とは―――。
<キャスト>
クリスティーナ・アギレラ
シェール
クリスティン・ベル
スタンリー・トゥッチ
<沖縄での上映劇場>
上映期間:2010/12/18(土)〜
住所:那覇市久茂地1-1-1 9F(パレットくもじ)
電話:098-869-4688