2Dをみにいって最初のシーンで、「ああ、しまった」と後悔。
これは3Dで観なくてはいけない映画だったと。
と、いうことで今日、3Dで観なおしてきました。
日本語吹き替え版だったけど、この際もう仕方ない。
すべての映画を愛するひとのための映画だと思う。
感動して後半は目がうるうるしてしまう。スコセッシ、あっぱれ!!!
3Dという最新の手法をつかいながら、マリー=ジョルジュ=ジャン・メリエスへのオマージュになっている。
「月世界旅行」が実に効果的に登場し、ノスタルジックであり、わくわくする気持ちを思い出させてくれるのだ。
SFXの創始者の彼が、今、この3Dを見たらどのように思うのであろう。
この映画、こんな変な邦題がついているため、子供向けだと思われがちだが、これは、大人が感動する映画。
どの世代でも楽しめるのではないでしょうか?
3Dの飛び出し加減が半端ない、しかも美しい。
アミューズメントパークのアトラクションのようで、必然を超えた美しさである。
メリアスを演じるのはベン・キングズレー。名優なので当然素晴らしい。
ヒューゴ役のエイサ・バターフィールド。吸い込まれるような青い瞳が印象的。
繊細に演じています。「どんなものにも役目がある」というセリフは、心に残る。
ただ、存在していることなんてない、と思うので、強く同意する。
クロエ・グレース・モレッツ、ずいぶん大きくなりました。彼女、すごいね。母性さえ感じます。うまい。
サシャ・バロン・コーエン、今回ふざけることなく演じています。笑えるけど。憎めない役柄を好演。
キャストはもちろん素晴らしい。ヘレン・マックロリーも素晴らしかったです。
映画の創世記の情熱、愛情を余すことなく感じる映画です。
ぜひ、3Dで!!!!
KEE
<ストーリー>
世界各国でベストセラーとなったブライアン・セルズニックの冒険ファンタジー小説「ユゴーの不思議な発明」を、 マーティン・スコセッシ監督が3Dで映画化。
駅の時計台に隠れ住む孤児の少年ヒューゴの冒険を、「映画の父」として知られるジョルジュ・メリエスの映画 創世記の時代とともに描き出す。1930年代のパリ。父親の残した壊れた機械人形とともに駅の時計塔に暮らす少年ヒューゴは、ある日、機械人形の修理に必要なハート型の鍵を持つ少女イザベルと出会い、人形に秘められた壮大な秘密をめぐって冒険に繰り出す。
<キャスト>
エイサ・バターフィールド
サシャ・バロン・コーエン
クロエ・グレース・モレッツ
クリストファー・リー,
マイケル・スタールバーグ,
ヘレン・マックロリー
レイ・ウィンストン
リチャード・グリフィス
ジュード・ロウ
<沖縄での上映劇場>
シネマQ
098-951-0011
那覇市おもろまち4-4-9 那覇メインプレイス2F
HP:http://www.startheaters.jp/cinemasq
MIHAMA 7 PLEX+ONE
098-936-7600
中頭郡北谷町美浜8-7
HP:http://www.startheaters.jp/mihama7plex