これはおススメです!
平日の昼間でしたが、超満員。すごいですね。
正直、最近、荻上直子監督作品にはいささか食傷気味でしたが、これは良かった。
なんだろう。
舞台は海外で全編英語なんだけど、邦画な感じが漂う映画です。
しかも、肩肘張って頑張ってつくりました、って感じの邦画ではなく、
アメリカのインディーズでもいけそうな感じ。
キャストが良かったよね。
なんとなく、クオーターで通じるようなルックスのみなさん。
長男のモーリーのピアノのシーンは圧巻。
感動しました。
弾いてないんだろうけど、本当に弾いてそうな感じ。
デイヴィッド・レンドルはミュージシャンでもあるので、多少は弾けるのかな?
次男のレイ。 彼、オタクの役なんだけど、異常に筋肉隆々(笑)
なんでしょう。
良いですよ、彼。そして、彼の職場のインド人、アグニも良かった。
もたいまさこは、抜群の存在感だね。
ばーちゃん、財布の中に100ドル札が恐ろしいほど入ってます。
ばーちゃん、英語が全くできない、と思われてますが、
孫たちが言ってることは全部わかってるみたいだし、
しかも、彼女がばーちゃんということは旦那さん、
もしくは、孫たちの母親のお父さんは、カナダ人なのか外国人のはずなので、
ばーちゃんのパートナーが日本語流暢でない限り、絶対わかるはずだよね。
もたいさん、台詞がないと思いきや、最後にありましたね。最高にCOOLです。
COOLといえば、ウォシュレット。
私の友人のアメリカ人たちも、こぞって絶賛するもんね、ウォシュレット。
日本ってすごい。
あ、 サチ・パーカー 出てます。
意外なDNA鑑定結果も笑った。
KEE
<ストーリー>
ロボット型プラモデルオタクの青年レイは、誰とも深く関わらないことを 信条に生きてきた。ところが母の葬儀の直後、ひとり暮らしのアパート から、やむなく実家に舞い戻るはめに。そこには、引きこもりのピアニストの兄モーリーと、 ちょっと勝気な大学生の妹リサ、そして…“ばーちゃん”が暮らしていた。 ばーちゃんは、ママが亡くなる直前に日本から呼び寄せた母親、つまり3兄妹の祖母だ。 英語がまったく喋れないばーちゃんは自室にこもりきりで、トイレから出てくるたびに 深いため息をつく。日に日にレイの淡々とした日常は破られてしまうが、 バラバラに生きてきた兄妹は、次第に、ばーちゃんの無言の支えによって 外の世界に一歩踏み出していく。そして、4人はお互いの個性を受け入れながら 家族としての絆を強めていくことになる…。
<キャスト>
ばーちゃん – もたいまさこ
レイ – アレックス・ハウス
リサ – タチアナ・マズラニー
モーリー – デイヴィッド・レンドル
<沖縄での上映劇場>
「桜坂劇場」
上映期間:10/23(土)~
住所:那覇市牧志3-6-10(旧桜坂シネコン琉映)
電話:098-860-9555(劇場窓口)