南城市の玉城、仲村渠をご存知ですか?
久高島が見える仲村渠は、琉球開闢の神アマミキヨ伝説や稲作発祥の地として知られ、様々な祭祀行事や綱曳きなどの伝統文化をとても大切に、継承に力を入れている地域です。
現在では稲作農家がなくなり、稲作は祭祀行事として受水走水(ウキンジュハインジュ)という御川そばの親田 (ウェーダ)で田植えがされていますが、綱曳きのワラは金武町から購入しているのが現状です。
綱曳き文化継承のためにも自前のワラ100%を目指そうと、昨年、若者世代を中心に「稲作会」が発足しました。
そして今年の6月に初収穫となり、そのお米を使ったぶくぶく茶の体験授業を、仲村渠樋川のがじゅまるの木の下で開催することになりました。
ぶくぶく茶は茶葉ではなく、玄米茶と白米の炒り米を使って点てるのですが、今回、初めて100%仲村渠の復活米が使われます。仲村渠のお米は古代米で当時のお米を使っているということで、仲村渠のお水とお米で、当時の琉球人が冊封使をもてなし、まちやーぐゎーでも飲まれていたお茶を再現しました。
また、先生の田中千恵子さんは、ぶくぶく茶は、誰にでも気軽に楽しめるお茶として大事に継承していきたいということですが、一歩進めて守禮の邦、沖縄にふさわしい風格と品性をかね備えた茶道として確立されました。
この機会に、ぶくぶく茶の歴史や、琉球の茶道ぶくぶく茶の作法とお点前を体験し、当時に思いを馳せてみませんか?
お申込みは下記のリンク先からお願いします。
琉球時代の味復活〜!稲作発祥の地でぶくぶく茶@玉城仲村渠樋川
https://www.niraidai.net/class_detail/id165.html
開催日:2018年9月17日(月、敬老の日)14:00〜16:30(13:30受付)
集合場所:仲村渠児童館前
教 室 :仲村渠樋川