沖縄の伝統料理に欠かせないかまぼこ、昔ながらの味わいはそのままに、でも、子ども達や若い女性にも喜んで食べてもらいたい・・・
創業50年の老舗が新たに開発し、今いちおしのかまぼこはなんと、マッシュポテト入り。和と洋の組み合わせだが、食べてみると違和感は全く無い。糸満で獲れた新鮮なグルクンと卵を使って作られたかまぼこは、ふんわり柔らかな食感。そして、クリーミーで優しい味わいのマッシュポテト。卵ほどの大きさでボリュームがあるが、大人も子どももペロっと完食してしまう、クセになる組み合わせだ。
創業者である現社長の母親が「ボーボー」(沖縄方言で「可愛い赤ちゃん」)というあだ名で呼ばれていたため、店名に付けたというが、丸くてころころしたかまぼこも、なんだか赤ちゃんのように可愛らしく、店名にぴったりマッチしている。
ボーボー屋は材料も製法も伝統を守り、豊かな味を継承している。伝統と現代の食文化を組み合わせて誕生したマッシュポテト入りかまぼこ「黄金丸(くがにまる)」は、糸満市内の学校給食にも採用が決まった。黄金丸は子ども達にとっての「ふるさとの味」に仲間入りすることになる。
魚のすり身を蒸して作る本土のかまぼことは違い、沖縄のかまぼこは油で揚げて作る。中でも沖縄かまぼこ発祥の地である糸満のかまぼこは新鮮な魚を用いて作るため、旨味が凝縮されて、味わい深いかまぼこができるという。
「あれ?今日、チキアギは無いの?」
「あい!今日は午前中で売り切れてしまったさ〜、ごめんなさいね〜。」
黄金丸の他にも人気者は多いようだ。
ボーボー屋かまぼこ
沖縄県糸満市西崎町4-19-1 (「糸満市物産センター遊・来・楽」内)
直通電話:098-994-9958
物産センター営業時間 10:00~22:00 ※年中無休
※一部店舗、特産品コーナーは20:00まで
「遊・来・楽」ホームページ:http://www.yukura.jp/floorguide/index.html