一人暮らしなのに賑やかさを感じる Hさんの部屋

 

 

 

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ペンキを一斗缶で買って来て塗り上げたという白い壁。
「壁毎に色が違ってて、三色も塗られてたんですよ。(笑)
この面は黄緑で、ここはブルー、ここはベージュ。
天井だけは白でした。」
 
一応ワンルームに見えるが、本来は引き戸で仕切られた1Kだった。
引き戸は取っ払ったけど、20センチ程度の壁の脚が残っている。
これはさすがに壊せないので、そのままにしておいたら意外な使い道が。
部屋を訪れた人皆が、次々座って「いいね」という。
気づいたら自分も座るし、パソコンの定位置もそこに。
  
クローゼットは布を掛けて目隠ししているけれど、
「これは最初から戸がなかったの! びっくりでしょ? 」
部屋を仕切っていたふすまのフレームと、収納の戸など木製の部分はニスを塗って少しツヤも出した。
 
綺麗に手入れした後の部屋を見たら、
「私にだって出来る! 」と思えたのだけど、
実際に隣の空き室を見せてもらったら、あまりの違いに「あ、やっぱり無理かも」とすぐにくじけた。
言うは易く、行うは難し…。
Hさんは契約の日にこの部屋を訪れた二度目のときにはもう頭の中で、パーっと今の感じを描けたというからすごい。
 
そして、一人暮らしなのに、このキッチンの充実ぶりと、ダイニングテーブルの椅子の数の多さ。さらにはテレビがない。
本人が語らずとも、伺い知る。
Hさんには部屋を共に作り上げる仲間がいて、部屋で集い語らう友が大勢いると。