夏はビールもよいけれど、辛口の白ワインも美味しい。
サンサンと降り注ぐ夏の太陽で疲れ気味の身体には、冷えた白ワインがなかなか良いものだ。
特に昼下がりや、食事前の一杯におすすめなのが、フレッシュフルーツワインです。
ワインと果物だけのシンプルなお酒です。
ということで、早速作ってみましょう。
やっぱりこの時期は桃が一番!ということで、果物売り場でひときわ甘い香りを放っていた桃と、辛口の白を用意する。
そして、自家製のレモングラスを一束。摘みたては香りが良いね。
ピッチャーを用意して、桃を大胆にカットしレモングラスを添えて、冷えたワインを注ぐだけ。
あとは30分程度冷蔵庫で保管。冷やしている間は、音楽を用意したり、doucattyaさんのタペストリーを鑑賞したりすればすぐです。
簡単でしょ?
そう簡単。
ワインに桃とレモングラスの香りが仄かに移って美味しくいただけます。
作り方はサングリアの簡単版なようで、味わいは全く違う。
ワインとフレッシュな果物を楽しむための一工夫といったところだろうか。
簡単なレシピだからポイントというポイントもないけれど、ワインは開封したて、果物もフレッシュな季節のものがオススメです。そして果物をたっぷりと使うこと。
美味しいパンやチーズがあれば、尚良いのは当然のことですが、注意すべきは飲みすぎるところ笑。
ワインの種類や果物によっていろいろ楽しめるので、時には赤ワインを使ったり、ハーブだけのバージョンも良いと思う。
そして、万一残ってしまった場合は軽く温めて就寝前の一杯にどうぞ。
その時は蜂蜜をお好みで加えます。
(決して温めすぎないように!人肌程度で良いと思う)
今回利用した奥原硝子製造所のピッチャーはこのお酒のためにあるんじゃないかというくらい素晴らしい。
というのは、そそぎ口は狭くなっているのでワインだけがちゃんと注げるのだ。
機能性とデザインが見事に融合している製品だと使う度に思う。
このピッチャーだけでなく奥原硝子の製作する琉球ガラスはシンプルで使いやすく、手作りならではの味わいを楽しめるのが良い。
miyagiyaに並ぶ多くのオリジナルグラスも奥原硝子に製作をお願いしています。
ぽってりとした厚みの硝子は口当たりがよく、適度な重さと安定感があって扱いやすい。そしてとても丈夫なのです。
チューカー(沖縄の酒器、急須)と湯呑みは金城彩子さんによるものです。
金城さんは沖縄の赤土とオリジナルで作られている釉薬を使い酒器を中心に製作しています。
白い釉薬は焼成の条件で様々に変化して、白から黄色まで変化しする。どんな色で仕上がるのか窯を開けるまで分からないといいます。
ゆえに、同じものが一つとしてない陶器ならではの魅力を持っています。
あぁそれにしても暑さをしのぐための白ワインが結局は昼から夜まで飲むことになりました。
皆様もくれぐれも飲みすぎませんように。
text&photo 宮城博史 hirofumi miyagi
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