2011 6月

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jimama・桜坂劇場 presents
東日本大震災支援チャリティライブ『大丈夫〜明日へ』vol.2

 
継続的なサポートを続ける意思を示す
チャリティライブ。
シンガーソングライターjimamaと桜坂劇場のコラボレーションによる、東日本大震災のチャリティライブをシリーズ化して行ないます。

 
jimama・桜坂劇場 presents
東日本大震災支援チャリティライブ『大丈夫〜明日へ』vol.2
出演/jimama・Manami・しおり
日/2011年7月15日(金)
場所/桜坂劇場ホールA(那覇市牧志3-6-10/TEL098-860-9555)
時間/開場19:00 開演19:30
料金/一般前売2000円 当日2500円(全席自由)
小中高校生前売1000円 当日1500円
※入場時別途300円の1ドリンクオーダーが必要
問い合わせ・電話予約=桜坂劇場098-860-9555
発売開始日/2011年6月4日(土)
<プレイガイド>桜坂劇場窓口・ファミリーマート各店・イープラス・ローソンチケット・チケットぴあスポット

2011 6月

私はお買い物が大好きです。
20代前半からお給料というものを得るようになって以後、
いろいろな買い物をしてきたと思います。
その中には流行を追うものもあれば、背伸びするアイテムも。
それから歳を重ね30代も板についてきた現在、
なんとなく路線が見えてきたものも。
今回はそんな私のこれは買ってよかったもの夏編。


・あけびのかご

 


 
通年活躍のアイテムです。
品のあるスタイルもカジュアルもこれ一つでしまる気がする。


・日傘



以前お店に卸したリネンの日傘です。
珍しいグレーとパープルのような生地がとても気にいっています。
(地味ともいわれますがね)


・ストールとアームカバー



暑いからと我が身を開放すればすぐ日焼け。
特に首の後ろのとこは油断しがちなのでストールは必須です。
アームカバーは運転する時に。
かつて色白と言われた(と言ってくれる人もいた)肌も
最近は黄身がかってきましたので。
いずれも油断は禁物ですね。


・ラフィアのハット


 
ヘレンカミンスキーの帽子に憧れて、数年前に購入。
コーディネートの脇役、主役どちらにも力を発揮してくれます。


とまあ、こんな感じです。
今回紹介したのは沖縄の長―い、暑―い季節を乗り切るための必須アイテム達であり、
少しでも楽しくこの季節を過ごすために大切な私の戦力アイテムであります。


変わらず好きなもの。
その時々の感情や気分で、気になるものや欲しいもの。
これからも、このどちらも遭遇するたびに、
改めるきっかけになったり、
レパートリーが広がったりすると思うのです。


ようやく好みのものや欲しいものが定まってきた今は、
これからも結果よかった~!と手ごたえを感じるお買い物を楽しみたいです。


 


 
一方、このスタメンアイテム達と日々戯れていると、後ろ髪を引くのが、
「とても気に入って購入したけれどいまいち使いこなせてないもの」
という、悶々アイテム。


・サングラス

 

去年とても気に入って購入したのに、
レンズにまつ毛がバシバシあたりしっくりこず。
お顔事情(鼻の付け根事情)ゆえの問題なのです・・・。


何度も試したはずなのにね。
背に腹はかえられないので、
車の運転のときには無理やりかけています。(ただの戒め)
おかげでせっかく上げたまつ毛もさかまつ毛。
気がつけば楽~なオット用のサングラスを奪っていたりします。
(これがかなりでかい)


明らかに“そのお買い物早まったかも!”アイテムであれば、
その後どうするか選択肢が浮かぶのですが、、、。
こういう悶々とするアイテムほど、
なんとか道はないか思案しては迷宮入りです。
そういうのってありますよね?




tous les jours(トレジュール)
那覇市首里儀保町2-19
098-882-3850
open:水~土
10時~13時 16時〜19時
(変更あり。毎月の営業日をブログでお知らせしております。)
blog:http://touslesjours.ti-da.net

2011 6月




Priscilla Ahn / 幸せのみつけ方 




アコースティックギター片手に優しく語りかけるように歌うプリシラ・アーン


BLUE NOTEからのデビューだっただけに


デビュー当時は、ノラ・ジョーンズ以来の逸材!等と話題になっていた!


そんな彼女が3年降りに2nd アルバムをリリース!


シンプルでどこか温かい気持ちにさせてくれるメロディー


何よりも、声が魅力的でただ優しいだけの癒しの声じゃなくて、


なんていうかちょっと笑みを含んでるような


暗い感じの曲でもどこか明るさがあって


聴いていてほっとできる声なんです。


寝る時に聴けば、きっとぐっすり良い夢を見ながら眠りにつけるかも。




おすすめ曲いろいろありますが、


国内盤のみに収録の『カントリーロード』は


外国人が歌っているとは思えないほど、流暢な日本語で歌っていて必聴です。





 






桑江成美

2011 6月

KOZA GATE APARTMENT PRODUCE
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「21のプレゼント展」
6/30(木)~7/12(火)
アパートメントギャラリー(コザゲートアパートメント2F)
入場無料!
 
「21のプレゼント展」と題し、県内の人気アパレル、雑貨ショップが集いギフト展を開催致します。
日頃接している方や、特別な方へ、素敵なプレゼントを送る提案が出来たらと考えております。
ご家族、お友達連れで遊びに来てください。
 
期間中「コサージュづくりワークショップ」もあります!
 
HP:http://koza-ga.net
ブログ:http://kozagateaprtment.ti-da.net
facebook:http://www.facebook.com/KozaGateApartment

2011 6月




ダーレン・アロノフスキーはもともと苦手なんだけど、
これはお見事。
レスラーも素晴らしかったけど。
この監督、最近ちょっと好きかも(笑)


この人は、人の心の隙間というか、
恐怖心を見事に描き出す。
そして、
オスカー受賞のナタリー・ポートマン、圧巻の演技。





彼女が黒鳥を踊りきるのはクライマックスだけなんだけど、
もうちょっと観たかったなあ。


ヴァンサン・カッセルも良かった。
なんかハマり役。
この映画キャストがみんなハマってた。








しかし、痛そうなの。
痛そうなシーンがいっぱいあって、
腰痛の私としては、痛みが増した(涙)


直視できないシーンがいっぱいある。


ナタリー・ポートマン、頑張って踊ってますよ。
やっぱりあの身体づくりはすごいね。
13歳まで8年間バレエを習っていたらしいけど、
ブランクありすぎ!!
でも、ちゃんと踊ってたよ。


ミラ・クニスも踊れる。











ハリウッドはやっぱり
俳優がいろいろできてスゴイ。
日本のバレエ映画も
あれくらい踊れるひとを出してほしいよね。


抑圧されたものが多いと
プレッシャーがかかった時に、精神を蝕んでいく。
このあたりはダーレン・アロノフスキーの真骨頂。


なんとも恐ろしい映画ですが、
エンディングもお見事でした。


謎がいろいろ残っていて、
はっきりしないところもいいね。


しかし、この映画の振付師ベンジャミン・ミルピエと
ナタリー・ポートマンは見事婚約、出産となり、
めでたいことです。


いちばん怖いのは、ウィノナ・ライダーです。





ネタバレになるから言えないけれど
めっちゃ怖いです。

KEE



<ストーリー>
ニューヨークのバレエ・カンパニーに所属するニナ(ナタリー・ポートマン)は、元ダンサーの母親の寵愛のもと、人生のすべてをバレエに捧げていた。そんな彼女に新作「白鳥の湖」のプリマを演じるチャンスが訪れる。しかし純真な白鳥の女王だけでなく、邪悪で官能的な黒鳥も演じねばならないこの難役は、優等生タイプのニナにとってハードルの高すぎる挑戦だった。さらに黒鳥役が似合う奔放な新人ダンサー、リリー(ミラ・クニス)の出現も、ニナを精神的に追いつめていく。やがて役作りに没頭するあまり極度の混乱に陥ったニナは、現実と悪夢の狭間をさまよい、自らの心の闇に囚われていくのだった……。


<キャスト>
ナタリー・ポートマン
ヴァンサン・カッセル
ミラ・クニス
バーバラ・ハーシー
ウィノナ・ライダー


<沖縄での上映劇場>
シネマQ
098-951-0011
那覇市おもろまち4-4-9 那覇メインプレイス2F

MIHAMA 7 PLEX+ONE
098-936-7600
中頭郡北谷町美浜8-7

2011 6月


 
『普天間の空の下』
 
日時:6/26 (日)
時間:11:00~21:00
場所:普天間りうぼう隣のグリーンベル商店街
駐車場:沖縄銀行向かいの空き地,300台駐車可能
入場無料!!

 
共催:ふてんま結いちば
後援:宜野湾市

 
☆イベント詳細はコチラ☆
http://hutenma.ti-da.net 

2011 6月


 
ハワイで毎年開催されるフラの世界大会で、毎年のように入賞を果たす実力を持つフラの教室「ハラウ・フラ・カラカウア」によるショーが100円の義援金で見られるということで、プラザハウスの広い駐車場が一杯になるほど大盛況となった。
 

 
「カヒコ」と呼ばれる伝統的な古典フラからイベントは始まった。 
 

 
「これがフラ?」と思うほど、多くの人々がイメージする陽気で楽しいフラのイメージとはかけ離れた、神聖で厳かなムードの漂う踊り。
 

舞台袖で出番を待ちながら、静かに手を合わせる。 

 

エコ先生の祈祷のようにも聞こえる歌声が低く、深く響く  
 

 

 

 
史実を語り継ぐ事が大きな目的だと言われるカヒコだが、その神聖な踊りからは「祈り」の精神も伝わって来る。
 
日本同様その周囲を海に囲まれているハワイは、古くから台風や洪水、ハリケーンといった自然災害に何度も見舞われてきた。
多くの尊い人命が自然の猛威の元に失われてきたこの島に伝わる踊り「カヒコ」は、死者の世界や神のいるところにまで届くのではと思わせる、この世と見えない世界とを繋ぐような踊りだ。
 
人ではない何か、神や霊に向けて捧げられる舞にも見える。
そしてカヒコを踊っている時のハウマナ(生徒)たちは、ダンサーというよりも神の使いや巫女のような神聖な空気をまとっている。
 
華やかな楽しい踊りではない。
しかし、踊り終わるや否や大歓声がわき起こり、惜しみない拍手がおくられる。
彼らの心が、踊りという形をとって観客にダイレクトに伝わっているのだ。
 

 
カヒコが終わると、現代フラ「アウアナ」が始まる。
カヒコとは打って変わって、陽気で楽しい南国のハッピーなムードが会場全体に満ちる。
 

 

出番を待つ表情も、穏やかで優しい。 
 

 
しかし、その音楽に注意深く耳を傾け、ハウマナ達の表情をよく観察すれば、ハッピーなだけの踊りではないことがわかる。
 
ハワイアンソングの旋律は、いつも私に沖縄を思い起こさせる。
 
カラフルな南国の風景、
のんびりとした日々の流れ、
日焼けした顔によく似合う、人懐っこい笑顔・・・
 
そんな表のイメージと背中あわせに存在する、悲しい側面のことを。
 
2つの島とそこに住む人々の心には、悲しい歴史が確かに刻まれている。
 
抑圧され、侵略をうけ、大義名分の元で犠牲になったという、永遠に消えることのない傷を抱えている。
 
人々はその深い哀しみを怒りに変えるのではなく、互いを支え合い、哀しみを受け入れた上で、歌と踊りに変えてきたのだ。
 
やり場のない感情をのみ込んで受け継いできた踊りだからこそ、幸福や快楽だけではない、強さや慈しみの心が伝わって来る。
 
その独特な憂いを帯びた雰囲気は、琉球舞踊にも通じる。  
 

 

緊張した面持ちで出番を待つ 
 

 

しかし、いざ舞台に立てばこの表情。堂々とした踊りっぷりに、会場が沸く
 
 
 

舞台袖や会場からは、かけ声や歓声が 
 


大舞台を立派に務めあげ、舞台裏ではあどけない表情を見せていた 
 

出番を待つ間、最後のチェックに余念がない
 

 


フラは女性だけの踊りではない。茶目っ気たっぷりの男性陣によるフラに大歓声が
 

最後の出番を待つ。
 

手に持った楽器「イプ」は、生徒達がそれぞれ自分で作ったもの。
 

 
ハラウ・フラ・カラカウアのフラを見ていつもハッとさせられるのは、その表情だ。
踊りや歌を覚えるだけでは、きっとこんな表情では踊れない。 
 

 
生徒達が口を揃えるように、教室ではただフラを習っているのではなく、「ハワイを学んでいる」のだろう。
歌に込められた意味を、ハワイの言葉を、歴史を、そして、その心を。
 
 
 
「どんなに辛いことがあっても、IMUA(イムア=「前進」「立ち上がれ」)の精神を忘れないで。
今回の地震によってもたらされた被害は、決してひとごとではありません。
みんなで乗り越えましょう。」
 
エコ先生と、指導をサポートしているPoliさんによるフラが、イベントの最後を飾る。
 
 
 

 

 
フラが私たちの心を打つのは、
「私たちは辛かったよ、悲しかったよ」
というメッセージに終始していないからかもしれない。
 
「辛くても、踊ろう。前に進もう。」
という強い想いが、きっとそこにはある。
その為に、支え合おう。そして、みんなで乗り越えよう。あなたは一人ではない、と。
 
それはまさに、「ゆいまーる」の精神。
 
誰もが知っているハワイの挨拶「ALOHA」には、愛、慈しみ、感謝、共感といった意味も含まれているという。
 
沖縄とハワイ。
同じ小さな南の島で生まれ、受け継がれてきた、思いやりの精神。
 
 
 

 

 
「私たちのこの気持ちが、東北に届きますように。IMUA(イムア)!!」
 
最後は観客も一緒になって手をつなぎあい、ステージの上に広がる、東北にも繋がっている空に向かって大きな声で呼びかけた。
 

滝のような汗をかいているとは思えない、この輝くような笑顔 
 
どんなことがあっても、私たちはその歩みを止めるべきではない。
 
IMUA!前へ進もう!
皆で手を取り合って。
 

写真・文 中井 雅代

 

PLAZA HOUSE(プラザハウス)
沖縄市久保田3-1-12
098-932-4480
HP:http://plazahouse.net
 
Halau Hula Kalakaua(ハラウフラカラカウア)
浦添市沢岻2丁目13番地6号
098-878-5654
*留守番電話になっていますので
御用件、お名前、お電話番号をお忘れなく吹き込んでください。
 
関連記事:Halau Hula Kalakaua ハワイ大会で入賞10回 ハワイがなくしても沖縄に残したい本物のフラを学ぶ

2011 6月


 
スイーツ会@Woody’s

 
第4回となる今回のスイーツ会のテーマは「絵本とお菓子」

子どもの頃に読んだなつかしい絵本。
そして今もたくさんの人に愛されている素敵な物語。
その物語や絵本をイメージしたお菓子たちをそろえてお待ちしています。

 
例えば、
『クマのプーさん』・・・はちみつプリン
『ぐりとぐら』・・・ふわふわカステラ
『はらぺこあおむし』・・・フルーツやチーズのくいしんぼうマフィン
等…

ケーキバイキング&フリードリンク付き♪

 
座席数に限りがあるため、参加ご希望の方は早めにお問い合わせください。
 
 
日時:2011年6月26日(日)
時間:15:00~
場所:Woody’s(豊見城市豊見城566-8)
参加費:1080円 (要予約)
    ※10歳以下のお子さまは 680円
 
お問い合わせ:Woody’s(豊見城市字豊見城566-8)
TEL:098-987-1505
 

2011 6月


 
今日は少し大人っぽく仕上げたい。
OH!lala(オー!ララ)のパールネックレスを
つけることは決めているから、
それに合わせてお洋服をコーディネート。
 

 
つるりとした質感が上品なトップスで
大人感を。
パールを上品に合わせたいから、
ボトムはやっぱりスカート。
 

ヘアアクセ ¥1,575/coquelicot(コクリコ) 
 
ヘアアレンジをぴしっとキメちゃうと
すこしかっちりしすぎるので
はずしでふんわりと。
洋服にも色味の合ったヘアアクセで
ゆるゆるの三つ編みをくるっとまとめてガーリーに。
 
ヴィンテージの生地や厳選された素材を使った、
女性の心をくすぐる、
見て楽しく使って便利なアイテムが豊富な
コクリコのヘアアクセ。
 
沖縄在住のクリエイターさん自身の、
可愛らしく柔らかな雰囲気がそのまま反映されたようなものばかり。
 

 
OH!lalaのアクセサリーはどれも
カジュアルに身に着けられるよう計算されたものばかりで、
ジーンズスタイルにだってハマる。
 

ネックレス ¥25,200/OH!lala(K18、天然パール使用)
 
肌なじみの良いK18の華奢なチェーンに、
ゴロンと寝そべる3つの天然パールが可愛らしい。
他のネックレスと重ね付けすると、
きっとまた違う顔をみせてくれるはず。
 

ブレスレット ¥2,100/coquelicot(14kgf、淡水パール使用)
 
14kgfのシリーズは優しい素材で
アレルギー体質の方にもおすすめ。
メッキとは異なり、真鍮を覆う層がとても厚いので、
使うほどに剥げてきて黒ずむこともほとんどなく、
中のニッケルが流れだすなんて心配もない。
 
最後に鏡をチェックすると、
ちょっとパールを重ね付けしすぎ??
今日はピアスははずしていこう。
 

 
モノトーンですっきりまとめて
涼しげな夏のおめかしスタイルが完成。
本物のパールやゴールドでコーデを楽しめるのは
大人の女性の特権かも。
 
*コクリコは、アクセサリーの他にカゴバッグの制作もお願いしてあり、
新作が出来たら、随時ブログにてご紹介します。
 
Coqu コキュ
住所:沖縄県宜野湾市新城2-36-12
定休日:月曜日
HP:http://majolie.ocnk.net
ブログ:http://coqu.ti-da.net

2011 6月


沖縄新作芝居『九年母の木の下で』
 
公演日:2011/06/25(土)
開演時間:18時30分
会場 :大劇場 舞台形式:プロセニアム舞台
入場料:一般:3,500円 (全席指定) 
チケット発売日:2011/05/01(日) チケット販売所
 
公演内容
終戦直後の沖縄の人々が、励まし合いながら生きる力を発揮していく物語を上原直彦氏が書き下ろした涙と笑いの人情劇。
苦難の戦後をたくましく生き抜いてきたウチナーンチュ(沖縄の人々)のバイタリティを沖縄芝居のベテランたちと若手が心を込めて舞台化。
戦後66年を迎える今年、改めて平和の意味を問い直します。

 
-演目-

時は昭和23、4年の夏。北部のある捕虜収容所には首里、那覇の避難民が大勢ひしめき共同生活をしていた。戦争で家族を失って悲嘆にくれている者、米兵相手に身を売る女、戦果をあげる男、元校長、元役者たち・・・。
そんななか、捕虜収容所内で「郵便業務」が開始されたことにより、避難民達は皆、離ればなれになった家族や親戚、知人友人らの安否を探し求めて沸き返る。やがて彼らは、それぞれ生きる希望を抱き、郷土復興のために故郷へ帰って行くことになるのだった。そして収容所での別れの時、元役者たちを中心に命のお祝いの演芸大会が催され「口説囃子」が高らかに歌われるのだった。
 
 
沖縄新作芝居『九年母の木の下で』(くねんぼのきのしたで)
脚本:上原直彦
演出:北村三郎
音楽:徳原清文

 
[配役]
我那覇:仲嶺眞永
浜元:新垣正弘
田仲:髙宮城実人
比嘉:知名剛史
仲宗根:金城睦治
仲宗根の妻:金城百合子
我謝:友利秋子
宮城:福原健治
宮城の妻:大谷高子
高志保:大城貴幸
マリーと呼ばれる女:座喜味米子
捕虜収容地の班長:北村三郎
ギターを弾く男:松田弘二
元校長:八木政男
老婆:吉田妙子
老婆の長男:宇良宗成
平田健二:平良進
山里将清:玉木伸
その妻:瀬名波孝子
収容所の男女:山田八重子・平敷政恵・渡口絵梨子・伊波太志
子供達:米須夏美・渡久地花奈・平安座カレン・比嘉美夕・トーマス芽依美・
    池原輝飛・津嘉山姫花・銘苅空美・池原光哉

 
※出演者等は都合により変更する場合がございます。予めご了承ください。

問:国立劇場おきなわチケットカウンター:098-871-3350
HP:http://www.nt-okinawa.or.jp/index.php?option=com_theater&act=look&ID=628/