夏のワンピ&マニッシュコーデ5DAYS

Day1
カレンド沖縄
ワンピース:Charles Anastase (シャルル・アナスタス)
ベスト:アンティークレースのもの
靴:repetto(レペット)
 
 
Day2

ワンピース:mio.y(ミオ)
インナー:amyris(アミリス)
 
 
Day3
カレンド沖縄
ピンクシャツ:iwish(アイウィッシュ)
パンツ:Supp.(サップ)
ヘアバンド:analogue(アナログ)
バッグ:Christina E london
 
 
Day4
カレンド沖縄
シャツ:osmosis(オズモーシス)
スカート:Charles Anastase (シャルル・アナスタス)
靴下:靴下屋
靴:repetto
 
 
Day5
カレンド沖縄
トップス:COMME des GARÇONS
パンツ:express design studio(Charles Nodier にて購入)
靴:chausser(ショセ)
 

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「好きな服なら何着たっていい」
って思ってました。20代までは。
 
そりゃもう片っ端から買いまくってたんです。
もともと買物は即決派。
ピンときたらば迷わず購入。
モード系にハマり、アントワープ系デザイナーズブランドに夢中になった大学時代には、ローン組んでまで月に何着もお買い上げ。
セレクトショップの店員さんに支払い状況を心配されたことも。
 
深く考えず直感だけに頼って買っていたので、もちろん失敗もありました。
 
今思えば、20代までは何でもかんでも着てみる時代だったのかも。
でも、身銭を切って経験した失敗は、その後良い財産に。
 
30代。
沖縄でとあるセレクトショップと出会う。
カジュアルだけれど上質な服がならんでいた。
素材感、確かな縫製、美しいライン。
かっちり着こなすのではなく、ラフで自然体のコーデに憧れた。
 
試着室から出て来た客を褒めそやすのではなく、
「この色は似合わない!」
「雰囲気に合ってない!」
と正直に言ってくれるオーナーのアドバイスに、はっと気づかされることが多かった。
 
顔立ちが華やかではないから、アースカラーのシンプルな服を身につけると貧相に見えてしまう。

かわいらしい雰囲気とはほど遠いから、ガーリーな服を着ると浮いてしまう。
 
少しずつ「好き」で「似合う」服がわかってきた。
 
そして仕事柄、ハイセンスなひとびとから貴重なアドバイスを頂けることも。
 
「中井さんはマニッシュなコーデが似合うと思うよ」
「パンツスタイルのイメージが強いかも」
 
ワンピースにはスニーカーやパーカーなどラフなアイテムを合わせる。
シャツスタイルが好きだけれど、パンツを合わせるとマニッシュすぎるので小物でバランスをとる。
靴はできるだけ上質なものを。
 
歳を重ね、少しずつ自分ルールができてきた。
でも来年の夏になればまた、今とは全然ちがうコーデをたのしんでいるのかもなぁ。
34歳の今年だって、まだまだ買物でおばかな失敗をする可能性はある。
 
おしゃれはずっと勉強中でいいや!
楽しいから、卒業しなくていいもんね。
 
 
おまけ

 
牧志公設市場内にあるコーヒーとレモンジュースのお店、「ひらみ」。
 

 
使用しているのはひらみレモン、つまり「シークワーサー」です。
暑い日は一気飲み。
きゅーっとすっぱいシークワーサー。
でも、砂糖もしっかり入っているので甘くておいしい。真夏のドリンク。
 
カレンド沖縄
 
いつ行っても笑顔のおじさん。
二代目だそう。
ジュースはおいしいし店構えもかわいいので、ついふらりと立ち寄る店。
 
カレンド沖縄
 
行きつけです、「呉屋てんぷら屋」。
1個50円だから6個買っても300円。
 
カレンド沖縄
 
3名のかわいいおばさまがおそろいの可愛い制服つけて一生懸命揚げています。
「一緒に写真撮ってもらっていいですか?」
と店頭のおばさまにお願いすると、ビジュアル担当と思われるこちらのおばさまがよっこらしょと奥から出て来てくれました。
3名それぞれ、きちんと役割分担されているようです。
 
市場は楽しい。
スージを入れば見知らぬ店が、上を見上げればこんなところに住宅が?!
うちなんちゅのあなたにも、きっとあります新発見。
 

文 中井雅代