これは面白かった。相当笑いました。
ウディ・アレンの40周年記念作品です。
ラリー・デヴィッド、アメリカの人気コメディアンですが、実に笑える。
彼が観客に語りかける方式がとられてますが、これも面白い。
彼が結婚する若いおねえちゃん、メロディ役を、エヴァン・レイチェル・ウッド。
このひとなんか感じが変わってて、しばらくするまで気がつかなかった。
可愛いけど、もっと若い時の危うい感じがなくなって、普通の可愛いおねえちゃんになってる。
これが演技だったらすごい。
メロディの母役はパトリシア・クラークソン。彼女はニューヨークでいろんな才能に目覚めるんだけど、なかなか強烈。
でもかっこいい!!
台詞が全部自然なんだけど、かなりシニカルです。
いちいちツボにハマります。
メロディが、母に勧められて出逢う素敵なイギリス人は、ヘンリー・カヴィル。
ほんと、素敵。
これは目移りしないほうがおかしい。
人生にはサプライズがいっぱいあるけど、やっぱり原題のように“Whatever Works !(うまくいくなら何でもアリ!)”って思えるっていいよね。
実際そうだし。
何があっても、最終的に幸せになれればそれでいい。
面白いです。
KEE
<ストーリー>
主人公のボリス(ラリー・デヴィッド)は、かつてはノーベル賞候補になりながら、今ではすっかり落ちぶれてしまった物理学者。ある夜、アパートに帰ろうとしたボリスは、南部の田舎町から家出してきた若い女性、メロディ(エヴァン・レイチェル・ウッド)に声をかけられる。寒さで凍える彼女を気の毒に思ったボリスは、数晩だけという約束で泊めてやることにする。ところが、世間知らずのメロディは、冴えない中年男のボリスと暮らすうちに、彼こそは“運命の相手”だとすっかり勘違いしてしまう。そのうえ、愛する娘の後を追って、メロディの両親が相次いで上京したことから、事態はますますややこしいことに……年齢も知能指数もかけ離れた2人の“ありえない”恋愛の行方は、果たしていかに!?
<キャスト>
監督: ウディ・アレン
出演:
ラリー・デヴィッド
エヴァン・レイチェル・ウッド
パトリシア・クラークソン
ヘンリー・カヴィル