面白かった。
イーディ・セジウィックというひと全然知らなかったんだけど、すごくお洒落で可愛いひとですね。
ウォーホル、ボブ・ディランをも夢中にさせたひと。
シエナ・ミラーはなかなか好演。
大胆ヌードも披露して体張ってます。
このひと若いのに、私は、ホウレイ線が気になってしょうがなかったんだけど。
さすがにお洒落でどんな服も着こなしてます。
なんだろうなあ。
やはり、ウォーホルはあまりに個性的というか、凡人では理解できない領域です。
私は一時期、彼の作品に傾倒していた時期もありますが、人間としては到底理解不能。
凡人に理解できるような芸術家なんて、所詮天才にはなりえないんだろうけど。
ガイ・ピアース、神経質な挙動不審ぶりが、素晴らしかったです。
Musician(ミュージシャン)というクレジットではありましたが、ボブ・ディラン役をヘイデン・クリステンセン。
似てる。。。
かっこいいよね。
この人がとても普通の感覚を持っている人に見えました “ JUST LIKE A WOMAN ” は彼女のことを書いた作品。
歌詞が泣ける。
イーディというひとは、名家の資産家の娘だが、不幸だった。
お父さん、ひどいからね。
幼いころから虐待を受けていた、とあったが、どうなんだろ?兄弟とも肉体関係があったといわれてるしね。
お金ってありすぎても大変だなあ、といつも映画をみるとおもう。
イーディは、愛を求めていただけなんだろうなあ。
奔放なようでまじめで、世間知らずの彼女は、世の中にも利用される。
やっぱり自分の選択なんだけど、間違ったほうばかり選んじゃうんだよね。
ビリー(ボブ・ディラン)に差し出された手を、つかんで、そっちの世界にいってしまえたらよかったのになあ。
何を恐れていたのだろうか?
差し出された手は他にもあったはず。
彼女はあえて破滅を選んだのか?
前半のキラキラした彼女と、後半の落ちた彼女。
切ないです。シエナ・ミラー、はじめて女優だなあ、と思いました。
エンドクレジットでは本物のイーディの写真が流れます。
すごく可愛い!もっと幼い感じで、もうちょっと小悪魔的です。
線も、もっと細い。壊れそうな彼女は、やっぱり壊れるしかなかったのかな。
考えさせられました。
KEE
<ストーリー>
1965年、名門令嬢のイーディ・セジウィック(シエナ・ミラー)は、ポップ・アートの旗手アンディ・ウォーホル(ガイ・ピアース)と出会う。瞬く間にウォーホルを魅了した彼女は、彼の“ファクトリー”でも中心的存在になってゆく。その美ぼうと圧倒的存在感でメディアの注目を浴びるようになったイーディは、時代のミューズとなる。
<キャスト>
シエナ・ミラー
ガイ・ピアース
ヘイデン・クリステンセン
ジミー・ファロン
ジャック・ヒューストン
ミーナ・スヴァーリ
イレーナ・ダグラス
メアリー・エリザベス・ウィンステッド
他
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