トップス:BEAMS BOY
スカート:無印
Day2
トップス:BEAMS
デニム:ユニクロ
靴:NIKE
Day3
トップス:不明
パンツ:無印良品(多分)
靴下:不明
靴:CAMPER(カンペール)
Day4
トップス、サロペットともに :JOURNAL STANDARD
サンダル:BIRKENSTOCK
Day5
カーディガン:不明
ワンピ:note et silence(ノートエシロンス)
靴:不明
「こう見えて、昔はギラギラした服も買ってましたよ。スパンコールついてたりとか(笑)」
ナチュラルなアイテムを印象的に着こなすのが上手な高良さん。
服のテイストの意外な変遷を教えてくれた。
「柄物がすご〜く大好きなこともあったし、子どもがまだ小さいときはほっこり系のリネンの服とかも好きでした。好みって変わるものですね。
それで今はどうかというと…アイテムの共通点があまりないかも。華やかな色合いのものが欲しくなることもあるけど、基本はシンプルかな」
素材については、外せないこだわりがひとつ。
「洗濯機でじゃぶじゃぶ洗えること!(笑) だって、気軽に洗えるものは着てて気持ちいいから。洗濯表示は必ずチェックします」
外人住宅風のムードが素敵な家(関連記事:外人住宅の難点をクリアしたコンクリートブロックの家)に住む高良さんは、家選びにも服選びにも迷いがない。
「即決なんです。パッと見て『欲しい!』って思ったら揺らがないですね。服だと一旦そこを離れても絶対戻ってきちゃうし」
好きなものがはっきりしているから、悩んだり時代に左右されたりすることがない。
「雑誌とかもほとんど見ないですね。好きな店は決まってるし、流行りを意識して買うということもありません」
すっきりと整頓されたシンプルな暮らしが印象的だったが、ワードローブも少なめだと言う。
「金額がちょっと高めのアイテムを買うことが多いので、そんなに沢山は買えないんです。その分、一着を長く着ます。服でも靴でも10年選手がけっこういますよ(笑)」
服を買うとき、値段が決定理由の多くを占めているときはないだろうか?
手頃だから、予算内だからという理由で、より気に入った服をあきらめたことは?
値段はもちろん考慮すべき大きな要素の一つではあるけれど、最優先事項ではないはず。
「この服が、例え5万でも欲しい?」
と自分に問うたとき、YES! と答えられるのであれば、3,000円でも買う値はあるはず。
逆に答えが NO であれば、値段を理由にたくさんのときめきをあきらめているのかも。
本当に好きなものだけを選ぶ勇気をそなえ、自分の価値観をしっかり理解していれば、心から愛するアイテムだけがシンプルに並ぶクローゼットになるはず。
写真・文 中井 雅代