2012 1月


 
1.21.sat – 31.tue
11:30~20:30
@ be
宜野湾市新城2-39-8(MIX life-style内)
098-896-1994
 
東京恵比寿に店舗を構えるSOURCE(ソウス)。
新旧を問わずに国内外からセレクトされたモノの根源=SOURCEに着目した品々が並びます。その根源を見て感じ、身につけて感じることができる、沖縄で初めてとなるソウスのトランクショーを開催します。
 
シンプルだけど、どこか強い存在感。
身につけると自然に馴染み、心に、生活にとけ込むアクセサリー。
普段beでは見られないアイテムや、貴重な一点もの、その他マリッジリングやエンゲージリングなどもご覧いただけます。いつもとは違う空気感を感じながら、身も心も満たされるようなあなただけのSOURCEを見つけにぜひお越し下さい。
新しい年のスタートを、SOURCEのアクセサリーで飾っていただけると嬉しいです。
 
TRUNK SHOW特設ページ:http://www.be-okinawa.com/source_trunkshow.html
HP:http://www.be-okinawa.com/index.html
 

2012 1月


 
日時 2012/2/25(sat) – 3/4(sun) 10:00 – 13:00 / 15:00 – 19:00 入場無料
at GARB DOMINGO 2nd floor
※作家は、全日在廊予定
 

2012 1月


 
沖縄を長く離れていた時期があったが、
音楽を奏でると自分の中に沖縄音楽のリズムが根付いていることに気づくという。
 
「例えばジャズとかスイングをやると、
音のはねかたがエイサーになるんですよ、僕がやると(笑)。
若い時に沖縄を否定していたことがあって。
だけど、『俺ん中に入っちゃってるじゃん!』って。
自分の中に沖縄を見ちゃった。
小学校でもエイサーやってたからね。
 
そもそも、自分のアイデンティティーを理解することも音楽をやっている理由の一つなわけで、
じゃあ沖縄知らなきゃだめだ、逃げてちゃダメだって。
 
それで、沖縄との関係性に落とし前をつけるために戻ってきたんです。」
 

19世紀後半のイギリスで作られた「シュトローヴィオル」という珍しい楽器。
 

ベトナムの少数民族の弦楽器「クニィ」。糸電話に似た要領で口で音を鳴らす。「ベトナムでも作ってる人はもうあまりいません」
 
– – – 自分たちの文化に自信を持てない風潮に馴染めず、県外へ
 
5歳の時、家族で北海道から沖縄に移住してきました。
沖縄が本土復帰して7~8年の頃ですね。
 
最初はなかなか沖縄に馴染めなかったんです。
今でこそ三線や泡盛がはやってるし、
「ゴーヤー」って言っても本土の人にも通じるけど、
当時の沖縄の人は方言をしゃべっても三線ひいても「恥ずかしい」と思うような時代で、
周りのおじさんたちは泡盛じゃなくてウィスキーを飲んでました。
地元の人が自分たちの文化に自信を持てず、本土に追いつきたいと思っていて、
それなら僕は本土に行った方がいいじゃないかと思ったんです。
それで中学2年生のときに埼玉の学校を受験して、むこうで寮生活していました。
 
卒業後も1年くらい国内をまわってぶらぶらして、
それから1年シンガポールに住んで帰ってきて。
その後も今度は札幌行って住んだり。
転々としていましたね。
 

「どんな音か想像してから聴いてね」。流れてきたのはまるでリードのついた木管楽器のような深みのある音。「『ぴーひゃららー』じゃない、意表をつく音でしょ?まるで笛じゃないみたいで」
 

「鈴の次に簡単な楽器。4歳くらいから上手にならせますよ」という、ベトナムの口琴「ダンモイ」
 
– – – パンク、ロック、レゲエ・・・そして三線へ。
 
音楽は小さい頃から好きでした。
沖縄は暑いから外で遊ぶのがいやで、
家の中でレコードかけて座椅子で寝てるような子供だったんです(笑)。
 
レコードでクラシックを聴いたり、
父が青森出身なので津軽三味線のレコードを聴いたりしていました。
ギターを持って演奏を始めたのは中学生になってから。
 
学校は、中高一貫で自由な校風でした。
中1のときパンクが好きだったのですが、
制服がないので編み上げブーツで登校したり。
 
それからブルースやロックにもハマって。
60~70年代のブリティッシュロックとか結構好きで、あとレゲエとか。
とにかく色んな音楽を聴いてましたね。
そのときそのときで「これいい!」みたいに食いついて、
「俺は一生この音楽でいくぞ~!」って毎回思うんだけど、そんなわけなくて(笑)。
 
レゲエにハマったときに、
「そういえば沖縄って三線あるよな」とふと思い出したんです。
夏休みで沖縄に帰省したとき、
「三線欲しいな」ってポロっと言ったのを母が聞いてて、
次、帰省したら「引き出し開けてごらん」と言われて。
開けたら三線が入ってて、
「おおっ!どうしたの?」
「3年分の誕生日プレゼントよ」
って。
 
それが三線との出会いです。
 

お母さんが買ってくれた三線を今も大事にしている。
 

 

 
– – – 愛しているからこそ憎い、沖縄への想い
 
今思うと俺、沖縄から逃げようと思ってたんだよね。
標準語で育ったし、それが自分の属する世界だと思ってた。
 
だけど休みで帰省すると、当時、家族で喜如嘉に住んでたんですけど海がすごく綺麗で。
一ヶ月ちょっと休みがあるので、弟とかと泳ぎに行くんですよ。
するとやっぱり楽しいわけ。
そうやって好きなところも増えて、でも好きだけで終われない部分もあって。
沖縄の歴史もふまえながらどうやって沖縄との関係性をつくっていこうかなと思っていました。
 
そうそう、「愛憎相半ばする」って感じかもしれない。
実は心から沖縄を愛している。でも、だからこそ憎い、みたいなね。
これまでにアルバムを24枚出しているんですけど、
「沖縄ってなんだろう?」と考えることで出てきた表現だから、
これができたのは沖縄のおかげなんです。
 
今は沖縄を研究するのがとても楽しくて。
台湾やフィリピンとのつながりの中での沖縄だったり、
明や清、オランダとのつながりだったり、
色んな沖縄の側面があって、それらをすべてちゃんと見ていきたいという思いがあります。
 

 
– – – 音楽に言葉は入れたくない
 
楽器の分布などから、地域や民族について類推していくと、
中国大陸南部から台湾に移り、
いつの時期にか台湾から沖縄へと移った人たちがいるんじゃないかと思っていて。
そこからまたフィリピンへ移った人もいるだろうし。
そういうことを思いつくと、それをコンセプトにアルバムを1枚作ったりするんです。
 
まず物語を書くんですね。
1曲につき400字くらいの。
それで4話分の物語をたたんでアルバムに入れたりして。
 
音楽って抽象的なものですよね。
でも言葉は意味を持つ。
音楽は意味を超えたところでの快感でありたいので、
音楽に言葉を入れ込みたくなくて。
だから、意味を感じ取るのではなく、
意味とは違う全存在的な部分を音楽で感じてもらえたら、と思っています。
 
その上でまったく意味がわからないということにならないよう、
言葉で物語を書く、という感じでしょうか。
 

「これはいわゆる『鼻笛』。喉を歌うときの形にして、鼻で吹く」
 

「鼻から出した息を口から出す。言うと難しそうだけど、実際やったら簡単!」
 
– – – 音楽に言葉は入れたくない
 
今、三線をソロ楽器にしていく作業をおこなっています。
弦を増やしてみたり機能を増やしてみたり。
僕は民謡を歌わないので、三線だけの音楽をやりたい。
だけど通常の三線だとどうしても寂しいので、
どうすればソロ楽器としてもっと楽しく弾けるか、ということを考えています。
 
三線に弦を足すと、また楽しいんですよ。
三線ってすごく長い歴史のある楽器で、
日本はそういう「歴史」を変えちゃいけないっていう意識が強いんですね。
 
でも、三味線の弦って本来は絹糸でできているんだけど、
三線の弦はナイロン製。
変えちゃいけないというわりに、意外と産業的になっている部分もあって。
 
僕が作った新しい三線は6弦です。
 
まず、良く知られている6線は複弦の3コースになっています。
これは三線のそれぞれの弦が隣り合って増えたものなので
調弦は低い方からC(ド),C(ド),F(ファ),F(ファ),上のC(上のド),上のC(上のド)となっています。
 
「響三線」と名付けた僕の6線は、
通常の三線の調弦のC(ド),F(ファ),C(上のド)のところにさらに上のF(上のファ)を4番目に足して、低音弦の横の、抱えると上側に来る部分に C と F の金属弦を2本足しています。
これにより通常の奏法で共鳴による余韻が得られ、
しかも金属弦を返す手でつまびくことで、独奏でも合いの手を入れられるのです。
 
もっと三線を楽しんでほしい。
エンターテイメント性を持たせたい。
それだけで楽しめる楽器へと変化させることができたらいいなと思っています。
 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

 

 
コウサカさんアレンジによる「てぃんさぐぬ花」を即興で演奏してくれた。
弦を増やした三線で伴奏、メロディを鼻笛で。
 
これが、想像を超えて実に良い。
 
まず、線が増えているので伴奏が華やか。
三線が本来もつ素朴な音色ももちろん素晴らしいが、
6弦が奏でる明朗快活な響きが琉球音階に馴染むし、
沖縄の風土の雰囲気をうまく醸し出している気がする。
 
また、コウサカさんのリズミカルなアレンジは、
ただ愉快なだけじゃない、アジアの多様性を思わせる響き。
アジアの中の沖縄という世界感を、その音色で一瞬で描き出してしまう。
 
エンターテイメント性が一気にあがりますね、と言うと、
 
「でしょう?(笑)
これ、家で一人で弾いてても相当楽しいと思うんだよね」
 
と、楽しげな笑みを見せた。
 

写真・文 中井 雅代

 
コウサカワタル HP http://www.watarukousaka.com
ブログ http://wataruk.ti-da.net

 

2012 1月


 
重要無形文化財「組踊音楽太鼓」保持者(人間国宝)島袋光史の7年忌を偲ぶ追善公演

 
開催日:2月12日(日)
時間:18時~
場所:国立劇場おきなわ 大劇場
沖縄タイムスHP:http://www.okinawatimes.co.jp/top/
 

2012 1月


 
沖縄の某社開発中の「もずくテリーヌ」の第二回試食会。
港川の「cafe sui」
(関連記事:お米をたのしむ cafe sui 「カフェ水」
に集まってくれたのは、
30代の大人女子6名。
第一回試食会にも参加した「ささ美」と「Qちゃん」は
 
「前回と比べてどれだけ変わってるかが相当楽しみ!」
 
初参加の4人も
 
「前回の記事を見て、食べてみたくてたまらなかった〜。
びしばし意見させてもらいます!」
 
と意気揚々。
  
今回なんと、メーカーさんが用意した試作品は二品。
一品目からいざ試食。
 

STEP1. まずはファーストインプレッションを本音トーク


 

 
– – – お、おいしい!前回とぜんぜん違う!
 
ささ美(筋肉フェチ) わー、今回は瓶詰めなんだね。なんか良い匂いする~。お酢かな? 爽やかな感じ。
 
粧子(美容ネタに食いつきます) これってにんじん?…あと、オクラかな。色々野菜が見えるね。いただきまーす!
 
ささ美 …おいしい!!
 
チヨコ(お菓子作り大好き) ささ美は前回も食べてるもんね。
 
ささ美 ぜんぜん違うよ、前回と!!
 
一同爆笑
 
ささ美 前回はもっとおかずっぽい感じだったけどこれは…すごい健康にも良さそう!
 
Qちゃん(マラソンが趣味) 爽やかな味だね。明らかにおいしくなってる。もずくっぽさも増してるし。
 
粧子 本当においし〜! もっとスゴイ変わった味なのかな?って想像してたけど(笑)
 
宅美(不動産関係で働いてます) 野菜もいいね。にんじんもオクラも。
 
ささ美 私はオクラが特にいいと思う、もずくと合う。
 
チヨコ にんじんの臭みがなくなってない? 私、実はにんじんあまり得意じゃないんだけど、これはおいしい。
 
ひとみ(彼氏募集中) 私も!これは食べられる。
 
粧子 前回は肉が入ってたんだっけ?
 
ささ美 うん、豚のひき肉。濃くてポークみたいな味でね。
今回のは真似してから市販のもずくパックにもオクラ入れて食べてみたくなった。それくらいおいしいー!
 

 
– – – 見た目はまだ改善の余地アリ
 
Qちゃん 見た目も前回よりいいね。オクラが入ったことでその断面も見えて、全体的に明るくなった気がする。
 
ささ美 オクラが星型で可愛いね。
 
チヨコ もっときれいに見えたら可愛いのにもったいない気がする。
こんなぐちゃぐちゃじゃなくて、オクラの断面がガラスから並んで見えたらどうかな。
オクラの層とかにんじんの層、という風にきれいに分けて。
そうしたらすくって食べるときもすべての具が均等にとれるし。
 
チヨコ 緑ももっと鮮やかにするといいかも。
せっかく味はおいしいのに、見た目でおいしさが伝わってこないよね。
 
Qちゃん 確かに。最初見たとき、「ん? 前とあんまり変わってなくない?」って正直思った。
見た目では違いがあまりわからなかったんだよね。
一見して「わ〜、おいしそう!」って思えるくらいの見た目が欲しいかも。
 
チヨコ じゃあみんな、見た目とのギャップで「めっちゃおいしい!」って思ったとか?(笑)
 
粧子 あ、それちょっとあるかも。
私、最初見たときカップで売ってるもずくの味をイメージしたんだよね。
カップのもずくは私にとってはちょっと酸っぱすぎるんだ。
でも、それに比べたらずっと食べやすくておいしい。
だから、いい意味で裏切られたって感じ。
 
ささ美 わたしは飲んでるけどね、カップもずく(笑)。
 
ひとみ 私も(笑)。
 
粧子 私はだから生のもずくを買うんだよね。
 

 
– – – メインのおかずではなく副菜、又は酒のつまみ
 
Qちゃん ご飯のおかずって感じではないよね。
 
宅美 うん、副菜の中の一品という感じかな、酢の物みたいな箸休め。
 
粧子 でも、家族みんなで食べられそうな味ではあるよね。
 
チヨコ 豆腐とかに乗せたらおいしいんじゃない?
 
ひとみ あー、いいかも。
 
ささ美 前回の試作品は、ご飯に入れて雑炊みたいにしたらどうかっていう意見がでたんだよね、味が濃かったから。
 
Qちゃん うん。でも今回のは味を薄める努力する必要がないよね。
 
ひとみ お酒にも問題なく合いそう。
 
チヨコ つまみにするならちょっと辛くてもおいしいかも。
 
ひとみ 色んな味があってもいいかもね。
 

 

STEP2. 瓶詰めって、どうなの?


 
– – – 瓶詰めの弊害いろいろ
 
ひとみ 取り分けたときさ、酢の物とかを入れるようなある程度深さのあるお皿に入れないと取りづらくない?こういう平皿だとちょっと…なかなかすくえなくて食べづらい。
 
Qちゃん 私も。さっきから手使ってスプーンに入れてる(笑)。瓶からじかにすくって食べるぶんには良いけど、取り分けること考えるとね。
 
ひとみ うん。面倒くさくて瓶から直接食べちゃいそう。…それって「リッチ感」と真逆じゃない?!(笑)
 
宅美 取り分けた後もぐちゃっとなって、見た目が悪くなっちゃうしね。
 
ひとみ プリンみたいにパカって出してきれいな型になるといいのにね。
 
チヨコ あと、瓶って重いから大量買いはしないかも…。
 
ささ美 かさばるしね〜。
 
チヨコ それとさ、一度に食べきれずに少し残ったのを瓶に入れたまま保存するのって、ちょっと見た目がよろしくなくない?(笑)
 
粧子 あ〜、佃煮みたいな感じするかも(笑)。
 
一同うなずく
 

 
チヨコ じゃあ、一気に食べきれるサイズか…
 
Qちゃん 前回みたいに一回り小さいサイズはどうかな? 深さはこれの半分くらいだったよね。
こういうのってさ、「もうちょっと欲しいな」くらいの量の方がいいと思う。いっぱいあったらリッチ感がなくなっちゃう。
 
ひとみ 上等なお土産って小っちゃくて高いもんね。
 
一同うなずく
 
宅美 小っちゃいとお土産としても買いやすいしね。かさばらないから。
 
粧子 私は「パクっ」て一口で食べきれるのがいいと思うな。なおかつかわいく作れたらお土産にも良いと思う。数量も5個くらいで少なめにして。そうすると持って行きやすいかも。リッチ感もでるし。
 

 

STEP3. 具材、成分、なにを足せば買いたくなる?


 
– – – コラーゲンやフコイダンで付加価値をプラス
 
粧子 ただ見た目がきれい、味がおいしいだけじゃなくて、付加価値をつけたほうが良いと思う。
例えば「コラーゲンが入っていて美肌になれます」とか。
それが一口サイズでぱくっと食べられるんだったら手軽に綺麗になれる感があって魅力的。味は人それぞれ好みがあるけど、そういう不可価値があると手が出やすくなると思う。
 
Qちゃん コラーゲンっていう響きは相当魅力的よね。
 
一同うなずく
 
粧子 沖縄ってコラーゲンの入った商品も多いし、やっぱり人気なんだと思う。
もし似たようなもずく商品があっても、コラーゲンの文字だけで選んでくれそう。
 
ささ美 コラーゲンと言えば豚肉。前回の試作品には豚のひき肉が入ってたけど…
 
ひとみ お肉入るとヘルシーさが薄れる感じしない?
もずくの良さも一緒に消えちゃいそうな気がする。健康食ともかけ離れちゃうし。
だから、お肉以外の方法で入れて欲しいな。成分だけとか。
 
粧子 あとはおつまみとして商品を推すなら、フコイダンをアピールする手もあるよね。例えば泡盛とこれを一緒に食べると、飲酒の罪悪感がチャラになる(笑)。
それにプラスしてパッケージも凝れば、それなりに特別感も出るんじゃないかな。
普通のもずくパックとは差が出ると思うんだけど。
 

 
– – – 具材プラスでヘルシーの相乗効果を狙う
 
粧子 白い食材も足した方いいと思うんだけど。
 
一同うなずく
 
ひとみ 山芋とかおいしそう。
 
ささ美 前回も同意見が出たね、そういえば。
 
Qちゃん うん。そして今回は味がさっぱりしてるから、さらに相性良さそうじゃない? しゃきしゃきした歯応えも出ておいしそうだよね。
 
粧子 もずく自体がヘルシーイメージがあるから、山芋を足すと相乗効果も狙えそう。色が綺麗なだけじゃなくて。
それに、もっとご馳走感が出るかな。
これだと普通の食卓に出る感じで、特別感がないと思う。
このままで行くならパッケージに相当凝らないといけない気がする。
 

 
– – – 素材のブランドでアピール
 
チヨコ あとはさ、「どこどこのにんじん」とかってブランドを入れるのもいいかも。
 
Qちゃん にんじんは津堅(つけん)ね、津堅。
 
粧子 指摘はやっ!(笑)
 
ひとみ まるで一般常識かのように(笑)
 
Qちゃん えー、あっちのにんじん他のとぜんぜん違うからね、ほんとに!
 
粧子 へー。どう違うの?
 
Qちゃん にんじんジュースにしてもおいしいわけ、超~甘くて。
 
チヨコ そうやってどこどこのって書くだけで売れる気がする。
 
宅美 確かに、今こうして聞いてるだけでも食べてみたくなるね!
  
– – – 甘い味も、実はアリ!?
 
宅美 あのね、友達のおうちで出してもらったんだけど、青りんごゼリーの素でもずくをかためてあったの。それがすごくおいしかった。
 
一同「え〜っ?!」
 
チヨコ それって…見た目はどうなの?
 
宅美 見た目は…よろしくなかったんだけど。
 
一同笑い
 
宅美 でもね、味は本当にびっくりするくらいおいしかった。もちろん甘いんだけど合うの。もずくの食感がぷりんぷりんしててそれもまたよくて。親から受け継がれたおやつなんだって。子供にデザート感覚でもずくを食べてもらうために作ってあげてるみたい。冷凍したものもあって、それはまたシャリシャリ感がたのしくておいしかったよ。
 
Qちゃん もずくそのものには殆ど味がないから、意外とどんな味付けにも合うのかな?
 
一同うなずく
 
粧子 最初は「え〜?!」って思ったけど、食べてみたくなった〜。
 

 

STEP4. お土産品として足りない魅力は…


 
– – – 子供も大好き、星型案
 
チヨコ お土産にするにはまだ色味が足りないかな、やっぱり。
 
ひとみ にんじんも星型にしてみるとかどお?小ちゃい星。
 
Qちゃん あー、かわいいかもね。
 
ひとみ オクラの断面が星型だけどちょっと大きすぎるから、もうちょっと小っちゃいオクラだとかわいいかな。
それでにんじんも星型にしたら、わざわざきれいな層にしなくても、どこからみてもかわいい気がする。
 
粧子 子供も星型喜ぶだろうね。男の子でも。家庭用と捉えるんだったらそういうのもアリかも。クリスマスに星型のにんじんでシチュー作るような感覚での特別感は出るかな。
 
ひとみ パッと見たときに目をひく気がするんだよね。
 

 
– – – リッチ感を出す奥の手、それは…
 
宅美 リッチ感足すには…金粉入れるとか?
 
一同爆笑
 
ささ美 でも私も思った、一緒~! 豪華さが出る!
 
チヨコ 形もこれじゃなくて、四角くて大きめでカットして食べるやつの方がいいかな。パーティーっぽさが出る。
 
Qちゃん そうだね、そしたら前菜として出せそう。
 
ひとみ がつがつ食べる感じじゃないから、「豆腐よう」みたいな大きさでお酒の横に盛りつけるみたいな、きれいで上品な感じにして、高級感を出した方がいいような。そうなると瓶っていうのはやっぱりちょっと…。
 
Qちゃん 固定観念かもしれないけど「テリーヌ=四角」のイメージ。だから「豆腐よう」って言われるとまさにそれ!って感じ。フォークでちょっとずつ食べるのが良いな〜。高級感出るし。
 

 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

 
第一回目の試作品とくらべると味が格段に美味しくなっただけでなく、
見た目や具材にも大きな変化が見られたものの、
容器や形状、具材についてさらなる改善案が。
 
しかし、「味はとてもおいしい!」という意見はみな一致。
 
一つ目の試作品の評価を記入し終え、
二つ目を試食へ。
メーカーさんが箱から試作品を取り出すやいなや、
 
「きゃ〜!私、これがいい!」
「まだ食べてないけど、見た目で私こっちが好き、いい!」
 
と大好評。
 
さて、モニターさんたち大興奮の2つ目の試作品はいかに?
 

・・・後編に続く。

 

– – お知らせ – –

カレンドでは、
モニター会を通して沖縄を盛り上げてくれるCALENDモニター会員を募集しています☆ 

詳しくは
CALEND-OKINAWAモニター会員募集
http://calend-okinawa.com/life/monitor/monitor.html
 
をお読みください☆ 

2012 1月


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昨年、一昨年と続いた「群舞の魅力」が好評をただいたことを受け、第3弾として番組を編成。
琉球舞踊の実演家が各会派の壁を越えて舞台を作り上げる華やかなイベント。

 
日時:1月28日(土)18時~
   1月29日(日)14時~
場所:国立劇場おきなわ 大劇場

 
沖縄タイムスHP:http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-01-20_28742/
 

2012 1月


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オトナがたのしむひなまつり。すこし洋のテイストも入った桃の節句のお食事とスイーツ。特別なものを用意しなくもできる
ひな祭りのしつらえのご紹介。少し和菓子を作ったり、ラッピングしたり、季節をたのしむ盛沢山の内容です。おみやげつき。
 

開催日:3月1日 
時間:11:30〜13:00 19:00〜20:30  ※都合のいい時間帯をお選びください
場所:module
HP:http://www.module-okinawa.com/news.html

2012 1月


 
恥ずかしながら、主演がミッキー・カーチスだったとは、
エンディングに主題歌が流れて初めて気がついた!!!
 

 
主題歌が、”五十嵐信次郎とシルバー人材センターで、「MR.ROBOTO」” 。
これがかなりかっこよくって、
” 五十嵐信次郎???って、ミッキー・カーチス??? ”
と歌で初めて気がついた。
 
私は、事前に情報を全くいれずに映画を観にいくタイプなので、相当びっくりした!!
 
なかなかかっこいいおじいさんだな、とは思ってたけど、
あのミッキー・カーチスだったとは!!!
 
矢口史靖監督の映画はやっぱり面白いですね。
 
木村電器の3人組も抜群!!!
 

 

 
若干長いかな、と思ったけど、かなり笑った。
 
吉高由里子 が、オタクな女子学生。
ばっちりです、彼女、上手いよね~、こういう役。
 

 

 

 

 
ロボットの中におじいさんが入ってるなんて誰も思わないよね。
ばれるだろ、普通!と思うけど、意外すぎてやっぱばれないんだね。
あの3人がロボットのことを何も知らなすぎて、ウケル。
吉高由里子演じる佐々木葉子の大学で、講演会をするんだけど、
学生がみんなロボット工学部なので、詳しい、詳しい。
こんなことに大学生のころから情熱を傾けられるって素敵だなあ、と思った。
 
隠居のおじいさんなんだけど、それまで仕事ばりばりしてたから、
イマイチ、隠居生活をもてあましている感じ。
なんかわかるなあ。おじいさん73歳って、今、みんな若いよね、
おじいさんっていうのも申し訳ないくらい。
そして超、ワガママ(笑)
 
娘が和久井映見 なんだけど、
この親子のやりとりが、私と父のやりとりとちょっと似てて、
何処も同じだな、と思いました。
 

 
撮影舞台が門司港なんだけど、
私の母の実家があったところで、懐かしかった。
 
ただ、みんな標準語をしゃべっているのが、ちょっと違和感あり。
東京の設定なのかな?
 
私はロボット大好きなので、この映画はビンゴ。
 

 
エンディングまでバッチリ楽しめることうけあい。
どんな世代の人も楽しめますよ。
 
笑えて、ほろっとする、暖かい映画です。

 

KEE




 
<ストーリー>
弱小家電メーカー・木村電器で働く小林、太田、長井の3人は、企業広告を目的に二足歩行のロボット「ニュー潮風」を開発していたが、発表直前に不慮の事故でロボットが大破。その場しのぎで、一人暮らしの頑固老人・鈴木にロボットの中に入ってもらうことにする。しかし、鈴木の勝手な活躍によりニュー潮風は大評判になり、たちまち世界中から注目を浴びてしまう。
 
<キャスト>
五十嵐信次郎
吉高由里子
濱田岳
川合正悟
川島潤哉
田畑智子
和久井映見
小野武彦
田辺誠一
西田尚美
森下能幸
田中要次
古川雄輝
安田聖愛
星野亜門
徳井優
竹中直人
 
MIHAMA 7 PLEX+ONE
098-936-7600
中頭郡北谷町美浜8-7
HP:http://www.startheaters.jp/mihama7plex

2012 1月


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「家を建てた経験?…ないですよ(笑)。
これが、初めて自分で建てた家です。」
 
と、あっけらかんと言い放つ家主は木工職人。
器や家具、カトラリーは作ってきたが、
家を建てたことはなかった。
しかし、
土地を買ってすぐに思ったこと。
 
「家くらい建てられるだろう」
 
そして実際、建てることができた。
しかもご覧のように見事に、美しく。
 

 

 

 
奥の部屋の右側は、子供二人のスペース。
 
「屋根が高いので中二階のように作りました。」 
 
はしごをのぼると二つの部屋に分かれていて、
ベッドと机が置かれている。 
 
「娘たちの希望で壁は薄いピンク色に塗りました。」
 

 
床を上に上げて空いたスペースを収納に活用。
 
「普段使いのものも入れてますよ。
さっと出せるのでなんら不便はありません。」  
 

 
収納棚ももちろん手製。  
 

 
洗面所やお風呂も木造り。
 

 

 
「家を建てている途中で困ったこと?
うーん…なかったですね、全然。
自分で建てるから時間がかかるじゃないですか。
だから、一つの作業が終わる前に、次の新しい問題はクリアされてるんです。
例えば、屋根を作ってるときには次の壁を塗る作業のことを考えていて、
さしあたって解決しないといけないことは屋根を作ってる間に解決できちゃうんですよ。」
 
まるで
「なんてことないんですよ」
という顔で話すが、
こちらにとっては腑に落ちないことだらけ。
そんな行き当たりばったりで果たしてこんな素敵なおうちが建つものだろうか?
 
そこはやはり、木工職人である家主の、
木に対する知識の深さ、経験の豊富さが礎となっているのだろう。
 
実際に家を建てた感想を訊くと、
 
「面白かったですね、家を建てるのは」
 
じゃあ、誰かに「自分の家も建ててくれ」と頼まれたら?
 
「うーん…たまに考えるんですけどね。
頼まれたらどうしようかなって。
でも、自分の家を建てるために必要なことだけを調べて建てたので、
また新たな勉強が必要になるでしょうね。」
 
どうやら、やぶさかではないらしい。
 

写真・文 中井 雅代

 

2012 1月


 
日にち:2/3(金)ー2/14(火)(会期中の水/木はおやすみです)
時間:12時30分-19時30分
参加作家 : 香月舎(陶器) /decco(磁器)/橋川初美(染織)/喜舎場智子(金工)/丹 裕子(キャンドル)/sobe labo(お菓子)
雑貨屋[そ]sso
住所: 沖縄県宜野湾市大謝名1-24-18
TEL:098-898-4689

OPEN: 12:30-19:30 (CLOSE/Wed & Thu)[臨休あり]

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ブログ:http://sso.ti-da.net/

 
昔から「厄よけ」や「不老不死」の象徴とされてきたドクロ。
このドクロをモチーフに6組の作家さんがそれぞれのドクロ作品を表現します。
期間中はこの展示のためにつくられた各作家さんのドクロ作品を展示・販売いたします。
どうぞお気に入りのドクロを見つけてくださいね。