2012 3月


 

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小谷田 潤 うつわ展
 
シンプルで懐かしい空気が漂う小谷田さんの器たち
東京の陶芸家、小谷田潤さん沖縄初の個展。
お皿、カップ、土鍋や土瓶、花瓶、レンゲなどなど
約300点の作品が沖縄にやってきます。
http://blog.catachi-plus.com/?eid=119
6日、7日は小谷田さん在店しております。
 
また、6日、7日はmon chouchou(モンシュシュ)とコラボ企画
「ぬくもりの器、ほころびのお菓子」小谷田潤さんの器で頂く
モンシュシュ春のお菓子プレートも同時開催いたします。
こちらは予約制となっております。
一部13:00-14:00 二部14:30-15:30 三部16:00-17:00
※お席は残りわずかで6日が少し開いております。 
 
期間:2012年4月6日(金)-12日(木) 
時間:10:00-17:00(期間中無休)※期間中、通常の休憩時間はございません。
場所:暮らしの道具店 カタチ (住所)本部町伊豆味2830-1
カタチHP:http://catachi-plus.com
小谷田潤HP:http://www11.plala.or.jp/koyata
mon chouchouブログ:http://monchouchou.ti-da.net
 

2012 3月

文・写真 田原あゆみ

 
 
 

 
「NO BORDER , GOOD SENSE」
 
5月11日(金)から10日間の企画展のタイトル。
木工デザイナーの三谷龍二氏・陶作家の安藤雅信氏・ミナペルホネン チーフデザイナーの皆川明氏の3人のコラボレーションによる初めての企画展。
 
 
三谷龍二
職人たちとの共同作業により、普段使いの木の器を作る木工デザイナー。
全国で個展を多数開催する。「クラフトフェアまつもと」「工芸の五月」の発足当初から運営に関わっている。
 
 
 
 
 
ピアスの金属が冷えて耳が痛くなるほど、しんしんと冷え込む松本の1月。
松本はぐるりと山に囲まれた、小さな町。
町のどの道からも、くっきりとした山並みが見える。
町のサイズが心地がよくて、魅力的なお店がまた行きたいな、と思わせる位の件数あるのもいい。
散歩が似合う町だ。
 
 
この日は「NO BORDER, GOOD SENSE」の打ち合わせと、取材のために木工デザイナーである三谷さんの工房と、2011年にオープンした三谷さん主催のギャラリー「10センチ」を訪問した。
 
10センチはこれはまた小さなお店で、店主である三谷さんをはじめとしてもの作りをしている仲間達との企画展を年に何度か開催している。
企画展の内容も「10センチにまつわるもの」「ピクニック」など、遊び心をくすぐるものばかり。
 
 
 
 
三谷さんには、向き合う相手の緊張をほぐしてくれるような柔らかさがある。
気負わない、とても自然な空気感が伝わってくる。
静かなのだけれど、まるで遊びの延長のような感覚で楽しそうに仕事をしているように見える。
 
 
 
 

 
10センチ 4月12日(木)~18日(水)
「ノコリ ノ アツマリ」 ミナ ペルホネン  
 
ギャルリ百草  4月21日(土)~5月6日(日)
作りの回生Ⅱ ミナペルホネン +百草 安藤雅信+ミナペルホネン+安藤明子コラボレーション企画展
 
Shoka: 5月11日(金)~20日(日)
「NO BORDER, GOOD SENSE」
陶作家 安藤雅信 + ミナペルホネン チーフデザイナー皆川明 + 木工デザイナー 三谷龍二 企画展
 
 
 
関連する作家たちの企画展が、それぞれが主催するギャラリーでこの春に開催される。
その3箇所でスタンプラリーをするのはどうだろうかという案が、その前日に皆川さんから出たことを伝えると、こんな感じが良いね、とさらさらと絵を描き始めた。
 
 
 
 

 
 
線を描きながら、その線がなぞらえている向こうにあるもの、
どのようなものになるのか、その内容や、空気感や、関わる人達と出来ること、そんな景色を紙の上で探っているようにみえる。
 
 
「感じていることを形にする」
思考や、湧き上がってくる情報たち、線を描きながらそれらが静まって、直感で一つになる瞬間を待っている静かな儀式。
三谷さんの日常風景の片鱗。
 
 
 
 
そうやって感覚をスケッチしながら、ふと顔を上げると「ジャバラになっていると良いね。ほらこれは先日届いた百草からのKIMAWASHIのDMなんだけど、こんな感じで」と。
私にも三谷さんの頭の中が平面から立体になって見えてきた。
 
 
そのことをメールで皆川さんや安藤さんに伝えると、「いいですね、それでいきましょう」と。
とんとんとん、と進んでゆく。
 
 
なんて受け取り上手な人達なんだろう。
なんて作るということに素直なんだろう。
信頼していて、迷いがないのだ。
 
 
 
だからこそ、普段使いのシンプルで美しい道具が生まれてくるのだろうな、と腑に落ちてゆく
 
 
 
 

 
三谷さんが淹れてくれたお茶が入っていたのは、漆で仕上げた木のカップ。
木のぬくもりがすっぽりと手に収まる。
その軽さと、熱くならない木の肌合いのやさしさが嬉しくなる。
 
 
 

 
その日は10センチはお休みの日。
三谷さんお気に入りの自転車(健在)の看板は出番待ち。
 
 

 
 
元は古いタバコ屋さんだった物件を改装した10センチ。
私たちはそこをあとにして、山の方へ20分ほど移動して三谷さんの工房へ。
 
 
 
 
 
 
山の麓の小さなりんご畑のとなりにある、同じく小さな工房へ到着。
 
 
 

 
 
 
空気は澄んでいて清々しい。
植物も気温も、人の生活を取り巻く環境は沖縄とは全く違うけれど懐かしいような気持ちになる。
 
 
工房へ入ると、そこはとても三谷さんとしっくりと来る空間だった。
暖かくて、手に自然に馴染むラインと質感が感じられる。
尖ったところがまるでない。
 
 
 
そう、三谷さんの器のように。
 
 
 
 
 

 
 
 
仕事場は持ち主そのものが表れる場だ。
その人が自分の求めているものを形にする空間。
その人の動線が見えてくるような道具の置き方と、それらが納まった様子。
そこに座って、仕事をしている様子が容易に浮かんでくるような空間。
 
仕事をする場所と、ゆっくりと思索する場所が自然な形で溶け合っているのがとても三谷さんらしいと感じる。
 
 
ここは愉しむ為の空間なのだろう。
 
 
 
 
 

 
 

 
 
 
 
 
誰かとお茶を飲んだり、語り合ったり、ご飯を食べたり、思索し、感覚を使っていいと思うものを作る、誰かが使うことに思いを馳せてみる。
 
 
 
そんな、人が楽しく時間を過ごすことが出来る要素がぎゅっと詰まった空間。
 
 
 
 
 

 
棚には、三谷さんが作った小さな10センチが。
 
小さいのに、中で色んなことが起こっているような気にさせる。
 
 
 
 
 

 
 
三谷さん作の器たちは工房で使っているもの。
オイルフィニッシュの木の器や、白漆をかけた大皿、お歯黒染めの黒漆の皿など。
この皿たちを使って、たくさんの人が様々な料理をいただきながら楽しい時間を過ごした様子が浮かんでくる。
 
 
そしてこの器たちは沖縄までやってくることになっている。
 
 
愉しみが人を繋げてゆく。
東京・松本・岐阜・沖縄と、距離に関係なく人は愉しみを共有することが出来る。
 
3人の大人達が自分の境界線を越えて、自由にもの作りをする今回の企画展は、3人だけでは終わらない。
参加する私たちも、その愉しみを共有し、日常の中でさらに広げてゆくことが出来る。
 
 
日常を楽しく過ごしている人から生まれる、感覚には境界がない。
 
 
 
 
 
 
 
今回は、三谷さんの仕事場があまりにやさしくて、静かに楽しさが広がってくるようなたたずまいが感じられて、写真を削ることがなかなかできなかった。
 
この感じはなんなんだろう?
軽やかな小春日和の散歩道。
小川のほとりのピクニック。
 
まるで三谷さんはピクニックを楽しんでいるかの様に暮らしているんじゃないだろうか。
 
 
 
 
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「NO BORDER , GOOD SENSE」
2012/05/11(fir)~20(sun)
12:30~19:00
 
木工デザイナー 三谷龍二 + 陶作家 安藤雅信 + ミナペルホネン チーフデザイナー 皆川明
コラボレーション企画展
 
Shoka:
 
 
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Shoka:の次回の企画展
「2年ぶりですね mon Sakata展」
 
4月20日(金)~29日(日)
初日には坂田敏子さん在廊予定
12:30~19:00
 
素材を手でしっかりと味わって、「この素材ならどんな風な形が良いかなあ」と服作りがスタートする、mon Sakataの服。
逆さまにしたり、重ねたり、自由な着こなしが自分流に楽しめる。
2年前に買った田原のパンツは、クローゼットで休む暇がないくらい着ています。
洗ってくたくたになってからがまた気持ちがいい。
自由な発想、自由な着こなし。
2年ぶりのmon Sakataが楽しみです。
 
来週は関根がmon Sakataの記事をアップします。
 

2012 3月


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第4回 みゆき野映画祭in斑尾2012~日本・北欧国際短編映画祭~
  (関連企画)チャリティー上映会&料理教室in沖縄

開催日と時間:
  ① 3/29(木) 18:30~21:30 ¥3,000
    北欧の短編映画(アニメーション)上映会&パンケーキ教室
  ② 3/30(金) 18:30~20:00 \1,500(1ドリンク付)
    北欧の短編映画上映会(説明付き)
  ③ 3/31(土) 14:00~16:00、18:00~21:00 子供\500、親子\1,500、一般\5,000
    フィンランド人シェフによるキッズ&一般向け北欧料理教室
 
場所:
  ① Cafe&Zakka kiitos(与那原町東浜)
  ② ケイブカフェ(ガンガラーの谷)
  ③ ぶんかテンブス館3F調理室(那覇市)
 
HP:http://www.snowcollective.com
ブログ:http://blog.snowcollective.com

問い合わせ先:info@snowcollective.com
※当イベントに関するお問い合わせやご連絡はメールでお願いします。
折り返し、こちらからご連絡差し上げます。
 

いつもは長野県にある斑尾高原スキー場で北欧の雪のスクリーンを再現し、
雪のみで作られたスノーシアターで映画を上映している「みゆき野映画祭」ですが、
今年はチャリティー企画として各地で関連イベントをさせて頂いております。
 
沖縄では、カフェや洞窟シアターでの北欧の短編映画の上映会と、イケメン
フィンランド人シェフによる料理教室を行います!
英語での料理教室になりますが、通訳が入ります。
 
なかなか観ることの出来ない北欧の短編映画(アニメーション)をみて、
北欧の文化に触れてみませんか?北欧雑貨の販売も行っております。
 
なお、今回のイベントによる収益は被災地の小学校への巡回上映会の支援金、
栄村義援金に充当されます。
 

2012 3月

Day1

シャツ:JEANASIS
ジーンズ:INGNI
靴:Forever21
 

鞄:不明
 
Day2

ワンピース:古着
ジーンズ:INGNI
靴:ミネトンカ
 
Day3

トップス、ベスト共に古着
パンツ:GLOBAL WORK
靴:ミネトンカ
 

チョーカー:古着屋で購入
 
Day4

ワンピース:ジャスコ
レギンス:古着
靴:ミネトンカ
 

バッグ:チチカカ
 

チョーカー:古着屋で購入
 
Day5

Tシャツ:PiNK adoBe
ジーンズ:INGNI
靴:Forever21 
バッグ:Vivienne Westwood
 
撮影:Yuna
 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

 
彼女が服を買うときのルール、それは
「3,000円台までのアイテムしか買わないこと」。
 
服だけでなくアクセや小物にも古着屋で買ったものを取り入れたり、
古着でなくとも例えば Day4のバッグは、
「セールで3,980円になってたから。
迷ったけどね、ギリギリ3,000円台だから買っちゃった」
 
しかし、ときどきはそのルールを破ることも。
例えば Day5のヴィヴィアンウエストウッドのバッグ。
 
「これはさ、古着屋で8,000円くらい」
 
3,000円ルールに反してるけれど…?
 
「…うんっ! 良いの、超可愛いからっ(笑)! 」
 
プチプラとはいえ、買物するときは真剣勝負、
3,000円台のものでもしっかり悩む。
だから、後悔がない。全アイテムが一軍選手。
 
誰かの真似や雑誌の受け売りではない、
自分だけのルールを守り(時にはこっそり破り)、
洋服と真正面から向きあう彼女の着こなしは見事の一言。
 
だけど、一番の勝因はそのチャーミングな表情かも。
おどけて見せたと思えば空をにらんだり、とんだり跳ねたり。
すっと伸びたきれいな背筋と屈託のない笑顔、
ひそひそ声でしゃべりながら撮影を眺めていた子ども達と握手する朗らかさ。
 
彼女自身が輝いているからこそ、
その着こなしはどんなハイブランドのコーデにも負けない魅力を放つ。
 

写真・文 中井 雅代

 

2012 3月


 
Vanves と Clignancourt のおみやげ展
開催日:3月23日から4月30日位まで
時間:平日17時から24時
   土日15時から24時まで
休業日:火曜
※カフェ営業中の展示につき、貸切などで変更もあります。要問合せ。
場所:mofgmona 〒901-2211宜野湾市宜野湾2-1-29
電話:098-893-7303
HP:http://mofgmona.com
 

ヴァンヴとクリニャンクール。パリの2つの蚤の市を歩いて好きなものを集めてきました。
古くて小さいものいろいろ。
スプーン、レース、工具、マッチ箱、鍵、お菓子の型。
カフェ店内で販売します。
テーブルひとつ分だけParis。小旅行気分。

 

2012 3月

「OPAC安全保障講座 ~米国防戦略のアジアシフトと日米同盟~」
 
今回の講座では、国際政治専門家の川上高司氏をお迎えし、米国防戦略がアジアへシフトした今、在日米軍再編見直しや今後の在沖米軍プレゼンス、日米同盟にどのような影響を与えるのか、などについてお話頂きます。米国政府や議会の動向について、タイムリーな情報、高度な分析見解を得る機会となれば幸いです。ご参加お待ちしております。 
 
開催日:2012年3月26日
時間:18:30-20:00
場所:那覇市ぶんかテンブス館 3階 那覇市NPO活動支援センター 会議室
HP:http://www.opac.or.jp
 

2012 3月


 

 
陶芸家 安里貴美枝さんによる 絵皿作りワークショップを開催します!
 
あなたの絵がお皿になるよ!世界にひとつだけの自分のお皿を作ってみよう。
やきもの用のお皿にこどもと一緒に絵を描いて絵皿をつくるワークショップです。
 
 
開催日:2012年3月25日
場所:LOTTA
時間:第1回目 10:00-12:00
   第2回目 15:00-17:00
   ※12:00-17:00の間はカフェタイムとなります。
参加資格:お子様年齢3歳から (保護者同伴)
参加費用:お皿一枚につき1500円+カフェにて1オーダー
(ご家族・兄弟で参加の場合は2枚目からは1枚につき1000円
お皿は径約20cmのカレーなどにも使えるプレート皿を製作します)
*用意していただいたお皿に絵を描きます。土からの形成や色付け・焼きの作業は安里さんの方でしていただきます。
 
講師・指導:安里貴美枝さん

 
焼き型の数に限りがある為、各回先着順 予約制となります。
 
ご予約・お問い合わせは
LOTTA
098-956-2818
master@kodomo-lotta.net
http://lottablog.ti-da.net/
まで  
 
春休み期間中なので、お子様とご一緒にお気軽にご参加お待ちしています。
焼きあがったお皿は5月に店頭にて受け渡しとなります。
 

2012 3月

 

文:幸喜 朝子 写真:大湾 朝太郎

 
 
 
「ブエコちゃん、LOOCHOOの記事を書くように」
 
ある日、ロンドンから送られてきた指令。
4月に行なわれるウチナーンチュ作家の展示会
LOOCHOOに参加する作家さんを取材して紹介せよ、とのこと。
 
そんなわけで実行委員会メンバーであるブエコこと幸喜朝子が
13組の個性ありすぎる作家さんたちを訪ねました!
 
——————————————–
 LOOCHOO展
 日時:2012年4月25日〜30日
 場所:ロンドン クリプトギャラリー
 HP:http://loochoo.ti-da.net/
——————————————–
 
 
LONDON meets こちんだアトリエ
 
首は上の穴から出して、手は横の穴から、出す。
ふつう洋服ってそういうものだ。
でも、プロダクトデザイナー・こちんだアトリエさんが手がけるブランド
「LEQUIOSIAN(レキオシアン)」のパズルシリーズには、
そういった「服とはこうあるべき」という概念が一切ない。
 
だって、一枚の布なんだから!!
 

 
「パズルシリーズは広げると単なる1枚の布で、何通りも着方がある。
この上着はフランシスコ・ザビエルっぽいからザビエルって名前(笑)。
着方は11通りって書いてるけど、着るたびに
新しい着方が見つかるから本当は何通りあるから分からん」
 
そう言って笑うのはデザインした張本人であり
私ブエコが沖縄でいちばん好きなデザイナー、
こちんだアトリエの名嘉太一さんと恵利子さん。
 

 
2人は北谷のデポアイランドにある複合施設AKARAの
トータルプロデュースからファッションブランドHabuBoxの商品企画、
レストランのメニュー開発、さらには
奇想天外なアイドルグループ「ストロベリーナプキン。」で
コスプレばりばりのライブをしていたり…
プロダクトデザイナーという
肩書きではくくれない幅広い活動をしています。
 
だから取材も「で、肩書きは?」の質問から(笑)
そこは真面目に「プロダクトデザイナー」とのこと。失礼しました。
 
そんな2人が今回LOOCHOO展に持っていく作品が
一枚の布からできた服「パズルシリーズ」。
これは残布が出ないことをテーマにしていて、例えばパンツの
股の部分の布をポケットにするなど、一切ムダをなくしています。
 

 
太一さん
「ある時、中国の職人さんが余った布を
何かに使えないか、って送ってきた。
それで残布を捨てないデザインってのも
考えられるんじゃないかな、って
頭の中でパズルみたいに考えたのが始まり」
 

 
恵利子さん
「この服は慣れるまでに時間がかかるんですよ。
でも着慣れると自分なりの着方ができるようになる。
そこがウチナーンチュに似てるかも、って。
最初はシャイだけど仲良くなったら
めっちゃずうずうしい、みたいな(笑)」
 

 
楽しそうに話す2人を見ていると
自分だったらどう着こなすか試したくなるから不思議。
それにしても、この自由な発想はどうやって生まれるんだろう?
太一さんの極太メガネの奧の瞳はどんな世界を見てるんだろう?
 

 
「心がけてることは、自分たちが
自分たちのお客さんであれるか。
やっぱり自分が良しとしない限り
人に勧めることはできないさ」
 
そう太一さんが言うと
 
「基本私は楽しみたいから
着ても楽しい、デザインしてても楽しい方がいい。
まずは自分たちが面白いと思えるかどうか」
 
と恵利子さん。
 
 
価値観の根っこが同じ2人のクリエイターがつくる、ひとつのブランド。
夫婦でありながらパートナーとして
面白いものを常に世の中に投げかけていく。
うらやましい夫婦のカタチに、取材しながらついうっとり(笑)
やっぱり好きだなぁ、こちんだアトリエさん。
 
LOOCHOO展ではパズルシリーズにさらに
“沖縄”という要素を加える。
 
太一さん
「ロンドンには沖縄の風景を切り取って持っていきたくて。
このパズルシリーズに沖縄の風景写真をプリントするわけさ。
全然沖縄にゆかりもないロンドンの人たちが
沖縄の風景を着たら一体どうなるんだろう。
まず着てくれるかどうかも楽しみだし、遊んでもらいたい」
 
恵利子さん
「この服の意図を感じ取れるのは
もしかすると少数かもしれないんですけど…挑戦だね」
 

 
 
沖縄の風景をロンドンっ子が
身にまとって初めて完成する作品。
2人の遊び心が海を超えてどう完結するか、楽しみすぎる!!!
 

 
「 LONDON meets OKINAWA.」
LOOCHOO展公式ブログ
http://loochoo.ti-da.net/
 
【こちんだアトリエ】プロフィール
名嘉太一、名嘉恵利子:服飾デザイン
空想の民、琉球民族をデザインで表現。沖縄ならではの手法と素材を使用し、残布の少ないパターンで何通りもの着こなしが出来る服は「考えるデザイン」といえる。版画家の名嘉睦稔氏による版画でのテキスタイルデザインも魅力。デザイナーの名嘉太一、恵利子は03年に、こちんだatelierとして活動をはじめる。同年には工芸専門店キーストンのオリジナル製品の企画。05年からはTシャツ、印花布(藍染)を使った衣類、雑貨、ガラス製品等、オリジナル製品企画、プロダクトデザインを主にブランドロゴデザインやパッケージデザインを手がけ、08年(株)プロジェクト・コア:HabuBoxの新店舗AKARAのディレクション。10年からAKARAアートディレクター就任。アロハシャツの要素とポロシャツを組み合わせた、ユニホームに適した沖縄総柄ポロ“ぽろゆし”などヒット商品多数。
http://ameblo.jp/cochinda/ こちんだアトリエブログ
http://www.akara.asia/ AKARA HP
 

2012 3月


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沖縄タイムス創刊65周年記念プレイベント ニーナ・アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ「白鳥の湖」

開催日:2012年7月3日(火)・4日(水)
時間:午後7時開演(午後6時半開場)
場所:沖縄市民会館(大ホール)
HP:http://www.okinawatimes.co.jp/note/event/#swanlake
チケット先行予約発売(イープラスのみ):3月23日〜
チケット一般発売:4月4日〜
 
バレエ界のスーパースター!ニーナ・アナニアシヴィリ 伝説の舞台が沖縄でつくられる!!
 
ボリショイ・バレエ団、アメリカン・バレエ・シアターでプリンシパルを務め、その卓越したテクニック、優雅で洗練されたスタイル、そして流麗な動作とドラマティックな演技で、バレエ界の至宝とうたわれるニーナ・アナニアシヴィリ。
 
ニーナが全幕公演で踊る最後の作品は「白鳥の湖」。その舞台が沖縄にやってきます。ニーナの相手を務める王子役には、マリインスキー・バレエのプリンシパルで、キエフ・バレエの芸術監督でもあるデニス・マトヴィエンコがスペシャルゲストとして参加。
 
さらに、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団による演奏で、舞いと音が織りなす重層的で幻想的な「白鳥の湖」の世界をお楽しみ下さい。 「白鳥の湖」Swan Lake (全2幕4場)
 

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2012 3月


 
**ネタばれあり**
 
大変上質な作品です。
 
心をぐっとつかまれるのは、役者のうまさと構成、脚本の良さ、
すべてのバランスがいいからだと思います。
 
クリスティン・スコット・トーマス、大変好きな役者です。
この人、本当に美しい。
 

 

 
彼女が、過去のサラを探していくうちに自分の立ち位置も確認し、未来へと向かっていく姿に、迷える誰もが共感を覚えるのではないのでしょうか?
 
知るべき史実を全く知らない私は恥ずかしいのですが、ドイツ軍ではなく、フランス軍にもユダヤ人は迫害されていたのですね。
 
途中、サラを逃がしてくれる軍人ジャックがいますが、このようなひとが本当にいたのかは疑問です。
サラ役のメリュジーヌ・マヤンス、実に賢く、凛としています。上手い!!
 

 

 
弟を助けることだけを心に誓い、鍵をかけてしまった部屋に戻ろうとする。
 
途中で心やさしい老夫婦に出会う。
 
このあたりのサラの話と、それを調べるジュリアの話が上手い具合に交差します。
 
サラのことが、何故あんなに詳細にわかったのか?
それだけがイマイチ私にはピンときませんでしたが、
他はお話に引き込まれました。
 
45歳でやっと妊娠したのに、夫は中絶を望む。
 
夫婦ともしっかりした職業をもっていて、経済的には育てられるのに、
ここが夫婦の価値観の違いだったんでしょうね。
 
望んで、待ち焦がれていた妊娠によって、その溝ができるなんて、皮肉な話です。
 
そんな揺れるジュリアは、何か答えを探すかのようにサラのストーリーを調べ続ける。
 
 
そこで彼女が知った答えとは。。。彼女の選択とは??
 
人生はとても不思議ですね。
自分の人生が、全く過去の関わりのない他人に大きく影響を受けることがある。
 
だから、迷っているときはいろんなものをみて、いろんな人と会い、
たくさんのヒントを得ることが大事だと思いました。
 
この映画は、やっぱり役者がみんな素晴らしいです。
 

 
エイダン・クインがでてますが、ちょっと最初気がつかなかった。
「あらなんと、ダンディな」と思ったらエイダン・クインでした。
時々、いろんな映画でこの人をみますが、
そのたび、「誰だっけ?」と思うのは何故でしょう(笑)
 

 
自分の立ち位置とどこに向かっていくかをちょっと迷っているひとにも、
今の立ち位置に満足しているひとにも、
こういう史実があったのだということを私のように知らなかったひとにも、
是非見ていただきたい映画です。
女性向けだと思います。

 

KEE


 

 
<ストーリー>
夫と娘とパリで幸せに暮らすアメリカ人女性記者ジュリアは、取材の中で衝撃的な事実に出会う。夫の祖父母から譲り受けたアパートのかつての住人が、アウシュビッツに送られたユダヤ人家族だったのだ。さらに長女のサラが収容所から逃亡したことを知るジュリア。 1942年のフランス警察によるユダヤ人一斉検挙の朝、サラは弟を納戸に隠して鍵をかけた。すぐに戻れると信じて―。
サラは弟を助けることができたのか?二人は今も生きているのか?次々と明かされる秘密がジュリアを揺さぶり、人生さえも変えていく。やがてジュリアは未来を左右する大きな決断を迫られるのだが―。
 
<キャスト>
クリスティン・スコット・トーマス
メリュジーヌ・マヤンス
ニエル・アレストラップ
エイダン・クイン
フレデリック・ピエロ
 
<沖縄での上映劇場>
シネマパレット(3/31より上映)
098-869-4688
那覇市久茂地1-1-1 9F
HP:http://www.startheaters.jp/cinemapalette
 

2012 3月


 
………… 春のゆらり市&ゆらりライブ★ …………
 
日時:3月20日(祝) 11時~18時(一部16時まで)
場所:道の駅いとまん イベント広場付近 ※小雨決行
http://yurariitoman.ti-da.net/e3851306.html
お問い合わせ:098-992-1030(糸満市物産センター)
 


 

2012 3月


 
くらしStep upセミナーVOL.7
『木工ワークショップ~ 暮らしの中に木を!~』

 
日時:3月25日(日) 13:00-15:00
場所:クロトンカフェ 浦添市安波茶1-53-13 2F
    (1Fピロティーが駐車場です)
費用:FREE
講師:にしいしがき・ゆりこ
    1978年石垣市出身。
    2005年県工芸技術支援センター研修生修了後、独立し、木工房福木を立ち上げる。
    08年にオキナワンクラフトtituti、10年ごろより木工房mokumokuに参加。

 ↑講師関連記事

 
内容:生活になじむ木工を提案し続けている県内女性木工作家の作品紹介とともに、
    実際に簡単な家具づくりワークショップを行います。「暮らしの中に木を!」

対象:DIYに興味のある方。木工家具に興味のある方。木が好きな方。
    定員15名の予約制です。

ご予約・お問い合わせ先:㈱クロトン建築設計事務所
                TEL/FAX:098-877-9610
                mail:croton@croton.jp
                HP:http://www.croton.jp/
                担当者 小林・ 下地