2012 3月


 
@GARB DOMINGO
那覇市壺屋1-6-3
tel/fax 098 988 0244
web: www.garbdomingo.com
 
■出展作家:金城有美子 木内小織 岩田行弘
■会期:2012.3.17(土)~25(日)会期中無休昼休み有り OPEN 10:00~13:00/15:00~19:00
■春の彩りをテーマに、沖縄から陶芸家、金城有美子さん、京都から染織家、木内小織さんと陶芸家、岩田行弘さんの三人展を開催致します。
金城有美子さんは顔料と伝統釉薬を使ったカラフルな器と、清々しい白を基調とした新作ティーカップを発表いたします。
染織家、木内小織さんは淡い色で織り上げたストールや小物を、陶芸家、岩田行弘さんは、定番のそば猪口やマグカップなど。
さあ、うりずんの季節です。ピクニック日和を楽しむ新作が集まります。
 
●作家プロフィール
金城有美子(きんじょう ゆみこ)沖縄県南風原町出身、沖縄県立芸術大学大学院陶磁器科 修了。
1997~ 2002年 沖縄県立芸術大学同芸科非常勤講師。現在、県内外で展覧会など勢力的に活動。
 
木内小織(きうち さおり)京都府出身、沖縄県立芸術大学 美術工芸学部 染織科卒業。3年間の修業の後、1994年に帰京と同時に制作活動を開始。
 
岩田行弘(いわた ゆきひろ)京都府出身、沖縄県立芸術大学 陶磁器専修卒業。2006年「ユキヒロ陶器制作」設立。
 

2012 3月


 
最近、人にすすめられて
「50歳を超えても30代に見える生き方」というベストセラー本を読みました。
実際、本の著者である医学博士の南雲先生、
56歳なのに40歳そこそこにしか見えません。スゴイー!
 
彼がどんな方法でアンチエイジングしているのかと言うと、
基本的に小食で、肉を摂らず、食材をまるごといただく一物全体食。
マクロビオティックに通じる食生活をしているんですね。
 
マクロビオティックでは白い砂糖は使いません。
南雲先生も砂糖は毒と書いています。
砂糖が体に入るとタバコ4本吸ったと同じくらい血管が傷つくと。
良くないと知ってはいても黒糖ならいいかとついつい食べてしまう。
ちょっと反省しました。
 
黒糖もてんさい糖も使わないで野菜や穀物だけの甘みを噛みしめるような
そんなおやつをなるべく食べるようにしたい。
あたらめてそう思いました。
 
というわけでお砂糖を使わない和菓子を作ってみました。
サツマイモはふかしただけでも甘くておいしいけど、
ほんの少し手間をかけると見た目にも満足感がありますね。
そしてギュッと絞りながらLOVE注入。
てぃーあんだー、大事ですね。
 
 
「サツマイモと黒あずきの茶巾」
 
<材料>
サツマイモ(タードゥシウムを使いました)
黒あずき(小豆でもオッケー)
くるみ
菜種油

 
<作り方>
1) サツマイモを1%の塩をまぶしてふかす。
 

 

 
2) 黒あずきを3倍の水で炊く。
 

 
3) サツマイモをつぶし、刻んだくるみ、菜種油を適量加える。
 

 

 

 

 
4) 黒あずきに塩を軽くまぶしたものをラップに入れて
ねじりながらギュッと絞れば出来上がり~☆
 

 

 

 

 

Text by 中曽根直子(浮島ガーデン フードデザイン)




浮島ガーデン
那覇市松尾2-12-3
098-943-2100
open:14:00~24:00
close:火
HP:http://ukishima-garden.com
ブログ:http://ukishima.ti-da.net
 

2012 3月

 
開催日
3月10日(土)折り本制作(アコーディオンアルバム)
3月24日(土)和製ノート制作
3月31日(土)豆本のペンダント制作
4月14日(土)中とじの手帳制作
4月28日(土)表紙替え(ハードカバーに仕立てる制作)
   (お気に入りの文庫本/古くなった本/表紙を好きな物に替えたい)
5月4日(土)5日(日)6日(月)
   3日間を通しての素敵な洋製本制作
6月2日(土)3日(日)
   これまでを通して各自制作したい本を選んでの制作。
 
場所:LEQUIO 宜野湾市喜友名2-28-23
TEL&FAX(098)893-5572
E-mail : info@lequio-r.com
HP:http://www.lequio-r.com
ブログ:http://lequiojapan.ti-da.net
 
「手製本」~ワークショップ~
初めて聞く方もいらっしゃるでしょう。
読んで字のごとく手で心を込めて作る本なのです。
紙や布や和紙等のコレクションや貯めてある画像等を遣い立体的な「物語」になっていく。。
そんなハッ!!w(*゚o゚*)wオオ~!!!
となるような瞬間を楽しんで頂ければと思うのです。
制作時間は14時~16時の2時間前後なのです。
その後は美味しい紅茶とお菓子で楽しい時間を。。
※人数は1回のワークショップ 1~6名様です。
受講料は1回¥3,000(道具、材料、茶菓子込み)
使いたいテープや紙等有りましたらお持ち頂くこと可能。
※3日間を通しての本格的洋製本作りは¥6,000です。
 

2012 3月

文と写真 田原あゆみ

 
 
 

 
 
3月3日の企画展初日に行われた赤木さんのお話会は、50名を超える人が集まってShoka:は熱気で一杯。
赤木さんのトークは場を和ませる軽やかさがあり、お茶目な冗談にみんなどっと笑ったかと思うと、生きるという本質が語られた時にはしんとした感動が広がってゆく、そんなふくよかな時間を参加者全員で過ごしました。
 
 
 
 
赤木さんから聞いた数々の印象的な漆にまつわる話たち。
 
 
 
<職人たちの共作である>
大手の工場を別にすると、ギャラリーで展示される陶器や木工は一人の作家や職人が作ることがほとんど。
しかし多くの漆器は、何人かの職人の手を経て出来上がってゆく。
  
下地の木のうつわを作る木地職人
漆を塗る塗師
漆を塗る過程で乾いた漆を研ぐ研ぎ師
 
そうして出来上がった漆器に絵を入れる職人を蒔絵師
沈金をする職人など、様々な技術を持つ職人がそれぞれの仕事をして漆器は完成してゆくのだ。
 
 
 
弟子入りすると、師匠と弟子は実の親子より深い絆で結ばれるのだという。
弟子は時に滅私して師匠の仕事に自分を明け渡すことが要求される。
そこで学ぶことは、自分自身の独力で学んで得ることよりも、より深い気づきを得られることがあるのだと赤木さんは語る。
核家族化が進んだ現代の中で失われつつある、人と関わって絆を深めてゆく側面が、輪島の職人の世界には残っているのだ。
 
徒弟制度や漆器を共同で作り上げてゆくことの中にある、誰かとともに結果を探し求めるということの大変さと面白さ、相手の美意識と、こちらの美意識のちょうど真ん中に行き着いた時、思いがけない良いものが出来ることがあるという。聞いていると何だかとてもうらやましくなる。私たち人間は実はこのような人との深い交流を求めているのではないだろうかと感じた。 
 
 
 

(写真は、欅(ケヤキ)の木を向こう側が透けるほど薄くひいた木地に、漆で綿の布を貼付けてから、さらに漆を重ね塗りした大皿と椀。木地職人の技術の高さに驚くようなうつわ。驚くほど軽い。漆の肌はまるで真珠のような有機的な光を放つ。)
 
 
 
 
<自分の道を歩くということ>
赤木さんは編集の仕事をしていた時代に、角偉三郎氏の個展をみて衝撃を受け、それがきっかけとなって職人になることを決めた。
27歳の時のことだ。
10代から修業を始めるのが当たり前のような職人の世界で、遅いスタートを切りながらも、人よりたくさん塗ろうと決意し、輪島塗下地職人・岡本進師匠に弟子入りした4年間、お礼奉公1年を経て、32才で独立。
それまでの間に、様々な師と出会いいろんなことを学ぶことが出来たのだという。
お酒の飲み方から・漆というもの・職人の世界の決まり事 etc・・・
 
独立すると、自分が美しいと思うものを作ろうと決心するにいたり、和紙を使った独自の肌合いを持つ日常の中の漆器を作り始める。初個展で注目を浴び、ドイツ国立美術館「日本の現代塗り物 十二人」に選ばれ海外でも高評価を受ける。

 
 
何かに導かれるような、出会いにめぐまれている赤木さんの職人への道。
赤木さんは、自分の歩く道には、自分に必要なことが既に準備されているのだと言う。
 
 
 
「みんなそうなんです。それぞれの人の道に、その人に必要なこと、必要なものがちゃんとある。それに気づけるかどうか、ただそれだけなんです」
 
 
 
 
「なぜこのタイミングで、この人と出会ったのだろう」
 
「どうしてこんなことが起こっているんだろう」
 
そうやって出会いや起こっていることを味わうと、その出来事の自分なりの意味がわかってくるのだと。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
<漆と再生の物語>
赤木さんの話の中で特に印象に残ったことがある。
それは、漆とは「再生と生命の可能性を秘めている」ということ。
 
 
赤木さんの椀を使っている人に聞くと、漆のお椀が時に楕円になったり、丸い形に戻ったりすることがあるという。
漆という物質はとても不思議な物質で、固まるとガラスと同じくらいの強度を持つ。
けれども、その下地の木地は呼吸をすることが出来て、形が変化する余裕があり、漆は固いにも関わらず木の動きにあわせてついてゆくことが出来るそうなのだ。
 
そして漆器は塗り直しをすることによって何度も蘇り、かなりの年月使うことが出来る。
私たち人間よりずっと長生きなのだ。
漆器の一番古いものは、日本の遺跡から発掘された物で、縄文時代の物だそう。
なんと9000年前の日本固有の漆を塗った物であることが分かっている。
 
私が使い、娘が使い、きっといつか娘の子どもやその子どもたちが使ってくれるかもしれない漆器。
 
欠けても割れても、漆の接着作用で修復出来、はげても塗り直すことで再生する。
消費する時代から、大切に受け継がれて行く時代、リサイクル=再生の時代に漆はとても合っているのだと思う。
 
 
 
東北の震災の後、去年の6月後半、赤木さんは以前から予定に入っていた仙台での個展を予定通り開催したそうです。
始める前には、様々なものを失った人達にとって今は漆どころではないだろうと、誰も来ないかもしれないことを覚悟していたといいます。
 
ふたを開けてみると、その個展にはたくさんの方が来られて、多くの方々が買って行かれたのだそうです。
それは、様々なものを失った人達が、本当にいいものをもう一度使ってみたい、以前生活の中で使うと元気の出たあのうつわをもう一度使ってみたい、と感じたからだそう。
 
 
訪れた方達は、
「ものをもう一度持つのならばずっと受け継がれてゆくものをもちたい」
「日常の中で漆を使ったり、眺めているともう一度生活を再生したいと、希望が持てるんです」
 
と、語られ、赤木さんもその言葉から漆という素材に可能性や希望を感じたのだそうです。
 
 
 
 

 
私が毎日の様に使っている楡のパスタ皿。
この日はアボカドを切って盛りつけてみました。
 
娘はこの黒い漆器を受け継ぎたい皿NO1に選んだ。
それは、漆のぬくもりと、人肌に近い感触についつい手が伸びてしまうから。
うちでは毎日の様にこの皿を使っています。
 
 
 
 

 
こちらは銀杏の木の大皿。
やはり家で二番目に活躍している漆器です。
 
よく使ったので、去年薄くなった漆を塗り直してもらいました。
宗像堂のパン、バナナコクルレを載せて。
 
 
 
4ヶ月の不在の間は、本当に寂しかったけれど、塗り直してもらって蘇ったうつわを手にした時には本当に感動しました。
赤木さんのところでは、無償で塗り直しや修理をしてくれます。
それは漆の再生する特質や、好きなものを大事に受け継いでゆくことを伝えたいから。
 
 
 
 
 
 
 

こちらも柔らかい肌合いの銀杏のお皿。
黒い器のしっとりとした肌合いと、白い柔らかな光がいくらをより生き生きと引き立てます。
ごっくん。
 
 
 
 
 
Shoka:では私たちが生活の中で、美しいと感じるもの、楽しさやよろこび、人生をより楽しく生きてゆくための知恵ージンブンー、笑い、笑顔、微笑みが広がってゆくきっかけになるものとことを、お伝えしてゆきます。
 
 
 
まるで生きているような漆の世界。
 
3月11日(日)まで。
 
 
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塗師 赤木明登「漆のうつわ」展
 
3月3日(土)~11(日)まで 12:30~19:00

Shoka:
住所:沖縄市比屋根6-13-6
電話:098-932-0791
HPとブログ:http://shoka-wind.com
 
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2012 3月


 

 

期間:2012年3月17日(土)-3月20日(火)
時間:11:00-18:00
場所:沖縄県沖縄市中央 (一番街周辺のスタジオ)
http://www.office-bulat.com
http://www.oc-village.com
http://okinawaartproject.blogspot.com
 
オフィスブラットが実施しているアートエリア形成プロジェクト「沖縄クリエイターズビレッジ」において、春のオープンスタジオを開催致します。沖縄クリエイターズビレッジは、沖縄市一番街商店街周辺の空き店舗を活用したアーティスト、クリエイター、デザイナーなどの起業家の集積を目指しています。2011年度は、沖縄アートプロジェクトとして、エリア形成においての核となるアーティストたちの集積に力を注ぎ、9件(現在9件目を改装中)の空き店舗をリノベーションによって再生させ、活用することに成功しました。今回のオープンスタジオでは、そのリノベーションによって新しくオープンした物件の一部を一般公開致します。また、オフィスブラットのデザインプロジェクトにおける、新作発表会を上記の期間中に同時開催致します。
 
【会場・参加アーティスト詳細】
●sksk(スクスク) 沖縄市中央1-6-18 2F [映像上映、展示など]    
 石垣克子・絵画  
 
●温(ぬくりよ~) 沖縄市中央1-18-1 [作品の展示販売]
 深瀬愛子・ステンドグラス  
 
●蛍光ミドリ 沖縄市中央1-7-3 [映像上映] *17日(土)18日(日)13時~18時のみ
 西真理・映像  
 
●gallery M&A 沖縄市中央1-23-15 [デザインプロジェクト 新作発表会]
乙黒信・紅型デザイナー、 前川充・マルチクリエイター、 松田三奈愛・グラフィックデザイナー、
 臼澤香子・イラストレーター、上嶋円香・テキスタイルデザイナー
*会期中は、どなたさまもご自由にお越し頂けます。また、スタッフによるスタジオ見学ツアーをご希望の方は、17日(土)18日(日)の13時と16時からスタートしますので、前日までにご予約下さい。TEL 070-5496-0416 (担当 内間)
 

 

 

2012 3月


 
1981 embankment
小西光裕展
 
MITSUHIRO KONISHI solo exhibition
 
@GALERIE SOL
東京都中央区銀座6-10-10 第二蒲田ビルB1F
 
3/19(mon)-3.24(sat)
11:00-19:00(last day 17:00 close)
 

 

2012 3月


 
***ネタばれあり***
 
これは、私が観なきゃいけない映画です。
 
Shopaholic …It’s soooo me!!! (買物中毒…それってまさに私のこと!!! )
 
お洋服、バッグに、お化粧品。
女子はほんと、お買い物ですよ、お買い物。
 
私は稼いでいた時期があり、そのときのお買い物ぐせが抜けきれず、
収入に見合わない買い物をしてしまうのです。
 

 
レベッカみてると、ほんと私みたい!!とおもったけど、
ちゃんと支払いはしているので、債権取立てとかにはあってないですよ!!!
 
ストレス解消にお買い物。
 

 
カードってほんと魔法の杖のような気がするけど、支払いのときは、ほんと凹む。
現金しかつかわなきゃいいんだよね。
私もレベッカみたいに、カードを冷凍しとこうかな(笑)
 
でも、とにかくこの映画は、そんなShopaholic (買物中毒)の私に勇気を与えてくれました。
素敵な仕事と出会い。
全部手に入れることはできるんだね。
 
レベッカは、スタイルいいんだよね。
胸もでかいし、足もきれい!
実際、34歳のアイラ・フィッシャーは25歳にはみえないけど、かわいいです。
見事なコメディエンヌ振り。
ノーマークでしたが、このひとすごいです。
 

 

 
この映画に出てくるOUTFIT(服装)は本当にカラフルでかわいい。
こういう服はいかにもNYチック。
 
上司で、レベッカが恋に落ちるルークを私が大好きなヒュー・ダンシー。
白馬の王子様のような素敵な男性を好演。。
 

 
ヒュー・ダンシー、かわいいなあ。
この映画では正統派な感じで実によかったです。
 
素敵な友達と、両親がいる、レベッカ。
彼女自身も非常にチャーミング。
 

 
お買い物しても、全然未使用なものがあったり、存在を忘れたものがあったり。
レベッカは「捨てられない女」なんだけど、やっぱり、風水的には運気が停滞するよね。
オークションに出すんだけど、それによって、また運が舞い込んでくる。
これは、物を捨てることってやっぱり大事なのね、と納得させられました。
 
転職の面接用に買った緑のスカーフ。
彼女のラッキーアイテムになりました。
私も欲しい!!
 
なんでも一生懸命にやることで、運が向いてくるのかな。
債権回収のデレク・スミースの着信音など、小技が利いていて笑えるところも多かったです。
 
女子必見MOVIEです。
元気になれます。

 

KEE




 
<ストーリー>
レベッカ・ブルームウッドは、一流ファッション誌の記者を夢見るNY在住の25歳。
でも、理想と現実はあまりにも遠く、彼女が働くのは地味~な園芸雑誌の編集部。
どんなに期待外れな毎日でも、レベッカには魔法の“ストレス解消法”があった。
それは──“お買いもの”!でも、レベッカのお買いもの好きはちょっと行き過ぎ。
恋も仕事もがんばっているのに、良いところで“お買いもの中毒”という弱点にいつも足を引っ張られてしまう。
それでも、レベッカは挫けない。
「こんな私でも、絶対に幸せになってやる!」と決意も新たに、人生の一発逆転を目指すが…?!
 
<キャスト>
アイラ・フィッシャー
ヒュー・ダンシー
クリスティン・スコット・トーマス
ジョーン・キューザック
ジョン・グッドマン
 

2012 3月


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「首里織」の織手8人が集い
伝統工芸の手織物を
普段使いできる”かわいい小物たち”へと変身させました。

どうぞ、お気軽にお越しください。
 
期間:2012年 3月17日(土)~18日(日)
時間:10:00~19:00 (最終日18:00まで)
*入場無料*
会場:那覇市牧志3-2-10
   那覇市ぶんかテンブス館 2階 工芸館会議室
 

2012 3月


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日 程 3月9日 (金)
時 間 開場 19:00 / 開演 19:30
ホール 桜坂劇場 ホールA(2階)
チケット    一般 前売:2500円/当日3000円
    小中学生 前売:1000円/当日1500円 (全席自由)
   ●入場時、別途300円の1ドリンクオーダーが必要。
出演 jimama(Vo)&内田勘太郎(G)
http://www.sakura-zaka.com/lineup_l.html#a120309
 
備 考「3.11」を前に新たなメッセージを発信。
    シンガーソングライターjimamaと桜坂劇場のコラボレーションで、昨年、3回シリーズで開催した東日本大震災被災地支援のチャリティライブ。震災から1年を前に、その第4弾として開催する。今回は、jimamaと観客がラジオ番組(FM沖縄・Freesy Style)として公開収録され、新たなメッセージを発信する場となる。今回はjimamaとギタリスト・内田勘太郎との初共演が実現する。
 
備考2公演に向けた、jimamaからのコメント
   「届けられる想いはなんだろう?大丈夫と言える日はいつなのか?」
被災地の人達の気持ちは、私に分かるはずもない。
ただ無力な私でも出来ることがあるかもしれない。
”続けることが大切なんだ”
私の大好きな人たちと一緒に 被災地の皆さんに届けます。
                           jimama
 
●前売券発売中
チケット販売店
桜坂劇場・ファミリーマート各店・イープラス・ローソンチケット・チケットぴあスポット・リウボウ8階プレイガイド
●お問い合わせ:098-860-9555
■無料駐車券はご利用になれません。
 

2012 3月

新都心、国際通り、首里と、那覇の主要エリア3カ所に囲まれる場所に位置する分譲マンションa.suo(アスオ)。
個性的なオーナーが営むこだわりのカフェや、からだに優しいヘルシー料理を出すレストランなど、魅力的な店にアクセスしやすい好立地だ。

 

 
季節限定のたんかんタルト。
糖度の高い沖縄県産たんかんと濃厚なチョコレートの少し意外な組みあわせは、予想をおいしく裏切ってくれる。 
「沖縄は四季の移ろいを感じにくいので、県産フルーツを使ったケーキで季節感を演出したい」と言うオーナーパティシエの田島さん。東京で修業をつんでいた時も「いずれは沖縄に戻り、県産品を使ったケーキを作りたい」と考えていたと言う。
 

 
店名にもなるほどオーナーがこだわりをこめて作った「ショコラ」。
粉雪のように細かいパウダーでコーティングされたボディにフォークをいれると、空気をいっぱいに含んだムースの軽やかさに驚く。
口の中で一瞬で溶ける食感もまさに雪のよう。
そのなめらかさとは対照的に、味わいは濃厚だ。
 
食べ進めていくとやがて、甘酸っぱいフランボワーズと再度ご対面。
ジャム状ではなく、まるごと一個入った贅沢仕様。
さらにはザクッとした歯応えのクッキーも登場。
畳み掛けるように食感と味わいが次々と変化し、たった一個のケーキではありえないほどの満足感に包まれる。
 

 

 
小学生の頃、二歳年上の姉がクッキーを作るのを手伝うのが思いのほか楽しかったと田島さんは言う。
 
「自分は型で抜くだけなんですけどハマっちゃって。それがきっかけで中学生の頃には『自分がなりたいものはパティシエかな〜』と漠然と」
 
しかしパティシエのなり方がわからず、数学が好きだったこともあって商業系の高校に進学した。
 
「それでも気持ちが変わらなかったんですが、商業高校なので進路指導室にも調理学校のパンフレットなんてないんです。先生も『自分で調べなさい』と(笑)」
 
同級生のほとんどが事務系の職業を選ぶ中、田島さんは大阪の辻製菓専門学校に1日体験入学し、同校に進学した。

卒業後、沖縄と東京の店で約5年間修業をつみ、29歳で独立。
素材だけでなく、食感にもこだわったケーキ作りを心がけている。
 
「洋菓子じゃなくてフランス菓子を作りたいと思っています。日本はふんわり軽いショートケーキが人気ですが、フランスのケーキは目がつまってどっしりしている。当店のすべてのケーキがそうではありませんが、こういうケーキもあるんだと知って頂きたくて」
 

 

 
ショコラの店内にはカフェスペースがあり、緑豊かな首里の通りを眺めながら
濃厚な大人のケーキをゆっくり味わえる。
ドリンクメニューにも「名護コーヒー」に「山城紅茶」と県産品がそろい、
アイスコーヒーはウォータードリッパーで淹れるこだわりぶり。
 
「県産品だからというだけでなく、苦みが少なくて飲みやすい。商品そのものが魅力的なのでお客様にもご紹介したいんです」
 

 
沖縄の素材を活かしたいから、黒糖や紅芋は通年登場し、夏はパッションやマンゴー、春には実家になる梅をシロップ漬けにして焼き菓子に入れたりも。
 
「今気になる素材はアセロラ。新商品はどんどん作りたいと思っています。店名にも『ラボ』とついているくらいですから(笑)」
 
いずれも「1つでも大満足」の主役級。それは、食感や味わいでコントラストのうまれる素材を組み合わせているから。
ショコラのケーキには楽しい意外性と沖縄への想いが詰まっている。
 

写真・文 中井 雅代

 

デザート ラボ ショコラ
那覇市首里金城町4-71-8
TEL&FAX:098-885-4531
HP:http://www.chocolat2007.jp
 

2012 3月


 
キャラメルを絡めたスライスアーモンドのカリカリの歯触りとさくさくのタルト生地、そして、どっしり濃厚なアーモンドクリームの組み合わせが絶妙。
甘いだけではない、キャラメルのほのかな苦みが大人な味わいのケーキ。
 

 
「甘いお菓子は苦手」というオーナーさんの作るお菓子はどれも、素朴でシンプルながら贅沢な味わい。
 

 
「うちからすぐの住宅街にこんな可愛いお店があって幸せ〜。
お菓子だけじゃなくて器も作ってらっしゃるんだよね。
丁度お皿を買いそろえたいと思ってたからこちらで少しずつ買い足していきたいな〜」
 

 
実家の二階、三角屋根が目印のお店は、昔は姉弟で使っていた子供部屋だった。
 
「そこを改築して、キッチンを入れてお店に」
 
ベランダにはカフェスペースも。
 

 

 
「どのお菓子もおいしそうだから目移りするね。サイズ感も丁度いい。娘が喜びそうだからお土産買って行こう!」
 
お店の詳細は後日掲載予定。
お菓子も器も手づくりする興味深いオーナーさんのお話、ご期待ください。
 

Yaaya
豊見城市宜保70-6
090-8916-4777
open 11:00〜18:00
close 日・月 
ブログ:http://yaaya.ti-da.net 
 

 
家族でキャンプに行くのが趣味というさおりさんは、一家揃ってアウトドア派。
休日に家族みんなでビーチへ出かけることも多い。
 
「娘はビーチ脇のバスケットゴールでバスケの練習、
それに飽きるとサーフィンが趣味のパパと一緒にスケボー。
私は木陰で本を読んでることが多いかな。
折りたたみの椅子を置いてね。そういうの一式車に積んであるから(笑)」
 

 
那覇空港に隣接しているため、数分置きに飛行機が飛来。
至近距離で見ることができ、かなりの迫力。
 
「ジャンボジェットのお腹なんて、そうそう見られないよね」
 

 
展望台の屋根。
 
「これって花笠かな?可愛い!」
 

 
「ほら、バスケットゴールが見えるさ?ゴールの高さがそれぞれ違ってて、小学生用、中学・高校生用って分けられてるの。
平日昼間は割としずかなビーチで、犬を散歩してる人を見かけるくらいだけど、夕方になるとビーチサッカーも始まるしすごく賑わってるよ。
これからの季節はバーベキューやる人たちも増えるはずね。
え?私もここでバーベキューやったことあるよ、もちろん(笑)」
 
子どもと共に自然の中で過ごす時間は、何よりの思い出になる。
 
豊崎 美らSUNビーチ
豊見城市豊崎5-1
 

 
「これ、ヤギ?可愛い〜!」
 
豊見城市の特産品、ウージ染めによるてぬぐいだ。
 
「手ぬぐいって模様が小さいイメージだけど、こんな大きい柄のもあるんだ。インパクトあっていいね〜」
 

 
「こちらも可愛いんですよ、おなじヒージャー柄なんですが」
 
「これはタペストリー?壁に飾るんだ」
 

 
「ほんとだ、可愛い〜!伝統柄の壁飾りは見るけど、こういうのもいいね」
 

 
「テーブルセンターもある!これ欲しい、シンプルで使いやすそう」
 

 
「ウージってこんなに鮮やかに染められるんだね。
これはエコバッグにもなりそう。
いかにもって感じじゃなくて、実はウージ染めっていう控えめなデザインが好き」
 

 
「これはウージで染めた毛糸で編んであるのかな。
紫との組み合わせもかわいいね〜」
 

 
「さっきのヤギ柄!お財布もあるんだ。」 
 

 
「ウージの花で染めるとこんなふうにピンク色になるんだって。
花が咲く時期は限られてるから貴重なんだよ。
色もかわいいけどお花のデザインも上等〜。品がある」
 

 
「私たちが小学生のときも絞り染め体験とかしたな〜。自分のハンカチ作ったり。
染物って楽しいよね。豊見城の特産だから、まずは市民の私たちが持ってアピールしないと。
でも、こんなに可愛いんだったら特産品じゃなくても普通に欲しい!
豊見城市民でも知らない人いるかもね、もったいない。是非見にきてほしいな」
 

豊見城市ウージ染め協同組合(瀬長島空の駅物産センター)
豊見城市瀬長174
098-850-8454
open 10:00~18:00
close 月
HP:http://www.u-jizome.jp
 

 
「瀬長島のピザおいしいって有名だよね。
いろんな人から聞くよ。
私、実はこっちでピザ食べるのは初めて。楽しみ〜」
 

 
ピリ辛のタコスピザを注文。
焼き上がるまでしばし待つ。
 
「なんか懐かしいね、この店内の雰囲気!
いかにもパーラーって感じ、落ち着く〜」
 

 
「この立地だもん、海辺で食べなきゃ損だよね」
 

 
「あい〜!おいしそう〜!
こんなに大きいんだ。1200円なのにお得〜。
宅配ピザも大好きだけど、家族でこっちきて食べるのもいいね」
 

 
「本当においしい、有名なだけある!
ミートもチーズもたっぷり乗せられてて贅沢〜。
昔はさ、よくお弁当とビール持ってこっちのビーチで夕飯してたってば。久々に思い出した。
瀬長島って夕焼けが綺麗さ?これから暖かくなるから、また絶対来よう」
 
パーラー瀬長島
豊見城市瀬長155
 

 
「とみとんっていうとそば屋のイメージだけど、食後に飲むコーヒーもおいしいんだよね〜」
 

 
注文後に一杯一杯丁寧にハンドドリップで淹れてくれる。
 
「ホットコーヒーは250円からと手頃だし、ティーは琉球紅茶使用なんだよ。
今日は肌寒いから豆乳カフェオレにしようかな」
 

 
お客さんが途切れることなく店を訪れる人気店。
子どもが遊ぶスペースも豊富なとみとん、子連れのお母さん達がコーヒーを飲んで一息つきながら子どもを見守る姿も。
 
「おそば屋さんの店員さんが買ってくださることも多くて。
私もランチは各おそば屋さんで順に食べてるんです、一店に偏らないように(笑)」
 
と店員さん。
 
「豆乳が入ってすごくマイルドな味、飲みやすい!
カップに入れてくれるから、そのまま車に持って行ってドライブのお供にもできるね。
とみとんは自宅からビーチまでの通り道だからありがたいな〜。
こっちのスコーンも美味しいんだって。次、絶対買う!」
 
JAI-CAFE(ジャイ・カフェ)
豊見城市豊崎1-411
(豊崎ライフスタイルセンターTOMITON内)
open 11:00〜21:00
 

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空港から近いこともあり観光スポットも少なくないが、
同時に懐かしい風景にも出逢える豊見城市。
 
人工ビーチのすぐ近くには無骨な岩肌もあらわな瀬長島があり、
アウトレットモールの裏手には広大な畑がひろがるなど、
のどかな沖縄の原風景とリアルタイムで進む振興開発地区が混在、
そのアンバランスさも楽しい。
 
ビーチに行けば、さおりさんファミリーのように普段から自然のなかで過ごす人たちを多く目にし、「こういう時間こそが最高の贅沢なのだ」と心から納得できる。
また、織物や染物を生業とし、自宅で製作に従事している人が多い街でもある。
 
「自然とくらす」。
そんな沖縄の原点に触れられる街。
 

写真・文 中井 雅代