「うちのは上手だからね〜、たくさん習ったらいいさ〜」
と居合わせた旦那様がニコニコ。
なんと幸せな!
ご飯が美味しいと、一日三遍は幸せがやってきますからね。
「青野菜はなんでもいいからね、
レタスでもいいし、チンゲン菜でもいいし。
家にあるやつで。
今日のサラダ菜も人参もうちの畑から」
「昆布は水に漬けておいて、ふやかしておいて、
すすいで置いといて」
「お肉もね、ささっとすすいでね。
最近はなんだか円高のおかげか、
同じ値段で良いお肉が買える気がするさ。
気のせいかね(笑)」
「少しのお水でお肉を一度茹でて、アク取り。
このとき臭み取りに酢も適当にね
そして、頃合いを見て、湯を捨てまーす。
そしてもう一度水をたっぷり入れて、
お肉が軟らかくなるまでコトコトね」
「大根と人参を切ります。
お店だと面取りするけど、家庭ではね。
人参は乱切りで」
「昆布は好きな大きさに畳んで、包丁でカット。
くびって最後にキュッとひねるの。
そしたらきれいでしょ」
「アクも出たらちょいちょい取って。
泡盛をすこし
人参と大根もここらへんで入れちゃって」
「昆布も入れたら、30分くらいは煮込むかな。
待っている間、コーヒーいかが? 」
シフォンケーキと、ポテトサラダと、大根の漬け物をいただきながら、結婚間近の娘さんのお話を。
「もう、相手見つけてこないから
私が友達に頼んで見つけて、会わせようかなーと思っていた人がいたけど、
よかったさ〜。
今思うと、もっと子供いても良かったね〜」
おめでたい!
大城さん、とても幸せオーラが出てました♥
さて、お肉に火が通ったかなという頃に、
お肉を一刺し。
「これでスッと入ったらオッケーね」
この後半戦で味付けを。
「お味噌が好き? 醤油がいい?
どっちの味付けにする? 」
「お味噌はね、久米島の薄味のものを。
そのまま食べても美味しいさ」
少しなめてみると、
ほんのり甘くて、いい味! 本当に味噌だけでも食べられる!
最後に青野菜を入れて、
しんなりしたら出来上がり!
「うちなー風に大きいお椀に盛ろうか」
と写真映えまで考えていただきました(記事トップの写真)。
小振りの椀によそうとまたお上品。
ソーキってこんなに短い時間でも軟らかくなるんだ!
と、驚くほどホロホロ。
手間のかかる料理だと思っていたけど、
思ったほどは時間はかからない?
毎日作るものからそんなに時間はかけられない、
でも家族には美味しいものを食べさせたい。
その手軽さと美味しさのバランスこそが、
お母さんレシピの魅力ですね。