これは完成された映画だった。
音楽も脚本も、役者も秀逸。
見せ方もうまいので、あっという間に引き込まれます。
しかし、映画館で、映写機の故障があって、二回も中断してしまった。
ちょっと集中力を欠いてしまった。
始めのほうで、レイプシーンと、そのあとの悲惨な遺体がうつるんだけど、
これがほんと、胸がつまるような悲惨さ。
被害者は若く美しい人妻。
ほんと、彼女が可愛いんだよね。
事件を追う、ベンハミン。
この人と、相棒のパブロの掛け合いが時々、笑いを誘う。
しかし、パブロも、最後のほうには、あんなことに。。。。
ベンハミンと上司のイレーネの想いが、もうじれったい!!
アルゼンチンとかでも、あんな秘めた想いとかあるんだな、とびっくり。
かなり情熱的な感じするんだけどね。
ラスト、いろいろな謎が明らかになる。
でも、本当のことをいうと、私、イマイチわからなかったんだけど(笑)
犯人ってやっぱ、あの人??
KEE
<ストーリー>
刑事裁判所を定年退職したベンハミン・エスポシトは、仕事も家族もない孤独な時間と向き合っていた。彼は残りの人生で、25年前の殺人事件を題材に小説を書こうと決意し、久しぶりに当時の職場を訪ねる。
彼の元上司でかつての判事補、イレーネ・ヘイスティングスが彼を迎える。
相変わらず美しく聡明だが、今では検事に昇格し、二人の子供の母親だった。
それは、1974年にブエノスアイレスで起きた事件だ。
銀行員の夫リカルド・モラレスと、幸せな結婚生活を送っていたリリアナ・コルトが、自宅で暴行され殺害される。現場に向かったベンハミンは、無残な遺体を見て衝撃を受ける。
やがて捜査線上に一人の男が容疑者として浮上する。
男はリリアナの幼なじみで、古いアルバムの写真には彼女を見つめる瞳には暗い情熱が宿っていた。ベンハミンは部下で友人のパブロ・サンドバルと共に男の居場所を捜索するが、判事に指示を無視して強引な捜査を行ったことで、事件は未解決のまま葬られることになる。
事件から一年が経った頃、ベンハミンは駅で偶然、モラレスと再会する。
彼は毎日、曜日ごとに駅を変えて、容疑者が現れるのを待っていた。彼の深い愛情に揺さぶられたベンハミンは、「彼の瞳を見るべきだ。あれこそ真実の愛だ」とイレーネに捜査の再開を嘆願する。ベンハミンとパブロはようやく容疑者逮捕の糸口を掴み、事件の真相にたどり着くが…。
<キャスト>
ベンハミン リカルド・ダリン
イレーネ ソレダー・ビヤミル
リカルド パブロ・ラゴ
<沖縄での上映劇場>
・桜坂劇場
上映期間:12/4~
住所:那覇市牧志3-6-10(旧桜坂シネコン琉映)
電話:098-860-9555(劇場窓口)