『42~世界を変えた男〜 』今年観た映画で2番目に好き! 史上初の黒人メジャーリーガーの実話です。

KEE

 

いやはや素晴らしい。

 

なんとさわやかな映画なんだ。

 

今年観た映画では二番目にいいです。
万人におすすめできる映画としては、今年一番です。

 

何がそんなに素晴らしいかというと、なにもかも。笑

 

脚本がよいね。
野球のゲームのスリリングさと、ジャッキー・ロビンソンを演じたチャドウィック・ボーズマンの魅力につきる。

 

ジャッキーはもちろん素晴らしい人物だったんだろう。
野球の技術、センスももちろんだけど、人間としての大きさがすごい。

 

この映画でも、かなりひどい仕打ちをうけてるんだけど、実際には、本当にもっと映画にできないようなひどい差別をいっぱいうけて、危険なこともいっぱいあったんだと思う。

 

チャドウィック・ボーズマンは、若いころのジャッキーに実際似ている。
彼の decency(品位)がにじみ出てるのよね。
チャドウィック・ボーズマン自身がインテリであり、多才なひとだからね。
やられても報復しない、野球で証明すればいい。
も~、本当に素敵過ぎる。

 

私は個人的に彼のルックスも好きなのよね。
チャドウィック・ボーズマンが、今度は JB もやるらしいよ。我らがジェームス・ブラウン…。こちらも楽しみです。

 

KEE

 

KEE

 

邦題で「世界を変えた男」とありますが、ジャッキーはもちろんですが、彼をニグロリーグ(これってひどい話よね)から、メジャーに引っ張ってきたブランチ・リッキー。
ハリソン・フォードが、秀逸。
彼としては珍しい役柄ですが、実にいい。
ジャッキーを全面的に守る。彼も「世界を変えた男」です。

 

KEE

 

KEE

 

いろんな差別に耐えてきたジャッキーが、ついに耐え切れなくなって、怒りを爆発させるシーン。
彼の心の叫びが、観る者の心を突き刺す。
この描写が実にうまい。
ここ、一番印象的なシーンです。

 

KEE

 

KEE

 

あの時代、やっぱり黒人と白人が同じチームで野球をすることなんて考えられなかったのだと思う。
それでも、ジャッキーの野球に対する姿勢、それと彼自身の人物をみて、チームメイトもジャッキーのバックアップをする。
なかでもピー・ウィー・リース。
素晴らしいね。
彼がジャッキーと肩を組むシーンはおそらく一番の感動どころでしょう。

 

KEE

 

野球のシーンも私は野球ファンでなくても楽しめました。
何度も思わず拍手したくなるシーンも多かった。
私はいつものように映画館でかなり声を出してしまいました。

 

感動ものですが、ユーモアのあるシーンも多く、結構笑えます。
チームメイトが、ジャッキーをシャワーに誘うところは爆笑でした。

 

ジャッキーの奥さんレイ役の ニコール・ベハーリー もかわいい。
奥さんって本当に大変だったよね。きっと。

 

KEE

 

目を覆うようなひどいシーンなどはこの映画にはでてきません。
実際は、あったのではないか、と想像できます。
彼の存在が今のメジャーリーグでの外国人選手たちの活躍を現実にした。
スポーツだけでなく、すべてのアメリカの良心を呼び起こしたんだと思われます。

 

実にさわやかな感動がある映画です。
思う存分、万民におすすめできる映画です。
是非、ご覧になってください。

 

ちなみに「グレイズ・アナトミー」のジョージとリチャードもでています。笑。

 

KEE

 

 

<ストーリー>
1947年。ブルックリン・ドジャースのゼネラルマネージャーを務めるブランチ・リッキー(ハリソン・フォード)は、黒人青年ジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)と契約、彼をメジャーリーグ史上初の黒人メジャーリーガーとして迎える。だが、白人以外には門戸を開かなかったメジャーリーグにとって彼の存在は異端なものでしかなく、チームの選手たちはもちろん、マスコミや民衆からも糾弾される。そんな状況ながらも、背番号42を誇るようにプレーするジャッキーの姿は次第に人々の気持ちを変えていく。

 

<キャスト>
チャドウィック・ボーズマン
ハリソン・フォード

 

<沖縄での上映劇場>
MIHAMA 7 PLEX+ONE
098-936-7600
中頭郡北谷町美浜8-7
HP:http://www.startheaters.jp/mihama7plex
サザンプレックス
098-835-6600
島尻郡南風原町字宮城371-1
HP:http://www.startheaters.jp/southernplex