さわやか!!
またもやハワイに行きたくなること間違いなし、の1本。
この映画は海のみの勝負でグルメは一切映りません。
このお話は実話をもとにした文部科学省選定作品で、健全なお話です。
ベサニー・ハミルトンという片腕のサーファーをご存知でしょうか? 私はこの映画で初めて知りました。
来を有望視されながら、サメに襲われて、片腕を失う。
命が助かっただけでも奇跡なのに、彼女は、サーファーとして大会で優勝することに挑戦する。
こんなに強い精神力と、挑戦するパワー、そしてそれを実現するということ。
どれだけ大変かは想像すらできない。
ベサニーという人には、素晴らしい家族がいる。本当に全面的に彼女を愛し、支える。どんな選択を彼女がしようとも、家族はそれに向かって団結してすすんでいく。
決して強制もしないし、突き放すこともない。
この距離感が、彼女の強さのひとつ。何があっても自分を愛し、支えてくれる家族がいれば、どんなことにでも挑戦できる気がする。
しかも、この家族は、みんな素晴らしいチームワークをみせる。彼女がどうしたいのか、と彼女の気持ちをまず最優先。なかなかできることではないと思う。
主演はアナソフィア・ロブ 。
スポーツ万能とはきいていたが、サーフィンの経験はなし。
しかもベサニーとは体格がまったく違う。
ベサニーと並ぶと、違いは歴然。
実際のベサニーもスタントをこなしているが、明らかにスタント、というのはわかる。
それでもベサニーの繊細な心の動きや、強さを表現するには、アナソフィア・ロブのような演技がたしかな若い女優が必要だったのだろう。
彼女はたった1か月の特訓でサーフィンを習得した。
この家族は、信仰心も厚い。神を信じることはすごい強さになる。どんな試練も神の御心のまま、という考え方なので、乗り越えられるのだろう。
この映画のサーフィンシーンは本当に見事です。
私は、サーフィンは全くの素人ですが、本当に美しい。
ベサニーの親友、アラナは、あのジャック・ニコルソンの娘、ロレイン・ニコルソン。彼女はサーフィン実際にやるのかな?サーフィンシーンがアナソフィア・ロブよりリアルだった気が。。
親友もベサニーをバックアップ。
それにしてもベサニーの冷静なこと。私だったら泣き叫んで、もう全然ダメダメになりそう。
それもこれも、家族あってのことなんだろうね。
デニス・クエイドとヘレン・ハントが両親役。さすがに老けててびっくりしたがヘレン・ハントは実際にサーファーらしく、ベサニーの母親とも実際に交流があるらしい。
二人の兄もとっても素敵です。
伝道師役でアメリカンアイドル出身のキャリー・アンダーウッドが出ています。
さりげない演技がなかなかいいです。
ベサニーは、自分のことだけでなく、人を勇気づける存在になる。もうなんなのかしら?という素晴らしいyoung ladyです。
家族があってのことだけど、なかなかできることではない。
あきらめずに挑戦する。そして結果を出す。
そんな一歩踏み出す勇気を与えてくれる作品です。
そして、ハワイ!!!行きたいわ~~~~。美しい!!
ケイティ・ペリーの歌う「Firework」もいいですよ。
KEE
<ストーリー>
透き通るような美しいハワイの海を愛し、幼少時代からプロのサーファーになることを目指してきたベサニー(アナソフィア・ロブ)は、13歳のときにサメに襲われ左腕を失う。絶望した彼女はサーフィンを断念し別の道を歩もうとするが、どうしてもサーフィンをあきらめることはできなかった。そして、家族に支えられながら想像を絶するような特訓を重ね、再びプロを目指す。
<キャスト>
キャスト
アナソフィア・ロブ
デニス・クエイド
ヘレン・ハント
ロレイン・ニコルソン
キャリー・アンダーウッド
<沖縄での上映劇場>
シネマQ
098-951-0011
那覇市おもろまち4-4-9 那覇メインプレイス2F
HP:http://www.startheaters.jp/cinemasq
MIHAMA 7 PLEX+ONE
098-936-7600
中頭郡北谷町美浜8-7
HP:http://www.startheaters.jp/mihama7plex