» ゴマペーストで豚肉を包む宮廷料理・ミヌダルフードプロセッサーでペーストを手づくり。嘉陽さんちのレシピ。

沖縄 料理教室 ミヌダル
 
ミヌダルは琉球王朝時代から続く由緒正しい宮廷料理。
おうちで作るという人は少ないかもしれないけれど、一度食べるとクセになるという人も多いの。ぜひ作ってみてほしいですね。
 
沖縄 料理教室 ミヌダル
 
用意するものは、豚肉(厚さ8mm程度)、黒ごま、醤油、みりん、砂糖。
 
沖縄 料理教室 ミヌダル
 
まず、ゴマをすります。
 
ちなみに、このすり鉢は100円均一よ(笑)。
普通のすり鉢も持ってるんだけど、乾きづらいのでこちらのほうが便利なのよ。
 
本来はこうしてすり鉢でするものなんだけど、ゴマから油がじっとり出てくるまで30~40分はかかってしまうのよ。
だから、フードプロセッサーを使った方が早いですね。
  
沖縄 料理教室 ミヌダル
 
それでも4~5分はかかるかな。
途中、へらで上下をかきまぜて、満遍なくゴマをするようにしてね。
 
一気にやってしまわず、途中途中すり具合を確かめながらね。
 
沖縄 料理教室 ミヌダル
 
ほら、少しずつしっとりしてくるでしょう。
これくらいになったらOK。
調味料を入れます。
 
沖縄 料理教室 ミヌダル
 
沖縄 料理教室 ミヌダル
 
醤油がけっこう沢山入るので、一気にガーっとかけてしまうと醤油が飛んで汚れてしまうの。だから醤油は二回くらいに分けて入れて。
フードプロセッサーも小刻みに「がっ、がっ」とかけるようにしてね。
 
このゴマペーストをしっかり作らないと、豚肉に塗るときに綺麗に塗れずまだらになったり、蒸したときに剥がれたりすることがあるので、丁寧に作ってね。
 
沖縄 料理教室 ミヌダル
 
沖縄 料理教室 ミヌダル
 
次は豚肉ね。必ず筋切りをします。
そうすると、肉が変形せずに平らに仕上がります。
 
そして、さっき作ったゴマペーストを塗っていきます。
 
沖縄 料理教室 ミヌダル
 
ほら、ペーストを丁寧に作ったから綺麗に塗れるし、艶がいいでしょう。
 
沖縄 料理教室 ミヌダル
 
表も裏もしっかりと塗ってね。
すぐに蒸さず、しばらく置いてゴマペーストをお肉に馴染ませます。
 
沖縄 料理教室 ミヌダル
 
蒸し器には、布巾じゃなくて厚手のクッキングペーパーを敷いて。
ゴマの色がついて汚れてしまうから、使い捨てのペーパーがお手軽でいいわね。
 
肉は重ねず一枚ずつ、ゴマがはがれないようにそっと置いていってね。
 
沖縄 料理教室 ミヌダル
 
蒸すのに大体30分くらい。
 
待っている間に他のお料理を作ればいいわよね。
 
沖縄 料理教室 ミヌダル
 
豪華な漆器の盆に盛る宮廷料理・東道盆(トゥンダーブン)にもミヌダルが必ず入れられるのよ。
 
沖縄 料理教室 ミヌダル
 
うーん、いい香りね!
蒸し終わったら蒸し器から出し、すぐにカットせずに冷めてから切ります。
 
沖縄 料理教室 ミヌダル
 
冷ましている間にゴマがしっかりと肉に馴染むから、包丁を入れたときにゴマが取れないのよ。
 
ミヌダルはね、ご年配の方に熱烈なファンが結構いらっしゃって、遊びにお伺いするとき、「ミヌダルを作ってきてちょうだいね」とご指名頂くことが多いの。
 
沖縄 料理教室 ミヌダル
 
味がしっかりしているので、カットするときは小さめに。
 
だから、オードブルの一品みたいな感じね。
お酒にも合うんじゃないかしら。
 
沖縄 料理教室 ミヌダル
 
宮廷料理だから、お正月に限らずお祝いの席にもぴったり。
親族が集まるときに作って持って行ったらきっと喜ばれますよ。
この味はぜひいちど試していただきたいですね。
 
友の会 琉球料理
 
私が所属している「沖縄友の会」が出版したこちらの本には、他にも琉球料理を沢山紹介しています。
今ではなかなか家で作らない料理も多く掲載している貴重なレシピ集ですよ。ぜひご覧ください。
 
連絡先:098-885-5601(奥間)
 

写真 中井雅代