small winter okinawa

 

 

沖縄の穏やかな冬が好きだ。

 

 

 

 

この時期、沖縄の温暖な気候はとても嬉しい。

 

朝晩冷えるにようになったとはいえ日中の気温は20度前後だ。

 

軽めの羽織とストールを用意さえすれば快適に過ごすことが出来るのだ。

 

 

 

風の吹かない晴れた日は最高に気持ち良くて、家の中にじっとしているよりも外に出るほうが断然気持ち良い。

 

からっとした爽やかな空気と、夏とは違う柔らかな陽の光で肩の力も自然と抜けてくる。

 

沖縄では冬になっても木々は葉を落とさず青々と茂らせる。

 

季節感が乏しいと言えばそれまでだけれど、植物が葉を広げてユサユサと揺れている
景色は、いつだって清々しい。

 

 

 

そんな12月、料理人のyoyo.さんにmiyagiya-bluespotセレクトの器を使って野菜料理を盛り付けていただいた。

 

 

 

 

miyagiya

 

 

 

 

撮影の日yoyo.さんを訪ねると、すでにキッチン中にスパイシーな香りが漂っていた。

 

フライパンで食材を炒める音、トントントンとリズミカルな包丁の音、野菜を洗う音が朝の光の中で心地よく響く。

 

 

 

テーブルには葉付きの根菜やきれいに色づいた葉もの、ドライフルーツが美しく並んでいる。

 

まるで調理する前の野菜そのものを目で味わっているかのよう。

 

季節が違うと野菜の色も変わるらしい。夏の時期は強い色。冬は優しい色になるという。

 

 

 

 

miyagiya

 

 

miyagiya

 

 

 

 

テーブルには薄ピンクと、黒の2色のソースも用意されている。

 

聞くと、赤玉ねぎをすりおろして作ったソースとのこと。なるほど!

 

スライスされた赤玉ねぎは見たことがあるけれど、こんなきれいなピンク色にもなるんだなぁ〜。

 

黒いほうは、黒オリーブ。そうかそうか!

 

日ごろ知っている食材なのに、ソースになって姿を変えただけで新鮮な驚きだ。

 

 

 

 

miyagiya

 

 

 

miyagiya

 

 

 

 

動物性の食材を使わないヴィーガンを提唱するyoyo.さんの料理は、野菜がメインの料理です。

 

その限られた食材にも関わらず作る料理はしっかりお腹いっぱいになって満足感がある。ちゃんと腹持ちする。

 

何よりも五感で美味しさを感じることのできる料理なのだ。

 

心も身体も美味しい!と言っているのがわかる。

 

 

 

手際良くお皿に盛り付けていく様子は、まるで器に絵を描いているようだ。

 

料理を並べてソースをスプーンでまわしかける。

 

オリーブオイルを振る。

 

仕上げに黒コショウを散らす。

 

時には、ドライフルーツをアートのように器に配していく。

 

盛り付けられた料理がみるみる変化して、同時に器の魅力が引き出されていく。

 

 

 

 

「盛り付けはちょっとしたことだけど、とても大切。美味しさのひとつ。」

 

「知っていれば誰でも出来る簡単なこと。」

 

と、yoyoさん。

 

 

うんうん、実感!

 

 

 

 

miyagiya

 

 

 

 

そば粉を使ったコロコロガレットは、焼き立ても冷めても美味しい。

 

ドライフルーツと一緒に食べると食感の違いが楽しい。

 

 

 

 

miyagiya

 

 

 

 

ベランダにテーブルとブランケットを用意して試食タイム。

 

お気に入りの器で美味しいご飯を食べる贅沢な時間。

 

 

 

 

 

*

 

今回、撮影でも使われたオリジナルレシピを教えていただいたので紹介します。

 

 

 

miyagiya

 

 

 

スパイシーミックスナッツ

 

1)フライパンにごま油少々を熱し、クミンシード、マスタードシードなど、お好
みのスパイスを入れ、焦げないように弱火で香りを出す。

 

2)お好きなナッツやドライフルーツをいれて炒め、塩や、お好みのパウダースパイスで味を整えて出来あがり。

 

 

 

miyagiya

 

 

 

 

ピンクのソース

 

1)赤玉ねぎを小さく切り、柔らかくなるまでゆでる。

 

2)水を切ってもとの鍋にもどし、てんさい糖、ビネガー、塩を振り入れ自然に冷
ます。

 

3)冷めて鮮やかになった玉ねぎをすり潰せば出来あがり(フードプロセッサーにか
けてもよい)。

 

*手順 1の半分は、そのままとっておくとトッピングに使えて楽しいです。

 

 

 

 

 

 

*

 

そうそう、寒くなってきたこの時期には、ロングシャツも身体が喜ぶアイテムです。

 

アメリカのデッドストックのネルシャツをリメイクして作られたユニセックスタイプのロングシャツが入荷しました。

 

沖縄ではウールのコートは必要ないけれど、風よけになるアイテムはとても重宝する。

 

アクティブに楽しむには、軽くて暖かなガウンのようなロングシャツがうってつけなのだ。

 

 

 

ネルは起毛している素材だから、同じ綿のシャツに比べてあたたかい。

 

また肌がチクチクしないのも嬉しい。

 

 

 

丈長のデザインは着方によって雰囲気が、がらっと変わる。

 

Tシャツの上から羽織るだけで普段と一味違うスタイリング。

 

大判のストールや、シンプルなカーディガンをプラスすると存在感のある着こなしになる。

 

ロングシャツというと、女性のアイテムのようだけれど男子にもおすすめです。

 

女性は前を閉じてワンピースのように着ることもできる。

 

 

 

 

 

miyagiya

 

 

miyagiya

 

 

 

デッドストックらしく、入荷するのは一色一枚。

 

入荷のタイミングによって柄や色が変わるのです。

 

おすすめはチック柄。今年らしいトレンドの柄ですね。

 

暗くなりがちな冬のファッションも今年は大柄のチェックで明るくいきたい。

 

レッドにしよか?ブルーにしようか?

 

洋服選びは悩むのも楽しい。

 

 

 

「冬の沖縄、結構好きなんです。おしゃれして街歩きを楽しめるから。」

 

と、県外から頻繁に沖縄に通う方が話していたっけ。

 

うんうん、同感です。

 

 

 

 

 

text&photo 宮城博史

 

food VEGEしょくどうyoyo.
photo(fashion) kato-k
model(fashion) ashida

 

special thanks sohei asao 、rei touyama

 

 

 

miyagiya-bluespot
address 〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2-12-22
tel/fax 098-869-1426
opening hours 11:00-20:00
closed on Wednesday

 

 

fb https://www.facebook.com/miyagiya
web site http://magasin-miyagiya.com

 

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お知らせ

 

yoyo.さんのワークショップがひやみち学校で開催されます。
miyagiya-bluespotもお手伝いします。

 

 

 

うつわとたのしむVEGEごはん

 

 

近郊でとれる野菜、身近にある素材でつくる、おいしくて華やかな完全植物性のごはんと、沖縄の若手作家さんたちのモダンな器のコラボレーション!

 

日々の食卓からちょっと楽しくなる器選びや盛り付けのヒントなど、一緒につくり、食べながら学んでいきましょう。

 

 

2014/1/17(fri) 11:00-13:00 冬の食卓

 

2014/2/14(fri) 11:00-13:00 バレンタインの食卓

 

 

詳細098-867-7847(ひやみかち計画)