こんにちは。
ご無沙汰しております。
ひんやりと底冷えのする一日もあったり、冬ということを忘れてしまうような暖かな一日だったり、なんとも南国らしい冬。
みなさま、お風邪などなくお元気にてお過ごしでしょうか?
少し遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
今年もみなさまにとって、健やかでとびきり楽しい一年となりますように!
2020年のShoka:もまたどんな一年になるのか、いまからどきどきわくわく。
今年も変わらず、どうぞよろしくお願いいたします。
お庭のピンクボールがたわわに咲き始めた1月。
Shoka:は各ブランドの秋冬のコレクションのお届けもひと段落。
2019年の5月に企画展をしたYAMMA産業から、Shoka:に作っていただいたお洋服たちが届いています。
YAMMA産業は会津木綿をメインに完全受注生産でお洋服作りをしているブランドです。
ものと人と社会のつながりを大事に、無駄のないもの作りをされていて、YAMMA産業の志を知るとまたお洋服への愛おしさや大切にしたいと思う気持ちが高まって胸がいっぱいになるのです。
企画展の際にオーナー田原が、YAMMA産業 代表の山崎ナナさんの仕事の在り方について、愛情たっぷり書いていますのでぜひ読んでみてくださいね。
たくさん届いた中から、冬の沖縄にぴったりのお洋服を少しご紹介します。
こちらは会津木綿のノーカラーワンピースとスマートパンツ。
はなふさ縞のセットアップにして着ました。
細いピンストライプが、都会的な印象。
会津木綿は働き者な素材。
厚地で丈夫、保湿性、吸汗性に優れ、日常着や野良着として古くから愛されてきました。
お洗濯もしっかりしていただけて、とってもたくましいのです。
伝統的で素朴ながら新しさも感じる生地と、シンプルで馴染みのよいデザイン。
着ると感じる細やかな気遣いに舌鼓。ポン。
ワンピースとして一枚で着てもよし。羽織にして着てもよし。重ね着してもよし。
セットアップ好きとしてはたまらない組み合わせです。
フォルメの革靴も、スニーカーも、ビーチサンダル(今時期はピンとこないかもしれませんが…)も、どーんと受け入れてくれる懐の深さを感じます。
それぞれのお洋服についているタグには、工場で縫製した人の名前が書かれています。
「きむらさん」「よしえさん」「あやのさん」ほかにもたくさん。
お会いしたことはないけれど、その人の手が見える。
ものから感じる手仕事の愛おしさがしみじみと伝わります。
ものを大事にする源が、ここにあるような気がします。
Shoka:でお取り扱いのブランドのお洋服とも、しっくり馴染んでくれるのもとても嬉しい。
minaのmemoriaのテキスタイルのシャツと一緒に。
同じ白でも表情が違って、味わいのある組み合わせです。
こちらの白いパンツは、丈を長くオーダーしたので男性の方にも着ていただけるサイズ感。
またジャケットも合わせると、男はつらいよの寅さんみたいな雰囲気になってお気に入りの組み合わせ。
こちらのジャケットもユニセックスでお作りしているので、男性の方にも着ていただけます。
兼用で、とおすすめしたいところですが、とても着やすいので取り合いになるかもしれませんね(^^)
愛らしいひまわりのような色合い。
シックな装いになりやすい冬に華やかさを添えてくれます。
元気をもらいたいときに、着たいと思える一枚です。
YAMMAのジャケットはカーディガンを羽織るように着ることができて、普通のジャケットとはまた一味違う印象。
肩肘張らず、気軽に着ることができるのです。
コートの出番が少ない沖縄の冬にはぴったりの一枚。
こちらのシャツも、ボトムを選ばす合わせやすい一枚。
丈感もちょうどよく、小柄な方にも背の高い方にもフィットしてくれます。
YAMMAのお洋服はシンプルなデザインだからこそ生まれる、のびやかな余白があるように感じます。
コーディネートの楽しみも膨らみますし、ちょっと急いでいるって時にもさっと着て可愛い。
なにより安心感のあるお洋服って、とっても嬉しい。
私もさっそく頼んでいたパンツをヘビーユーズしています。
YAMMAのお洋服を着ていると、元気いっぱい動きたくなるのです。
お散歩や公園で走り回る時にも大活躍。
これは何度かお洗濯した私物のパンツ。
最初はハリのあるシャリっとした肌触り。
履き込んでお洗濯を重ねていくうちに、糸がほぐれて柔らかい肌触りへ育ちます。
経年変化も一緒に楽しんでいただける、のびやかなお洋服たち。
くったりと馴染んでできてくるしわも一緒に可愛がっていただきたいお洋服です。
手にとってみていただけるととても嬉しいです。
今年も楽しみのたくさん詰まった企画展が目白押しです。
2月7日から小野哲平さんの展示を予定しております。
どうぞ楽しみにしていてくださいね!
今年も元気いっぱい比屋根の丘の上でお待ちしております。
一息つきに遊びにいらしてくださいね。
写真・文 佐々木さやか
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次回企画展のお知らせ
小野哲平 作陶展
「土がある」
陶器は硬いのに、哲平さんの作るうつわにはなんともいえない柔らかさがある。
その肌は冷たいはずなのに、場を温もりで包むのだ。
いつも使っているはずなのにいまだにはっとすることがある。料理を載せた時に
お皿が笑ったように見えるから。
まるっこい急須には愛嬌がある。
人が作るものは、その人に似るのだなあ。
熟れた菊の散り際をふっくらと受けとめたこの壺を、なんと形容していいものか?
未だ言葉にならないでいる。
子ども、学生、大人たち、老若男女誰も彼も、このうつわたちに触れて欲しい。
肩の力をふっと抜いて、素の自分が一番いいのかもね。そんな気持ちに寄り添
うような、小野哲平のうつわたち。
会期 令和二年 二月七日(金)~二月十六日(日)火曜定休
作家在廊日七日・八日
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暮らしを楽しむものとこと
Shoka:
http://shoka-wind.com/
沖縄市比屋根6-13-6
098-932-0791(火曜定休)
営業時間 12:30~18:00