Please Mr. Fireman!「ジリリリ・・・」火事だ!さあ、どうする?



「ジリリリリ!」


真夜中、ベッドの上、火災警報器の音で目が覚めた・・・


火事だ!!


さあ、あなたならどうする?


まずは辺りを見回そう。
 

case1. 周囲に火の手や煙が確認できない場合


まず火元を確認することが先決。
その時、手に消火器を持って動けば、火元を見つけてすぐ消火できる。
アパートやマンションに住んでいる場合は、
異常や火元が見つからなくても、とりあえず1階に避難しよう。
 

大きなマンションなどは、一カ所で火災が発生したら、マンション中の警報器が鳴り響く。
駐車場にも設置してある建物なら、外で車などが燃えても各部屋に設置してある警報器が鳴る場合もある。
火災警報器が鳴ったからといって、必ずしも屋内が燃えているとは限らないのだ。


その場合、確認のために消防車が向かう場合もある。
消防士が警報器の受信盤を確認し、どこに設置してある警報器が鳴ったのかを特定する。
特定された警報器の設置場所を確認し、その階や場所に異常がないことが確認できたら、ようやく避難者は部屋に戻ることができる。


ちなみに、火災警報器は湿気による誤報がたまに発生する。
 

case2. 火の手もあがり、まわりが煙に包まれている場合


まず、「火事だー!!」と大きな声で叫ぼう。
周りに知らせることで、避難を促せるし応援を呼ぶことができる。
 

火がまだ壁や天井にまで燃え広がっておらず、平面(床)にとどまっているときは、消火器で消火しよう。
すでに壁や天井に燃え広がっていたら消火器では手に負えない。すぐに避難しなければならない。
その時、着ている洋服でもなんでも良いので(本当は濡れたタオルが望ましい)、布で口と鼻を押さえ煙を吸わないようにし、身を低くして逃げよう。
火の手は上に上にあがっていくため、平面への広がりはスピードが遅い。


身をできるだけ低くして、煙を吸わないようにして逃げよう。 
 

消太郎