2011 10月


 
– – – プロダクトにも、語るべき言葉はある 
 
当店では家具と文具を主に扱っていますが、
文具に関してはメーカーが作ってる製品、つまり「プロダクト」が多いんです。
作家ものは今の所あまりなくて・・・作家ものを否定しているわけではないのですが。
 
品質が良い割りに価格が安いから、という理由もあるんですが、
メーカーの営業や企画の方とお話する機会が多くて、
当たり前なんですけどみんなすごく真剣なんですね。
製品一個作るために、企画担当がまず企画出して、営業の人が「これはダメだよ」ってダメだしして、みんなで「ああしなきゃこうしなきゃ」って煮詰めて・・・すごい沢山の人が関わってる。
良い大人が一つの便せんのデザインについてあれこれ言い合ったり(笑)。
そうしてやっと商品としてできあがったら、次は一生懸命売りに歩くわけです。
 
そして、関わっている全員がこれで食ってるわけです、家族を養ってる。
だから真剣度が違うというか。
そういう想いの強さをプロダクトに対して私は感じるんです。
 
作家ものだったら作家さんがダイレクトに想いを伝えられるけれど、
プロダクトは普通に買われていくだけ。
それは違うんじゃないかなって。
プロダクトにも、語るべき言葉はあるんです。
 


 
– – – 日本製品の使い勝手は最高峰、デザインとの間で妥協点が見出せればOK
 
実は私、以前雑貨メーカーの営業してたんです。
だから、自分の経験も関係してるのかもしれませんね。
 
メーカーにいたので、どうやって一つの製品ができるかをリアルに見ていて、
物ってそう簡単にできるものじゃないって知ってるんです。
お金もかかるし、失敗できないから。
様々な過程を経て淘汰されて、最終的に残ったものだけがこうして商品になって流通しているのだから、プロダクトって本当にすごい物なんだって思う。
だから、最終段階の手前にいる小売店がそれをお客さんに伝えなきゃって。
 
文具なんて特にそうですが、日本人の技術たるや、まさに世界最高峰だと思います。
フランス、イギリス、ドイツ等の製品はさすがにデザインは素晴らしい。
でも、ここまで使い勝手を追求して作っている国はありません。
とはいえ、日本の製品はデザインがイマイチの物も多い。
そこに妥協点が見つけられるかどうかってことなんです。
「これは無いわ」というデザインなら、どんなに便利でも当店で扱えないけれど、
「これだったら許せるわ」というラインであれば販売しています。
 


 

 
– – – 使い勝手も兼ね備えていないと、デザインとは呼べない
 
プロダクトだって、どれもデザイナーがデザインしてるんです、
それが「社内デザイナー」だってだけで。
でも、有名なデザイナーだから偉いというのではないと思うんです。
 
13年くらい前、ある世界的デザイナーがコンビニエンスストアと共同でステーショナリーシリーズを開発して売り出したことがありました。
それが文句なくカッコいいんですよ、でも使えない。
はさみはすぐ切れなくなる、テープカッターはテープが切れない。
どんなに見た目が素敵でも、使えないんじゃしょうがない。
 
結局、そのプロジェクトは2年くらいで終了、
製品も店頭からも消えちゃいました。
 
美しさと使い勝手のバランスを考えてデザインしたものでないと、
デザインとは呼べないんじゃないかと思うんです。
そういう要素を全てクリアして一つのものを完成させるのは実はすごく難しいこと、
だって、こんな有名なデザイナーも苦戦したわけですから。
 
私もデザインが優れたものはもちろん大好き。
でも、機能や使い勝手がある程度の基準まで達してない場合は販売しません。
そこはシビアに選り分けしています 
 

 

 
– – – オープン当初、品揃えも悪かったのにお客様は大喜びで
 
12年前、東京から主人のふるさとである久米島に移住し、
その2年後に本島に移り、すぐに主人とともに店を始めました。
最初はハーバービューホテルの近くにオープンさせたんです。
 
東京にいた頃、
「いずれは沖縄に行かないといけないんじゃないかな」
という想いは、漠然とありました。
 
15年前くらいに、東京で「第一次沖縄ブーム」があったんです。
喜納昌吉さんやりんけんバンドさんが大人気になって。
当時、「uruma」という雑誌も大きな書店に置かれてました。
その中で「マルチメディアアイランド構想」という計画が沖縄で行われると書かれていて。
「これからIT化が進んでどこでも仕事ができるようになるから、
沖縄のような人件費の安い場所に多くの『サテライトオフィス』ができるだろう。」
というようなことが書いてありました。
だから、
「こういうことに携わる人たちをターゲットにすれば良いのでは?」
と思ったんです。
先進的な分野で働く人たちが使う机や家具と、
文具を中心とする雑貨を販売しようと店を始めたんです。
 
でも、結局そのマルチメディアアイランド構想は言われていたほど進まなかったし、
ターゲットにしようと思っていた人々もこだわりどころが違うというのが、オープンして1ヶ月くらいでわかったんです(笑)。
 

 

 
また、オープン当初は品揃えも良くなかった。
というのも、仕入れ段階で「沖縄の店です」っていうだけでメーカーさんが3歩くらい後ずさりする時代だったんですよ。
沖縄には雑貨屋さんがそんなに多くなかったし、
その上「個人で始める」って言うと、代金を回収できないんじゃないかと怖がるんですね。
その頃、実際にメーカーさんが回収できなかった雑貨屋さんも結構あったらしくて。
店の規模も大きくなかったし、自分たちが思うような仕入れができてなかった。
 
でも、来てくださるお客さんはなぜか大喜びだったんですね。
なんでだろう?って思うくらい。
変な場所にあるし広告も出したことなかったのでごった返すことはなかったけど、
来たお客さんはとても喜んで帰って行く。
 
この手の店が当時はあまりなかったんですよ。
じゃあそれぞれ雑貨と家具のニーズをもう少し冷静に見極めて伸ばしていこうということになって。
 

 
– – – 男性のお客様が30分いても面白いと思えるように
 
家具については、問い合わせのほとんどがオフィス家具ではなく家で使うものでしたから、そういう物を多く置くようにしました。
 
雑貨は、「足りないのは文具だ」って私自身が感じてたんです。
文具って、子供から大人まで自分専用を持っていますよね。
自分の好みを一番反映するもので、価値観もそれぞれ。
デザイン重視、使い勝手重視、100円均一でオッケー・・・。
じゃあもっと選択の幅を広げても良いんじゃないかな?と。
 
また、男性って何でもこだわりを持って買うイメージがあったので、
男性のお客様が30分いても面白いと思えるようなお店が良いなと。
「男の人は裏切らないわ」とも思っていました(笑)。
女性は切り替えが早いので新しいお店に移ってしまいがちですが、
男性は一度気に入ってくれたら長くお付き合いして頂けると確信していました。
じゃあ男性が楽しめる分野は何かというと、文具かなと。
それで文具に特化していったんです。
 

 

 

 
– – – 「自分のお気に入り集めました」というのは違うんじゃないかと
 
特化する分野の決定理由は、自分の好き嫌いではないですね。
 
私、自分が好きだというだけで商品として売るのは違うんじゃないかと思ってるんです。
嫌いなわけじゃありません、もちろん。
ある程度の基準で好きな物ではありますが、
「自分のお気に入り集めました、これ買ってください」っていうような立場ではないと思っています。
そんなことは言えません、お金払って使うのはお客さんですから。
 
自分の目で見たり実際に使ったりして、
これだったら価格と使い勝手とデザインのバランスがとれている、
これだったらうちに来てくれるお客さんだったら使ってくれる、
という物を選びます。
 
お客様についてのイメージが明確にあって、
ものを使ってて「楽しいな」って思える人が良いんです、何でも良い人じゃなくて。
「これを使ってるオレってちょっと良いな」とか、
「このソファーを使えて私毎日幸せだわ」とか。
そういう方々が好きかどうか、使ってくださるかどうかを想像するんです。
 

 

 
– – – 「大きな店」の意識では動いてないんです
 
最初の店をオープンさせてから4年経った頃、
インテリアの問い合わせが増えてきたので別の店舗にわけたんです。
住宅地の奥深く、人知れずな場所に。
 
そうしたら、「こちらに移転してこないか」というお話を頂いたので
また一つの店舗に戻りました。

店が大きいので、
「もしかして金持ちがやってるんじゃないの?」とか
「もともと何か大きな仕事をやってたひとがやってるんじゃないか」って勘違いされがちなんですけど、全然そうじゃないんです。
つても友達もいないところで個人事業として始めて、
今の場所に移ったのはご縁があっただけ。
だから、大規模店の意識では動いてないんです。
 
沖縄にも、個人でやっていて雰囲気の良いお店がありますよね?
それと同じことをこのお店の規模でやりたいと思っているんです。
 
でも、その誤解がプラスに働くこともあって。
例えばメーカーさんが親切になりました(笑)。
 
以前は「これのサンプルください」って言ってもまずくれなかったし、
そもそも営業マンなんて来なかった。
もちろん、私たちのやりたいことを理解してくれて昔から協力してくださっているメーカーさんもいらっしゃいますが、
移転してきてから増えましたね。
 
そうなると、結局お客様のためになることが多いんです。
筆記具に名前をいれるのもお金がかかるんですけど、
「じゃあこの期間はキャンペーンということで無料になるように協力しましょう」
なんていう風に。
お客様にもメリットがあるし、
こっちに来て始めてできるようになったことも沢山あるから、
お店を広くして良かったなって今は思いますね。
 

 
 
– – – 家具を買うときはメリハリをつけて。気に入ったものは妥協しない、他の部分で削れば良い。
 
家具を購入なさる方は、新築や引っ越しを控えた方が多いので、
図面を頂いて、テーブル、椅子、カーテン、ソファー、テレビボード、という感じでトータルでご相談を受けて、予算をふまえて提案して行くことが多いです。
例えばカーテンなんかは特にスタイルや値段があまりにもピンキリなので、
お客様も自分がどういうものを求めているのか、はっきり把握している方は少ない。
なのでお話を伺ってこちらでピックアップしてご提案することもあります。
トータル予算がこれくらいだから、と、予算に応じて購入できるようご協力します。
 
とは言っても、椅子一脚からでももちろん販売していますし、
デザインは気に入っているけれど予算が合わないという場合は
似たような雰囲気で他の商品を提案させて頂くことも可能です。
 
当店にはデザイナーものでない家具もあります。
もともと主人の実家が家具屋をしていますから、
家具屋が扱う商品もご提供できるんです。
 
良い家具を長く使ってもらいたいという思いはありますが、
予算に合わない方をお断りするのではなく、色々な方向からご提案させていただいてます。
 
でも、こだわりどころはこだわって、メリハリをつけた買い方をお勧めすることが多いかもしれません。
好きな物をあきらめて妥協してしまうよりは、
気に入ったものは頑張って買って他のところで削る、という感じ。
 
「これが良い!」と納得したら買うという買い方、
私にも経験があります。
昔、1万5千円の洗濯機を買いにいったのに、
日本初上陸のイタリアメーカーのドラム式洗濯機を30万払って買った事があります(笑)。
店員さんの説明を聞いていたら
「洗濯機は絶対これが良い!」
って思っちゃったんですね。
 

 

 
– – – 10年前のソファが捨てられない。じゃあ張り替えたら良いんじゃないかな?って。
 
主人がメンテナンンスの技術も習得したので、
ソファやテーブルの傷の補習もお受けしています。
 
10年前くらいに買ったソファを買い替えようか悩んで来るひと多かったんですね。
その頃にある程度の金額を支払って買われたソファって
土台もしっかりして結構良いものが多いんです。
それを捨てるのも惜しい。でもへたってるし・・・って踏み切れない人が多くて。
 
だったら張り替えたら良いんじゃないかな?と思ったんですよね。
うちはお店だから新しい物を売った方が良いではあるけれど、
そんなに悩むということは今のソファーがお気に入りなんじゃないかな?って。
 
それで何度か張り替えをお受けしたんですけど、
お客様の満足度が非常に高くて。
好きで買ったソファが新品になって帰って来て、しかも捨てないですむから無駄にならないし、張り地が変わるからイメージも変わるし。
それで「嬉しい~!」って。
 
そうやって喜んで頂けると、やっぱり私たちも嬉しいですよね。
やってよかったなって。
 

 

 
– – – 何でも良いではなく、自分の基準で物を選ぶ
 
インテリアも文具も売っているけれど、売り方はだいぶ違います。
でも「使う物」という点は共通しているので、感覚は同じ。
そして、今後はオリジナルを増やしていきたいと思っています。
 
家具は、主人が図面を引いて作るソファやテーブルを既に販売しているので、
もっと数を増やしていきたい。
 
文具は、これまで相当数の商品に触れてきて、
「これがもうちょっとああだったらな~」って思う商品もあるし、
結局仕入れたい商品がないから扱ってないカテゴリーもあるので、
オリジナル商品でそこを埋めていけたら良いなと。 
 
店名の「module(モジュール)」は「基本単位」という意味。
その基本単位をお客様ご自身にしてはどうでしょう、という想いを込めました。
何でも良いではなく、自分の基準で物を選ぶ。
使っていて気持ちの良い物を、自分に似合う物を。
 

写真・文 中井 雅代

 
 
module(モジュール)
那覇市旭町116-37沖縄県南部合同庁舎1F
(「ゆいレール」旭橋駅から徒歩2分
バスターミナルから徒歩0分)
Tel 098-988-0865
Fax 098-869-6117
Mail info@module-okinawa.com
open 平日 10:00-20:30 / 日曜 12:00-20:30
close 第1日曜日
 
HP:http://www.module-okinawa.com
ブログ:http://module1.exblog.jp

 

2011 10月


 
Wrok Shop 手作りアクセサリー教室
第2回ロングネックレス 山田美香

 
日時
2011年10月15(土)第1回 11:00~ / 第2回 14:30~
2011年10月29(土)第3回 11:00~ / 第4回 14:30~
 
開催場所
handmade accesories Daisy 店内工房
 
定員
各回8名
 
講習料
5,000円(材料費/作品レジュメ)
 
HP
http://www.daisy-hm.com/workshop/workshop002.html
 

 

2011 10月


 
「カメラを買いたいんですけど、PEN と kissどっちがいいと思いますか? 」
一番多くいただいた質問です。
なので、「初心者が買い足すならこのレンズ!」を変更して、「PENにするかkissにするか」を先に。
 
PEN と kiss どちらも良いですよね、魅力的…。
私はkissを使ってますが、何度もPENの誘惑にカード切りそうになりました。
そしてこの記事を書いたがために今もまた…。
でも皆さん一様に「PEN か kiss」にまでは選択肢を絞ってるのがすごい。
女子カメラ初心者のための勝負はPEN と kiss の一騎打ちなんですね。
 
さて、質問の答えですが、
私の答えを書いてみたところで、それがみなさんにも当てはまるとは思いませんので、
一緒に考えてみましょう。
 

ご自身のカメラの使い方で最優先したいことを決めれば、自然とどちらかに決められると思うので、これまで聞いたことのある優先事項を書いてみます。
■毎日持ち歩きたい 
■お店の商品撮りぐらいしか使わない
■これからかなり上手くなるつもり! なので上手くなっても物足りなくないもの
などなど。

 
■毎日持ち歩きたい → PENの勝ち
趣味で写真を撮る事が多く、素敵な場面に出会った時にカメラを持ってないなんて残念すぎる!
という方にはやっぱりPENです。
重量としては、見た目に反し結構重いと思うのですが、kissのかさばりったらないですよ。
kissが一台、バッグに入っているだけで身軽さが失われる感じです。
私はカメラに合わせてバッグを買い替えたくらいです…。
  
■お店の商品撮りぐらいしか使わない → kissの勝ち
皆さん同列で比較してどれがいいかと悩んでますが、実はこの二つ値段が全然違います。
価格コムでそれぞれの最新機種の値段を比較してみると…。
kissX5 ¥55,178
PEN E-P3 ¥83,151
PEN Lite E-PL3 ¥61,000
 
PENの高いこと高いこと。
定期的に「PENが欲しい熱」が上がる私が買えない理由はこれですよ(T_T)。。
一台すでにカメラを持っているのに、贅沢かなって…。
趣味ではなく、仕事道具としてなら一番安いkissが良いですね☆

 
■これからかなり上手くなるつもり! なので上手くなっても物足りなくないもの → kissの勝ち
写真にはまってくると、だいたい次に気になってくるのが新しいレンズ。
だとすると、交換レンズが安価で豊富に揃っているメーカーのカメラがいいです。
5万円以下でざっと見てみましたら純正で下記のような感じ。
 
PENだと7,000円から40,000円でいまのところ5つ、
5万円以上だともっとありますが、現実的な値段のものだけチョイス。
 

画像クリックで拡大します

 

kissはさすがレンズ豊富!
だけど…、10万とか20万とか買えない値段が沢山並んでます。
ピンクで囲ってるのが5万円以下です。
 
カメラを持っていない段階からレンズの心配なんて、しなくてもいいかなと思わなくもないですが。
レンズを楽しみたいくらいハマる予感のする方には、やっぱりkissなんですかね〜。
 
PENもkissも他社メーカーのレンズも使えるので、一概には言えないのですが、
レンズが揃うのがこれからなのがPEN、
既に沢山あるのがkissです。

 

画像クリックで拡大します

 

読者さんが送ってくれた「優先事項」にお答えしてきましたが、
私が気に入っている選び方はこれ!
親しい友達が持っているカメラと同じ機種を買うです。
本や、雑誌を開いて、一人で学ぶのももちろん大切ですが、
自分よりちょっと知ってる友達からの軽いレクチャーがあると、一足飛びに腕が上がる感じを味わえると思います。
 
他にも、「こんな私はどれを買ったらいい?」がございましたらぜひ、メールにてお送りください☆

 

 

 

2011 10月


 
「カメラを買いたいんですけど、PEN と kissどっちがいいと思いますか? 」
一番多くいただいた質問です。
なので、「初心者が買い足すならこのレンズ!」を変更して、「PENにするかkissにするか」を先に。
 
PEN と kiss どちらも良いですよね、魅力的…。
私はkissを使ってますが、何度もPENの誘惑にカード切りそうになりました。
そしてこの記事を書いたがために今もまた…。
でも皆さん一様に「PEN か kiss」にまでは選択肢を絞ってるのがすごい。
女子カメラ初心者のための勝負はPEN と kiss の一騎打ちなんですね。
 
さて、質問の答えですが、
私の答えを書いてみたところで、それがみなさんにも当てはまるとは思いませんので、
一緒に考えてみましょう。
 

ご自身のカメラの使い方で最優先したいことを決めれば、自然とどちらかに決められると思うので、これまで聞いたことのある優先事項を書いてみます。
■毎日持ち歩きたい 
■お店の商品撮りぐらいしか使わない
■これからかなり上手くなるつもり! なので上手くなっても物足りなくないもの
などなど。

 
■毎日持ち歩きたい → PENの勝ち
趣味で写真を撮る事が多く、素敵な場面に出会った時にカメラを持ってないなんて残念すぎる!
という方にはやっぱりPENです。
重量としては、見た目に反し結構重いと思うのですが、kissのかさばりったらないですよ。
kissが一台、バッグに入っているだけで身軽さが失われる感じです。
私はカメラに合わせてバッグを買い替えたくらいです…。
  
■お店の商品撮りぐらいしか使わない → kissの勝ち
皆さん同列で比較してどれがいいかと悩んでますが、実はこの二つ値段が全然違います。
価格コムでそれぞれの最新機種の値段を比較してみると…。
kissX5 ¥55,178
PEN E-P3 ¥83,151
PEN Lite E-PL3 ¥61,000
 
PENの高いこと高いこと。
定期的に「PENが欲しい熱」が上がる私が買えない理由はこれですよ(T_T)。。
一台すでにカメラを持っているのに、贅沢かなって…。
趣味ではなく、仕事道具としてなら一番安いkissが良いですね☆

 
■これからかなり上手くなるつもり! なので上手くなっても物足りなくないもの → kissの勝ち
写真にはまってくると、だいたい次に気になってくるのが新しいレンズ。
だとすると、交換レンズが安価で豊富に揃っているメーカーのカメラがいいです。
5万円以下でざっと見てみましたら純正で下記のような感じ。
 
PENだと7,000円から40,000円でいまのところ5つ、
5万円以上だともっとありますが、現実的な値段のものだけチョイス。
 

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kissはさすがレンズ豊富!
だけど…、10万とか20万とか買えない値段が沢山並んでます。
ピンクで囲ってるのが5万円以下です。
 
カメラを持っていない段階からレンズの心配なんて、しなくてもいいかなと思わなくもないですが。
レンズを楽しみたいくらいハマる予感のする方には、やっぱりkissなんですかね〜。
 
PENもkissも他社メーカーのレンズも使えるので、一概には言えないのですが、
レンズが揃うのがこれからなのがPEN、
既に沢山あるのがkissです。

 

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読者さんが送ってくれた「優先事項」にお答えしてきましたが、
私が気に入っている選び方はこれ!
親しい友達が持っているカメラと同じ機種を買うです。
本や、雑誌を開いて、一人で学ぶのももちろん大切ですが、
自分よりちょっと知ってる友達からの軽いレクチャーがあると、一足飛びに腕が上がる感じを味わえると思います。
 
他にも、「こんな私はどれを買ったらいい?」がございましたらぜひ、メールにてお送りください☆

 

 

 

2011 10月

Day1

ワンピース:COVER
パンツ:フレンチコネクション
スニーカー:コム・デ・ギャルソン × H&M
 

スカーフ:agnès b.
 
Day2

ワンピース:PICTURES
サンダル:GUCCI
 
Day3

トップス:LIUJI KINJO
バッグ:ベルギーにて購入
パンプス:サンエー
 
Day4

ワンピース:LEQUIO
パンツ:フレンチコネクション
靴:ノーブランド(ロンドンのビンテージマーケットで)
 
Day5

シャツ:LEQUIOSIAN
ジーンズ:ヴィンテージ
靴:GEORGE COX
 
Day6

ジャケット:中村洋装。
インナー:PICTURES
パンツ:ZARA
パンプス:サンエー
 
Day7

ワンピース:YOKANG
サンダル:GUCCI
  

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

 
「今までは沖縄ブランドにほとんど興味なかったんです。
でも、帰国した時見てたら『へ〜、カッコいいじゃん!』って。」
 
ロンドン在住の恵美子さん、
行きつけの首里のショップ「VIVACE」の服に
ロンドンで購入したヴィンテージアイテムを合わせるのが彼女流。
 
ブランドイメージをちょっと崩して着るのが好きだと言う。
 
「シンプルでシックな『COVER』のワンピは、
脚を出してヒールのパンプス合わせる人がきっと多いでしょ?
それも素敵だけど、私はスニーカー合わせたいな〜。」
 
LEQUIOSIANのシャツは、
ラバーソールの靴にサングラスでロックに。
YOKANGのワンピも、靴下を合わせてカジュアルダウン。
 
そういえば、ブランドイメージって着る側が無意識に作り出した部分も多い。
デザイナーのお友達も多い恵美子さん、
ブランドの可能性を狭めず、新たな魅力を引き出す着こなしはさすが。
 
「ブランド」というだけで、
つい敷居が高いと感じてしまいかねないが、
恵美子さんの着こなしテクが、その存在をぐっと身近なものに引き寄せてくれる。
 
サングラスやスカーフ、バッグなどの小物類にヴィンテージアイテムを使用すれば、
「沖縄ブランド」×「ロンドンヴィンテージ」のコラボコーデが出来上がり。
ロンドンのマーケットに行く機会が得られなくても、
古着や手持ちのカジュアルアイテム、プチプラ小物を合わせたらきっと面白い。

個性の強いアイテムも、
シンプルなパンツやデニムを合わせると、
一張羅から日常着に。
 
恵美子さんのように、自分スタイルで沖縄ブランドを楽しんでみては。
 

写真・文 中井 雅代

 
VIVACE
那覇市首里石嶺町4-318
HP:http://www.vivace-life.jp/index.html

 

2011 10月


 
金城徹 1から生まれる10 
 
期間:2011/10/8(sat) – 10/16(sun) 
時間:10:00~19:00 ※CLOSE13:00~15:00
会期中無休 入場無料
HP:http://www.garbdomingo.com/news.html
 
ひとつのテーブルの上に散らばるモノ。
鉄や木を使ったオブジェが織りなす作品展
 

2011 10月


 
「このカフェ行きたい!」「どこ?!」
とのお問い合わせが多かったカフェ。
「HADANA」さんの取材でお世話になった「cafe aura」は、恩納村にあります。
 
ランチのパスタ。
ほのかな辛味が効いていて、海の幸がトマトソースに合う☆
 

 
造りはシンプルでモダン。
でも、かっちりし過ぎないようにと、
床や壁の塗装はご自分でなさったそう。
 
家の後ろには木々、目の前には川(!)という立地も面白い。
 

 
大きなテラスから明るい日差しが射し込むので、
店内どこにいても屋外にいるみたいに気持ち良い。
でも、コンクリだからか中はひんやりで言うこと無し。
 

 
カフェの奥へと続く廊下沿いにあるお部屋は自室。
そう、お店と自宅が一緒になっているのです。
食事はあの気持ちの良いカフェスペースでとるとのこと。
羨ましい〜!
 

 
一番奥のお部屋はなんと、
エステのスタッフ山田さんによるアロマサロン。
茶色ベースでバリのスパのような雰囲気も。
「アロマを終えてそのままカフェでランチ」なんて流れ、最高〜☆ 
 

 
カフェオーナーのNさん、
とにかく明るい!
葉棚さんご夫妻とも仲良しで、
葉棚さんとNさんの豪快な笑い声につられて私も爆笑!
 

 
ご飯も美味しいし、目の前は川、すぐそこには海。
那覇で見る景色とは全く違う異空間。
時間の流れも違うような不思議な場所で、
テラスに座ってると永遠に「ぼー」っとしていられそう。
 
ご自宅が併設されているだけあって、
店全体の雰囲気がすごく親密な感じ。
スタイリッシュな外観と、
「やあやあ、いらっしゃい」という気さくさのミスマッチが素敵。
 
また必ず、「ぼ〜〜」っとしに行きます☆
 

写真・文 中井 雅代

 

cafe aura(カフェ アウラ)
沖縄県国頭郡恩納村字真栄田2253-3
098-989-9001
open ランチ:12:00〜15:00
カフェ&バー:18:00〜23:00
(15:00〜18:00の間はドリンクのみオーダー可能)
close 月
 
aroma salon Ruhe *
(アロマサロン ルーエ)
12:00〜19:00(最終受付)
ブログ:http://aromaruhe.ti-da.net
 
 

2011 10月

生活工芸プロジェクト・著 2,100円 リトルモア/OMAR BOOKS  
 
― 普通にいいもの ―
 
頭を使わず、お茶を飲みながらぼーっと眺めていたい本を一冊ご紹介します。
 
この本は金沢21世紀美術館で開催された『生活工芸』展に合わせて制作されたもの。
暮らしの目利きたちが選んだ生活工芸品が、淡い色合いを背景に収められている。
 
ポイントはそれらが全て生活の中で身近にあるものだということ。
木のボウル、ハンガー、ほうき、無地のトートバッグ、亀の子たわし、ボタンなど魅力的な品の数々。でもこれって普段私たちが毎日目にしているものだったりする。
 
ただ目利き(三谷龍二・深澤直人・高橋みどり・平松洋子、他14名)が選んだからとあって、選ばれた工芸品は皆、シンプルで使い勝手が良さそうで過剰な装飾がなく美しい。
  
「生活工芸」という言葉があるのかなあ、と思っていたらそれに答えるごとく、冒頭にガラス作家の辻和美さんの言葉があった。実際にそういう言葉はなく、「生活」と「工芸」を辞書で調べて合わせるとこういう意味になるそうだ
 
―暮らしの中の実用性と美的価値を備えた工作物―。
 
うーん。
でもこの展覧会のディレクションをした辻さん自身も分からないなりにやっていく中で焦点があってきたという。
この本をぱらぱらと捲っていくうちにその輪郭がなんとなく掴めてくるような気もする。
  
美術品のようにただ眺めているだけでは生活工芸品の価値は半分。
生活の中で長く使い続けて初めて本当の美しさを実感できる。
そう、美を実感出来るってことが一番大きいのでは、と思う。
 
この本のページを開いてみて、普通にいいものがこんなにある、と気付かされた。
100ものアイテムが並ぶこの本、目の保養になるのと同時に、
物の見方が変わる一冊です。
 
生活の中にお気に入りのものがひとつあるだけできっと毎日が全然違う。
自分のベスト生活工芸品をあげてみるのも面白いかもしれない。 
 
まずは身の周りにある小さなものの良さを見直して、大事にすることから始めてみよう。

OMAR BOOKS 川端明美




OMAR BOOKS(オマーブックス)
北中城村島袋309 1F tel.098-933-2585
open:14:00~20:00/close:月
駐車場有り
blog:http://omar.exblog.jp 
 
 
 

2011 10月

 
 
東北大震災復興支援 陶器展示販売会
 
ヤンバルで陶芸活動されている、螢窯(じんじんよう)の山上學様に架け橋になって頂き、「被災産地の復興を願うやちむん交流展  テーマ:”泡盛を美味しく呑む酒
器”」 を開催いたします。
 
被災地救援を主体にし、交流も考慮した展示会です。
 
「今回の大震災では、「沖縄で学び、益子で育った」と語る、陶芸家濱田庄司ゆかりの 地、益子をはじめ、北関東の産地も大きな打撃を受けました。登り窯はほぼ全滅、余震を警戒してしばらくは生き残った窯を焚くこともままならなかったといいます。
 
沖縄の戦後復興は壺屋から始まったと言われていますが、やきものの復興が3.11復興のひとつのはずみとなることを願い、ZUKでは、取扱作家と被災産地作家の「やちむん交流展」を企画しました。伝統にこだわらない、ユニークな現代作家の展示会です。」
 
お酒に関する器を並べます。
 
酒器がテーマですので、お酒の周りの品々、アイスカップ、カラカラ、小皿、箸置き等色々取り揃えます。
 
沖縄の陶芸家の作品はその売上の一部を
被災地への義援金として寄付いたします。
 
沖縄の陶芸家の方たちも快く引き受けてくださいました。
 
沖縄の陶芸の素晴らしさと、益子、笠間の陶芸家の方たちの作風を見比べて楽しんで頂ければと思います。
 
“交流展”ですから、双方の作風を確認しつつ、新たな作品へのきっかけにもなれば
とも思います。
 
益子、笠間の8名の作品と、沖縄県の陶芸家9名の作品、総勢17名の作品を展示販売致します。
 
17名がそれぞれオリジナリティーに富んだ展示会となります。必見です。

 
―開催日時―
10月4日(火)~10日(月)まで
時間 10:00~21:00
場所 那覇市牧志2丁目1-21  (国際通り三越デパート様向かって左隣)
   ZUK(ズック) 3階ギャラリー 
電話 098-943-2109
FAX  098-943-2129
入場無料

 
<<作家名>>
―益子、笠間―

益子:成田真澄・ダグラスブラック・アンドリューゲムリッチ・横尾聡・浅田恵美
子・後藤義国

笠間:藤本均定成・新井倫彦
 

―沖縄県在住作家―

・螢窯(山上學)、・Atelier COCOCO(ヨコイマサシ)、・糸満茜、・陶房眞喜屋(眞喜屋修)、・一翠窯(高畑伸也)、・ことりの(森永竜也)、・長谷川奈美、・伊達政仁、・大石政延、
 
各作家の作風もそれぞれオリジナリティーにとみ、見ていても楽しくなる酒器ばかりです。
どうぞ、ご来店頂きその作品をご覧頂けたらと存じます。
 

 

 

 

 

2011 10月


 
卒業制作デザイン展 Design Popcorn
 
2011 年4 月より、沖縄市コザではOffice BULAT (オフィスブラット)が主催するアーティスト拠点整備事業「OkinawaART PROJECT」が展開されている。
この「Okinawa ART PROJECT」では沖縄市コザ周辺の空き店舗のリノベーション(改装)を行い、アーティスト・クリエイターのアトリエとして再利用することで、空き店舗の活用と一番街商店街の活性化を提案している。
この度、その空き店舗を使って、沖縄県浦添市にあるデザイン専門学校インターナショナルデザインアカデミー(I.D.A)ファッションビジネス科の卒業制作展が10 月14 日(金)から3 日間開催される。
 
ファッションビジネス科では『FYI』・『a palette;』という2つの「アパレルショップ」が期間限定オープンする。この2つの店舗は、
企画から内装デザインまですべて学生の手がけており、ショップに並ぶ約300 着の服は実際に試着・購入が可能である。
また、このリノベーションが行われたショップの内装デザインなど様々な創意工夫が凝らされており、空き店舗活用の事例
としても非常に興味深い。IDA の卒業制作展が終わった後は、新たな入居者を募集している。コザ周辺でアトリエやショ
ップを持ちたい方は是非とも足を運んで欲しい。
 
※ イベントの詳細については下記のWebサイトよりご参照いただけます。
I.D.A公式サイト:http://www.ida.ac.jp/
ショップ「a Pallet;」ブログ:http://plt05ida.ti-da.net/
沖縄クリエイターズヴィレッジ:http://www.oc-village.com/
沖縄アートプロジェククト:http://www.okinawa-art.jp/
 
■日時・場所
◆ショップ販売◆
日時:2011年10月13日(木)~10月16(日)
    11:00~20:00
場所:沖縄市一番街
学科:ファッションビジネス科 ショップビジネスコース
    (2店舗展開 ショップ名:『FYI』・『a palette;』)
    『a palette;』の広報ブログ:http://plt05ida.ti-da.net/
 

2011 10月


WORK WEAR のままじゃ、もったいない。
期間:2011年10月13(木)〜10月16日(日)
時間:午前11時〜午後8時
場所:沖縄市中央1- 6- 20
ブログ:http://dclog.jp/1991_tomomi/